記事タイトル:打突の際、右手を上からかぶせてしまう選手の矯正法 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: mattaman   
駿さんはじめまして、mattamanです。
HIdeさん、ご無沙汰しています.

右手をかぶせて打ってしまう子は、まず第一に右手の竹刀の握り方がきちんとできていないのではないでしょうか。
特に親指が、中指と重なる位置にきていないことが多いと思います.
特に中学生の場合、親指を人差し指と重ねてしまっている子がほとんどなので、
このような手の内の握り方だと打ち方は、絶対に良くならないと私は考えています.
それから、中学生の場合、「のばす」ということを勘違いしている子がおおいと思います.
むりやり、右手を文字通り関節と骨がを伸ばすようにする子がいます。
これでは、かえって力みがはいってしまい、のびなかったり、
右手をかぶせてしまうのではないでしょうか。
実際に自分でやってみるとわかると思うのですが、
「前になれ」の位置から、手を内側に力をぬいてひねる(ねじる)と腕はすこし伸びます.
人間の身体は直線的なうごきよりもねじりやひねりを入れるほうが、自然にまたパワフルに動くようです.
ですから、右をかぶせてしまう子には
・右手の手の内の握り方を変えさせる
・うでの伸ばし方をかぶせることから親指をかえすようにひねらせる
ことで、治ると思います.
うちの中学校では、ほとんどこれで治せます.
我流の指導法ですが、いちどやってみてください.

お名前: Hide.   
to ヨシキさん

>ある意味、右ひじを横に開かないように注意すれば
>絞り込みもできるようになるのかもしれません。

右脇が空かないようにすれば、こういう打ち方にはなりませんね(^^)
左拳が右側にずれ込んでかぶせるような動きになるってことは、当然、右脇が空いてしま
うわけですから。
打突時の右ヒジは「右斜め下」が理想ですかねヽ(^.^)ノ

お名前: ヨシキ   
いろいろな要因が考えられると思います。
Hide.さん、オキクルミさんがおっしゃられているもの以外で言いますと、
右手の握りが原因の一つになっているように思います。いわゆる「しぼり」です。

両手を内側に絞り込むように・・とはいいますが、
手の親指側を内側に絞り込んでしまう人が多いようです。
実際には手のひらの小指側というか、手刀の部分が内側に絞り込まれ、
手刀が竹刀のつるの延長上辺りにくるのが良いのだと思います。
ある先生は、面を打つ時は右手の手刀で竹刀を押す感じだと言っておられました。

また、それに関係することですが、右ひじが横を向いているような打ち方だと、
手の絞り込みがあまくなります。
ある意味、右ひじを横に開かないように注意すれば
絞り込みもできるようになるのかもしれません。

お名前: Hide.   
to 駿さん

>あと、男子より比較的女子に多いように感じました。

女子の方が力がありませんから、そうした傾向になりやすいのでしょう(^^)
上手にクセを矯正してあげられるといいですねヽ(^.^)ノ

お名前: 駿   
有難うございます。ちなみに、生徒は中学生ですが、確かに身長に対して柄の長い生徒はそうい
う傾向にあるようです。あと、男子より比較的女子に多いように感じました。

お名前: Hide.   
そうですね、オキクルミさんがおっしゃるように、腕の長さに対して柄が長すぎるって
いう原因も考えられますね(^^)

正しい柄の長さの図り方ですが、右ひじの関節に柄頭を当てて、ひじを折っていきます。
このとき右手が握れる位置が、構えたときに右手の位置なんですね。これを目安に確認
してみてはいかがでしょうか(^_-)~☆

お名前: オキクルミ   
駿さんの教え子さんの年齢が、何歳なのか不明ですが、柄が体格に対し
長すぎると、どうしても右手と左手が離れすぎ、右腕全体が張り過ぎて
しまい、余計な力が入りがちです。
その教え子さんの中段の構え、左手の位置がおへそではなく盲腸のあたりに
来てませんか? もし、そうだとしたら、竹刀の柄を短めな物に取り替えて
見ましょう。

お名前: Hide.   
「左ひじを伸ばす」という風に指導されてきた生徒は、時として、左手が中に(右側)入
りすぎて「右手でかぶせるように」して打つようです。

この場合、三挙動や一挙動、素振りなどの空間打突で、正しい左こぶしの位置と、左ひ
じの張り具合を教えてやるのがベストだと考えます(^^)

お名前: 駿   
面を打突した際に、右手を上からかぶせ、左手が正中線から外れてしまう生徒がいます。
(特に、近い間合いで打つときに顕著のようです)したがって、一本となりにくく矯正してあげたいのですが、なかなか成果があがっていません。効果的な指導法があればご教示願いたく、お願いいたします。

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る