書き込み欄へ
ヘルプ
ここは「剣道 いちに会」という剣道専門の個人サイトです!
|
1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
2.特定の個人や団体に対する誹謗中傷はおやめください。
3.個人情報の流出は厳禁です。
(進路などプライバシーに関わる書き込みは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
(根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。
7.ルールを逸脱したトピ・書き込みは、管理人Hide.により削除されることがあります。
|
お名前: Hide.
URL
To oto3さん
どうぞ、思うところを書き込んでください。
二刀の友人にも声かけをしておきますので(^_-)~☆
お名前: oto3
Hide.さん、さっそくのコメントありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。
お名前: Hide.
URL
To oto3さん
管理人のHide.です。
このトピを全部読破するのは、さぞかしたいへんだったでしょうね。
お疲れさまでした(^^)
そうですか、二刀をお始めになられたのですね。
私は一刀流の師匠を持っておりますゆえ、二刀にチャレンジするわけにはまいりませんが、
二刀には常々、興味と関心を持っております。一刀ですら自由に操るのが難しいですから、
二本の竹刀では私はとてもとても(>_<)
でも、oto3におかれましては、大いに楽しんで二刀に取り組まれますよう、及ばずながら
応援させていただきますp(^-^)q
お名前: oto3
URL
はじめまして。
この長〜いトピ、始めから読んでいましたが、あまりに長いので目が痛くなってきました。
割り込み書き込み申し訳ありません。
それにしても、とても参考になります。
あ、私も昨年11月より二刀流を始めました。2年ほど前に、日野にお住まいの二刀使いの先生と稽古をする機会があって、それが最初の二刀流との遭遇です。そして全日本で山名選手の活躍を生で見て、漠然とした興味が現実の興味になったのですが、しかし教えてくれる先生が身近にいませんから、んーどうしたものかとネットを徘徊しておりました。そして武蔵会のHPのムービーを見て、やっと基本的はイメージができ、本当にやってみようという気になったわけです。
そのうちに武蔵会に出稽古にお邪魔するかもしれませんが、とりあえずその前にいろいろ試してみようと思っています。
ちなみに、お恥ずかしいのですが、私のHPに、私の二刀初試合の秒殺ムービーを貼っていますので、ご笑覧ください。
私は左肩が四十肩気味なので逆二刀では太刀が振れないので正二刀をとることが多いのですが、所属する剣友会のお相手の先生は、だんだん私のヘっぽこ二刀に慣れてきたようで、突きもガンガン飛んできますが、やはり胴を狙われてしまいます。残念ながらそれをさばく技術がまだ私にはないのですが。
目の痛みが直ったら(笑)、このトピの書き込みを全部読破しようと思います。
お名前: Hide.
to りょうさん
先日はお稽古ありがとうございました(^^)
腰の方もすっかり心配ないようですね。よかったですヽ(^.^)ノ
ここのところ試合経験を積まれていられますので、二刀からの打突がこなれてき
た感じがあります。やはり、お稽古だけではあの微妙な感じってつかみにくいの
かもしれませんね。我々が高校生を教える場合でも、「1試合は1から2週間分
の稽古に匹敵する」なんて考えてますから(^^)
構を変えられたせいなのでしょうか、この間は、面のコースがよく見えました。
何度か表のすりあげ面を試みましたが、タイミングがひと呼吸遅れているようで
食い込まれてしまいました。次回はアレを完成させたいですね。
りょうさんは、小太刀での打突を試みられていた点が以前と違ったところでしょ
うか。あのあたりはデータとして頭に入っておりませんでしたので、次の対戦ま
でに整理しておきたいと思っております(^^)
お名前: りょう
昨日お稽古頂いた皆様、ありがとうございました。
Hide.さんには、またまた突かれましたが、体の調子も良く、現在の段階はあんな感じです。若干、構えを変えつつありますが、ありがとうございました。構えを変えた影響か
現在は出小手をよく打たれますが研究していきます。
一番印象深かったのは、roboconさんの胴打ちでした。見事に打たれました。引いてよし、前へ出てよしで、胴を誘っておきながら、、、でした。ご自身でも、二刀を用意
されており、はてさてどうなりますかねo(^-^)o(心強い味方が出来たと確信しており
ますが)。
お名前: Hide.
to りょうさん
第二まで、お勤めご苦労様です(笑)
>Hide.さん、勝てないことは悔しいですが、スタイルを変えるつもりはありませ
>んのでご安心ください。
了解です。切り込み隊長、期待してますよヾ(^-^)ゞ イエーイ
お名前: りょう
こんばんは、今日も第二は無事終了(第三はなし)
Hide.さん、勝てないことは悔しいですが、スタイルを変えるつもりはありませんので
ご安心ください。ちょっと、へこんでいますが、これからも「二刀といえば、武蔵会」
の切り込み隊員としてがんばります(隊長は、もちろんはくどーさんです)。
お名前: Hide.
to himさん
そうですか、また、大勢で押しかけたものですね(笑)
roboconさんがはまってしまわれたとか、わかるような気がします。でも、どうせ
はまるのなら、二刀サイドにいってしまわれるのではなく、一刀サイドで二刀を
攻略する側に来て欲しいですね(^_-)〜☆
to りょうさん
大会では、なにやら残念な結果に終わってしまったようですね。でも、負けを恐
れず、また勝ちに固執することなく、二刀の素晴らしさを啓蒙していくことこそ、
二刀流の真の普及活動になると思います。
二刀流が昔禁止の憂き目に遭ってしまったのも、勝負にこだわりすぎたからです
よね。いわれのない迫害を受け、文化としての剣道のおもしろさを失ってしまう
のは堪え難いことです。勝手も負けても堂々たる二刀を展開していってくださいヽ(^.^)ノ
お名前: りょう
>himさん
私は、逆胴くらいます。利き腕でない左手に小刀を持つため、居着いてしまうのです(弱点さらしてますが)。とはいえ、逆胴をびしっと決められる先生方も、少ないですので、大抵は大振りで避けることができますが、複数攻められているとやばいです。
要は、まだ小刀を自在に操れていないということですので、どんどん打ち込んで下さい。
有効打突の基準は、審判団によってまちまちで、全て出がしらがおさえられると
わかりやすいんでしょうが、鍔ぜりからの技を取ってもらえないと、本当に試合運びは
厳しくなります。また、小手もまだ取ってもらえておりませんが(昨日は打てませんでしたが)、地道な広報活動が必要ですね。今週末の市民大会で、宣伝してきます〔ほぼ身内の大会ですが)。
また、お稽古お願い致します。
お名前: him
to りょうさん
あっ、それから試合 残念でした。
第二道場でもお話ししましたが、審判が二刀の試合に慣れていないということも
ずいぶん影響があると思いますよ。
私が見た「鍔迫り合いのルールの運用」等はもっての外ですが、有効打突の判断等で
結構悩まれることがあるのではないでしょうかねぇ。
武蔵会の方々が、積極的に剣連の審判講習会等へ参加されて、草の根的に浸透させて
行くしかないのでは・・・
とは言え、次回の試合のご健闘をお祈り致します。
また、来月お邪魔致しますよ。
お名前: him
to りょうさん
>私が出ていこうとする刹那に、見事な突きでした。正直、
>himさんの突きが、私の頭にインプットされておらず、驚きました。
突いた本人は、もっと驚いた(笑)
確かにいいタイミングではありましたなぁ・・・ニッコリ(^_^)
しかし、狙っていた訳ではありませんので・・・たまたまです。
だから、次回あんまり本気出しちゃダメよ!(^^;
自分としては、どうも攻め方にムラがあるような気がして、今一スッキリしませんね。
いろいろなところに目移りしてしまって・・・
それが「二ヶ所攻め」「三ヶ所攻め」となれば良いのですが、どうも散発的ですね。
一つ りょうさんに質問ですが、私は正二刀の方にお願いすると必ずと言っていいほど
逆胴を何本か打ちますが(まぁそれなりに入ったかな?という感触もありますが)、
あそこはやっぱり正二刀としては弱いところなのでしょうか?
小太刀を下げて避けるには、何か障害があるのでしょうか?
宜しかったら、お教え下さい。
お名前: りょう
皆様、こんにちは。21日に西東京大会に中堅として出場してきましたが、一回戦
引き分け、二回戦1本負けで、チームも敗退となりました。試合は難しいと改めて
思い知らされ、しょんぼりしてしまいました。
初戦、相手は知り合いでした。初太刀で飛び込み面が当たったのですが、軽かった
ようで、一本には出来ませんでした。危ない逆引き胴を打たれ、あとは鍔ぜりに終始
しました。二回戦、180ぐらいの大きい方で、チームのメンバーの知り合い。素直に
攻めてこられるので、初戦よりは楽かと思いましたが、突いてきても頭をしゃがめて
突っ込んで来られ、うまく面を当てられず、こちらが面に出るところを出小手でした。
時間もまだありましたので、取り返せるとふんでおりましたが、あえなく敗退。
20日に日剣の合宿を日帰り強行軍し、合宿での稽古内容が充実していたので、密かに
自分でも期待していたのですが、相手のあること、そう簡単ではなかったです。
来週の市民大会で本年度の試合は終了します。今度は、楽しんで試合をしてきたいと
思っております。
>himさん
次はくらいませんよ〜!私が出ていこうとする刹那に、見事な突きでした。正直、
himさんの突きが、私の頭にインプットされておらず、驚きました。さて、次は
いつですかね。また、おいで下さい。
お名前: him
19日に、roboconさん,SOHさん,ダニエルくんと、大勢でまた日剣さんに押しかけました。
後藤先生,りょうさん,白籠手さん、お稽古ありがとうございました。
はくどーさんには、今回は直接お稽古を頂戴するお時間がありませんでしたが、
第二道場でのお話は大変有意義でありました。ありがとうございました。
19日は、珍しく次から次へとお声を掛けて頂き、まったく休む暇なくお稽古し通しで
疲れはしましたが、大変有りがたかったです。
それはさておき、この日また「二刀病」の患者が発生してしまいました(笑)
どうやらroboconさんが、はまってしまわれたようです(^^;
非常にショックを受けておられたので、そのうちここへもご登場あるものと思われます。
私の方は、珍しくりょうさんに突き等出してみましたが、どうもその前後の展開がよく思い出せない・・・
あまり理論立ててお稽古をしていないせいですね(^^;
反省、反省・・・
お名前: Hide.
to はくどーさん
>実は、小刀を下段に構える方法は武蔵会の口伝にもあり、
>中村師範も時折使うことがあります。
へー、そうなんですか。それは知りませんでした。
>小刀を下段にすることによって、かえって相手側の意識を小刀に引きつけるこ
>とが出来るようです。
たしかに、二刀との対戦経験が少ない選手でしたら、「この小刀がどのように動
くのか?」に意識がとられることもあろうかと思いますが、慣れた者にはほとん
ど意味がないことが見破れるはずですね(^^)
>とにかくただでさえ偏見を持たれがちな二刀において変則的な構えをとるのは
>極力やめた方がよいという意図のようでした。
さすが戸田先生ですね。二刀の理合が、単に一刀のめくらましやだまし討ち的な
ものであれば、やはり二刀は偏見をもたれてしまうことは明白ですから。
>恵土先生の求める真の理合が果たしてどういったところにあるのまでは分かり
>ませんが、試合においてはこのような変則的な構えも確かに効果があるかもし
>れませんね。
想像ですが、この方が、二刀をとっている学生自身も、小刀に意識をとられるこ
とがなく太刀による攻め(攻撃)がスムーズになると考えられます。
攻めの展開は上段そのものでしたね。打突後の中段の反撃を二刀を巧みに操って
かわしていました。防御に強い二刀の特質と、攻撃に弱い点を補う考え方なので
はないでしょうか(^^)
お名前: はくどー
to Hide.さん
恵土先生の二刀を使われる選手をご覧になったのですか?。
私も見てみたかったですね。
>この2人に共通しておりましたのが、変則的な構なんです。小刀の方をダラリと
>下げた左片手上段(逆二刀ってことです)なんです(^^;
実は、小刀を下段に構える方法は武蔵会の口伝にもあり、
中村師範も時折使うことがあります。
二天一流剣道形2本目(小刀の小手を打たせての抜き面)の理合の応用なんですが、
小刀を下段にすることによって、かえって相手側の意識を小刀に引きつけることが出来るようです。
意識が一瞬小刀に引きつけられるということは、ちょうど小手を打った瞬間と同じような状態で、
逆に大刀での攻撃の機会がそこに生まれることになります。
しかし、いつぞや戸田先生にこの構えをしたところ、
小刀はいつでもきちんと相手を制しておかなければならないと言われました。
ただ、戸田先生のご忠告は、多分に昇段審査を意識したもので、
以前に十字構えもダメだと言われたことがありますので、
とにかくただでさえ偏見を持たれがちな二刀において変則的な構えをとるのは
極力やめた方がよいという意図のようでした。
恵土先生の求める真の理合が果たしてどういったところにあるのまでは分かりませんが、
試合においてはこのような変則的な構えも確かに効果があるかもしれませんね。
また、同じ逆二刀でも、恵土先生は確か左利きとのことでしたし、戸田先生は右利きのようですから、
このあたりのことも、お二人の先生の小刀に対する考え方や使い方の違いが現れるのかもしれません。
いずれ、二刀はいろいろな考え方が剣風がありますから、
私も機会があれば恵土先生の二刀を拝見し、研究する機会を得たいものですね。
貴重な情報、ありがとうございました。m(_ _)m
お名前: Hide.
10月14日(日)、日本武道舘で、第49回全日本学生優勝大会があり、審判
でいってきました。学連の大会は、全剣連が解禁するよりもいち早く二刀の試合
を認めておりましたが、なかなか二刀の選手が出てくることはありませんでした。
しかし昨日、金沢大学に2人の二刀の選手が出ておりました。ここは、あの恵土
孝吉先生が指導される大学です(^^)
この2人に共通しておりましたのが、変則的な構なんです。小刀の方をダラリと
下げた左片手上段(逆二刀ってことです)なんです(^^;
ここではくどーさんもおっしゃっていらっしゃる通り、二刀流は防御に強い構な
んですね。しかし、その構で待っていては試合にならない。ということで、小刀
をダラリと下げた片手上段で攻め入っているのです。一太刀打ったあとは、二刀
の要領で技を巧みに出すのですが、一足一刀では、ほとんど片手上段状態でした。
試合ぶりを見ておりましたが、小刀の方での突や近間での面など、武蔵会の二刀
にはない感じの攻撃方法が多数観られ勉強になりました。馬場欽司先生の理合は
『剣道伝統の技術』に書かれておりますが、恵土先生の二刀理論も勉強してみた
くなりましたヽ(^.^)ノ
お名前: him
to Hide.さん
>上のはくどーさんの解説によりますと、もっとも危険なところで勝負しているようですね(^_^ メ)
そうなんですよね〜。
だから行詰まりを感じているのですが、「虚実の突き」ですか・・・
なんか、おほろげながらは判るような気がします。
皆さんのご意見を、もっと咀嚼してみます。
有り難うございましたm(__)m
お名前: Hide.
to himさん
>私、突きがヘタなんです(^^;
>突こうと思えば思うほど力が入ってしまって、なかなか当たりません。
アハハ、私だって、「当てよう」と思うとあたりません(^^; あれは無心で突か
なきゃダメみたいですよ。
高校生に突きの突き方を説明するときに見本を示すと、かなりの確率ではずし
てしまいます。これは、「説明することに意識が奪われていて、しっかりと狙っ
て突けていない」ということもありましょうが、それ以上に「はずしたらいけな
い」とか「キチンと突いて見せなきゃ」という邪念が腕に不必要な緊張を与えて
しまうんですね(笑)
生徒に突きを稽古させるときもそうです。私が元立ちで突かせてやることが多い
のですが、例外なく遠慮からはずします(^^; そこで「こんな小さいところ、当
てようと思ったって当たらないぞ。はずしたって痛くないから、思い切って突い
てみろ」と声をかけると迷いが吹っ切れて当たるようになります。
それでも当たらない生徒には、かかり稽古でヘロヘロになった最後に突きの稽古
を入れます。邪念もよけいな力もありませんから一心に突いてきます。で、突き
のコースとカラダの使い方を体得するわけですヽ(^.^)ノ
ま、やはり数突かなきゃ(また、数突かれなきゃ)、いい突きはマスターできま
せんね(^^)
>誘って逆胴,相面というのが中心です(小手はほとんど打てませんね)。
>しかし、はくどーさんにはまったく決まりませんが(^^;
上のはくどーさんの解説によりますと、もっとも危険なところで勝負しているよ
うですね(^_^ メ)
to 坂本 龍馬さん
>大部分の人は、あまり突きがお上手ではありません。来るのが殆ど判ります。
>突きの上手な方はやはり、他を攻めて相手の意識をそちらに持っていきトンと
>突きます。
そうですね、一刀の中段相手でも、いくらお相手に隙があるからといって生半可
な技を仕掛けていけば軽く返されてしまいますからね(^^;
二刀の「あいて見える突き」は「虚の隙」と心得て、突きを突く意識を封じ込め
て立ちあう必要があるでしょうヽ(^.^)ノ
to はくどーさん
>>それって裏を返せば「突がウィークポイント」だからじゃないでしょうか(^^)
>う〜ん!、困ったことに、そのとーりですね。(^^;)
アハハ、やっぱな・・・。
っていうより、突きという打突部位があいているっていうことが、そもそも「隙」
を作ってしまっているわけですから、そこの絡みで攻めるのが効果があるのは、
一刀の中段の考え方でも当たり前の理合ですよね(^^)
中段の構が開いていて面があいており小手が隠れている人がいたとします。(む
ろん、構えている人の技量にもよりますが)この方に素直に面を打っていって当
たるということはまずありません。面を攻める強い意思を見せて小手に変化する
といとも簡単に当たります。面は「虚の隙」であって隠れている小手こそが「実
の隙」だからですね。
はくどーさんが私の「虚実の突」について書いてくださってますが、同じことが
二刀の「隙」についても言えるわけです(^^)
攻略法として二刀の技術をまとめれば、特徴としてのデータは、
●攻撃の幅が広いように見えるが、基本的には防御に強い
●受けた太刀と攻撃の太刀が異なるため、攻撃を受けた後の反撃が早い
(→一刀では受けきれない)
弱点としてのデータは、
●直進力が不足し間合が近い
●小刀と太刀は、多くの場合逆に動く方が安定する
(体の捩れを利用している)
(どちらの足が前になっているかに注目することで、技を読むことができる)
●小刀での打突は少ない
(→太刀で受けさせれば攻撃は遅れる)
(→太刀のコースが打突コース)
●一刀のみの独立した連続技はない
ってな感じでしょうか(^_-)〜☆
お名前: はくどー
URL
ありゃ、またまたこちらのトピが動き出しましたね。
嬉しいような、恐ろしいような。...((((( ((;^^)
to himさん
>了解しました。
>今のところ日剣さんには、19日(金)にお邪魔しようと思っておりますので、その時お持ち致しましょう。
ありがとうございます。よろしくお願いします。m(_ _)m
to Hide.さん
>私ね、やっぱ「二刀にも突」なんじゃないかって考えるんです。むろん二刀の方
>は、突を十二分に意識し対策もしっかりしていますが、それって裏を返せば「突
>がウィークポイント」だからじゃないでしょうか(^^)
う〜ん!、困ったことに、そのとーりですね。(^^;)
二刀の構えは、基本的には防御に強い構えです。
ですから、なんの工夫もなしに、単に外側から打ってこられても、
こちらは全く構えを崩すことなく、ほぼ99%防御できます。
ところが、内側から突きで攻められると二刀の構えを崩さざるを得ません。
と言うよりも、内側に攻めてきたときこそが、二刀が動くときなんですね。
つまり外側からの攻撃を完璧にしのぎつつ、内側への攻撃を誘って、そこを仕留める
というのが、二刀の一つの勝ちパターンになります。
でも、Hide.さんのおっしゃるとおり、裏を返せば、突きを攻められたときが、
唯一、二刀の鉄壁の構えが崩れるときでもあります。
Hide.さんは、この「突き」を武器にして虚実の攻めを見せてくださいます。
Hide.さんの「虚の突き」に、こちらの二刀を動かされてしまうと、その瞬間に左右の小手を打たれます。
Hide.さんの「実の突き」を見抜けないと、居着いたままで突かれてしまいます。
そこで、こちらは「虚実の突き」を左右二刀の虚実で捉えて攻め返す努力をします。
ですから、Hide.さんと稽古すると、双方が全く動かずに対峙することになります。
どちらか動いたときが勝負が決するときですから、
互いにじっと心の中で虚実の見抜きあいをする訳です。
ところが、ほとんどの一刀の方は、二刀に対すると、なんとか打ち崩そうとして、
次から次に、まるで懸かり稽古のように打ち込んできます。
それはそれで「二刀を崩す方法」としては、ある面で効果的な方法ではありますが、
私たちもそれを想定して普段から互いに稽古していますので、ちょっとやそっとの
連続打ちで崩されることは、まずあり得ません。
もう一つ、高段者の方に多いのですが、こちらに打たせておいて、
そこを摺り上げ技等によって討ち取ろうと試みる方がいらっしゃいます。
でも、防御に強い二刀は、生半可な攻めで「打たされる」ということは、
ほとんどないと言って良いでしょう。
二刀が「打つ」ときは、自分の意志で「打つべき」機会をしっかり作って打ちます。
ですから二刀を応じ技によって仕留めるというのは、なかなか難しいと思います。
私も時折一刀で二刀のお相手をしますが、他の人ならともかく、
りょうさんに対しては、応じ技で仕留めることは、まず出来ませんね。
結局、現時点では、Hide.さんのような攻め方が、二刀に対しては一段高度で
なおかつ最良の方法ということになると思います。
ただし、これはHide.さんのように、完璧な「実の突き」が出来てのお話です。
中途半端な突きは、坂本先生がおっしゃるように、二刀にとっては美味しい餌になります。
そのため、二刀に対して真正面から挑んでくださる方々には、
私は積極的に「突き」のお稽古をしていただくようにしています。
そして、それが私自身の稽古にもなります。>というわけです、himさん。
そういうことで、他の皆さんも、二刀のお相手をしたら遠慮せずにどんどん突いてきてくださいね。
...と、締めくくります。...で、内心シメシメと思ってたりして(^^ゞ
お名前: 坂本 龍馬
一刀で対二刀と対峙するとき、二刀に対して、突くぞを意識させると、完璧に返されます。大
部分の人は、あまり突きがお上手ではありません。来るのが殆ど判ります。突きの上手な方は
やはり、他を攻めて相手の意識をそちらに持っていきトンと突きます。やはり、小手なりを意
識させ、二刀側がそちらへ意識が行った瞬間、力まないで突きを出すと以外と簡単に入ります
な。先月、札幌でF川氏と稽古したときはそのような状況でした。私が二刀で稽古をしたので
すが、F川氏は表、裏と激しく責め立て、表突きを意識させ、裏突きに来る。裏突きを意識させ、表突きや左小手に来ました。自分は小太刀のみで何とかしようと、すっかり、太刀の存在
を忘れていました。何と諸手突き8本も喰らいました。その間返せたのは、面が2本(相手が
仰け反った)と近間からの小手が1本のみで、すっかり遊ばれてしまいました。
やはり、位の違いかなと思いました。本人は対二刀は学生時代に結構練習したそうで、慣れて
いるそうです。稽古後、対二刀は結構上手でしょうと本人が云ってました。何と云っても攻め
込みが第一です。自信を持って掛かりましょう。
でも、私はりょうさんの正二刀には未だ駄目です。相手の反応を見てから此方が反応していま
すから、殆ど案山子状態でボコボコにされています。「次回リベンジするぞー」と誓いを立て
る。
お名前: him
to Hide.さん
>でも、ひょっとするとhimさんや他の皆さんの意識の中では、突がそんなに大き
>なウエイトを占めていないのではないでしょうか? もっとも、私の場合、対中
>段や上段でも突が「攻め技」であると同時に「得意技」ですから、そんな攻略法
>になっているとも言えますが・・・(^^;
私、突きがヘタなんです(^^;
突こうと思えば思うほど力が入ってしまって、なかなか当たりません。
中段同士の攻め合いの中で、フッと居着いたところでヒョッと出す片手突きというのはありますが・・・
先日も、はくどーさんにお稽古をお願いしました時に、あんまり当たらないもので、
はくどーさんが突きの練習をさせてくれました(^^;
突きが得意でないという状況の中で、私の場合 二刀への攻めはいきおい「出ばなを狙う」という
ことになっているようです。
誘って逆胴,相面というのが中心です(小手はほとんど打てませんね)。
しかし、はくどーさんにはまったく決まりませんが(^^;
ここへ突きが加わると、更に小手への展開も出て来ると思うのですが、これからの課題ですね。
お名前: Hide.
