ヒロさん、はじめまして。
最近は部員の数も減ってますから、私んところも一緒にやっちゃってますね…。た
だヒロさんとこの一年生は「初めて防具を着ける…」とありますので、その前の準備
は必要かと存じます。
(一年生)本人たちのヤル気にも因りますが、大体3ヶ月位が目安でしょうか…。と
いうのも、ちょうどそこが一学期終わりに差し掛かる訳で、節目の目標にはなりやす
いです。その間、本格的に剣道を始めるかどうかの猶予になりますし、ご父兄の防具
購入のタイミングにも合致します。その間、足捌き・素振り・竹刀への打ち込み・所
作・礼法・掃除・道具の扱い方・基礎体力…などなど、結構覚えなきゃイケないこと
沢山あるんですよね。それを3ヶ月という即席で教えます。
その間、2年生はあらかじめ決めてある技を回り稽古で行い、一年生を自習または休
憩(見取り稽古)させてる間に、2年生の問題箇所を指摘して指導します。地稽古の
時に個人指導して、個人目標の設定をします。何とかまわしてる感じですね(苦笑)。
そして、夏の稽古期間中に初防具って感じでしょうか。回り稽古に参加させますが、
終始、基本打ちと受けです。基本といっても切返し面・切返し胴・遠間から面・中心
を押さえて面・小手(裏表)・飛び込み胴から始まり、払い面(裏表)・払い小手・
小手面・小手胴・面体当たり引き面等の引き技位まで、仕掛け技の代表的なところを
一気にやってしまいます。夏ですので、回り稽古は前半後半の2回に分け、前半は一
緒に稽古、後半は一、二年生別々のメニューになります。
応じ技は2学期からになりますね。どことなく、学校の場合は「習うより慣れろ」的
なスタンスになりますね。特に中学生の場合は、もの覚えもいいですから、何とか回
っているんだと思いますがね(苦笑)。
あ、あくまでも私のとこの参考です。(^^ゞ