記事タイトル:試合後の生徒へのアドバイス 


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お名前: Hide.   
To pppさん

>なので私は生徒が自分の試合について考える機会を与えるつもりで
>勝ったときには
>「どうしてあそこで打ったの?」
>「なんで決まったんだと思う?」
>負けたときには
>「何で打たれたんだと思う?」
>「どうしようと思って攻めてたの?」
>とかきいて、その答えから一緒に考えたりしています。

そうですね。これは私もよくやる手法です。ほら、前の子にアドバイスしているうちに次
の子が終わっちゃったとき、試合がよく観れてなかったりするじゃないですか(^^;
でも、いっしょに考えるようにしていると、アドバイスのコツもつかめてくるってもんで
すよヽ(^.^)ノ

お名前: ppp   
いよいよ試合シーズンになり、気になっていたことなので
読ませていただき参考にしました。

どうしたら勝てるか
どうして一本とられたか
を的確に指摘できるようになりたいと思いつつ
なかなか難しい・・・
なので私は生徒が自分の試合について考える機会を与えるつもりで
勝ったときには
「どうしてあそこで打ったの?」
「なんで決まったんだと思う?」
負けたときには
「何で打たれたんだと思う?」
「どうしようと思って攻めてたの?」
とかきいて、その答えから一緒に考えたりしています。

でも、これって結構時間かかるから
次の子の試合が見られないことがあるのよねえ。

お名前: Hide.   
To 江雲さん
>私にも大変参考になりました。Hideさん、ありがとうございました。
恐れ入りますm(__)m

>指導もまた、剣道の一端であり、自分にとって人間形成の道でもありますね。
まさにしかりですヽ(^.^)ノ
指導者の一言が子どもや生徒たちに与える影響は計り知れないくらい大きいんです。その
一言でやる気になったり、反対にやる気を失ったり。それがきっかけとなり、大きく伸び
ることも可能なんです。試合後のコメントは、単にその場のことばかりではなく、子ども
や生徒の先々のことまで視野に入れておかねばならず、本当に難しいものだと思います。

私も練習試合などで会場でアドバイスをすることが多いのですが、生徒が試合を終え礼を
してこちらに走ってくるまでの十数秒の間に「どうしようか・・・」と悩むことも少なく
ありません。
一回口を開けば、自信と確信をもって話してやらなければなりませんので、けっこうたい
へんだと思います。まさに、こちらの人間性と指導力が試されるぎりぎりの場面だと思い
ます。責任重いですよね(^^;


To 交剣知愛さん
>実践して子供たちに浸透するまでには、時間がかかりそうですが、根気強く、監督自ら
>が工夫をしながら(楽しみながら)やっていけたらなあと、思っています。
そうですね、楽しむという姿勢は大切だと思います。指導者が眉間にしわを寄せているよ
うでは、生徒たちは先生の顔色ばかりをうかがうようになってしまいますから。
強豪校でも、監督の顔色をうかがいながらやっている学校をよく目にします。でも、こう
した学校の卒業生は、えてして監督のロボットみたいな生徒が多く、剣道の本当の楽しみ
を知らないせいか、進学してから剣道を続けないケースが少なくありません。

剣道って「どう攻めるか」「どう打つか」って考え工夫するところが面白いんですよね。生徒
たちにそういう楽しみを教えてあげられれば、長く剣道を続けてくれるものと思います(^^)

お名前: 交剣知愛   
 Hideさん。江雲さん。早速のご指導、ご助言ありがとうございました。
 こういう類の話は、自分で学び取る(盗む)ものだと思いますが、虫のいい質問に丁寧にお答
えいただき、ありがとうございました。手帳にメモをして今後の指導に生かしたいと思います。
 両先生方のおっしゃる「本人の考える部分を大切にする姿勢」・・・なるほどと思いました。
実践して子供たちに浸透するまでには、時間がかかりそうですが、根気強く、監督自らが工夫を
しながら(楽しみながら)やっていけたらなあと、思っています。
 いいヒントをたくさんいただき、ありがとうございます。少しでも前進したとき、また連絡い
たします。

お名前: 交剣知愛   
 Hideさん。江雲さん。早速のご指導、ご助言ありがとうございました。
 こういう類の話は、自分で学び取る(盗む)ものだと思いますが、虫のいい質問に丁寧にお答
えいただき、ありがとうございました。手帳にメモをして今後の指導に生かしたいと思います。
 両先生方のおっしゃる「本人の考える部分を大切にする姿勢」・・・なるほどと思いました。
実践して子供たちに浸透するまでには、時間がかかりそうですが、根気強く、監督自らが工夫を
しながら(楽しみながら)やっていけたらなあと、思っています。
 いいヒントをたくさんいただき、ありがとうございます。少しでも前進したとき、また連絡い
たします。