to himさん
>Hide.さんとはくどーさんの立合いを拝見して、何で自分にはああ出来ないんだ
>ろうと・・・(^^;
私ね、やっぱ「二刀にも突」なんじゃないかって考えるんです。むろん二刀の方
は、突を十二分に意識し対策もしっかりしていますが、それって裏を返せば「突
がウィークポイント」だからじゃないでしょうか(^^)
逆二刀への中段高霞にしても、正二刀に対しての高平正眼にしても、私の考え方
の基本にあるのは突なんです。
剣先を高くとることによって、「小刀で突を押さえて面」という二刀にとって「基
本ともいえる返し技」を打ちにくくする・・・二刀が突を意識してくれれば、見
合いにして左右の小手と胴、それを見せておいて面あるいは半面と変化していく
ことが可能ではないか・・・。そのあたりが私の二刀攻略法です。
でも、ひょっとするとhimさんや他の皆さんの意識の中では、突がそんなに大き
なウエイトを占めていないのではないでしょうか? もっとも、私の場合、対中
段や上段でも突が「攻め技」であると同時に「得意技」ですから、そんな攻略法
になっているとも言えますが・・・(^^;
また、元々返し技があまり得意でない私は、二刀に対しても「攻めて引き出して
打つ」という段階にまだ達しておりません。今はまだ、「自分から攻めて崩して
(あるいは居着きを)打つ」といった段階の研究です(^^) この部分では、him
さんの方が上をいっていのではありませんかヽ(^.^)ノ
お名前: him
to はくどーさん
了解しました。
今のところ日剣さんには、19日(金)にお邪魔しようと思っておりますので、その時お持ち致しましょう。
この「心で闘う120秒」という番組は、私が剣道を再開する大きなきっかけとなった番組でして、
これを録画したビデオテープは自分にとって正に「バイブル」のような存在になっております。
落込んだ時とか、スランプの時に見直して、立ち直りのきっかけにしております。
>でも、Hide.さんは、ちょっと強すぎるぞ!(たじたじσ(^^;)
>これで、Hide.さんが、もしも二刀も使うようになったらホントに恐ろし〜!
確かに。
Hide.さんとはくどーさんの立合いを拝見して、何で自分にはああ出来ないんだろうと・・・(^^;
そりゃあ、当り前か!?
そして落込んで、また「心で闘う120秒」を見る・・・(笑)
お名前: Hide.
to はくどーさん
>>一刀のみなさん、二刀流を毛嫌いせず、積極的に打ち崩すべく「二刀
>>の理合」を学んでいきましょう!!!
>まさにそう思って、私もここに書かせていただいているんです。
>一刀の皆さんが「二刀だから」という言い訳をせずに、堂々と打ち崩してくだ
>されば、逆に、二刀は本当の意味で大きく発展できると思います。
ありがとうございます。そうした姿勢が、武蔵会こそ二刀の王道だと私が信じる
に足る部分ですヽ(^.^)ノ
>これで、Hide.さんが、もしも二刀も使うようになったらホントに恐ろし〜!
剣道指導者としては、生徒から「二刀を教えてください」と言われた時、困らな
い程度に知っておく必要があると考えております。ですから、武蔵会の公開稽古
には必ず参加して、二天一流の形や基本打ちなどは勉強させていただく所存です
(^^) 意外に思われるかもしれませんが、私は不器用で運動神経もあまりよくあ
りませんので覚えが悪いと思いますが、その節はよろしくご指導ください(^_-)〜☆
お名前: はくどー
to himさん
お手数かけますが、ビデオぜひお貸し下さいますようお願いいたします。m(_ _)m
to Hide.さん
>暴力的な自己流二刀の台頭を防ぐのは、我々一刀に与えられた使命のように思え
>ます(^^) 一刀のみなさん、二刀流を毛嫌いせず、積極的に打ち崩すべく「二刀
>の理合」を学んでいきましょう!!!
まさにそう思って、私もここに書かせていただいているんです。
一刀の皆さんが「二刀だから」という言い訳をせずに、堂々と打ち崩してくだされば、
逆に、二刀は本当の意味で大きく発展できると思います。
でも、Hide.さんは、ちょっと強すぎるぞ!(たじたじσ(^^;)
これで、Hide.さんが、もしも二刀も使うようになったらホントに恐ろし〜!
お名前: Hide.
to himさん
>このような自己流二刀の暴走を窘め、矯正するだけの二刀に対する見識をお持
>ちの先生方も少ないですね。
>それがまた二刀に対する偏見を呼ぶことになっているとすれば、悲しいことで
>す。
>そういう意味でも、武蔵会の皆さんには是非頑張って頂きたいですし、
>私も皆さんの「本物の二刀」に触れることで、自分の一刀を磨いて行きたいと
>思っております。
おっしゃる通りですねヽ(^.^)ノ
私ども、武蔵会の二刀に触れさせていただく機会を持っている一刀が、そうした
自己流二刀を打ち崩す旗手にならなければいけません。そして、自らが二刀と対
戦する中から学ばせていただいた「二刀の理合」をそうした方にもお話できるよ
うにならなければいけないのではないでしょうか。
暴力的な自己流二刀の台頭を防ぐのは、我々一刀に与えられた使命のように思え
ます(^^) 一刀のみなさん、二刀流を毛嫌いせず、積極的に打ち崩すべく「二刀
の理合」を学んでいきましょう!!!
お名前: him
to はくどーさん
ビデオ、持っていますから、今度 日剣にお邪魔する時にでも持って行きましょうか。
お名前: はくどー
to himさん
あの宮本先生が、当時78才だったとすれば、お相手が荒関先生だった可能性もありますね。
手元にビデオがないので、機会があれば、私ももう一度見てみたいですね。
お名前: him
to はくどーさん
宮本先生は、当時78歳ということでした。
いや、「お相手が荒関先生かな?」と思ったのには訳がありまして・・・
何かの時に、荒関先生のお写真を拝見したのですが、鮮やかな朱塗りの鮫胴を着けられて
おられたと思います。
「なかなか粋な剣道具をお使いだな」と思いまして、記憶に残っておりました。
宮本先生のお相手の二刀の先生も、朱塗りの鮫胴を着けられておりましたので、
そうではないかな?と思ったしだいです。
アハハ、別に剣捌きだとか、それほど深いところで判断した訳ではありません(^^;
もし、荒関先生でいらっしゃったのなら、ほんの僅かな映像ではありますが、
武蔵会の二刀流の源流を垣間見ることが出来るかな?と思ったしだいです。
お名前: はくどー
to himさん
>そういう意味でも、武蔵会の皆さんには是非頑張って頂きたいですし、
>私も皆さんの「本物の二刀」に触れることで、自分の一刀を磨いて行きたいと思っております。
ありがとうございます。
himさんやHide.さんのように、二刀を知り、二刀を理解し、二刀を打ち崩せる方が多くなってくれることが、私たちにとって大きな希望と力を与えてくれます。
>話は変わりますが、以前NHKで放送された「心で闘う120秒」の八段審査の場面に、二刀を
>お遣いの受審者の先生が映っておりますが、あれは荒関先生かな?と思っているのですが、ご存知でしょうか?
あのNHKの放送に出演された宮本先生がお幾つぐらいの方か分かりませんので確たることは申せませんが、年齢的には荒関先生の方が遙かに上(あの時点で80才ぐらい)だと思いますので、おそらく違うのではないかと思います。
年齢的に可能性があるのは、畠先生か谷口先生あたりではないでしょうか?。
お名前: him自宅
>私が某剣友会で拝見した二刀も、それはそれは「格」も「華」もないものでした。
>悪く表現すれば、暴力的ですらありました。
先日、所属区の大会で私が見た二刀も、そのような類のものでしたね。
逆に、武蔵会のように、理合に則った二刀を修練されて「竹刀剣道としての二刀」に取り組んで
おられる方の方が少ないのかも知れませんが。
また、このような自己流二刀の暴走を窘め、矯正するだけの二刀に対する見識をお持ちの先生方も少ないですね。
それがまた二刀に対する偏見を呼ぶことになっているとすれば、悲しいことです。
そういう意味でも、武蔵会の皆さんには是非頑張って頂きたいですし、
私も皆さんの「本物の二刀」に触れることで、自分の一刀を磨いて行きたいと思っております。
話は変わりますが、以前NHKで放送された「心で闘う120秒」の八段審査の場面に、二刀を
お遣いの受審者の先生が映っておりますが、あれは荒関先生かな?と思っているのですが、
ご存知でしょうか?
お名前: Hide.
to はくどーさん
>「一刀社会で二刀が生き抜いてゆくためには、どういう二刀であらねばならな
>いか」ということを何度もおっしゃいます。
なるほど、戸田先生はそんなところまで考えておられましたか・・・。さすがとしか言いようがありません。
私が某剣友会で拝見した二刀も、それはそれは「格」も「華」もないものでした。
悪く表現すれば、暴力的ですらありました。元々上段をされていた方のようで、
上段の攻めや理合に小刀をくっつけた感じでしたね。最終日の紅白戦で二刀を使
われたのですが、お相手を「打ちのめす」という感じでした。「打つ」というよ
りは「ひっぱたく」という表現がピッタリで、武蔵会の二刀を知っている身には
堪え難いものがありました。
その方とは中段でお稽古したときも、イヤな(不遜な)感じのお稽古でしたので、
ああいう方が二刀をひけらかすようなことをしますと、二刀そのものを誤解され
る一因にもなりかねません。
>二刀が世間に認められるようになるまでには、まだまだ努力と時間が必要なよ
>うですね。
二刀の将来の方向性を武蔵会が引っ張っていくためには、やはり、会員各位のあ
ちこちでの実践活動以外に道はありませんね。そして、それらを見た亜流の二刀
の方々に「武蔵会の二刀を勉強したい」と思わせなければいけません。どうやら、
お相手は中段ばかりではないようですよ(^^;
お名前: 坂本 龍馬
to はくどーさん
六段審査では1分30秒、七段でも2分なので、この辺の所を考えて普段から稽
古しなければいけませんね。「動くな!、鶴翼の陣ですか」
>自ら打って出たのでは、せっかくの陣形が崩れてしまう。じっと我慢して相手
>を誘い込まなければならない...と。
>だからといって「待つ」ということではないようです。
>一刀のように一点突破で突き抜けるような攻めではなく、周囲からじわじわと
>包み込むような攻めを勉強してみなさいということのようでした。
なるほどね。戸田先生はこれで相手と合気になり、自分のペースにする訳だ。
江戸を離れてから戸田先生の二刀は京都大会くらいしか見られませんので、
早く江戸へ出たいなー。
お名前: はくどー
to Hide.さん
>その点、二刀の使い手自身にもその認識のない方がいらっしゃるみたいですね。
戸田先生が、二刀の普及に当たって腐心されていることは、この点のようですね。
初めて戸田先生に二刀で稽古をお願いした際に、最初に浴びせかけられた言葉は、
「動くな!」でした。
これは、二刀を構えて1歩前に間を詰めようと足を踏み出したときにかけられた
言葉でした。そしてその後に説明されたのが「鶴翼の陣」の理合です。
自ら打って出たのでは、せっかくの陣形が崩れてしまう。じっと我慢して相手を
誘い込まなければならない...と。
だからといって「待つ」ということではないようです。
一刀のように一点突破で突き抜けるような攻めではなく、周囲からじわじわと
包み込むような攻めを勉強してみなさいということのようでした。
実は、両手に竹刀を持っていると、本能的に両手を振り回して連続打ちを行って
しまいたくなります。下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式ではありませんが、
試合等では両手を振り回して連続打ちをすれば、確かに当たる確率は高くなります。
でも、そういう二刀では、また戦前のような「勝つために手段を選ばない二刀」
というような目で見られてしまう可能性があります。
そうなることを戸田先生も一番危惧されているようで、
「一刀社会で二刀が生き抜いてゆくためには、どういう二刀であらねばならないか」
ということを何度もおっしゃいます。
そして、戸田先生が導き出したのは「一撃必殺で打ちきる、斬れる二刀」ということであり
これは、私たち武蔵会の「二刀を一刀に使う」という理念とも合致するものだなと
思っているわけです。
でも、ここまで見抜いてくださる一刀の先生は少ないですし、またここまで考えようとする
二刀修行者も少ないことも事実です。
二刀が世間に認められるようになるまでには、まだまだ努力と時間が必要なようですね。
どうぞそれまで、Hide.さんも、気長にお付き合いして下さいませ。(笑)
お名前: Hide.
to 坂本 龍馬さん
>対二刀との対戦は審査の対象とはなっていません。此方の方がよっぽどおかし
>いと思いますが......。
おっしゃる通りですね。それだけ二刀が世間に認知されていないっていうことな
んでしょう。対上段ならそんなことはないわけですから・・・(^^;
ってことは、二刀そのものも審査対象になっていない・・・なんてことはないの
でしょうね(^_^ メ)
to はくどーさん
>二刀というのは、一点突破を目指す攻撃の構えではないですね。
>戸田先生が鶴翼の陣と形容されるように、
>一点突破を目指して攻撃してくる一刀を、
>周囲から包み込むようにして討ち取るのが二刀の基本的なスタイルです。
なるほど。でもこれって二刀と何度も立会った結果わかることであって、たいが
いの一刀の方は、二刀を「上段的」に考えて対戦されているのではないでしょう
か。形の上では、「片手上段プラス小刀」のように見えますでしょ(笑)
私も考え方の根本を、「二刀は攻撃的な構ではなく守りに強い構なんだ」と変え
たあたりから攻略法が見えてきましたからヽ(^.^)ノ
その点、二刀の使い手自身にもその認識のない方がいらっしゃるみたいですね。
この夏、某剣友会の合宿に来ていた実業団のゼッケンをお着けになった長身の
二刀の方は、竹刀を力任せにぶん回す攻撃型二刀でした(^^;
お名前: はくどー
何度か二刀での試合を経験して思うのですが、
以前に戸田先生もおっしゃっていたように、
二刀というのは、一点突破を目指す攻撃の構えではないですね。
戸田先生が鶴翼の陣と形容されるように、
一点突破を目指して攻撃してくる一刀を、
周囲から包み込むようにして討ち取るのが二刀の基本的なスタイルです。
稽古のときには、相手方も「何とか二刀を討ち取ってやれ」という思いで
積極的に攻撃をしかけて来ますが、
試合ともなれば、逆に打たれたくないという思いが働いて、
容易には攻撃してこなくなってしまいます。
遠く間合いを取って、なかなか仕掛けきてくれないと、
片手打ちとはいえ、通常より6センチ余りも短い竹刀を使う二刀
にとっては分が悪いですね。あっという間に試合時間が過ぎ去ってしまいます。
ただ、だからといって、ここで逃げ回る一刀を二刀が追いかけて打ちに行くと
どうしても周囲から下品な二刀に見えてしまうんですね。
両手広げて追いかけ回すなんて、お芝居かなんかで悪者が
いたいけな娘さんを追っかける...みたいなシーンでしょ。
この辺が難しいところですね。
先日の試合でも、りょうさんに対して、もっと積極的に追って行けば良かったのに
とおっしゃる先生も大勢いましたが、私としては「ガチャガチャした品のない二刀」
を見せるよりは、あのりょうさんの戦いぶりで、取り敢えずは良かったと思っています。
勝敗は時の運ですからね。
お名前: 坂本 龍馬
to Hideさん
難しい問題ですね。でもシステム上の問題ではなく、二刀を遣う人と相手の問題だと思います。
システム上では二刀と対戦する人はその他に一刀と2回審査ができます。対二刀との対戦は審査
の対象とはなっていません。此方の方がよっぽどおかしいと思いますが......。
お名前: Hide.
to りょうさん
>先日の区大会!見事、初戦敗退、、、。ボーゼンでした。押しに押しまくって
>飛び込み面一発に泣きました(一応、相面でしたが、相手が有利にみえるよう
>ですね)。
お相手も、いいように攻められてしまって「起死回生」の飛び込み面だったので
しょう。二刀はそのバランスの難しさから、飛び込む勢いっていうのを表現しに
くいですよね。一刀の方がカラダがスパっと入り身になってきやすいですので、
相面が悪く見えたのではないでしょうか。
ま、腰の具合も万全ではなかったでしょうしね(^^;
西東京大会でのご活躍をお祈りいたしておりますヽ(^.^)ノ
to 坂本龍馬さん
>岡範士曰く「審査で上段や二刀を遣うのは愚の骨頂ですね。なぜかと云えば、
>2分程度で何が出来ましょうか?30秒で相手を飲み込み攻め込んで、相手の
>出端や応じが出来なければいけません。相手はどうしょうもなく、いつでも打
>ち込んできますから、バタバタした剣道となり、とてもお互いに審査の対象と
>なるような稽古になりません」とのことでした。
うーん、岡先生のお言葉とは思えない発言ですね・・・。ってことは、現行の昇
段審査のシステムが不備だってことをお認めになっていらっしゃるようなもので
はありませんか(^^;
全剣連が正式に認められている昇段や二刀での受審者に対しても「公平に技量を
測れる」システムでないのなら、「中段のための審査」ではありませんか! 剣
道の枠を狭め、自由度を否定するお言葉と考ざるをえません(`´)
範士が平然と、なんの疑問も抱かずにこうした発言をしてしまえるあたりに、現
代剣道界上層部の抱える問題点がありませんかねぇ・・・(^^;
お名前: りょう
坂本先生、先日はありがとうございました。無事、遠征も終わられたのですね。
温泉地での大盛況ぶり、うらやましいかぎりです。
さて試合ですが、難しいですね。出がしらを抑えない限り、試合は勝てないです。
今は亡き上段の名手、川添先生は試合が長いことでも有名だったと聞きますが、その
ぐらいの覚悟で挑まないといけないですね。私は、まだまだ修業が足りておりません
ので、もう少し進化しようと思います(ってできたらいいんですが、好不調の波が
あるのは、気の持ちようだと思いますので、いつも気を張ってお稽古します。勿論
先日の坂本先生とのお稽古は、あの地点でのフルモードでした)。
お名前: 坂本 龍馬
りょうさん
試合はなかなか大変ですね。お互い合気になれれば良いのだけれど。これは、やはり最初が
肝心ですね。戸田先生のように、小太刀で相手と剣尖交えて心と心の交流を図ってから、正々堂々と遣りましょうの心境で、相手を此方のペースにしないと試合になりませんね。審査を
もっと大変です。だって6段で1分30秒ですから、なかなか丁々発止の稽古になりません。
この辺をもっと研究する必要があると思いました。最初の部分で相手を圧倒する位とか格が必
要なんですね.........。反省。でも富山の稽古は楽しかった。人数は覚えていませ
んが、稽古ではなんであんなに丁々発止で攻め込み自由に出来るんだろう?........
岡範士曰く「審査で上段や二刀を遣うのは愚の骨頂ですね。なぜかと云えば、2分程度で何が
出来ましょうか?30秒で相手を飲み込み攻め込んで、相手の出端や応じが出来なければいけ
ません。相手はどうしょうもなく、いつでも打ち込んできますから、バタバタした剣道となり、
とてもお互いに審査の対象となるような稽古になりません」とのことでした。
お名前: りょう
Hide.さん、himさん、ありがたいのはこちらの方ですよ。心強い応援団を得た気持ちで
大変喜ばしく思っております。今後とも宜しくお願い致します。
さて、先日の区大会!見事、初戦敗退、、、。ボーゼンでした。押しに押しまくって
飛び込み面一発に泣きました(一応、相面でしたが、相手が有利にみえるようですね)。ため息しか出ませんが、10月は西東京大会へも出場しますので、もう少し
なんとかするつもりです。試合は難しい!(実感しております)
お名前: Hide.
to himさん
>昨日の会社帰りの電車の中で読み始めましたが、それだけでは読み切れずに今
>朝の通勤電車の中でも読んでしまいました(^^;
アハハ、プリントアウトしたことはありませんが、かなりの枚数になるんでしょ
うねぇ・・・(^^;
>Hide.さん,はくどーさんの共著で、本にまとめられたら如何でしょうか?
