記事タイトル:初心者の心構え 


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お名前: Hide.   
to たろうさん

お役に立てれば幸いです。

思いつくままに書きましたので、あまりまとまりはよくありませんが、いずれ、
「Hide.剣道研究室」にきちんとまとめたいと考えております(^^)

お名前: たろう   
なるほど!挨拶や礼の仕方といった形式的なことの前にもさらに
教えることはありますね。うーん、思いもよらなかったです。
そういえば私が剣道を始めた頃はHideさんのおっしゃったようなことを
何度か言われたような。ありがとうございます。
まだ他にもありましたら、どしどしよろしくお願いします。

お名前: Hide.   
to  たろうさん

そうですね。まずは、剣道を学ぶ上での基本的なこととして稽古規則を話してい
かなくてはいけないでしょう。

1.常に自他の安全に心がけること
 剣道は竹刀や木刀を振り回す競技ですから、場合によると相手にケガを負わせ
 たり自分がケガをしたりということがあるということをしっかり認識させ、指
 導者や大人の言うことを守り、規律正しく稽古に取り組むことを説明し理解さ
 せます。

2.先生と仲間を尊敬し、自分を大切にすること
 剣道で一番大切なこととして教えていかなくてはならないことのひとつに礼が
 あげられます。稽古の前後の座礼を含め、稽古中にも多数の礼が存在します。
 これらの礼を形骸に終わらせないためにも、その根本となる考え方を教えるこ
 とが大切です。
 先生には剣道という未知の競技を教えていただくということで「感謝の念」や
 「尊敬の念」を持ちやすいのですが、これが仲間となるとなかなかそうはいき
 ません。ともに手を携えていく仲間、あるいは切磋琢磨し自分の弱さを教えて
 くれる仲間を尊敬し大切に思う気持ちもぜひぜひ教えていかなければなりませ
 ん。
 また、自分自身を大切に思う気持ちも重要です。自分を大切にするということ
 は、とりもなおさず、自分を支えてくれる父母や家族を大切にすることにつな
 がります。こういったことも剣道の最初に話していくべきことと考えます。

3.剣道を好きになり。用具を大切にする
 自分が真剣になって取り組む剣道です。まず、好きになることが大切です。「好
 きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、「好き」だから「上手」な
 のではありません。「好き」だから一生懸命「やる」からこそ「上手」になる
 のです。また、防具や竹刀は剣道には欠かせないものです。古来は鎧兜であり
 刀であり、自分の身を守る大切な用具であったことを説明します。これらを大
 切に扱うことが、「剣道が好き」という気持ちをより高めてくれるものです。
 自分の用具だけではなく、他の人の用具も大切に扱えるように教えていく必要
 があります。


これらを教えた後、稽古規則や着装などの諸注意、道場訓などがあればそれを教
え、返事・挨拶・道場の出入りの礼・下足のそろえ方などを指導し、その後に作
法ということになると考えます(^^)

お名前: たろう   
福岡で小学生、または中学生を教えているものなのですが、
なにせ、去年赴任したばかりで何から教えたらいいのか
よくわかりません。

初心者が多くいて、剣道の技術よりも精神的、作法的な心構えを
指導したいのですが、どういうことから始めていったら
いいと思いますか?いろんな意見を待っています。

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