お名前: 江雲   
交剣知愛さん、江雲と申します。
私も微力ながら地域で子供達に剣道の指導をしています。

何か書き込みたいと思いながら考えがまとまらずうじうじしていましたら、Hideさんの的確な
コメント!
私にも大変参考になりました。Hideさん、ありがとうございました。

指導なんていうものは、指導者が何かをしてやるのではなく、各自の成長をいかに手助けして
あげられるかだと思います。
その意味では、Hideさんの書かれている「考えさせること」が最も大事なのかもしれません。
「考える→気付く→自分で意欲を持って工夫する→ステップアップ→・・・」とつながって
いくのですね。
したがって、当然各個人の能力や技量・性格によってアドバイスしていくことが変わっていく
のでしょう。
もっと考えるきっかけとしてのアドバイスをしなければと、思います。
(日頃、言いたい結論をペラペラ語ってしまう自分を反省)

指導もまた、剣道の一端であり、自分にとって人間形成の道でもありますね。

  江雲

お名前: Hide.   
交剣知愛さん、はじめまして! 管理人のHide.と申します。数年前までは高校教師として
剣道部の指導をしておりました(^^)

素直な剣道、けっこうではありませんか。目先の勝負に勝つ鵜ことを教えるよりも、よほ
ど難しいことだと思いますけどねぇ・・・。


>1 生徒の試合を見る上でのポイントの例

まずは気持ちですね。
気持ちが弱気になっていなかったか、逆に、荒々しく失礼になっていなかったかを見ます(^^)
正しい心映えで試合ができていたかどうかですね。

ついで、一生懸命「勝つため(チームのため)に全力を尽くしたかどうか」を見ます。余
力を残しながら帰ってくる生徒には、最後まであきらめずに全力で戦い抜くことを指導し
ます。

そして、「機会と技の選択」ですね。どんなに素晴らしい技でも、その機会や攻めを間違
えればなんら意味を持ちませんから(^^;


2 アドバイスで心がけること   です。

気持ちを強く持って勇気を振り絞り、全力で戦えた生徒には基本的に勝ち負けに関わらず
褒めるのがいいでしょう。しかし反対に「出しきれない試合」だった場合は厳しく叱責す
ることがいいですね。
大切なのは、試合に対しての集中力やテンションの高め方を生徒たち自身で行なえるよう
に育ててあげることです(^^)
目先の勝ち負けにのみとらわれたコメントは、生徒のやる気と剣道に向かう方向性をゆが
める結果になりますから要注意ですね(^^;

あとは、考えさせること。「なぜ打たれたのか」「なぜあたったのか」・・・、その機会
と攻めをよく考えさせ、次に活かせるようにしてあげることです。
よく、先生がコメントのとき全てしゃべってしまう人がいるのですが、それでは生徒自身
の力にはなりません。考える力が育たなければ、それは単なる先生のロボットに過ぎませ
んから。自立した選手を育てるには、「考えさせること」が大切だと思いますね(^^)


以上思いつくままに書いてみましたので、まとまりませんが・・・。

お名前: 交剣知愛   
 はじめまして。中学校で教師をしているものです。
 剣道5段、指導を始めて十数年の月日が流れました。
 今年の生徒たちも基本中心の稽古に一生懸命に取り組んでいます。
昇段審査の合格率も比較的高く、「いい剣道をするねえ」と誉めて
いただくことが多々あります。(お世辞でしょうが・・・)
 しかし、大会での成績はかんばしくなく、県大会では上位校と接
戦の末負けるというお決まりのパターンです。自分自身も試合に年
に数回出場しますが、生徒と同じ。「君は素直だからねえ。分かり
やすいんだよ」と言われる始末。
 そんなに勝ち負けにはこだわらずに指導をしてきましたが、「何
とか生徒たちに勝たせてやりたい」と最近は遠征も数多く組み始め
ました。が、そこでのアドバイスが・・・。的確ではないと思うの
です。
 そこで、皆さんにお伺いしたいこと2点。
1 生徒の試合を見る上でのポイントの例
2 アドバイスで心がけること   です。
 ご教授いただければ幸いです。
 長々と失礼いたしました。

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