>あるいは、剣道誌で特集が組めると思いますね。
本にまとめるには、まだ、内容が薄いですよ。二刀の技術と、それに対する一刀
の技術を写真つきで解説すればいいものが作れると思いますが、あまり買って読
もうという人はいないのではないでしょうか・・・(^^;
でも、剣道誌の対談くらいでしたら、十分二ページを埋められるだけの内容はあ
りますねヽ(^.^)ノ
それに、はくどーさんの場合、師匠の中村先生がいらっしゃいますから、それを
差し置いて本を書くのは難しいでしょう(^^;
>これだけ、二刀流と対二刀が議論を重ねたことって、古今東西ないのではない
>でしょうか? 今の剣道界の中では、考えられないことですね。
これまで、二刀流は禁止という迫害を受けてきましたからねぇ・・・。
でも、二刀談義だけでしたら、武蔵会の掲示板でも十分に重ねられてきているの
ではないですか? 二刀対策ということになると、やはり、一刀の掲示板が主役
になるでしょう(笑) そこに、はくどーさんやりょうさんがお付き合いくださっ
ているので、これが単なる机上の空論にならずにすんでいるわけです。
ありがたいことですねヽ(^.^)ノ
お名前: him
>ヒムさんがフムさんになってる。
アハハ、恥ずかしいですね(^^;
お名前: はくどー
↓ ヒムさんがフムさんになってる。
ペーパー見ながら、ふむふむって、二刀対策を練っておられるのかな?(笑)
お名前: hum
to Hide.さん,はくどーさん
昨日の会社帰りの電車の中で読み始めましたが、それだけでは読み切れずに今朝の通勤電車の中でも
読んでしまいました(^^;
これ、凄いですね(^^;
Hide.さん,はくどーさんの共著で、本にまとめられたら如何でしょうか?
あるいは、剣道誌で特集が組めると思いますね。
これだけ、二刀流と対二刀が議論を重ねたことって、古今東西ないのではないでしょうか?
今の剣道界の中では、考えられないことですね。
まぁ、非常にマニアックな世界であるかも知れませんが(^^;
読んでいたら、またムラムラと日剣にお邪魔したくなりました(笑)
お名前: はくどー
URL
あはは!、当初は、二刀対策の要点を私なりにまとめてみようと思ったのですが、
こちらの掲示板の方が、よっぽど臨場感があって説得力があるなあと思ったもんですから、
直リンクさせていただいてます。(^^ゞ
なんか、はくどー庵は、どこもHide.さんのフンドシばかりで相撲取ってるようですが、
どうぞ、大目に見てくだされ。m(_ _)m
お名前: Hide.
to himさん
「はくどー庵」の母屋にある「二刀対策」のページからの直バリですからねぇ。
とりあえず、お稽古後は、備忘録もかねてこちらにまとめておくことにしていま
すヽ(^.^)ノ
お名前: him
しばらく見逃しておりましたが、なんか恐ろしいことになっていますねぇ(^^;
ここでのお話は、例えばお稽古の後の第二道場などで呑みながら伺っても、
なかなかすべてを頭の中に留めておくのは難しいですが、こうして文字になっていると
これはもう貴重な資料ですね。
今、印刷をかけたところですが、凄まじい枚数がプリンターからはじき出されています(^^;
くにさんのほんの一言が、これだけ深く広い議論にまで発展するのですから、
やっぱりインターネットって凄いものですねぇ。
さぁ〜て、印刷したものをしっかり読んで、次回日剣にお邪魔した時の参考にしよお〜っと。
しかし、理解出来るかなぁ?(^^;
お名前: Hide.
to はくどーさん
>実はね、こちらが小刀を高く構えれば、Hide.さんの霞の構えもそれに対応して
>高くなるだろうと踏んで、
アハハ、合わせてこちらの霞を高くしても、そのコースから突や右小手が狙える
わけではありませんから、ムダだと思いましてね(^^)
>ところが、Hide.さんの霞は高くならずに、逆に低くなって、
>その低い位置から、逆胴と左小手を主体に攻めてこられた。(゜o゜)
あの小刀の位置からだと、右脇があいている分、面を打つための押さえが難しく
なる。しかも、両腕とも上にあがっているに等しいので、バランスもアップになっ
てて不安定。こちらの左小手に反応しきれなかったのは、小刀を気にしすぎただ
けが理由ではないかもしれませんね(^^)
>でも、だからといって簡単には負けられませんよ。
>Hide.さんを打ち崩してこそ、武蔵会二刀の進む道だと思っています。(^−^)
アハハ、私以外にも、敵はたくさんいると思いますよぉ(^_-)〜☆
お名前: はくどー
URL
to Hide.さん、
>次回、こちらとしては、高くなった小刀を「どう料理するか?」ですね(^^)
実はね、こちらが小刀を高く構えれば、
Hide.さんの霞の構えもそれに対応して高くなるだろうと踏んで、
その高くなった霞の左小手を打ってやろうと狙っていたんですよ。σ(^^)
ところが、Hide.さんの霞は高くならずに、逆に低くなって、
その低い位置から、逆胴と左小手を主体に攻めてこられた。(゜o゜)
これでは、こちらも小刀を高い位置に維持するのは難しくなってしまいました。(+_+)
相手の構えに単に応じるのではなく、その弱点を素早く見つけて、
そこを積極的に攻めてくる姿勢に、Hide.さんの剣風をかいま見た思いです。
でも、だからといって簡単には負けられませんよ。
Hide.さんを打ち崩してこそ、武蔵会二刀の進む道だと思っています。(^−^)
お名前: Hide.
to はくどーさん
お陰様で、隅田川の泳ぎ方もうまくなりました(笑)
次回、こちらとしては、高くなった小刀を「どう料理するか?」ですね(^^)
>二刀というだけで屁理屈をこねて逃げてしまわれる人もいる中で、
>真正面から応じて真剣に渡り合ってくださるHide.さんには感謝感激です。
ホントは、新しい物好きでチャレンジ精神おう盛な私は、二刀をやってみたくて
仕方がないんです(^^; 師匠が一刀流ということで、残念ながら私自身が二刀に
取り組むわけにいきませんので、「それを破る方」で二刀流の普及に貢献しよう
と思いましてね(笑)
二刀流とのお稽古は、毎回楽しんで出来ますので僕にとっても張り合いがありま
す。まぁ、お陰様をもちまして、もう、そんじょそこらの二刀流が出てきてもビッ
クリするようなことはないでしょうね(^^) 今後とも揉んでください!
お名前: はくどー
URL
to Hide.さん
先日は、お疲れさまでした。
雨で隅田川も増水していたようですが、無事帰り着かれましたでしょうか。(笑)
さて、今回の霞対策、私的にはまずまず成功と言えそうです。
とりあえず、あの厳しいツキと小刀のコテ打ちは何とかしのぐことが出来ました。
ただ、代わりに大刀のコテをずいぶん打たれてしまいましたね。
これは、Hide.さんもおっしゃるように、小刀に意識が行き過ぎてしまったことに加え、
小刀の位置が高くなり過ぎたことによって、小刀による中心攻めが十分に利かず、
以前より深い間合いに入られてしまったことにも原因があったようです。
でも、霞の剣先と自分の突垂れを結ぶ線上に小刀の剣先を置くことによって、
あの霞からの不思議なツキを防ぐことが出来そうだということは分かりましたので、
あとは全体の流れの中で、攻めと防御のバランスを考慮しながら、次回までには、
霞の構えを浮かせられるような小刀の使い方を一層勉強してゆきたいと思います。
それにしても、毎回の稽古の度に新しい気づきと更なる工夫を要求せられるような
お稽古相手に恵まれるのは、本当にありがたいことですね。
二刀というだけで屁理屈をこねて逃げてしまわれる人もいる中で、
真正面から応じて真剣に渡り合ってくださるHide.さんには感謝感激です。
お名前: Hide.
to りょうさん
>1週間稽古を休むと、何ヶ月分も後退したような気がしてしまいました。
>継続は力なり!ですね。
りょうさんぐらいなら、そんなことはないと思いますよ。まずは、腰を治すこと
に専念されたほうがいいと思います。ヘタにムリをして悪化させたり、腰をかばっ
て違うところを痛めたりすることもありますからね(^_-)〜☆
次回は、じっくりとお願いいたします(^^)
お名前: りょう
Hide.さん、昨日も雨の中のお越しありがとうございました。
構えの変化はわかり、小手を狙ってみましたが、うまくいきませんでした。
愛情こもった突きをありがとうございました。腰の不安が解消しましたら
じっくり、お相手ください。
1週間稽古を休むと、何ヶ月分も後退したような気がしてしまいました。
継続は力なり!ですね。
お名前: Hide.
昨日は、久々に日本橋剣友会にお邪魔し、はくどーさん、りょうさんとお稽古していただきました。りょうさんとは、時間もなく、ホンの一本したできませんでしたが、はくどーさんとはじっくりお手合わせすることができましたヽ(^.^)ノ
「霞対策」ですが、こちらが想像していた通り、小刀の構えが高くなり、剣先が「中段高霞」の剣先にピタッと合っていました。この状態ですと、こちらが片手
突にいっても小刀の左鎬でコースを替えることが可能です。また同時に、小刀を
持つ右小手も狙いにくくなってしまいました。つまり、こちらからは攻撃の手段
を2ヶ所も奪われてしまう結果になったのです!
しかし、昨日のはくどーさんは、小刀の側に意識が行き過ぎていたため、左小手
に対する備えがやや甘く、そちらサイドから突破口を開きました。
●突を攻めて左小手
●左小手を攻めて逆胴
●左小手と逆胴を攻めて右半面or正面
●小刀が下がれば片手突
とこんな見合いです(^^)
次回の課題としては、再び小刀対策ですね。逆二刀は「中段高霞」に合わせるた
め、小刀の構をかなり高く上げなければならず、長身のはくどーさんといえども
右脇が空いた状態になっていました。これは、構を維持していくにあたってかな
り辛い状態のはずです。突のコースを手首の内転運動で変えるだけが目的の備え
ですから、小刀そのものに力はないはずです。この小刀を逆に、「払う」「巻く」
「押さえる」などいじってやって弱らせることは十分可能だと考えました。
むろん、あまり小刀に意識をとられすぎると、二刀の罠にはまってしまいますが、
そのあたりを見合いに組み込めれば、奪われた2ヶ所のポイントを奪還できるも
のと思われます(^^)
もうひとつの課題は、正二刀に対する構でした。前回までのお稽古で、正二刀に
対しても「中段高霞」を使っておりましたが、どうも、太刀の片手面のコースを
呼び込んでいるような感じがしていました。そこで、「正二刀と逆二刀はまった
く違う構であり、その戦術もまったく異なる」という考え方に直して、正二刀に
対して平正眼を高くした構え「高平正眼(と命名)」をとってみましたヽ(^.^)ノ
りょうさんが腰を痛めている関係もあり、また、稽古時間も終了間際でしたので、
ホンの3合しか立会いませんでしたが、太刀の面に対する備えが「中段高霞」よ
りもいい感じでした。この線でいってみようと思いました(^^)
お名前: Hide.
to はくどーさん
>中村師範は、小刀で私の霞の構えそのものを攻めてきました。
>あらかじめ霞からのツキ、コテ打ちの太刀筋を読んで、
>その太刀筋を小刀で攻めてくるので、打突自体が封じられてしまいました。
ハハハ、やはりその部分でしたか(^^)
もし、小太刀だけで一刀を攻め崩すことができれば、一刀の側には太刀を受け止
めるだけの余力は残らないことになります。2-1=1の理屈です。いやぁ、二刀お
そるべし!
そうなってしまったとき、一刀としてどのようにお相手を攻めるかが問題ですね。
それから考えると、やはり上段の構が有効なようです。小太刀で上段は攻められ
ません。勢い受けに回らなければならず、「十字の構」で防御に徹する以外の方
法がないように思いますが(^^)
実は、私の「中段高霞」も中段と上段の良さを合わせた効果を狙っての構なんで
すけどね(^_-)〜☆
お名前: はくどー
URL
to Hide.さん
>中村先生の二刀は、小太刀の使い方に特徴があると考えております。
>先生のは小太刀に「攻め」があるんです。
まさに、そのとおりですね。
私の場合、Hide.さんの霞からの攻撃に対して、
どうやってツキを押さえようか?
どうやって小手を守ろうか?
と考えていたのですが、
中村師範は、小刀で私の霞の構えそのものを攻めてきました。
あらかじめ霞からのツキ、コテ打ちの太刀筋を読んで、
その太刀筋を小刀で攻めてくるので、打突自体が封じられてしまいました。
打って行って、押さえられるとか、かわされるのではなく、
打突そのものが出来なくなってしまったのです。
小刀の攻めの強さを鍛えることは、先日戸田先生にも指摘され、
小刀のみでお相手を制するだけの攻めの力を付けるようにアドバイスされました。
難しいですけどね。今後一番の課題です。
お名前: Hide.
to はくどーさん
>>ps.ちなみに、「霞対策二刀法」ってどんなのですかぁ?(笑)
>武蔵会の仲間を相手に一刀霞で攻めてみると、いやあ面白いほどツキが決まる。
>逆二刀相手ならコテもよく決まる
アハハ、そうなんです(^^)
でも、正二刀には小手が打ちにくい。ひょっとして、普通に平正眼の方がいいの
かとも考えております。次回、りょうさん相手に試してみたいと考えております
が・・・。
>一般会員と中村師範の二刀。一体どこがどう違うんだあ???
>と思ってよーく考えてみたところ、
>あ、な〜んだ!、そのヒントは、一刀霞の構えそのものにあったんだ!。
ちょっとちょっとぉ! ここのところが肝心なんじゃないですか(^^;
そのヒントとは??? 「お楽しみ」なんてイジワル言わないで、それを書いてく
ださらなくちゃ!(笑)
中村先生の二刀は、小太刀の使い方に特徴があると考えております。
先生のは小太刀に「攻め」があるんです。他の方は小太刀は
1.お相手の竹刀を押さえるなど、太刀での攻撃の補助に使う
2.太刀での打突後、空いている部位を防御する
といった感じですが、中村先生のは小太刀そのものに攻めが効いてます。ゆえに、
一刀の構そのものを浮かされてしまう(一刀同士で対戦し上位者に攻められたと
きのように)からだと考えておりましたが・・・(^^;
お名前: Hide.
to はくどーさん
>>ps.ちなみに、「霞対策二刀法」ってどんなのですかぁ?(笑)
>武蔵会の仲間を相手に一刀霞で攻めてみると、いやあ面白いほどツキが決まる。
>逆二刀相手ならコテもよく決まる
アハハ、そうなんです(^^)
でも、正二刀には小手が打ちにくい。ひょっとして、普通に平正眼の方がいいの
かとも考えております。次回、りょうさん相手に試してみたいと考えております
が・・・。
>一般会員と中村師範の二刀。一体どこがどう違うんだあ???
>と思ってよーく考えてみたところ、
>あ、な〜んだ!、そのヒントは、一刀霞の構えそのものにあったんだ!。
ちょっとちょっとぉ! ここのところが肝心なんじゃないですか(^^;
そのヒントとは??? 「お楽しみ」なんてイジワル言わないで、それを書いてく
ださらなくちゃ!(笑)
中村先生の二刀は、小太刀の使い方に特徴があると考えております。
先生のは小太刀に「攻め」があるんです。他の方は小太刀は
1.お相手の竹刀を押さえるなど、太刀での攻撃の補助に使う
2.太刀での打突後、空いている部位を防御する
といった感じですが、中村先生のは小太刀そのものに攻めが効いてます。ゆえに、
一刀の構そのものを浮かされてしまう(一刀同士で対戦し上位者に攻められたと
きのように)からだと考えておりましたが・・・(^^;
お名前: はくどー
URL
to Hide.さん
>ps.ちなみに、「霞対策二刀法」ってどんなのですかぁ?(笑)
武蔵会の仲間を相手に一刀霞で攻めてみると、いやあ面白いほどツキが決まる。
逆二刀相手ならコテもよく決まる。
そこで、中村師範に勇んで一刀霞で立ち向かってみました。
ところが、あれ?、なぜかツキが打てない、コテが打てない...。
一般会員と中村師範の二刀。一体どこがどう違うんだあ???
と思ってよーく考えてみたところ、
あ、な〜んだ!、そのヒントは、一刀霞の構えそのものにあったんだ!。
...という訳です。う〜ん、霞の構え恐るべし...。(^^;)
って、かえって訳の分からない書き込みになってしまいましたね。
ま、日剣にいらしてくださったときのお楽しみということで。m(..)m
お名前: Hide.
to はくどーさん
お忙しいところ、わざわざありがとうございます(^_-)〜☆
武蔵会、充実した内容だったと、漏れ伺っております。お疲れさまでした!
>また、この霞の理合を逆に二刀側にも応用して、霞対策二刀法も工夫してみまし
>た。
ウゲゲ、そいつは困りましたねぇ・・・。こちらには二刀の使い手がおりません
から、頭の中でしか対策が立てられないというのに・・・(^^; 誘いに乗って、
日剣まで出かけていかなきゃいかんようですね(笑)
とは言え、今月は難しいかもしれません。予定が立ちましたら、日剣の方にカキ
コいたします(^^)
ps.ちなみに、「霞対策二刀法」ってどんなのですかぁ?(笑)
お名前: はくどー
URL
こちらには、久しぶりのカキコです。
この週末は武蔵会の稽古会でした。
Hide.さん対策で、会員を相手にして、一刀による霞の稽古もしてみました。
対策立てるには、お相手の技を研究し実践してみるのが近道か?と思った次第です。
お陰様で、霞からのツキのコツも少しではありますが飲み込めてきました。
また、この霞の理合を逆に二刀側にも応用して、霞対策二刀法も工夫してみました。
というわけで、次回、Hide.さんとお稽古できる機会を楽しみにしています。
なんか、暗に「また日本橋に来て!」と誘っているのが、ミエミエかな?。(^^ゞ
お名前: Hide.
to 府中市代表さん
>1.むやみに相手の間合いに入らない、間合いに入る時に小太刀に押さえられ
>ないようにする。
そうですね、これは重要なことです。しかし、上段に比べると二刀は極めて間合が近いんです。それが頭に入っていれば、もっと打ち間を確保できたものと思われます(^^)
>2.引き技、またはつばぜり合いからの分かれ際を狙う。
そうですね、対上段戦の鉄則ですが、二刀にも極めて有効と考えます(^^)
>3.小太刀の外側からの突きを狙う。
そうですね、小太刀の打ち側から突を狙うのは、押さえ込まれて打たれそうで恐
いものです。実際、二刀の方はそれを一番狙っておられる(笑) しかし、外側か
らの突は自由に動く小太刀に簡単にはじかれてしまい、押さえ込まれるのよりも
体勢に乱れが生じてうまくない。「ムリだ」と直感されたのは懸命と言えるでで
しょう(^^)
to りょうさん
>まず、私の一回戦の様子をこちらでは書いてなかったですね。
拝読いたしましたが、一本目が抜き技、二本目が出鼻技とは理想的な展開ですね
ヽ(^.^)ノ
>稽古中は、引く相手は、壁にぶつかるまで攻め続けるのを心がけております。
なるほど、けっこうですね(^^)
中段でも時々「引き抜き系」の方がおられますが、私も壁際まで追い回します(笑)
お名前: りょう
府中市代表さんお出ましありがとうございます。
まず、私の一回戦の様子をこちらでは書いてなかったですね。
すらっと長身の、最近売り出し中の若手の方のようですが、二刀に対しては
明らかに、とまどいが見られました。相手が真っ直ぐ突き(間合いをつめただけかも)
に来るところを、余して引き面(当たりはいまいちでしたが)。二本目、相手が逆引き胴放つも、ちょっとはずれセーフ。面に出てくるところを相面(出がしら?)で終了。
で、府中市代表さんと立ち会い、しっかり間合いを保たれ、確かに小刀と合わせてくれません。
そこで、場外まで追いつめようかとも思っておりましたが、うまく行きません。
決められた所は、鍔ぜり後、私が構える所を、飛び込まれたと記憶しております。
上段、二刀に対しては、相手にまず構えさせないというのは、常套手段ですので
「うっ」って感じでした。
>Hide.さん
引く相手に対しては、場外反則まで追いやるしかないと思っておりますが、まだ
うまくコーナーに追いつめられません。あと、鍔ぜり狙いの方への対応も、思案中
で、先日の中央区の団体戦でも、苦労し、結局引き分けでした。やはり、ツッコン
で来る所を、間合いを考え(引きながらでも)どこか打つしかないと思って
おります(中央区では、会場狭く、打つには打ったけど押し出されてしまいました)。
稽古中は、引く相手は、壁にぶつかるまで攻め続けるのを心がけております。
お名前: 府中市代表
対上段について
先日りょうさんと対戦したものです。
りょうさんとの対戦で心がけたこととしては、
1.むやみに相手の間合いに入らない、間合いに入る時に小太刀に押さえられないようにする。
2.引き技、またはつばぜり合いからの分かれ際を狙う。
3.小太刀の外側からの突きを狙う。
といったことでした。
但し3については、立ち会った瞬間に無理だと思いましたが。
構えについては、普通の中段に構えていました。
試合ということで、かなりせこい手だったかも知れません。
また、まず小手を打たれることは無いだろうという勝手な憶測はありました。
実際に決めた小手については、中間間合いから詰めて打ったということは覚えていますが、どうして中間間合いになったのかはよく覚えていません。
とにかくやりづらかったことは事実です。
お名前: Hide.
to りょうさん
>これは、千代田区でのお話ですが、元々、中下段っぽい構えのようで、抑えに
>いくと間合いを切られるようなかんじでした。
うーん、それは戦法として有効かもしれませんね。
小太刀が押さえようとして不用意に伸びてきたのを引き下がってはずせれば、あ
とは片手上段が残るのみです。出るだけではなく引く作戦も考えてみようかなぁ
(^^)
>前に出てはいけないと思われたそうです。
フムフム。これも、上記した推測と合致してますね。まぁ、お稽古の場合は「引
くことをよし」としない傾向にありますが、試合ではこういう戦法もアリですね。
二刀の立場としても、「引くお相手」も視野に入れてお稽古していく必要がある
んじゃないですか(^^)
お名前: りょう
>構えは、工夫無く、下段に近い中段というところだった思いますが、小刀には
>合わせてくれませんでした。
これは、千代田区でのお話ですが、元々、中下段っぽい構えのようで、抑えにいくと
間合いを切られるようなかんじでした。
府中市代表さんは、私の一回戦を見られていたので、前に出てはいけないと思われた
そうです。構えは、、、えっと〜、、、平青眼ぎみだったかな〜。記憶が曖昧です。
私としては、いろいろ試みたつもりですが、空回ってしまい(打ちの当たりも悪く)
中間間合いからの、太刀側の小手を打たれました。ねらいは、やはりご本人の登場を
待つとしましょう。
お名前: Hide.
to りょうさん
>構えは、工夫無く、下段に近い中段というところだった思いますが、小刀には
>合わせてくれませんでした。
ということは、比較的押さえやすい高さにはあったわけですね。「小太刀に合わ
せてくれなかった」とは、剣先が開いていたということですか? それとも高さ
的なものでしょうか???
>昨日の私のテーマは、いかに小刀に相手の注意を持っていかせ
中村先生の二刀は、小太刀の攻めが抜群にいいです。小太刀の剣先がしっかり生
きてますよヽ(^.^)ノ
to himさん
>「当たっているんだけど、打っていない」という状態です(;_;)
うーん、どうしたことなのでしょう? ちょっと気がかりですねぇ。二刀戦を意
識しすぎて一刀の間合に狂いが生じてしまったことによる気後れとか???(^^;
>足捌き(特にアキレス腱切ってから左方向の捌きに難)の悪い私には、こんな器
>用な芸当は出来ません(^^;
うーん、これは机上の空論ですから、可能かどうかは不明ですよ(^^;
お名前: りょう
himさん、昨日はお稽古ありがとうございました。
逆胴をまたしても打たれてしまいました m(_._)mペコ。
ただ、確かにhimさんの迷い(お元気のなさ)も感じとれましたので、強引に小刀を使い
打ち込ませて頂きました。
昨日の私のテーマは、いかに小刀に相手の注意を持っていかせ、太刀で打ちとるか
でしたが、いかがでしたでしょうか?
また、二段打ちも練習課題なのですが、これは小刀で打つまに、himさんの面をくらってしまいました。まだまだです。
試合も一段落しましたので、形の習熟につとめ、更なる飛躍を目指します。
お名前: him
昨日、日剣で りょうさんに第3戦を挑みましたが、ボコボコでしたねぇ(^^;
りょうさんの二刀は、実戦経験を積まれ「日々進化している」という感じですね。
昨日は、霞(もどき?)の構えも効かなかったです。
最大の敗因は、気持ちが前に向かっていなかったことでしょう。
そのため、剣先に力がなかったですね。
そこを小太刀で抑えられ、面,小手といいように打たれまくりました。
もう一つの原因は、私がスランプに突入しつつあるということです。
面が打てない・・・手と足のバランスが崩れて来たようで、
「当たっているんだけど、打っていない」という状態です(;_;)
もう一度、基本打ちからやり直す必要を感じています。
それから、Hide.さんの言われた
>すり上げよりもむしろ、思い切って体を左に開いて応じ返し面を狙ってみるのも
>いいかもしれません。正二刀の面のコースに逆らわずに打てそうに思えます(^^)
これ出来ない〜〜〜!!!
足捌き(特にアキレス腱切ってから左方向の捌きに難)の悪い私には、こんな器用な
芸当は出来ません(^^;
第4戦の挑戦は、スランプ脱出して自信を取り戻してからにしましょう。
お名前: りょう
>Hide.さん
相手は、二刀との経験なかったようで、かなりとまどいが見られました。
構えは、工夫無く、下段に近い中段というところだった思いますが、小刀には
合わせてくれませんでした。最初は、飛び込み面を主体に攻めてきましたが
1本目(私なら旗上げる)2本目(面がね)で、あとは、小刀でよけたため、
今度は太刀の小手に飛び込んで来ました(突きと小手が交錯しました)。
突きはこなかったと思います。鍔ぜりから分かれこちらが十字の構えを取らざる
を得ない場面が多く、時間を消化し、小刀をかなり気にされ、大きく払われたりも、
何度かしましたので、そこが狙い目でもありました。
結局、引き技で破れましたが、試合後ご挨拶し「上段とはありますが、二刀とは
初めてで、どこをどうしていいのやら」と言われました。それでも、活路を見いだしていく試合巧者は、ひと味違うな〜と思いました。
お名前: Hide.
to りょうさん
>二刀からの攻めは、相手の懐が深すぎ、詰めても避けられ、同様に小手もうま
>く打ちきれず、旗一本上がるかどうか
>の打ちとしまして、飛び込み胴、突きを放ちましたが(会場は沸いたそうです
>が)旗を上げきる事は出来ませんでした(反省)。
そうですか。ほぼ、りょうさんの戦いぶりが目に浮かんでまいりました(^^)
お相手はりょうさんのどのようなところを狙っていたようですか? 構は平正眼、
それともふつうの中段だったのでしょうか?
to はくどーさん
りょうさんの戦いぶりに関する考察、また、谷口先生のお言葉や小野塚君の論文
など、たいへん興味深いネタをたくさんカキコしてくださり恐縮です(^^)
胴打ちですが、一刀の胴打ちそのものが変化してきているため、二刀の胴が取れ
なくなってきているのです。
昔の先生(私の師匠の渡辺敏雄もそうでした)は、胴を打って右手を放すように
して開き足を使って体さばきをされておりました。これは、面応じ返し胴でも面
抜き胴でも同じです。今のように、相手とすれ違いながら抜いて打つ(日本剣道
形7本目)のような胴を打つ方はいらっしゃいませんでした。
むろん右片手で打つ「ワンハンド胴」や片手のまま時計回りに一回転する「回転
抜き胴」などはまったく打たれませんでした。
面応じ返し胴などは、応じた瞬間小足で後ろにさがり、左斜め後ろにさばきなが
ら胴を打つような形も多かったです。
まさに「胴も左手で打つ」の見本のような打ち方でした(^^)
そういう打ち方が主流であった時代、二刀からの胴もたいへんとりやすかったの
ではないかと考察する次第です。
なお、慶応の戸田先生や国士舘の馬場先生も、学連の審判講習で二刀の技を披露
されたときに、いわゆる「抜き胴タイプ」の胴に慣れていると二刀の胴を見落と
す危険がある、とおっしゃっていらっしゃいました。
このあたりは、谷口先生のお話の通り、一刀まで含め、胴打ちを根底から考え直
す必要があるのかもしれませんね(^^)
to himさん
ニセモノのカキコは消しちゃいました(笑)
>霞もどき?の左拳が右にグッと入った構えから表へ擦り上げるのはちょっと間
>に合わなかったため、
そうなんです。そこは私の悩みの種なんです。あそこから表に入るためには、や
はり左拳の位置を固定するしかない。その分「カラダが右にさばけ」なければ表
のすり上げになりません。ただ、小太刀サイドにカラダが入りますので、感覚的
にはイヤですね(笑)
すり上げよりもむしろ、思い切って体を左に開いて応じ返し面を狙ってみるのも
いいかもしれません。正二刀の面のコースに逆らわずに打てそうに思えます(^^)
お名前: him
to りょうさん
なかなか強敵と当たってしまわれたとのこと、結果は残念でしたが、強い相手と試合が出来たということは
喜ぶべきことでしょう。
鍔競り合いからの技は、私も研究してみます(普段はあまり使わないのですが・・・)。
to Hide.さん(紛らわしい偽者が出て来たようなので、ちゃんと「.」を付けます(^^;)
>このすり上げですが、表ですか裏ですか? どちらを狙われていたのでしょうか?
表裏のどちらも試してみましたが、りょうさんの面に深いながらも触ることが出来たのは
表からの擦り上げ面を試みた時でしたが、霞もどき?の左拳が右にグッと入った構えから
表へ擦り上げるのはちょっと間に合わなかったため、実際には擦り上げ面にはなっておらず、
りょうさんの間隙を縫って面に当たったということだと思います。
「たまたま当たった」それも「かなり竹刀の元の方で」ということで、自分としてはまったく
評価の対象外で満足していません(グヤジ〜〜!)。
次回は、りょうさんの課題の鍔競り合いの技とともに、更なる研究を進めたいですね(^^)
お名前: はくどー
URL
こんにちは。(^_^)/
to りょうさん
昨日の試合、お疲れさまでした。
二刀での公式試合、初の一敗となってしまいましたね。
相手は、全日本実業団で最優秀選手にも選ばれたことのある人ですから、
並の強さではなかったです。
180センチ以上はある長身から繰り出す飛び込み面は迫力満点。
手も長く、懐の深い構えで、確かに序盤に危ない場面がありました。
(私も審判だったらあげてたかも(^^ゞ)
でも、さすがにその後は、よくあの面を見切って戦い通しました。
むしろ感心しましたよ。
ただ、りょうさんの敗因は、
自分から先に攻撃に出てしまったところじゃないでしょうか。
二刀の戦い方の要諦は、鶴翼の陣、あるいは城塞の構えと言われるごとく、
どっしりと構えて、じわりじわりと包み込むようにして相手の攻撃を封じ込め、
詰め将棋のように相手を追いつめて行って、ここぞというときに一太刀で決める。
こういう戦い方をしなければならないのじゃないかと思いますが、
昨日の試合では、相手がなまじ攻撃力があるものだから、
その攻撃を押さえて、陣形を整えておくことに我慢しきれず、
自ら城門を開いて一点突破の突撃敢行をしてしまった。
という感じがしてしまいました。
序盤の危ない飛び込み面も、自分から打ちに行こうとして出ていったところを乗られた
という感じでしたよね。
先日のHide.さんとの稽古のように、構えを崩さず胆で攻めていれば、
あの面打ちでも、そう簡単に打ち崩されることはないと思います。
いくら実業団の猛者でも、Hide.さんほどの技の鋭さは持っていませんし、
そのHide.さんですら、得意の突き以外には、今のところなかなか有効な崩しを
見出すことが出来ずに苦慮しているほどのりょうさんの正二刀です。
焦らずもう少しじっくり構えて対処すれば、また違った展開になったのでは、
と考えてしまうのは、身内ものの贔屓でしょうか?。σ(^^;)
ついでに贔屓をもう一つ。
惜しい胴がありましたね。
バックリ入って、もの凄く良い音がして、会場中が大きくどよめきました。
でも、試合開始早々で、
審判がまだ二刀の試合をどのように判定して良いかわからずに、
迷っている段階でしたから、せっかくの胴打ちも、
3人の審判が顔を見合わせるばかりで、旗を上げられませんでした。
実は、以前に、谷口先生(二刀で全日本に出たこともある、二刀界?の重鎮)が、
「昔の審判は、二刀の胴打ちをよくとってくれた。
むしろ、二刀で鮮やかに胴を打ててこそ本物の二刀使いという意識が、
一般にも審判にもあった。
しかし、最近は昇段審査剣道の影響か、一刀でも面打ちばかりが大切にされ
胴打ちはどちらかというと軽視される傾向にある。
京都大会等でも、一刀での素晴らしい胴打ちが
ほとんど見られなくなってしまった現況では、
二刀片手打ちの胴を一般の審判が見切れないのも当然かもしれない。
何とも寂しい剣道界になってしまったもんだ。」
という主旨のことをおっしゃっていました。
確かに、戦前は、二刀での胴打ちは、かなり主流だったようですね。
武蔵会の会員でもある岩手の小野塚くんが学生時代に書いた論文
「剣道の二刀流に関する史的研究」−二刀流継承のための歴史的役割−
の中に、昭和9年の天覧試合を二刀で戦った、志田選士と藤本選士の
試合記録がありましたので、参考までに載せてみます。
○志田選士
第1回戦(第11部)
志田(栃木)メ メ − メ 御供(山形)
メ ド − メ 弘原(山口)
ド コ − ド 西(滋賀)
第2回戦(第1部)
志田(栃木) − ド 野間(東京)
メ − 荻(大阪)
○藤本選士
第1回戦(第8部)
藤本(香川)コ メ − 古賀(長崎)
メ ド − 大友(台湾)
メ メ − 町田(長野)
第2回戦(第4部)
藤本(香川)ド コ − 松海(大分)
ド メ − ド 小川(秋田)
準決勝戦
藤本(香川)コ メ − 小笠原(青森)
決勝戦
藤本(香川)ド −メ ド 野間(東京)
というわけで、胴が結構二刀の決め技になっていますね。
我が「武蔵会」としては、戦後の現代剣道における判定基準の中で、
どのような胴打ちならば、審判を納得させ、旗を上げさせることが出来るか、
このあたりを今後の大きな研究課題にしてゆきたいと思います。
お名前: りょう
>himさん
そうですね。私が動かされました。
終盤は狙われているのは分かった上で、打っていた部分もあります。
(どんな風に打っているのか見たかったので)しかし、
正二刀で、霞を崩すには、長丁場の根気勝負の気がします。いろいろはくどーさんとも
話しましたが、やはりこちらも、相手を引き出す攻めが必要ということに尽きます。
>Hide.さん
審判に関しましては、私が命拾いしたように思います。二刀からの攻めは、相手の懐が
深すぎ、詰めても避けられ、同様に小手もうまく打ちきれず、旗一本上がるかどうか
の打ちとしまして、飛び込み胴、突きを放ちましたが(会場は沸いたそうですが)
旗を上げきる事は出来ませんでした(反省)。
今週も試合ですので、またレベルを上げて挑みます。
お名前: Hide.
to himさん
カキコありがとうございます。
>まず、小手を打たれる不安がまったくなくなったことで、攻めに余裕で出来ま
>した。
そうですね。霞の構のポイントのひとつは、右小手と裏のラインの完全防御です。
問題点は、左拳が中心からずれているための攻撃力不足です。それさえ解決でき
れば、霞は二刀や上段にたいへん有効な構と言えるでしょう(^^)
>気持ちとしては、りょうさんの面打ちを擦り上げる気持ちで出ていますが、
>現実には擦り上げにはなっていなかったですね。
このすり上げですが、表ですか裏ですか? どちらを狙われていたのでしょうか?
>本来的には面は小太刀でガードされているのではありませんでしたっけ?(胴
>かな?)
面のときの小太刀は胴の位置です(^^)
to りょうさん
そうですか、それは残念でしたね。でも、お相手にとって不足はなかったですし、
とられたのが引き胴では、お相手にも有効な攻め手がなかったってことですよね。
二刀からの技の方はいかがでしたか? 「これはいったんじゃないか?」ってい
うのは出なかったのでしょうか? また、審判の判定はいかがでしょう? 二刀
の技を見慣れておりませんから、そのあたりに問題点はありませんでしたか?(^^)
お名前: りょう
敗れました。延長負けでしたので、時間内で負けなかったということで、、、(^◇^;)
ふ〜、相手は、希望通りのこれまでの試合相手として、最強でした(住友海上の副将)。ただ、二刀とは、初めてだったようで、かなり迷いは見えました。
ただ、悲しいかな、鍔ぜりから、引き胴くらい、終了。
二刀の鍔ぜりは、まだまだわからない部分が多く、今後の課題です。
というわけで、また、稽古稽古です。
お名前: him
to りょうさん
昨日は有難うございました。
リベンジなんて、そんな・・・(^^;
自分では、まだ仇を討った感じはないですねぇ(笑)
確かに小手は一本も打たれなかったようですが。
「正二刀をどう攻めるか?」ず〜っと考えていたのですが、先週はちょっと間違えましたね。
先週は、「霞の構えでは、正二刀からは左小手や逆胴を打たれ易いのではないか」ということで、
剣先を(自分から見て)右に開き、正二刀の小太刀の構えの外に置いたらどうだろうか?
と考えたのですが、まったくうまく行きませんでしたね。
小手,面ともいいように打たれ、サンドバック状態でした。
昨日はまったく考えを変えまして、Hideさんの霞の構えを真似て「霞もどき?」で構えでみましたが、
やはりこれが良かったのかも(足も左右試してみました)。
まず、小手を打たれる不安がまったくなくなったことで、攻めに余裕で出来ました。
あの逆胴は決まったか!?と思ったのですが、やはりちょっと浅かったですね。
りょうさんは「相面を打たれた」と感じられたようですが、あれはいずれも深かったですね。
竹刀の元の方でのヒットです。
気持ちとしては、りょうさんの面打ちを擦り上げる気持ちで出ていますが、
現実には擦り上げにはなっていなかったですね。
りょうさんの面打ちを迎えに行った格好になっているため、遅れていますね。
もう少し、引き出すような攻めが必要ですなぁ。
あの時のりょうさんの小太刀の位置があまり記憶に残っていないのですが、
本来的には面は小太刀でガードされているのではありませんでしたっけ?(胴かな?)
いずれにしても、私にも課題の残ったお稽古でした。
りょうさんとは五段同期ですから、やっぱり燃えますね(笑)
お互い切磋琢磨して、一緒に六段受けに京都へ行きましょう!
試合頑張ってね!
to Hideさん
昨日は、心強い隠れ蓑がなかったために、やっぱり最後はヘロヘロになりました(^^;
お名前: Hide.
to りょうさん
相面ですか? うーん、どのタイミングで狙ったのかなぁ・・・? これはhimさ
んの登場を待たなければいけませんね。
himさん、よろしくねヽ(^.^)ノ
お名前: りょう
本日、himさんが日剣に先週に続きこられました。
私、リベンジされてしまいました。逆胴こそ、前回よりは浅かったですが、相面でのられてしまいました(何本も)。打つタイミングはhimさんよりお聞き下さい。
胴を何本か打ちましたが、決め切れませんでした。あさっては、試合というのに
一杯宿題をもらい、夏休み終わる前に、天気予報調べている小学生の気分です。
お名前: Hide.
to himさん
>まぁ、お気になさらずに、店のアルコールを全部呑み干すつもりで、
>エベレスさんを歓待して下さい(^^)
酒がメインの店じゃありませんからね。エベレスさんも相当な飲兵衛ですから、
ひょっとしたら飲み干せるかもしれません(^^;
でも、お稽古後じゃないから、そんなにいかないかな(笑)
to 坂本龍馬さん
うわぁ、そんな大それたことをお考えだったのですか?(^^;
うーん、今のところ、まだ決定じゃないんですが、会議の公算が高いんです。そ
うなると、ちょっと日剣には間に合いそうもありません。申し訳ありませんm(_ _)m
お名前: 坂本 龍馬
Hideさんへ
金曜日日本橋へ稽古に出られるなら、江戸へ行こうかなと思いますが、会議の予定なんですか、残念ですね。予定が判れば、日剣の方にでも書き込みして下さい。
お名前: him
to Hideさん
>だいじょうぶです。ラブがバイトしているインド料理店で激辛インド料理に舌鼓
>を打つ予定です。酒は、ワインは置いてありますが生ビールがメインになるでしょ
>うから、そんなには飲まないでしょ。
いやいや、あぶない あぶない(^^;
時の勢いという奴がありますからねぇ。
まぁ、お気になさらずに、店のアルコールを全部呑み干すつもりで、
エベレスさんを歓待して下さい(^^)
お名前: Hide.
to himさん
>私は5日の朝、エベレスさんにお会いする約束をしております。
>だからあんまり呑ませて遅刻させちゃ、ダメよ。
だいじょうぶです。ラブがバイトしているインド料理店で激辛インド料理に舌鼓
を打つ予定です。酒は、ワインは置いてありますが生ビールがメインになるでしょ
うから、そんなには飲まないでしょ。
でも、前回もかなり飲んだんだったっけ(笑)
>そして、日本橋剣友会でお稽古、という予定ですが詳細はまだ打ち合わせてお
>りません。
うーん、お忙しそうですから、あまりごムリをさせないほうがいいかもしれませ
んね。「出稽古」ではなく「仕事」で来られるわけですから・・・。
ちなみに、私の金曜日の予定に不穏なものがあります。どうも、会議が入りそう
な・・・。ちょっと微妙です(^^;
お名前: him
to Hideさん
私は5日の朝、エベレスさんにお会いする約束をしております。
だからあんまり呑ませて遅刻させちゃ、ダメよ。
防具の打ち合わせをした後、エベレスさんは関西へ行かれて、
6日の夕方にまた東京に戻って来られるそうです(う〜ん、ハード・・・)。
そして、日本橋剣友会でお稽古、という予定ですが詳細はまだ打ち合わせておりません。
なんか凄い数のお客さんと会われるそうですので、
あくまでも、エベレスさんのお仕事しだいというつもりでおります。
ただ、エベレスさんもお稽古を楽しみにされているようなので、実現出来たらいいですね(^o^)
お名前: Hide.
to himさん
>特に、正二刀と逆二刀は「まったくの別物」という思いが更に強くなりました。
同感です。むろん考え方のベース(理合)は同じですが、その攻略法はまったく異
なると考えていいでしょうね(^^)
>後藤先生には、一番最初にお稽古を頂戴致しましたが、非常に気魂溢れる太刀
>遣いに圧倒されっぱなしでした。
おっしゃる通りです。逆二刀でしたが、はくどーさんのとは別物ですね。強引な
までの小太刀さばきが特徴的でした(^^)
>よーし、今度はそういうところにも注意しながらお稽古を頂くことにしましょう。
中段とは違って、こうした部分でも自由度が高いのが二刀流です。お相手の足が
変れば技の変わり目を察知できます。二刀流攻略にとっては大切な要件ではない
でしょうか(^^)
to はくどーさん
後半どうも無防備に突かせすぎると思ったのですが、やはり突のコースを読まれていたわけですね。さすがです。だから、お稽古が楽しいわけだ(笑)
>ただ、「序破」から、最後の「急」の一瞬に全ての気剣体を一致させる技術は
>一朝一夕に出来るものではなく、Hide.さんの修行の深さを思い知らされました。
そんな大それたものではありませんが、私の師匠の渡辺敏雄の片手突がそんな感
じでした。
動作は極めて緩慢なんですが、剣先が異様に膨れ上がってニューっと近寄ってき
て「トン、ズリズリズリーーー」と突かれるのです。よけることもかわすことも
できず突かれるがままでした。先生の片手突には遠く及びませんが、イメージと
してはそんなものがあることは事実です(^^)
>面打ちに関しては、実は、私としては、
>霞の裏側への打ちをフェイントとして使い、
>本当は表側から打ってみたかったのです。
これはお稽古をしていた感じました。しっかり打っているようでも、傍からは軽
くしかも「当てにいっている」ようにしか見えない裏の面に、はくどーさんが満
足されるとは思いませんでした。で、最後は「表が来る・・・」と(笑)
>小刀での打突は、稽古の中で相手を驚かす効果はあるのですが、
>実際の試合で一本になることはほとんどありませんね。
あの「胴面」なら私は旗を上げますよヽ(^.^)ノ
エベレスさんとは来週の水曜日、息子の剣道具の採寸のため自宅までお越しいた
だき、痛飲する約束を取り付けております。金曜日の日剣の話はしておりません
でしたが、確定なのでしょうか? ちなみに、7日はまたしても出勤にあたって
います(苦笑)
お名前: はくどー
URL
Hide.さん、him さん、こんにちは。
昨日は、大変遅くまでおつき合いいただき、ありがとうございました。
今回の稽古では、例の中段高霞の構えから、どうやって色のない突きを打ってくるのか、
そして、前回の千代田区土曜稽古の折りに打たれた小手打ちの太刀筋を見極めようと、
この2点を課題に稽古させていただきました。
突きに関しては、中段高霞における高い位置の剣先と左手が正中線を外れた構え。
この構えから片手突きを打つのは、物理的に不可能なのではないかと思っていたため、
どういう方法で打つのかを興味深く観察させていただきました。
ところが、稽古の前半では、これが全く分かりません。
「突きが来るぞ!」という色が見えないまま、
気がつくと突かれてしまっているという状態でした。
そこで、後半は防御動作をやめ、何本か突かれるままにその太刀筋を見極めようと
努力してみました。
なるほど!。
中段高霞の構えからストレートに突かれているものとばかり思っていたのですが、
突きが放たれる直前には剣先が降りてきてのど元をとらえ、
左手もほぼ正中線に戻ってきてるのです。
ただ、この剣先の降りてきかたが、とても自然なため、こちらが反応動作を起こせないのでした。
互いの攻防の流れの中で、ごく自然に、しかも緩慢とも思えるほどにゆっくりとした動作で、
剣先がこちらの胸元に迫ってきます。
この時に、打つぞ!突くぞ!という意志が全く見えないために、
こちらは、その初期動作を完全に見過ごしてしまいます。
剣先がのど元に向かっているのに気がついて、
あわてて防御反応を起こそうとしたときには、
すでに剣先は目にもとまらぬ早さで咽を貫いていました。
いわゆる序・破・急。
古流剣術の世界では当たり前ともいえる基礎的動作ですが、
スピード重視の現代剣道では、とかく忘れられがちなものです。
人間は素早い動作には瞬時に反応出来ますが、
ゆっくりとした動作には、逆になかなか反応できないものですね。
ただ、「序破」から、最後の「急」の一瞬に全ての気剣体を一致させる技術は
一朝一夕に出来るものではなく、Hide.さんの修行の深さを思い知らされました。
本当によい勉強をさせていただきました。
小手打ちの太刀筋は、なんと、りょうさんの正二刀小手打ちの太刀筋と
ほぼ同じものでした。
一般的な中段の構えからの小手打ちならば、
武蔵会口伝の横一文字受けという方法で受けることが出来ます。
しかし、Hide.さんの小手打ちはこの方法では受けられませんでした。
そこで、これもじっくりと太刀筋を見極めさせていただきましたが、
これは、武蔵会正二刀小手打ちの口伝である「くの字小手」と言われるものと同じでした。
むしろ片手上段に構える正二刀より、構えの位置が低い中段高霞からは、
より鋭角に太刀が入ってきます。
通常の片手打ちでこの角度の小手打ちをやろうとすれば、
剣先が流れてしまいがちになるのですが、
一刀両手打ちなので、確実に小手をとらえてきました。
いや、恐れ入りました。m(_ _)m
後半、やや小刀を開いて受けることで、
この小手打ちをかわすことが出来るようになりましたが、
そうすると、今度は突きに対する防御が甘くなってしまい、やっかいでした。
次回は、この対策をもう少し工夫してみたいと思います。
面打ちに関しては、実は、私としては、
霞の裏側への打ちをフェイントとして使い、
本当は表側から打ってみたかったのです。
しかし、表への打ちはことごとく封じられてしまい、
最後は見事なすりあげ面までいただきました。
一刀上段からの打ちは、成功するときもあるのですが、
片手打ちの場合はもう一工夫必要なようです。
これも、今後の研究課題ですね。
小刀での打突は、稽古の中で相手を驚かす効果はあるのですが、
実際の試合で一本になることはほとんどありませんね。
私自身、あの胴・面の打ちは、左右の体裁きの練習方法と思っています。
さて、来週はhim さんが、エベレスさんをお連れしてくださるとのこと。
こちらも楽しみですね。\(^o^)/
よろしければ、Hide.さんも、またいらっしゃいませんか?。
(今度は土休も取って(^^ゞ)
お名前: him
はくどーさん、りょうさん、後藤先生、昨日は有難うございました。
正二刀,逆二刀の波状攻撃で、ボコボコでありましたが、
一口に二刀と言っても、皆さんそれぞれ違った太刀遣いでありますので、
同じような対策というのは、私は出来なかったですね。
特に、正二刀と逆二刀は「まったくの別物」という思いが更に強くなりました。
りょうさんに打った逆胴は「あそこしか打つところがなかった」というのが正直なところでしたが、
普段 逆胴なんて打ったことがない割にはよく打てたものだと思います。
しかし、りょうさんにはあの一発だけで、あとはすべての技を封じられてサンドバック状態
でしたね(^^;
次回は何とかもっと善戦したいものです。
はくどーさんの逆二刀は、非常に重厚な構えからズイッと間を詰めて来るその出鼻を狙って
おりましたが、あまりうまく行かなかったですね。
私は、はくどーさんにお稽古をお願いしていると、何か二刀の方と立合っているという感覚が
あまりしないのですが、なぜでしょうか?
後藤先生には、一番最初にお稽古を頂戴致しましたが、非常に気魂溢れる太刀遣いに
圧倒されっぱなしでした。
いずれの方とも、最後の一本勝負ではすべてやられてしまい、いいところなかったですが、
次回は何とか雪辱したいものです(^^)
しかし、Hideさんの観察力と解析力は凄いですねぇ!
私は、はくどーさんやりょうさんのどちらの足が入れ代わったとか、どちらの足が前に出ている
時にはこの技が来るなんてことを考えながら、とてもお稽古は出来なかったですね(^^;
よーし、今度はそういうところにも注意しながらお稽古を頂くことにしましょう。
お名前: りょう
こんにちは、Hide.さん、みなさん。
昨日は、最後までおつき合い頂きありがとうございます。
大変ためになるお話を頂き、今後の精進のしがいがあります。
さて、昨日の立ち会い、はくどーさんにも言われましたが
中盤まではそこそこだったと思いますが、終盤に向け、疲れるわ
(突かれるわ)、小手打たれるわ、胴(正、逆)打たれるわ
サンドバッグ状態でした。また、来週のおこしお待ち申し上げます。
>himさん
第2までおつきあい頂きありがとうございました。
見事な逆胴頂きました。胴に来られるのはわかるのですが、
体が反応してくれません。今後の課題です。
お近くのようですので、ちょくちょくお越し下さいね。
日剣一同お待ちしております。
>お読みの皆さん
昨日は、好敵手お二人を迎え、また日剣は大盛り上がりでした。
一刀も、二刀も(正、逆)揃う道場はそうはないと思います。
是非、出稽古にお越し下さい。
お名前: Hide.
昨日は日本橋剣友会に出稽古に行かせていただき、はくどーさん、りょうさんと
久々に、しかもじっくりと剣を交えることができました。いやぁ、楽しかったで
すねぇヽ(^.^)ノ
今回のテーマは
1.引きだして打つ
2.小太刀の小手を狙う
の2点でした。しかし、1はあまりうまく行きませんでした。極力「太刀筋を観
よう」と、中段高霞のディフェンス力を弱めてとりましたので、かなりいいとこ
ろをいただきました(^^)
はくどーさん、りょうさんとも「二刀同方向同時操作」を意識されておられたよ
うで(とくにはくどーさん)、その太刀筋も観られて勉強になりました。ただ、
第二道場(第三か(^^;)でもお話しましたが、同方向同時操作は二刀の方向がま
とまりやすく、中段的な使い方になりますので、そこが狙い目のようです。
また、昨日ははくどーさん(逆二刀)から「胴・面」を2本いただきましたので、
ここで一刀のみなさんにご紹介させていただきましょう。手順としては、
イ.左足踏み込みで太刀で胴
ロ.右足踏み込みで小太刀で面
です。
一本目はハッとして見てしまいましたが、もう一度打たれて太刀筋を観ようと企
みましたところ、終盤、見事に打ってくださいました。ありがとうございます(^^)
太刀が大振りして横から来ますので、それを支えるため左足前の逆二刀に変えざ
るを得ません。中段がその太刀の動きを見ている(またはディフェンスしている)
間に、その左足を軸足にして右で踏み込み小太刀の間合を作るわけです。上体の
ねじれの方向も、最終的にインサイドに締めてくる形になりますから、二刀にとっ
て打ちやすいはずです。知らないとくらいますよぉ(^^;
テーマの2は、ほぼ成功です。
正二刀、逆二刀とも、小太刀の小手を攻められると小太刀が外に開きます。その
真ん中に突が空きます。
しかしこれとて万能ではありません。後半は小太刀の小手を凌ぎつつ太刀で面を
打ってくる、一刀でいうところの「小手すりあげ面」にお二人とも変化してこら
れました。それで、「今回はあまり突に頼るのはよそう」と思っていたにも関わ
らず、突を出さざるを得ない状況になってしまいました( -o-) フゥ
おっと、再びテーマの1に戻りますが、中段高霞からの太刀へのすり上げを試み
ていたのですがですが、逆二刀からの方が霞の裏の面を打ちやすいことに気がつ
きました。正二刀の方が裏に太刀があるわけですから打ちやすいのかと思いまし
たら逆なんですね(^^)
というのも、小太刀との「逆方向交互操作」をすることによる状態のねじれが逆
二刀の方が裏を打ちやすい体勢を作るようです。
うーん、面のコース研究のためには大発見ですヽ(^.^)ノ
と、あまりまとまりませんが、一刀のみな様にご報告いたします!
はくどーさん、りょうさん、後藤先生、ありがとうございましたm(_ _)m
お名前: Hide.
to 仁之介さん
>実は武蔵会のページからこのページにお邪魔したわけですが、
あ、そうだったんですか。それは存じ上げませんで失礼いたしました(^^;
>武蔵会の稽古会を開くのはなかなか難しいようなのではくどーさん、りょうさ
>んの道場でもある日本橋剣友会にお邪魔させて頂くことになりました!
そうですね。それが可能なら、一番手っ取り早い方法でしょうヽ(^.^)ノ
to Squareさん
ようこそいらっしゃいましたヽ(^.^)ノ
こちらはこんなことになっております。いやぁ、これもご縁なんですねぇ(^^)
どうぞこちらにもちょくちょく顔を見せてください!
お名前: Square
URL
あら!出遅れた。 こちらではお初になります。武蔵会の御用聞きSquareです。
最近向こうが静かだと思ったら、はくどーさん、けんさん、りょうさん、MAKOMさんに仁之助さんまでこちらにいらしてたんですね。
なにやら不穏なタイトルに惹かれて覗いてみたら物凄く濃い内容でビックリしました。
本家の会員用掲示板よりレベルの高い会話も見られるような気がするのは気のせいでしょうか(^_-) >武蔵会の皆様
あまりの内容の濃さと反響の多さに読み返すのに昨晩一晩掛りました。
to Hideさま
突然の乱入ご無礼お許しください。これからはこちらにもお邪魔するようにいたしますので
よろしくお願いいたします。
to 二刀何するものぞのみなさま
武蔵会のサンドバック兼、御用聞きのSquareと申します。私ごときに口出しできるレベルの議論を
とっくに超えてますので技術的には何もお役に立ちませんが私のような低レベル剣道家でも剣道の
質が変わるくらい劇的な視点の変化をもたらすのが二刀流の良さだと実感できました。
そして手前味噌ですがその良さを最短で最大限に引き出すのが武蔵会のプログラムだと思います。
皆さんがりょうさんやはくどーさんを含め二刀流何するものぞと思われたならどうでしょう、一度で
良いですから二刀剣道を体験されてみては?そうすると二刀の視点で剣道がどう見えるか、最高の
二刀対策になること請け合いですよ!
お名前: 仁之介
to hideさん
実は武蔵会のページからこのページにお邪魔したわけですが、
そうですね、私も二刀の稽古を付けていただく機会を探していたのですが
武蔵会の稽古会を開くのはなかなか難しいようなので
はくどーさん、りょうさんの道場でもある日本橋剣友会にお邪魔させて
頂くことになりました! 早く行きたいものです^^
お名前: Hide.
to くにさん
>来週Hideさんが出稽古に行ったら、また盛り上がっちゃうかな?
さぁ、どうでしょうか?(^^)
とりあえず頭の中では、次の攻略法が固まりつつありますが、なにしろこちら
は二刀と剣を合わせる機会が少ない。その点二刀の方は、常日ごろのお稽古から
一刀の中段を相手にされている。これで「攻略できる」なんて考えるほうが傲慢
です(^^;
なにしろ、やってみるのみです(^_-)〜☆
to 仁之介さん
ここにお書きの、はくどーさんやりょうさんが所属されている「二天一流武蔵会」
は、「インターネット道場」という掲示板を持っておりまして会員の方々に技術
指導や理合の指導を行っている(んですよね?(^^;)とのことです。
2月に行われた武蔵会の公開稽古会は、青森や広島・山口など遠方からの参加者
も泊まりがけでたーーーくさんいらっしゃってました。次回のお稽古会には、仁
之介さんも参加されたらいかがですか?ヽ(^.^)ノ
お名前: 仁之介
がはっ、やり方を知らず二重書き込みに・・・。すみません!!
お名前: 仁之介
to坂本竜馬さん
御指導ありがとうございます。^^
実は私、脚は通常通り、右前、左後ろの逆二刀なんですが、なるほどそういうことを念頭に
置いていけば、もっと大胆な攻めをする事が出来ますね。
それでも小手をとられてしまうのは
やはり、小太刀の操法が全くなっていないのと、起りを相手に読まれてしまっているのが
原因だと自己分析します。
複雑な二刀操法は、理論で考える事も重要な稽古の一つと考えますが、何分、一度も
実際に指導を受けてた事がないのではやはり限界があるかもしれません。
積極的に稽古の場を探して、指導を受けたいとおもいます。
お名前: 仁之介
to 坂本竜馬さん
御指導ありがとうございます。実は私、逆二刀なんです。でも確かにそのとおり、
脚をかえるだけで、そのような効果が期待できますね。
私の場合、それでも打たれてしまうのは、小太刀が全然生きていないのと、
起りが相手に完全に 読まれてしまうような動きをしているからだと
自己分析します。
理論では分っていても、稽古の中でしかその技、体の動きを習得できないのが
剣道です。 一日も早く、実際に二刀の指導を生で受けなければなりませんね。
お名前: くに
なんか、すこし収束してきましたね。来週Hideさんが出稽古に行ったら、また盛り上がっちゃうかな?
りょうさん、はくどーさん、私はその名勝負見取り出来そうもないから、うちの道場にまた出稽古に
来て下さ〜い。
お名前: Hide.
to 坂本龍馬さん
>太刀側の足を前に出すと相手からは太刀側の小手は大変近く、良く小手を打た
>れます。
そう、武蔵会で二刀による打ち込みや技も体験させていただきましたが、踏み込
みも足の構もどちらでもいいんですね。本当に自由度が高いんだなぁ、二刀流
は(^^) お相手となる一刀のスタイルによって、いかようにも変化できるところ
が強みですねヽ(^.^)ノ
お名前: 坂本龍馬
to仁之介さん
「我流二刀の初心者仁之介はいつも上下太刀の上段太刀の小手を打たれてしまいます。
もう平正眼に構えられると・・・。」
仁之介さんは、正二刀ですか、逆二刀ですか?どちらでも良いのですが、太刀側の足を前に出すと相手からは太刀側の小手は大変近く、良く小手を打たれます。上半身上段の構えのまま左足前、右足前で構えて見て下さい。たぶん太刀側と反対の足を前にすると太刀側の小手は太刀側前足より30cm位は後退するはずです。これで少しは小手を打たれるのは防げるはずです。
お名前: Hide.
to はくどーさん
>実は、合同稽古会で披露している形の動作・タイミングは、あくまで表の形
>です。修行段階に応じて、個々に裏があり、更に影伝があります。
なるほど、そういうことか・・・(笑)
いやぁ、ますますファイトがわいてきました。ありがとうございますヽ(^.^)ノ
to NAGIさん
>そうですか、通用しないのですか....
>なぁに、だからといってあきらめはしませんよ。
そうそう、それをベースにして工夫発展させてオリジナルの対処方法を考案すれ
ばいいんです。一刀の意地にかけても、頑張りましょうねヾ(^-^)ゞ イエーイ
お名前: NAGI
はくどーさん
分かりました 確かに想像しても仕方ないでしょうね。
こんどりょうさんなどの二刀流の方にお会いしましたら、ぜひとも一合い願い、
本当の二刀流を体感してみたいと思います。そのときには是非ともよろしくお願いします。
お名前: はくどー
URL
to NAGIさん
「通用しない」と断定してしまったのは、ちょっと大人げなかったですね。
申し訳ありませんでした。
ただ、想像上の二刀に対して、想像上の対応策を考えてみても、あまり効果がないと思います。
と言いたかったのです。
やはり、先の稽古でりょうさんと対戦できなかったのは、ホントに残念でしたね。
>なぁに、だからといってあきらめはしませんよ。あきらめたら、すべてが終わり
そうですね。頑張って対応策を練ってみてください。
たぶん、形ばかりの対応策にとらわれすぎると、なかなか二刀の本質が見えてきませので、
まずは自分が二刀をとって構えたときにどうするか?
そのときの二刀者の気持ちの持ちよう。このあたりのところから出発して考えてゆくと、
良い対応策が見つかるかも知れません。
また、想像上の二刀に対して、想像上の対応策を考えてみても、あまり効果がないと思います。
やはり、先の稽古で
お名前: NAGI
To はくどーさん
そうですか、通用しないのですか....
なぁに、だからといってあきらめはしませんよ。あきらめたら、すべてが終わり
やはり、一度対戦をしてみないとだめですか...とはいえどもここしばらくは忙しく
なるので、当分は無理ですねぇ まぁ、ゆっくりと対策を練らせていただきます
明日、近くの道場で稽古をしますので、そのときにでも、練習をしておきますね
(ほかにも対策はいくつかありますので)
お名前: はくどー
URL
うわーっ!!、さすが、Hide.さん。
よく見てますねえ。
実は、合同稽古会で披露している形の動作・タイミングは、あくまで表の形です。
修行段階に応じて、個々に裏があり、更に影伝があります。
が、それらはみな口伝であり、私自身もすべてを教えられているわけではありませんので、
そこまでを、ここに書いてしまうのは勘弁してください。
ただ、二刀の動作には交互操作ばかりではなく、同時操作があるということを知っていただくと
二刀への対応策はむろんのこと、二刀そのものへの理解度も深まるかと思います。>ALL
また、私たち武蔵会の二刀が、交互操作を全て否定して、
同時操作ばかりを目指しているというわけでは決してありません。
一刀が、まずは二拍子で技を覚えて、それを一拍子で出来るように洗練させてゆきながらも、
二拍子の技自体も、ひとつの技として成り立たせているのと同じです。
私は、雪国育ちなんで、スキーを良くやりますが、
スキーにおける足の操作にも交互操作と同時操作があります。
しかし、フリーで滑っているときは、ここは交互操作、ここでは同時操作と
意識して滑っているわけではなく、
斜面やスピードなど、諸々の状況によって、無意識に使い分けています。
ただ、比較的緩斜面で滑りの美しさを見せようとすると交互操作が主体になり、
急斜面やポールなど、ハイスピードが要求されるところでは同時操作が主体となります。
二刀の場合も同じようなものと考えてみてください。
通常のお相手ならば、交互操作でも何とか対応できる場合もありますが、
Hide.さんレベルのお相手ですと、同時操作ができなければ、ほとんど対処できません。
つまり、私たち自身も、Hide.さん対策のため、
同時操作の技を勉強し、修練し、それを洗練させてゆくよう頑張らなければないということです。
お名前: Hide.
to はくどーさん
>二天一流の古流勢法を深く研究すれば分かりますが、
>武蔵の編み出した二刀繰法の原則は、
>左右交互操作ではなく、二刀同方向同時操作なんです。
うーん、そうですか・・・。
実はこの間、武蔵会の稽古会で二天一流の形を教えていただきましたが、あの使
い方の多くは左右交互操作だったように思いましてね。あれが基本のお稽古だと
すると、そう考えて差し障りないのかと思ったわけです。
でも、私たちが教えていただいたのは、ごく一部ですからね・・・(^^;
武蔵会の二刀が、同方向同時操作であるとするならば、もう少し対策を考えなけ
れば逆に自滅してしまいます。再検討しますね。ありがとうございます!
>防具と竹刀のおかげで、何度もそういうシミュレーションを体験し
>互いに互いの技を研究し合える現代剣道は、
>そういう意味で、とても画期的ですね。
まさに! そうでなければ、命がいくつあっても足りません。それから考えると
昔の武芸者が立会うにはそれ相当の覚悟がいったのでしょう。現代の我々とは腹
の錬れの次元が違ったことでしょう( -o-) フゥ
命を失わない反面、剣道がただの形骸にならないよう、心して立会う覚悟をもち
お稽古に臨む必要がありますね(^^)
to MAKOMさん
名古屋でお目にかかった以来ですね。お元気でしょうかヽ(^.^)ノ
なにやら、面白いことになってますでしょ(笑) でも、こうしたトピが盛り上が
るっていうことは、それだけみなさんに二刀流が受け入れられている証拠ですよ
ね(^_-)〜☆
to 仁之介さん
お初ですぅ! 管理人の、Hide.と申します。どうぞよろしくぅヽ(^.^)ノ
そうですか、仁之介さんも二刀流をおやりですか。私は一刀しかつかいませんが、
二刀は自由度が高くて楽しいですよね。拙掲示板ではこんな話題で盛り上がって
おります。どうぞ、足しげくおいでくださり、忌憚ないご意見をお願いいたしま
すm(_ _)m
お名前: はくどー
URL
NAGIさん、こんばんは。
新影流二刀破りの秘剣と言われる「もじり剣法」ならば、
はっきり言って二天一流には通用しません。
香取神道流や神道夢想流に伝わる対二刀剣も同様です。
先にもコメントしましたが、
他流派は、二刀剣を交互操作と見てしまう傾向にあるようです。
しかし二天一流の二刀剣は同時操作なんです。
外から見えるものと、内なる意識の間に、大きな違いがあります。
しかし、これはいくらここに文字で書き、頭の中で考えてみたとしても、
なかなかわかりにくいことだろうとも思います。
やはり、実際に何度も立ち会って、その微妙なタイミングを体得するしかないでしょう。
防具と竹刀のおかげで、何度もそういうシミュレーションを体験し
互いに互いの技を研究し合える現代剣道は、
そういう意味で、とても画期的ですね。
お名前: 仁之介
初めてお邪魔します。
二刀の弱点ですか!
我流二刀の初心者仁之介はいつも上下太刀の上段太刀の小手を打たれてしまいます。
もう平正眼に構えられると・・・。
きっときちんと修行すれば難なく対応できるのでしょうけれど、うーむ。
お名前: NAGI
ども
居合道ならばうちもやっています<(^◇^)v
やはり右小手には 居合の前が有効ですか。これはいいことを聞きました。
でも、片手での血振りなので両手ではちと難しいですね。
余談ですが、柳生新陰流に、対二刀流の攻略方法発見しました。
さて、何でしょうかぁ?(゜_^) にゃっはっはっは〜
お名前: MAKOM
URL
うわぁ〜 何だかスゴイ展開になってますね。(^^
私自身の勉強にもなりますが、ここを相手に読まれたら、
私の未熟な正二刀は簡単に破られてしまいますね。(^^; 恐怖だ〜
私がいつも決まって打たれるのは胴打ちですね。
たまに飛び込み胴も打たれますが、圧倒的に多いのは鍔迫り合いからの引き胴です。
りょうさんも同じ傾向があるようなので、正二刀の弱点は胴かも知れないです。
左の小刀で防ごうとするのですが追いつかない。これは悩みですね。(^^;ゞ
お名前: はくどー
URL
あちゃー!、また盛り上がってますね。
坂本先生にまでおいでいただき、ありがとうございます。
(って、二刀対策のトピで、私がお礼を言うのも妙なものですが(^^ゞ)
でも、せっかくのトピを終わらせないために、私ももう少し書きましょう。
正二刀への左小手打ちは、通常の右小手打ちへの太刀筋のままでは打てないと思います。
居合における初発刀(全剣連居合では「前」)の血振りの太刀筋が参考になるはずです。
ちょうど右手に畳んだ傘を持って雨の滴を振り落とす感じですね。
この太刀筋を、両手でもってどのように再現するか、研究工夫されてみてください。
りょうさんには、今日の稽古で教えます。一緒に対策考えましょう。
to Hide.さん
>はくどーさんが書かれた動きですが、さらに分析していきますと、一刀の竹刀を
>両手で操る場合には現れない上半身のひねりが二刀には生じます。結果、仕掛け
>技の場合「太刀と小太刀は同方向には動きにくい」と考えられます。
これは、一般的な二刀に対する考察になりますね。
実は、武蔵会の二刀は、そうじゃないところに特徴があります。
二天一流の古流勢法を深く研究すれば分かりますが、
武蔵の編み出した二刀繰法の原則は、
左右交互操作ではなく、二刀同方向同時操作なんです。
そして、武蔵会の基本繰法も、この原則に依っています。
もちろん、練習課程においては、交互操作も行いますが、
あくまで目指すところは、同方向同時操作にあります。
もし、私たちの二刀繰法に交互操作が目立つとしたら、
それは未熟さゆえと思ってください。
私たちも、大小どちらかに意識が偏ってしまうと、
交互操作になってしまいがちなのです。
(逆に言えば、そこがねらい目でもありますが)
お名前: Hide.
to 坂本龍馬さん
>間を詰められるとだめですね。いつの間にか近間になっていました。正二刀の
>思うつぼでボコボコ状態でしたが遠間でしたら充分対抗できそうです。
そうなんですね、二刀って意外に近間なんです。太刀も上段からの片手技ほど伸
びてきません。打てる範囲は割りと近いところにしかありません(^^)
りょうさんも書いてくださってますが、二刀の小太刀に剣線を合わせれば当然近
間に入りすぎています。
かといって遠間からの打突は、動かしやすい小太刀で簡単に防がれてしまいます。
で、私はあえて「中段高霞」で近間にとって真っ向勝負を考えているわけです(^^)
to りょうさん
>この二つを考えあわせると、動いた竹刀の側の、動いた方向と逆方向に、
>必ず隙ができるということになります。
はくどーさんが書かれた動きですが、さらに分析していきますと、一刀の竹刀を
両手で操る場合には現れない上半身のひねりが二刀には生じます。結果、仕掛け
技の場合「太刀と小太刀は同方向には動きにくい」と考えられます。
二刀の打突動作は上半身のひねりによって生じます。先を仕掛ける場合はインサ
イドへのひねり(カラダを締める方向)、返し技の場合はアウトサイドへのひね
りが多いようですね。ここの規則性が攻略のポイントでしょうか(^^)
>結局、最後は我慢比べ(私の現在の肚具合)の様な気もしますが
どうやら、中段もこの部分に尽きるようです。ってことは、対中段戦と同じです
(笑) おっと、こう書いちゃうと、また、このトピックが終わっちゃいそうです
ね・・・(^^;
お名前: りょう
URL
こんにちは!みなさん。
盛り上がってきてますね〜。弱点をどんどん明かされておりますが、それを
うち破ってこその、我が武蔵会ですので、どんどんやって下さい。
集約されているのは、兄弟子はくどーさんがお書きになったものと
思われます。
>ちなみに、とても複雑な動きをしているように見える二刀ですが、
>基本の動きは、原則として2とおりしかありません。
>大小が同方向に同時に動くか、逆方向に同時に動くかです。
>同方向に動いたときは、動いた方向と反対側に隙ができます。
>逆方向に動いたときには、大小を結んだ対角線の反対側の対角に隙ができます。
>この二つを考えあわせると、動いた竹刀の側の、動いた方向と逆方向に、
>必ず隙ができるということになります。
>つまり、右の竹刀が下に動けば右側の上(右面)に必ず隙ができ、
>左側の竹刀が上に動けば、同じく左側の下(左胴)に必ず隙ができるということで>>す。
>このことを頭の中にたたき込んで、瞬時に対応できるようになると、
>二刀は怖くなくなります。
Hide.さんのお考えは、この規則性のある動きをかいくぐろうとされる、恐ろしい
ものです。坂本先生のおっしゃる胴も、複数箇所同時攻めされてこそ、隙が生まれます。
くにさん、NAGIさん、小刀の動きを気になさる前に、大刀の振り下ろしの攻めを
封じなければなりません。我々は、そう簡単には打ちませんので、打ち込むときは
覚悟を持って、飛び込んでおります。ですので、打つ前の小刀に気をとらわれすぎると
実は、二刀側の間合いになっており、こちらとしてはかえって組みしやすい相手と
なります。
結局、最後は我慢比べ(私の現在の肚具合)の様な気もしますが、私もまだ修行中ですので、どんどん進化(ポケモンではないですが)していくつもりです。
また、お稽古お願いいたします。
お名前: 坂本 龍馬
Hideさんへ
りょうさんと小太刀にこちらの太刀筋を外して立ち会って、来たら摺り上げ面と思っていました
が、全くだめでした。やはり、どうにもならない気持ちが、形に現れているのかもしれません。
りょうさんは昨年立ち会ったときよりも相当自信が増しているようです。今のところお手上げで
す。やはりこちらの腹を鍛えるのが先かな。上段では少し対抗できそうですが、間を詰められるとだめですね。いつの間にか近間になっていました。正二刀の思うつぼでボコボコ状態でしたが
遠間でしたら充分対抗できそうです。
お名前: Hide.
おおお、なにやら再びここが再燃してきましたねヽ(^0^)ノ
to くにさん
>こちらの剣先が少しでも下がっていると、小太刀で押さえられて面を頂戴しま
>す。
そのために私の「中段高霞」は二刀の小太刀よりもかなり高い位置につけていま
す(^^)
to 坂本龍馬さん
先日は、色々タメになるお話を伺うことができたいへん刺激になりました。あり
がとうございます! また、こちらの方にもお越しいただき、うれしく思います(^^)
正二刀の小太刀の小手は、おっしゃる通りあまりうまくいきませんでした。可能
性はまだあると思いますので、今後さらに研究してみたいとは思います。
また、小太刀が動くところの逆胴には隙を見いだすことができました(打ちきれ
なかったのはこちらの技量不足ですが(^^;)。
to りょうさん
>やっぱり、あの霞からの突きを中心としたものなのですかね、、、(-。-) ボソッ
前回は「小太刀対策」を中心に考え「小太刀を攻めきれれば(小太刀を無力化す
れば)打ち込める」という確証をある程度つかむことができました。それに対し
て「中段高霞」がかなり効果があろうこともわかりました。むろんこれからさら
にお稽古していかなければなりませんが・・・(^^;
私が今回のお稽古を終えて考えてみたのは、二刀の太刀に対するさばきです。「小
太刀の動作が起こって太刀が動く」というのがほぼ二刀の常道です。とするなら
ば、小太刀は太刀の起こりをこちらに報せてくれている・・・。小太刀を攻め太
刀を引きだして打つことが可能なのでは・・・、と考えてみたのです(^^)
むろん太刀が動いたあと小太刀があいている部位をディフェンスするわけですが、
この動きにも一定の法則がありますよね。この裏を狙いたいのですヽ(^.^)ノ
これまでの私の二刀対策は、「攻め」に重点を置き自ら仕掛けていく技で勝負し
ておりましたが、次は二刀に「誘い」をかけて打つことが課題なんです。
一刀に誘いをかける場合、その太刀のコースはひとつですが、二刀の場合は二つ
あります。二つのものにとらわれずさばいていくためには、より腹を錬っていか
なくてはいけないでしょうね( -o-) フゥ
to NAGIさん
まだ、二刀との対戦のご経験がないんでしたよね。まず、一度、立会われてみる
ことをお勧めします。横から見ただけでは、なかなか真の太刀筋は読めません。
まして古流を応用しようと思ったら、「間の見切り」が重要になってくることで
しょう(^^)
お名前: くに
to 坂本龍馬さん
はじめまして、くにです。お名前は、あちこちで拝見していました。土佐の方なんですね。
なんか、強そうな方みたい。(^^)
さて、二刀流の攻め方ですが、仰有るように上を攻めて胴を打つというのは有効な感じがします。ただ、右小手や面への切り込みが出来ないと、ただの陽動作戦に乗ってこないで、胴を空けて
くれないということになりそうな、気もします。
to りょうさん
太刀の小手ですが、正面からでは当てられないんですよね。やろうとすると、坂本龍馬さんがおっしゃる
ように、横への開きなど、もう一工夫必要ということになると思います。
裏側に当たっても、小手一本になるのかな?
小太刀に気を取られるなとは、Hideさんからも言われましたが、小太刀での打ち込みが出来るようになると、
必ず小太刀への対応が必要になってくるように思います。無視するんじゃなく、はずす、或いは、
使えなくするという方法を考える必要があるんじゃないでしょうか?
to MAGIさん
いろいろ研究中ですね。(^^)
こんど機会があったら、りょうさんと立ち会ってみてください。私は見取り稽古させてもらお〜っと。
お名前: NAGI
ども
りょうさんへ もう覗いております(^◇^)
こっちも一応は考えてありますが、なかなか難しいもので成功確率は低いですね(-。 -)
そういえば 二刀流は大太刀でしとめるようですが、小太刀で面や小手などもありなので
しょうか?もし、有りならばしめたものです。とはいえども二刀流の型の変形ですがねぇ。
対二刀流用に古流の技も研究中です。なかなか面白いものです。お会いしたらば、お手合わせ
したいものですが、しばらくは見取り稽古にさせていただきますね。
そのうち、自己流の型を作り上げてみせましょう。ってもいつのことやら...(^^;
お名前: りょう
坂本龍馬先生>
先日は、お稽古ありがとうございました。
稽古後、おっしゃられた胴が空いているというのは、課題の一つですが、今の段階では
逆胴を打たれたら、気持ちよく参りましたの心境です(引き胴しかり)。私の試合相手が、ここを覗かないことを祈ります。
くにさん>
小刀に気を取らわれすぎていると思われます。それよりも、果敢に右小手を狙われていた攻撃の方が、私的にはイヤです(現在、対応策を練習中です)。
Hide.さん>
新たな攻略法の糸口のヒントを与えてしまったのですか〜。ん〜、打たれすぎて、どれが、攻略法なのやら、、、ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
やっぱり、あの霞からの突きを中心としたものなのですかね、、、(-。-) ボソッ
(と探りをいれてみたりする)
お名前: 坂本 龍馬
りょうさんへ
正二刀の破り方は難しいですね。小太刀の小手は左手にあるので二刀が開いても一刀側では右手に力が入る感じで冴えた打ちが出ません。対逆二刀では、突きを攻めて小太刀で押さえる瞬間を左に捌いて上から小手を打てますが正二刀では難しい。敢えてりょうさんの正二刀の弱点は胴かな。上段右小手を攻めてりょうさんの気持ちが上段の小手に云った瞬間、逆胴をいきなり放つ。でも同じ攻めを繰り返していると小刀で胴は押さえられるので×××。それと大事なこと。一刀は攻め込んだら直線的な動きではだめですね。真っ直ぐ行くと必ず太刀で討ち取られる。横への捌きが大事ですね。古流でも学ばなければ。歩み足で打つ。歩み足で左右に捌くなど。昔の先生の動きを思い出して見よう。ぼくの先生も二刀を遣っていました。これは昭和34年頃ですが、東西対抗の個人戦で優勝しています。この時の相手が東北の萱場先生(逆二刀)でしたがまだ覚えているのは、構えた瞬間するすると歩み足で懐に入り込みパッカンと逆胴一閃。二本目は、剣尖を右に外して構え、相手が面を打ってくるところを摺り上げ面の二打ちでした。このようにまず二刀には負けない気迫と気力が大事ですね。ぼくの先生もたまに二刀をとる時は、対二刀の弱点探しだったのですね。私も二刀を始めたのは、戸田先生との稽古がきっかけです。次回江戸へいくときのまでには何とか初太刀を!と研究してきます。
お名前: くに
それじゃあ、自分の打突のつたなさは棚に上げて、二刀流対策の話を…。
りょうさんの打ち方ですが、こちらの剣先が少しでも下がっていると、小太刀で押さえられて面を
頂戴します。小太刀の押さえを抜いて左籠手を打てないものかと思ったのですが、二刀の方、どうでしょうか?
抜くことが出来れば、すぐに面に来てもすりあげて返したりできるかもしれないと思ったのですが。
お名前: Hide.
to くにさん
まとめをしてしまったつもりはありません。まだまだ、ここは続きますよヽ(^.^)ノ
今のところこの「剣道Q&A」では「腰について」を超えて最長不倒距離を伸ばし
ておりますし(笑)
それに、まだまだ、対二刀は研究していかなくてはいけません。私もこのトピッ
クのおかげで、頭の中にあるものを具体化することができたわけですし(^^)
今後とも、ここで研究を続けていきましょう!
お名前: くに
あれれ。Hideさんに正論をズバリと言われてしまった。(^_^;)
もうちっとこのトビ引っ張って、二刀流の宣伝してあげようと思ったんだけどな。
そうそう、こんどは、はくどーさんも出稽古に見えるかも知れないから、なにかネタがでてくるかも。
また、なにか話題を探して、やりましょうね、二刀流に感心のあるみなさま。
お名前: Hide.
to はくどーさん
>ただ、多少の水のざわめきは与えられたかもしれませんが、
>波紋が広がるところまでは、まだまだ時間がかかるでしょうね。
まぁ、慌てることもありませんね。土曜日の千代田の土曜稽古会でも、十二分に
お二人の存在が光っておりましたよヽ(^.^)ノ
>現在の二刀に対する一般的なイメージは、戦前における「勝たんがためのなり
>ふり構わぬ技術」として、定着してしまっている部分があり、二刀は剣道本来
>の精神を冒涜するものであると捉えられがちでしょ。
たしかに、残念ながらそのきらいもありますね(^^;
また、見様見まねで二刀をあげる人たちが、それに拍車をかけていないとも言え
ません。
ひところの上段がそうだったじゃないですか。全日本の上位を上段が占めたころ、
あちこちの町道場で力任せのにわか上段が出現し、それが「上段への胸突」を認
めるなどのルール改悪につながっていったことが・・・。
むろん一刀もそうですが、二刀はさらにしっかりとした指導者について学ぶこと
が大切と考えます(^^)
>昨日のHide.さんとのお稽古では、小刀の小手をものの見事に打たれました。
一応考えていた筋です。でも、正二刀のりょうさんにはうまくいきませんでした。
次の課題です(^^)
to くにさん
はじめての二刀流との対戦、楽しむことができたようでなによりですヽ(^.^)ノ
うーん、どうやって打ち崩す・・・は、戦術戦略ではなく、的確なる竹刀操作を
学ばれてから・・・って感じもしないではありません。二刀と出会い、さらに一
刀の基礎に立ち返ることが大切です。目先の攻略法なんて、なんら役に立ちませ
ん。己の剣を磨くことに集中した先に、二刀攻略への道が見えてくるはずです(^^)
to NAGIさん
多いに刺激を受けられたようで、なによりですヽ(^.^)ノ
こうしてネットで知りあった方と実際に剣を交えることができるって素晴らしい
ですよね。次の機会には、私も出かけていきますのでよろしくお願いします(^^)
to りょうさん
土曜日は期せずしてお稽古ができ、本当に楽しかったですヽ(^.^)ノ
はくどーさんにはうまくいった小太刀の側の小手、ダメでした。でも、りょうさ
んとお稽古しているうちに、新たな攻略の糸口に気がつきました。次までにイメー
ジを具体化してみたいと思います。今度日本橋にも伺いますね! その節はどう
ぞよろしく!!!
お名前: くに
to はくどーさん
>良かったら、日本橋剣友会にも一度いらしてみてください。
いきたいです〜。でも、活動日が、行ける日と一致しません。残念 (T_T)
to NAGIさん
おいでいただき、ありがとうございました。終わった後の爽快感は何とも言えませんね。
(誰かみたいにビールの大ジョッキ飲まなくても)これで剣道が病みつきになるかも。
また、お稽古しましょうね。(^_^)
to りょうさん
>果敢な攻めは、この掲示板ならびにHide.さんの直接指導の成果伺えました。
こてんぱんにやられましたが、幾分かでも、自分なりに頑張ったことを評価していただけて、嬉しい
です。りょうさんが一刀でやられても勝てなかったろうからいいんですが、二刀には魅了されました。
またぜひやってみたいですね。
お名前: 武蔵会りょう
to くにさん
今日はお世話になりました。果敢な攻めは、この掲示板ならびにHide.
さんの直接指導の成果伺えました。また、下稽古に伺わせて頂きますので
先生方にもよろしくお伝え下さい。
to NAGIさん
本日お見えだったのですね。お一人来られるとは聞いておりましたが、稽古中は
全く忘れており、失礼しました。また、いつかお手合わせできると思いますので
対策を練られてみて下さい。
to Hide.さん
思わぬ場所(我々のホーム)での、偶然の再会びっくりしました。
お稽古つけて頂きありがとうございました。一杯、課題を頂きましたので
改善を図っていきたいと思います。今度は、日本橋の方へ是非お越し下さい。
お名前: NAGI
To くにさん
今日はいろいろとありがとうございました
二刀流との対戦も見させていただきました。なかなか難しいですね
今の自分ではとても太刀打ちできません。そのうちりょうさんとも
対戦させていただきたいものです。今日の稽古は勉強になりました。
二刀流のさばきかたなどには大いに参考になりました。
この次にお会いしたときには、ぜひとも対戦させていただきたいものです。
今日はどうもありがとうございました。
久々の声出してのものなので、のどが少し痛いですねぇ(^^;
対二刀流、大いに練らせていただきます。にゃはは!
お名前: はくどー
URL
to くにさん
今日の稽古、おつかれさまでした。
二刀との稽古も、なかなか楽しいもんでしょう。
さて、昨日のHide.さんとのお稽古では、小刀の小手をものの見事に打たれました。
Hide.さんの打突は、色を見せないので、なかなか瞬時に対応できません。
二刀対策というものが特別あるわけではなく、
やはり、日頃から鍛えた一刀での練り上げが一番大切だと思います。
ただ、二刀と稽古すると、対一刀では見えにくかった自分の欠点が
よく分かるようになりますから、
これからも時々二刀との稽古を楽しんでみてください。
良かったら、日本橋剣友会にも一度いらしてみてください。
お名前: くに
今日、りょうさんに稽古していただきました。
楽しかった〜。
はくどーさんや、りょうさんの仰有ってることが、形になって見えた感じです。
面白いですね〜、二刀流。
りょうさんには、またぜひお相手していただきたいです。
しかし、どうやったら打ち崩せるのかな…。はくどーさんの仰有るように、「みところ攻め」なんか
をやらんといかんのかな…。
オフ会というのではないんですが、終わってからりょうさんと結構長くお話できまして、こちらの
攻め方や、二刀の打ち方などいろいろ話せて良かったです。
おっと、仕事だ。ではまた。
お名前: はくどー
URL
to Hide.さん
>はくどーさんやりょうさんの真摯な取り組みが、少しずつではありますが、
>都剣連の中にも波紋を広げつつあるんじゃないですか。
ありがとうございます。m(_ _)m
ただ、多少の水のざわめきは与えられたかもしれませんが、
波紋が広がるところまでは、まだまだ時間がかかるでしょうね。
なにせ戦後だけでも既に50年の歴史を持つ現在の剣道界です。
その間ほとんど二刀は異種・異端の扱いをされて来た訳で、
今更一人二人がうごめいてみたところで、
これが理解を持って迎えられることは、なかなかに難しいと思います。
むしろ「出る杭は打たれる」の例えのごとく、
一生懸命頑張ろうとすればするほど、
周囲からのじわじわとした圧力を感じてしまう今日この頃ですから、
武蔵会の前途が決して希望に満ちあふれた明るいものではなく、
前途多難なイバラの道であることを十二分に覚悟せざるを得ません。
でもね、私自身がかつてそうであったように、
現在の二刀に対する一般的なイメージは、
戦前における「勝たんがためのなりふり構わぬ技術」として、
定着してしまっている部分があり、
二刀は剣道本来の精神を冒涜するものであると捉えられがちでしょ。
しかし、中村師範と立合ってみて、
「そうじゃない」ということに初めて気づかされ、
その本格・本物の二刀の威力に感動さえ覚えてしまった自分がいました。
だから、この自分と同じような感動を、
今度は私と立合った人が感じてくれたら、こんな嬉しいことはないんです。
一度も立合ったことのない人からは、何を言われても構いません。
でも、一度でも立合った相手からは「う〜ん、二刀もいいね!」と言われてみたい。
そしてそれまで二刀に抱いていたマイナスイメージを
まあ、ほんの少しだけでもプラスに転じてもらえたならば万々歳。
実は、そんな単純な目標だけでやっています。
でも、中村師範ほどの実力を持ち得ない私は、
なかなか1回だけの稽古で相手を納得させることが出来ず、
今回がダメなら翌月に、それでもダメなら翌々月に...と
毎月の稽古会の度に同じ先生に懸かり続け、
「分かった、分かった。おまえの二刀はいいよ!」と言われるまでやめません。
きっと「しつこいやつ」と思われているんだろうな。(^^ゞ
お名前: Hide.
to はくどーさん
中村先生の強さは驚愕に値するものです。1日のうちに2度もお稽古をお願いす
ることが出来たのはたいへんな歓びです。本当にいい勉強をさせていただきまし
たヽ(^.^)ノ 私の中での二刀流のイメージが具体化されたのも、中村先生との2
度の立会いによってです。次の機会が楽しみです(^^)
>Hide.さんのように、良き理解者であり、そして同時に強力なライバルとなって
>下さる一刀の先生方が大勢現れてくれると、武蔵会にとっては大きな励みにな
>ります。
はくどーさんやりょうさんの真摯な取り組みが、少しずつではありますが、都剣
連の中にも波紋を広げつつあるんじゃないですか。やがて、一刀の先生方の度量
が試されるときがくるはずです。残念ながらプラスの想像が出来ない自分がいま
す。ちょっと恐いですね(^^;
to くにさん
>>太刀筋が少しでも見えたら御の字だと思います(^^;
>しっかり見取り稽古もさせていただいてきます。
楽しいですよぉヽ(^0^)ノ
お名前: くに
to はくどーさん。
いやぁー、貴重なお話が、次から次へと出てきますね。
はくどーさんもりょうさんも、最初は二刀流を馬鹿にしていたというのは、驚きですね。
私は、はじめから二刀を馬鹿にしていた訳ではありませんが、見たら、その魅力の虜になるかも。
to Hideさん
>太刀筋が少しでも見えたら御の字だと思います(^^;
しっかり見取り稽古もさせていただいてきます。
小桜さんもお見えになるとのことですので、ぞんぶんに拝見させていただくことができるのではないかと、
期待してます。
お名前: は
URL
to Hide.さん
>to お読みのみな様
>>私は、まだまだ修業中の身ですが、当会の二刀流を学ぶシステムが優れて
>>いることは確かです。
>これも間違いありません!
ありがとうございます。
武蔵会の二刀稽古法は、ご存じのとおり、形稽古と竹刀稽古が一体化しています。
「形のように竹刀を使い、実戦のように形を打つ」という、
ある面で、現代剣道が忘れてしまっている稽古法を、武蔵会では実践しているわけです。
独学では覚えきれないほどの複雑多岐にわたる二刀繰法を、その運動法則別に分類整理し、
更にそれを13本の形に凝縮して教え伝えているのが、武蔵会の「二天一流剣道形」です。
この形を学び初めて3ヶ月ほど経ったとき、
これまで十数年も二刀の修行を続けてこられたという二刀界でも有名な先生にお会いしましたが、
その先生の太刀使いよりも、遙かに合理的で効果的な太刀使いを、私自身が出来てしまうことに、
我ながら驚いてしまい、同時に武蔵会の二刀教育システムの素晴らしさを再認識しました。
とは言え、武蔵会も、まだ出来て1年余り。
これからが正念場ですね。
中途半端な二刀に終わることなく、誰もが「これならば...」と認めざるを得ない、
本格二刀の「標準形」というか、「二刀のあるべき姿」のようなものを造りあげ、
現在の剣道界に、少しづつでも浸透させて行けるよう頑張って行きたいと思っています。
Hide.さんのように、良き理解者であり、そして同時に強力なライバルとなって下さる
一刀の先生方が大勢現れてくれると、武蔵会にとっては大きな励みになります。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
お名前: はくどー
URL
to くにさん
>手の内をばらしてしまうように感じる向きもあろうかと思いますが、私はこれを読んで、ますます
>二刀への興味が増しました。
そう思っていただけると嬉しいですね。
二刀対策・二刀攻略を練るところから初めて、二刀に興味を持ち、更に二刀の魅力を知り、
そして自らも二刀をやってみようと言う気持ちになっていただければ万々歳なのです。
実は、私自身、最初は二刀を完全に馬鹿にしていました。
私が、初めて武蔵会の中村師範に会ったのは、一昨年の夏のことです。
ニフティの武道フォーラムの仲間の紹介で、そのオフ会に来ていただいたのですが、
中村師範は、Hide.さんもご存じのとおり、とても小柄で、年齢も私より13才も年下でした。
しかし、肥後伝の二天一流17代を継承していると言う....
私は、正直心の中でこう思っていましたよ。
「何が二刀じゃ!、二天一流じゃ!」
「形武道の宗家だかなんだか知らないが、実戦剣道はそんな甘いもんじゃねーぞ!」
「ボッコボコにしてやる!」って...
...で、ボコボコにされたのは、私の方でした。(+_+)
悔しくて悔しくて、その後に、りょうさんと会ったとき、この時の話をしたのですが、
彼は、笑って取り合おうとしません。(彼は、そのオフ会には参加していませんでした)
あげく...
「そんなはずはないスよ!。今度オレが会ったら、ボコボコにやっつけてやりますよ」
などと、のたまっていました。
やがて年が明けて2月末、再び中村師範との対決のチャンスが訪れました。
私は、それまでに荒関先生の「二刀流の習い方」の本も買い、
独自に二刀対策の研究を重ねてきたつもりで、今度ばかりは少々自信もありました。
Hide.さんのように、霞の構え、平青眼、八相、上段、片手上段、等々、...
研究してきたあらゆる構えを駆使し、
さらには思うところあって37の短めの竹刀での対戦も試みてみました。
しかし、どれもこれも全く通用しませんでした。
初対決のりょうさんも、「ボコボコにしてやる」と勇んで立ち向かっていったものの、
あっさりと返り討ちにされてしまいました。
そこで、やむなく「二刀を攻略するには、まずは自分で二刀をやってみるしかない」
というところに思い至り、多少の悔しさをかみ殺して、
年齢も全剣連段位も自分より下の中村師範に師事する決心をしました。
正直言って、最初は屈辱でしたよ。
で、始めのうちは、心の中で、
「な〜に!、ある程度二刀のコツを教えてもらって、逆に二刀対策法が身に付けば、
また一刀に戻ればいい。それまでの辛抱だ」
そう思っていました。
ところが、二刀を始めて見ると、奥が深い上に、面白くて面白くてたまらない。
更に、これまで一刀の剣道で、疑問に思っていた点、悩んでいた部分、
こういうところが、二刀をやってみると、次から次に解決されてゆきます。
私の中で、剣道の世界が大きく広がりました。
現在の私の気持ちの中では、剣道の基礎技術は二刀にあり、一刀はその応用技術である。
という思いです。
さて、私たちが初めて中村師範の二刀と出会ったときの驚異、そしてある種の感動。
そういうものを、今度は私たちが、私たちと出会った人たちに与えてゆくことが出来、
そして結果的に二刀に興味を持ち、二刀の魅力を知ってもらうことに繋げて行けたら
と思っています。
そんなわけで、りょうさん、頑張ってきてね。(^_^)/
お名前: Hide.
to りょうさん
ハハハ、やっぱお読みになっていらっしゃいましたね(^^)
>また、攻略法は、とうとう書かれましたね〜。Hide.さんの仰るとおり、ここま
>で明かしたのは、初めてではないでしょうか。
攻略法がわかったって、その通りにすれば打てるってもんぢゃありませんよ。中
段だって千差万別、上段も二刀も同じです。テレビゲームの攻略法と違いますか
ら、「誰どもそうやればクリアできる」ってなもんじゃないですから(笑)
それに、二ヶ所の「見合い」にしても、はくどーさんがおっしゃる「三所攻め」
も、そんなに簡単にできるものではありません(^^;
to お読みのみな様
>私は、まだまだ修業中の身ですが、当会の二刀流を学ぶシステムが優れて
>いることは確かです。
これも間違いありません!
この武蔵会自体、まだできて1年半ぐらいとお聞きしております。それで、中段
の高段者がきりきり舞いさせられてしまうような使い手がゴロゴロしているわけ
です(^^; さらにすそ野が広がり、修業を積まれた方が増えてきたら、現在の剣
道界の地図を塗り直してしまうかもしれません(^^;
私は、一刀流の面目にかけてもそれを許すわけにはまいりませんので、これから
も武蔵会には注目し応援させていただくと同時に、二刀流対策を真剣に研究して
いく所存ですヽ(^.^)ノ
to くにさん
>見合いでうち勝てる力がなけりゃ、どんな構えの方とやっても勝てないと言う
>ことですね。
>ははは…、やっぱり10日は、ぼこぼこにされるわい。(^^;)
たいへん驕った言い方で申し訳ありませんが、太刀筋が少しでも見えたら御の字
だと思います(^^;
>また「二刀流の方とやって、自分の剣道にとってプラスになるのかどうかわか
>らないからやらない」という方も居られるのではないかと思いますが、Hideさ
>んの話を聞いてると、決してマイナスにはならないようですね。
剣道の幅や剣道観の幅が広がることはたしかです(^^)
現代剣道は「かくあらねばならない」という縛りが多すぎます。しかし、二刀に
はその制約が限りなく少ないんです。自由な精神の広がりを感じます。うらやま
しいですね! 武蔵会のお稽古への参加は、そういった意味からいっても、私の
剣道魂を大きく揺さぶりましたヽ(^.^)ノ
昇段にこだわって心が硬直している剣道家は、二刀流の方にボコボコにされると
目が覚めると思いますよ(爆笑)
恐れず二刀と立会うべしヾ(^-^)ゞ イエーイ
お名前: くに
to はくどーさん
十字構について、詳しくお教えいただきありがとうございました。
また、二刀の動きについても解説していただいて、ありがとうございました。
手の内をばらしてしまうように感じる向きもあろうかと思いますが、私はこれを読んで、ますます
二刀への興味が増しました。
仰有るように、霞の構えはHideさんだから使いこなせる構えなのだと、教えていただいたとき既に
強く感じていましたが、二刀への対処のしかたも、こうして教えていただいたからすぐできるという
ものではないと思います。
むしろ具体的な努力目標が見えてきて、お互いの技術向上に役立つのではないかと思います。
to Hideさん
「Hideさん高霞」には左手が重要というのは、わかりますね。正中線を外れて構えてるんですから、
普通の打突の感覚じゃいけませんよね。応用編なんだよな…。
とてもすぐにできるもんじゃありません。(^_^;)
>見合いにして攻めるっていうことは、気力・胆力・洞察力・技の柔軟性など様々な要素が必要
>になります。むろん、中段を相手にしたときも「見合い」は攻めの大切な要素なんですよ
>(^^)
見合いでうち勝てる力がなけりゃ、どんな構えの方とやっても勝てないと言うことですね。
ははは…、やっぱり10日は、ぼこぼこにされるわい。(^^;)
to りょうさん
下の方でくっしーさんが書かれてるように、きっと御覧になってるだろうと思ってました。(^_^)
私は、まだホントに駆け出しの剣士ですから、はくどーさんにいろいろ教えていただいてもできるもの
ではありませんが、武蔵会のHPとはちょっと違った視点で話が出来ると、自分にもプラスだし、
これを読まれて、二刀に興味を持たれる方が出れば、武蔵会やりょうさんにも嬉しい事かなと思っています。
はくどーさんの解説を読んで「おお、これなら自分でも二刀流に勝てるぞ」と思って中央区体育館
に出稽古に行かれる方が一人でも増えれば、私も嬉しいな。
どんなもんだかわからないから、いきなり立ち会うの、不安なんですよ。
また「二刀流の方とやって、自分の剣道にとってプラスになるのかどうかわからないからやらない」
という方も居られるのではないかと思いますが、Hideさんの話を聞いてると、決してマイナスには
ならないようですね。
むしろ自分の技に幅を持たせる上で、いろいろなヒントが隠されているような…。
う〜む。やっぱり、早く実物が見てみた〜い。
お名前: 武蔵会りょう
皆さん、こんにちは。
黙っておこうかと思いましたが、読まして頂きました(いろんな方からメール等で
お知らせ頂きこの場所は、以前から実は読んでおりましたm(_._)mペコ)。
はくどーさん>
私の紹介文が、誉めすぎですが、師匠を含め逆二刀が当会では主流のため、正二刀
の牙城は守りたいとは思っております。よって、正二刀の使い手が出稽古にいらっしゃいますと、目の色は変わります(逆は、他の方へおまかせ)。
また、攻略法は、とうとう書かれましたね〜。Hide.さんの仰るとおり、ここまで
明かしたのは、初めてではないでしょうか。大丈夫ではないですが、私の出来る事は
すぐには変わりませんので、体調管理に努めます。
>私は先の合同稽古会に参加させていただき、武蔵会が真実の会であることを疑っ
>ておりませんが、中には二刀流を「うさん臭い」と考えておられる方も多いと思
>います。このカキコを読まれていらっしゃる剣道愛好家の皆さんに声を大にして
>述べさせていただきますが、武蔵会の二刀流は本物です!!!ヽ(^0^)ノ
Hide.さんに、賛同を得て、心強く思っております。
これからも、武蔵会をよろしくお願いいたします。
お読みの皆様>
私は、まだまだ修業中の身ですが、当会の二刀流を学ぶシステムが優れて
いることは確かです。火、金は中央区体育館にて、稽古しておりますので
是非、出稽古にお見え下さい。正、逆二刀が見れ、それも多いときは4名以上
二刀がおりますので、他にない稽古場だと思います。勿論、日取りさえ合えば
近郊でしたら、こちらから出稽古に伺わせて頂きます。
では、くにさんのご期待に添えるよう、今日も日本橋にて稽古してまいります。
お名前: Hide.
to くにさん
>でも、数年で師匠を凌ぐようになるんじゃありませんか?(^_^)
そうですね。こちらは酒の量が落ちる一方ですから・・・( -o-) フゥ
>「Hideさん高霞」と命名したい構えですね。
なんだかな間抜けなネーミングじゃありませんかぁ?(^^;
左手が外れている分、左手の締まりや安定性が悪くなりやすい。そのため、下にも「左手が重要」って書かせていただいたんです。左手がグスグスだと、まったく攻撃できない構です(^^;
>これは…!三所攻めを使うしかないじゃありませんか…。
見合いにして攻めるっていうことは、気力・胆力・洞察力・技の柔軟性など様々な要素が必要になります。むろん、中段を相手にしたときも「見合い」は攻めの大切な要素なんですよ(^^)
to はくどーさん
>一方、武蔵会では、上段に対して、敢えて十字構で臨む場合があります。
>先に書いたように、一般に十字構は守りの構えですが、
>実は武蔵会の十字構には、この構えから上段を攻めることができる秘策が隠さ
>れています。
十字構っていう名称でしたね(^^)
たしかに、私が両上段に対して諸手左上段をとったら、はくどーさんが十字構をされましたヽ(^.^)ノ それで、防御の構えと察知したのです。
>あまり「構え」にとらわれすぎるのは、良くないと思いますよ。
>「構え」は、あくまで従であって主ではありません。
私もその意見に同感です。私の「中段高霞」を」とったからといって二刀が攻略できるわけではありません。それはくり返し私も述べてきたことです(^^)
>でも、ここまで教えちゃっていいのかな?
>大丈夫だよね。>りょうさん
たいへんわかりやすい解説、ありがとうございます。たぶん、武蔵会の掲示板で
も、ここまでのことは書かれてないんだろうなぁ。はくどーさんには深く感謝い
たしますm(_ _)m
はくどーさんがここまでオープンにしてくださるということは、真に二刀流を愛
し普及させようとお考えになっていらっしゃるからなのだと敬服いたします。
私は先の合同稽古会に参加させていただき、武蔵会が真実の会であることを疑っ
ておりませんが、中には二刀流を「うさん臭い」と考えておられる方も多いと思
います。このカキコを読まれていらっしゃる剣道愛好家の皆さんに声を大にして
述べさせていただきますが、武蔵会の二刀流は本物です!!!ヽ(^0^)ノ
お名前: はくどー
URL
おや?、こちらで呼ばれていたのですね。
遅くなって申し訳ありません。m(_ _)m
>>武蔵会でのお稽古を振り返ってみますと、十字の構(なんていう名前でしたっけ?(^^;)
>>は、ディフェンスにはいいかもしれませんが攻撃力はそれほどなかったんじゃないかなぁ。
>
>そうですか。このへんは、りょうさんがどう使うのか見てみたいな。
大小の竹刀を身体の前で十字に組んで構える「十字構」は、
hide.さんのおっしゃるように、基本的に防御の構えです。
ちょうど城の大手門をピタリと閉じたような状態で、
敵からの攻撃も受けない代わりに、自分からの攻撃もできないという、
守りの態勢になります。
ここから、大刀を上段に振りかぶり、小刀を前方に伸ばすことによって、
大手門を開いた状態になり、攻撃態勢に入ります。
主力本体である大刀は上方に待機させ、
身軽な小刀を、前衛部隊として縦横に駆使しながら敵をおびき寄せ、
大手門の中央部に誘い込みます。
敵がまんまとこちらの作戦にのり、中央突破を仕掛けてきたら、
上方に待機していた主力部隊が一気に襲いかかって仕留めるというのが、
二刀の基本戦略です。(^^)
(二天一流、大の兵法)
一方、武蔵会では、上段に対して、敢えて十字構で臨む場合があります。
先に書いたように、一般に十字構は守りの構えですが、
実は武蔵会の十字構には、この構えから上段を攻めることができる秘策が隠されています。
当日、りょう氏が、どのような攻め方をするか、じっくり研究されてみてください。
ところで....
ここまで「構え」の話をしておきながら、
しかもhide.さんに「霞の構え」を教えていただいたばかりの方々を前に、
こんなことを書くのもなんですが、...
あまり「構え」にとらわれすぎるのは、良くないと思いますよ。
「構え」は、あくまで従であって主ではありません。
上段の構えをとって強くなる人もいれば、逆に中段より弱くなってしまう人います。
hide.さんが、霞の構えで二刀対策に成功したのは、hide.さんだからであって、
霞の構えのせいではないと思いますよ。
おそらくhide.さんなら、平青眼に構えても、八相に構えても、結果は同じだったと思います。
たまたま、霞の構えからの攻撃が、hide.さんにとってはやり安かったと言うことでしょう。
慣れない構えで無理するよりは、いつもの自分の剣道をする中で、
どうやったら二刀を崩せるか、つまり小の前衛部隊と大の主力部隊の連携をどうやって分断するか
この辺を考えてみたら良いと思います。
ちなみに、とても複雑な動きをしているように見える二刀ですが、
基本の動きは、原則として2とおりしかありません。
大小が同方向に同時に動くか、逆方向に同時に動くかです。
同方向に動いたときは、動いた方向と反対側に隙ができます。
逆方向に動いたときには、大小を結んだ対角線の反対側の対角に隙ができます。
この二つを考えあわせると、動いた竹刀の側の、動いた方向と逆方向に、
必ず隙ができるということになります。
ちょっとわかりにくいかな?。
つまり、右の竹刀が下に動けば右側の上(右面)に必ず隙ができ、
左側の竹刀が上に動けば、同じく左側の下(左胴)に必ず隙ができるということです。
このことを頭の中にたたき込んで、瞬時に対応できるようになると、
二刀は怖くなくなります。
でも、ここまで教えちゃっていいのかな?
大丈夫だよね。>りょうさん
お名前: くに
>呑めない人間は弟子にとらない? そんなコトはありません。
>だって、僕のお弟子さんの大半は未成年者なんですから(爆笑)
そうだった!恐れ入りました。m(_ _)m
でも、数年で師匠を凌ぐようになるんじゃありませんか?(^_^)
>右足前の「中段高霞(と命名してるんです(^^))」を作りだしたっていうわけです。
「Hideさん高霞」と命名したい構えですね。左手は正中線を外れるし、普通の道場でやったら
すぐに直されそうな構えです。本来半身の、守りの構えであるのを、攻めにも使えるようにした
という訳なんですね。
>武蔵会でのお稽古を振り返ってみますと、十字の構(なんていう名前でしたっけ?(^^;)
>は、ディフェンスにはいいかもしれませんが攻撃力はそれほどなかったんじゃないかなぁ。
そうですか。このへんは、りょうさんがどう使うのか見てみたいな。
りょうさんは、理論ははくどーさんに聞いて下さいと仰有ってたので、はくどーさん、出てきてくれないかな…。
>両上段は突の誘いです。逆に面を狙って行くのがよかったですね。
>また、こちらも上段で構えるとうまく行きました。左右の小手と真ん中の面が見
>合いになります(^^)
これは…!三所攻めを使うしかないじゃありませんか…。
やはりこれができないと、難しいのかなぁ…。
胴や突きを見せて面に行くんじゃ、よけられちゃうよなぁ…。
お名前: Hide.
to くにさん
呑めない人間は弟子にとらない? そんなコトはありません。だって、僕のお弟
子さんの大半は未成年者なんですから(爆笑)
>右足前でやると違和感があるのは、もともと左足前だったからなんですね。納
>得です。それから、やっぱりHideさんなりの工夫が入っていたんですね…。
直線的で打突スピードの速い現代剣道に対応するためには、半身ではなく相手に
正対しなければなりません。左足前では右足踏み込みに時間がかかりすぎますし、
霞から左足前の打突も試したのですが、どうもうまく行かない。それで、右足前
の「中段高霞(と命名してるんです(^^))」を作りだしたっていうわけです。
武蔵会でのお稽古を振り返ってみますと、十字の構(なんていう名前でしたっけ?
(^^;)は、ディフェンスにはいいかもしれませんが攻撃力はそれほどなかったん
じゃないかなぁ。
両上段は突の誘いです。逆に面を狙って行くのがよかったですね。
また、こちらも上段で構えるとうまく行きました。左右の小手と真ん中の面が見
合いになります(^^)
お名前: くに
>あり? 僕に師事してたんでしたっけ???(^^;
これだけいろいろ教えていただけば、師事しているのと変わらないと思いますけどね…。
まぁ、飲めない人間は弟子にとらないでしょうから、私淑しているということでお願いします。m(_ _)m
うちの道場の先生も立派な方ですし。(^^)
霞の構えのこと、なるほど、そうだったんですか…。右足前でやると違和感があるのは、もともと
左足前だったからなんですね。納得です。それから、やっぱりHideさんなりの工夫が入っていたんですね…。
小太刀対策としての霞ですが、二刀流には十字の構えのようなものもありますよね。両刀上段とか。
この場合はどうなんでしょうか?
お名前: Hide.
to くにさん
>「霞の構え」は面白いですね。使いこなせるようになるまでには時間がかかる
>と思いますが、対上段戦でも使えないかとか、課題ができて楽しみです。
元々、私の霞の構は「対上段戦」用に工夫し開発したものです(^^)
小野派一刀流にでてくる霞の構には「上段霞」「中段霞」「下段霞」と3種類あ
るのですが、いずれも左足前の半身の構なんです。ここで言っている霞の構はそ
の中で「中段霞」を指していますが、右足前にアレンジしています。上段対策で
左足前でもやってみたのですが、ディフェンスにはいいのですがどうも攻撃力が
落ちる。よけられても打てなきゃ話になりませんから、右足前にしてみたわけで
すヽ(^.^)ノ
>>入会のお誘いを涙ながらにお断わりたのです(^^)
>私も、Hideさんに師事するのをやめられないから、涙ながらにお断りしようかな。
あり? 僕に師事してたんでしたっけ???(^^;
お名前: くに
to Hideさん
>昨晩はお稽古ありがとうございます。少しは「霞の構」についてご理解いただけましたでしょうか?(^^)
本当に、勉強させていただきました。この次お目にかかるまでに、少しでも進歩したと言われるよう
励みたいと思います。 m(_ _)m
「霞の構え」は面白いですね。使いこなせるようになるまでには時間がかかると思いますが、対上段戦
でも使えないかとか、課題ができて楽しみです。
上位者の居る道場ではやれないから、どこか中学生でも稽古してくれるところ、ないかなぁ…。
>入会のお誘いを涙ながらにお断わりたのです(^^)
私も、Hideさんに師事するのをやめられないから、涙ながらにお断りしようかな。
お名前: Hide.
to くにさん
昨晩はお稽古ありがとうございます。
少しは「霞の構」についてご理解いただけましたでしょうか?(^^)
>>そんなことしたらボコボコです(^^;二刀の奥に秘めている打ち気を表に引き
>>ずり出すように攻めるのです。こちらが打ち気十分で攻めれば、思うつぼな
>>んですよ(笑)
>え〜。そうだったんですか。小桜さんもそれでやられたのかな。
小桜さんは、なまじ攻撃力があるもんだから、対中段戦でも打ち気満々でしょ。
あれじゃぁ、ちょっと勘のいい人にかかったらぼこぼこですよ(笑) まして、上
段や二刀はそうやって出てきてくれるのを待ってるんですから(^^;
>来月、この書き込みに「二刀流は素晴らしい!」なんて書いてたら、「いち
>に会」じゃなく「武蔵会」に転向したと思って下さい。>Hideさん (^_^)
ハハハ、私はすでに「二刀流はすばらしい」って書いちゃってますよ。ってこと
は、私も「武蔵会」?(笑)
でも、師匠が小野派一刀流なのに武蔵会に入会するわけにはまいりませんでした
ので、入会のお誘いを涙ながらにお断わりたのです(^^)
二刀の攻めは一刀よりもバリエーションが豊富ですから、上段をとるよりは面白
いと思いますね。おっと、こんなことを書くと、上段専門の方に叱られるかな(^^;
あくまでも、私見です・・・(^_^ メ)
お名前: くに
to NAGIさん
>ぜひともやってみたいですねぇ (只今、道場探し中....)
じゃあ6月10日にうちの道場へ来ませんか?
to Hideさん
>そんなことしたらボコボコです(^^;二刀の奥に秘めている打ち気を表に引きずり出すように
攻めるのです。こちらが打ち気十分で攻めれば、思うつぼなんですよ(笑)
え〜。そうだったんですか。小桜さんもそれでやられたのかな。
やはりむずかしいなぁ… (^_^;)
>はくどーさん
>最良の二刀対策は、やはりご自身で二刀をやってみることなんです。二刀との稽古を体験して
みて、もし二刀に興味をお持ちになったら、是非、くにさんも、武蔵会に入会して二刀の稽古を
始めてみませんか。
それこそ、二刀流の術中にはまってしまう。(笑)
来月、この書き込みに「二刀流は素晴らしい!」なんて書いてたら、「いちに会」じゃなく「武蔵会」に
転向したと思って下さい。>Hideさん (^_^)
お名前: はくどー
URL
to NAGIさん
武蔵会のはくどーです。初めまして。
私たちの武蔵会も「二天一流」です。
ただ、古武道シリーズとして市販されている「兵法二天一流剣術」のビデオは、
現在、福岡の今井先生を宗家とする流れのものであり、
私たちの方は、熊本の地にそのまま伝わってきた野田派二天一流の流れを汲むものです。
とは言っても、構えや形の名称が若干異なるだけで、基本的には同じものなんですけどね。
武蔵会の剣道二刀流は、この二天一流の形を基にし、
更に越後新潟に伝わっていた新免二刀流の二刀竹刀勢法の口伝を加えたもので
成り立っています。
武蔵会の稽古は、独特の形稽古と竹刀稽古を平行して行ない、
おそらく普通に自己流でやろうとすれば数年はかかるであろう複雑な二刀操法を、
わずか数ヶ月程度で修得してしまえる優れものです。
今度くにさんと対戦するという当会のりょう氏も、
その二刀歴はまだ1年にも満たないのですが、
既に、7・8段の先生方とも対等以上に稽古できる実力を備えてきています。
NAGIさんに限らず、武蔵会に興味をお持ちの方は、
是非一度当会のホームページを訪れてみてください。
今回は、ちょっとコマーシャルモードでした。(^^ゞ
ごめんなさい。m(_ _)m > Hide.さん
お名前: はくどー
URL
to くにさん
あまり難しく考えず、とりあえずは、りょう氏との稽古を楽しんでみてください。
「二刀との稽古は楽しいね」こう言われることが、私たちの励みになります。
そして、実は最良の二刀対策は、やはりご自身で二刀をやってみることなんです。
二刀との稽古を体験してみて、もし二刀に興味をお持ちになったら、
是非、くにさんも、武蔵会に入会して二刀の稽古を始めてみませんか。
というわけで、
「新規会員、お一人様ご案内〜い!」\(^o^)/ ...となれば嬉しいですね。
to Hide.さん
ご無沙汰しています。
>>武蔵会の稽古会のビデオは、申し訳ありませんが公開できません。
>そうなんですかぁ? 稽古会に参加した人が自己研鑽のためにビデオを撮影する
>のはありにしませんか?(^^;
いや、別に秘密主義を貫いているわけではありませんので、
稽古会に参加された方がビデオを撮影するのはご自由です。(^^ゞ
ただ、当会で撮影したビデオを「公開します」と言ってしまえば、
たぶんあちこちから引き合いが来て対応が大変になると思います。
それに、私たちとしても、どうせ外に出すなら、編集等をきちんと行なって、
ある程度完成されたものにしたいという思いがあります。
というわけで、しばらくは稽古会の様子等を撮り貯めしておいて、
いずれ武蔵会としての二刀教習&紹介ビデオのようなものを作りたいな
と思っていますので、それまでもう少しお時間を下さい。m(_ _)m
それに、現時点では、何でもかんでもみんな公開してしまうのじゃなく、
「武蔵会の二刀ってどんなものかな?」
というような、ちょっと秘密めいた部分を残しておいた方が、
「稽古会に参加する」という興味を引くことが出来るんじゃないかと思います。(^_-)
お名前: Hide.
to はくどーさん
お久しぶりです。わざわざ具体的かつ詳細なカキコ、ありがとうございます。
はくどーさんの登場で、また、ここが活気づくこと間違いなしですヽ(^.^)ノ
私もたいへん勉強させていただきましたm(_ _)m
>それに、前回の武蔵会稽古会の時よりも、一皮むけて更に強くなっています。
うぉう! それはこの次お会いするが楽しみですねぇヽ(^.^)ノ
>実は、先の武蔵会の稽古会で、Hide.さんを凄い人だと感じたのは、
そんなに持ち上げていただいても、何にもでませんよ(笑)
>小泉総理じゃありませんが「おそれず、ひるまず」堂々と立ち向かって行く強
>い心が大切ですね。
まさにおっしゃる通り! 自分が不慣れな構えのお相手だからこそ、強い気持ち
で立ち向かわなければ術中にはまってしまいますよねヽ(^.^)ノ
>武蔵会の稽古会のビデオは、申し訳ありませんが公開できません。
そうなんですかぁ? 稽古会に参加した人が自己研鑽のためにビデオを撮影する
のはありにしませんか?(^^;
to くにさん
>え〜い、こうなったら、掛かり稽古のつもりで、どんどん手数を出して打ち込
>んでいくしかないですね。
アハハ、そんなことしたらボコボコです(^^;
二刀の奥に秘めている打ち気を表に引きずり出すように攻めるのです。こちらが
打ち気十分で攻めれば、思うつぼなんですよ(笑)
to NAGIさん
じゃ、そのうちメールしますね(^_-)〜☆
お名前: NAGI
ども
二刀流のビデオは少ないですが、古武道シリーズで二天一流のありましたけど
あれもそうなのかな?宮本武蔵でしたよねぇ でも一万ちょいです...
To Hideさん
DVDはいつでもどうぞ(^^)
To くにさん
すんません。二刀流との対戦はいまだにないですね(−−;
ぜひともやってみたいですねぇ (只今、道場探し中....)
個人的にいろいろな古武道のビデオを見て研究中です
とはいえども高くてなかなか買えん...
お名前: くに
to Hideさん
ビデオお持ちなんですか。さ〜すがぁ!
to はくどーさん
わー。武蔵会の重鎮の登場だ!よろしくお願いします。 m(_ _)m
>彼の正二刀は当会随一です。おそらく全国的にも彼ほどの使い手はそう滅多にはいないと思いますよ。
そうですか。いやぁ、早く見てみたい!
>大いに対策を練って、いろいろな攻略法を試してみてください。それが、彼のため、そして私たち武蔵会
のためになります。
寛いお心ですね。この辺も、二刀流の方の強さの要因かも。
>二刀ということを意識しないこと。
う〜ん。言うは易く行うは難しですね…。打つチャンスは、打突の常道である、「起こり」「尽きたところ」
「居着いたところ」になるのだろうとは思っていたんですが、一刀のような一点突破は、りょうさんには
通じないかな…。
>三ところ攻め。
これは高度な技術だ。2カ所攻めるのもやっとなのに、これは…むりだぁ (T_T)
>一歩も引かないという心の持ちようです。
え〜い、こうなったら、掛かり稽古のつもりで、どんどん手数を出して打ち込んでいくしかない
ですね。小桜さんみたいに、終わったら小手が腫れ上がってなきゃいいけど…。(-_-;)
お名前: はくど
URL
二刀のビデオは、残念ながら、非常に少ないですね。
かつて二刀で活躍された、萱場輝雄先生の二刀は、
「昭和天覧試合」か「昭和の剣豪」というビデオで見ることが出来ます。
ただ、収録時間が短いですから、二刀対策という面で参考になるかどうか?。
また、萱場先生の二刀自体、武蔵会のものとはずいぶん雰囲気が違います。
ついでながら、「昭和の剣豪」では、笠原利章先生の二刀も見ることが出来ます。
笠原先生は、正二刀右足前の構えですから、構えとしては当会のりょう氏と同じですね。
一昨年に、沖縄で行われた八段戦のビデオも市販(通販)されています。
この大会では、戸田先生が逆二刀を使って準優勝されていまして、
二刀による試合運びという点で、私たちも大いに参考になる部分が多いです。
ただ、二刀対策として見ると、相手方はあまり有効な攻め口を見いだせていないようですね。
武蔵会の稽古会のビデオは、申し訳ありませんが公開できません。
武蔵会二刀の様子は、稽古会に参加して会員になっていただいて、
実地に体験していただきたいというところです。
お名前: はくどー
URL
こんにちは、武蔵会のはくどーです。
りょうさん対策で盛り上がっているようですね。
彼の正二刀は当会随一です。おそらく全国的にも彼ほどの使い手はそう滅多にはいないと思いますよ。o(^^)o
それに、前回の武蔵会稽古会の時よりも、一皮むけて更に強くなっています。
大いに対策を練って、いろいろな攻略法を試してみてください。
それが、彼のため、そして私たち武蔵会のためになります。
さて、二刀の側から、二刀対策について考えてみます。
1,まずは、二刀ということを意識しないこと。
ここの最初にも書いてありましたが、相手が二刀であるという意識を持たないことが大切です。
二本の竹刀を意識すると、どうしても、その意識が大刀か小刀のどちらかに偏ってしまいます。
大刀に意識を向けすぎると、小刀の攻めに対応しきれずに、剣先を押さえられてしまいます。
小刀に意識を向けすぎると、大刀の打ち出しが見えなくなってしまいます。
二刀者は、一刀者の心が大小の竹刀の間で行ったり来たり、その迷うところを打つのを定石としています。
ですから、大刀が...、小刀が...、と、二本の竹刀を意識すればするほど、二刀の術中にはまってしまいます。
対一刀の場合でも、相手の剣先の動きに心を奪われてしまうといけませんね。
二刀の場合も同じです。
竹刀を二本持っていても、打ち出す動作とその心はひとつです。
彼我の間合いと、相手の身体全体の動き、そして心の動きに注意して、打ち出しの機会を捉えられれば、
二刀も一刀も、全く同じように対処できるはずです。
2,次は、三ところ攻め。
ちっといやらしい響き(*^_^*)ですが、二刀対策の基本は3カ所攻めです。
たとえば、面を攻めて、小手を打つ...というような2カ所攻めは、対一刀でもよく行われることですね。
二刀の場合は、竹刀を二本持っているわけですから、2カ所攻めでは、物理的に簡単に受けられてしまいます。
突きを攻めて、それに小刀が反応しようとしたときに、空いた小刀側の面を打つと見せかけて、その対応に動いた大刀側の胴を打つ...というように、
2カ所を攻めて大小の竹刀に防御反応をさせておいて、更に空いた次の3カ所目の隙を打つ...ということが対二刀では必要になってきます。
ただ、言葉で書くと簡単なようですが、ほとんどの人は、3カ所を同時に攻めようとすると、逆に自らの体勢を崩してしまいます。
足捌きの悪い人、上体の堅い人、腕や肩に力が入りすぎる人、手首が堅く手の内が決まらない人...
こういう人は、3カ所攻めの途中で、大きく自分の体勢を崩してしまい、
逆に二刀に対して、打ってくださいといわんばかりの状態になってしまいます。
実は、先の武蔵会の稽古会で、Hide.さんを凄い人だと感じたのは、
Hide.さんが、体勢を全く崩さずに、2カ所、3カ所を同時に攻めて来られたからです。
上体が全くブレずに、滑るような足捌きで間合いを詰められ、柔らかい手の内で竹刀が上下左右に素早く返りますので、
こちらも、ほとんど反応できない状況になってしまいました。
正直に言って、このような方は、本当に珍しいです。
かなりの高段者(七・八段)でも、ここまで出来る人は少ないですよ。
普通は、どこかに必ず力みがはいり、それが色となって現れ、こちらの対応動作を可能にしてしまいます。
若い頃に、打ち込み・懸かり稽古を徹底的にやって完璧に足腰を練り上げ、
なおかつ、今でもそれを保っている人でなければ、こうは行かないと思います。
3,最後は、一歩も引かないという心の持ちようです。
上段や二刀相手に、一歩でも引いてしまったら、もうそれで負けです。
打たれることを恐れてはいけません。
打たれたら、一歩前に出て元打ちにさせてしまうぐらいの気迫で、攻めることが大切です。
たとえば、上段や二刀の挙げ小手を打つ場合、そこにある小手を打つつもりで行くと、
腰が引けた打ちになって、相手に抜かれてしまいます。
小手を打つつもりではなく、その奥にある相手の横面を打つつもりで、思い切って飛び込んでゆくと、
相手が抜こうとして小手を引いても、その引いたところを打つことが出来ます。
上段や二刀の構えに対して、心がくじけ、気押されてしまうと、普段の半分も足が出なくなってしまい、
いくら打っても届かないという状態になってしまがちです。
小泉総理じゃありませんが「おそれず、ひるまず」堂々と立ち向かって行く強い心が大切ですね。
お名前: Hide.
to NAGIさん
DVD版、探してるんですけど、近所にはないようです。今度お借りしようか
なぁ・・・(^^)
to くにさん
ビデオ版は持ってるんです。でも、二刀流は写ってなかったんじゃないかなぁ・・・。
最近観てませんから、今度確かめてみますね(^^)
お名前: くに
7000円〜1万ですか?
そりゃぁ高価だなぁ…。
DVDはうちでは見られないんですよ。残念。
近々Hideさんにお目にかかるので、何か攻略のヒントをつかんでこようと思ってます。
NAGIさんは、二刀流と対戦したことがおありですか?
お名前: NAGI
どうも
昭和の剣豪 ならば DVD版とビデオ版 とあります
東京駅を利用するか、通過するならば 八重洲ブックセンターの地下1階に
本やビデオなどが結構ありますので行ってみてください
柳生新陰流でも買って勉強してみますか...
お名前: NAGI
ども くにさん
剣道の防具店などに行けば、必ず販売されてるはずです
DVD版が7000くらい、ビデオは1万円とかなり高めですねぇ
うちに連絡すれば、dvdのでよければ 送りましょうか?
もし、東京駅を利用するのであれば、八重洲ブックセンターの地下1階
で、結構、たくさんの本やビデオが販売されてますよ
お名前: くに
to NAGIさん
情報、ありがとうございます。なんだか歴史資料といった感じですが、図書館などにあるのでしょうか?
to Hideさん himさん
私も見たかったなぁ、家元との立ち会い。りょうさんにお目にかかったら、ビデオ貸していただけないか
交渉してみようかな…。
お名前: him
to Hideさん
武蔵会の稽古会で、武蔵会の方がビデオをセットされていたように思いますが。
私も、もう一度見たいですね。
Hideさんと宗家の立合い。
きっといろいろなことが見えて来ると思うのですが。
お名前: Hide.
to くにさん
さぁ、実際にそこに二刀流がいるわけではありませんので、どれだけニュアンス
が伝わりますか・・・(^^;
to NAGIさん
ゲームじゃありませんから、他人から教わった攻略法が必ずしも万人に当てはま
るとは思えませんね。おっしゃる通り、対戦する中から自分で見つけだしていく
以外に方法はないと思います(^^)
そういった意味からいくと、この間の武蔵会での中村先生のお稽古姿をビデオに
納めておけばよかったなぁと思いますね(^^;
お名前: NAGI
ども
攻略法ですか やはり自分で考えるなり、ビデオで見て対処するしかないと思います
また、実際やってみないとわからないですから まぁ 昭和の剣豪 とゆうビデオに
一部だけでしたが、載っていましたので 見てみたらいかがです?
古いモノクロものですが.....
お名前: くに
攻略法まで載ってませんから、わかりませーん。
31日(木)、練馬の方へ押し掛けますから、なにとぞ、攻略のヒントなりと、お教え下さい。
m(_ _)m
お名前: Hide.
to くにさん
相変わらず行動が素早いですねぇヽ(^.^)ノ
で、どうですか? 二刀流攻略の糸口がわかりましたでしょうか? やはりお相
手の攻め口がわからないと攻略もかないませんから、しっかりと勉強されるのが
いいと思います(^^)
お名前: くに
NAGIさん
ありがとうございます。実はその本、近くの図書館にあったので、ちゃんと見てみようと思って
借りに行ったら、紛失していました。
仕方がないので、館員の方にお願いして、都立中央図書館から借りてもらい、今見ています。
ここに載っている霞の構えは、二刀の場合の物ですので、一刀とは違うと思うのですが…。
近くの図書館にあった方が新版だったので、良かったんですけどね…。
お名前: Hide.
to NAGIさん
>壮神社 の 荒関二刀斎 著の 「現代剣道 二刀流の習い方」
荒関二刀斎といったら、武蔵会の中村天信先生の師匠じゃありませんか。そんな
本を書かれていたとは存じ上げませんでした。ぜひ、読んでみたいですねヽ(^.^)ノ
お名前: NAGI
ども はじめまして
二刀流なら、その本を読めばおおよその対処方法はみつかるのでは?
霞 ならば、二天一流の本に掲載されていたと思います
壮神社 の 荒関二刀斎 著の 「現代剣道 二刀流の習い方」
付 新二天一流・二天一流 形
とかゆう本に霞の構えが掲載されてましたから ご参考にどうぞ
お名前: Hide.
to くにさん
24日に片山に行ければお見せできるんですが・・・(^^;
お名前: くに
やっぱり、Hideさんの霞の構え、見てみたいな〜。 (*_*)
>「突のための突」ではまずあたりません。それどころか、ものの見事に反撃をくらいますよ(笑)
は〜い。最近地稽古をさせてもらいに行っている所では、突きは普通の技ですから、ねらって突いたのでは
よけられてしまいます。自然に使えるようになりたいけど、他の技も含めて、決め技が甘いんだ
よなぁ…。原因は、うすうす気付いて居るんですけど…。(涙)
お名前: Hide.
to くにさん
うーん、霞の構っていうのは一般的ではありませんからね。正確にできるのは、
古流の形の中でその構に触れたことがある人だけでしょう。
ただ、私のとっている霞は、現代剣道風にアレンジした「右足前」の構ですが(^^)
>しかし、突きがあたんないようじゃ話になりませんね。
>突き、練習しとこうっと。
突は効果的ではありますが、二刀にしても「突を狙われること」を十二分に意識
しているんです。ちょうど、上段が突の対策が十分にできているのと一緒ですね。
だから、「突のための突」ではまずあたりません。それどころか、ものの見事に
反撃をくらいますよ(笑)
お名前: くに
やっぱ、いまいちわからんなぁ…。
うちの道場の先生方は霞の構え、わからんて言うし、あんまり食い下がると「正眼をもっとしっかり
やんなさい!」なんて言われそうだし。
なんとかHideさんにあって、教えを仰ぐしかないかな…。
近間で攻めた方がいいんですか…。なるほど。
しかし、突きがあたんないようじゃ話になりませんね。
突き、練習しとこうっと。
お名前: Hide.
to くにさん
>剣先は相手のどこに付けるようにしたらいいでしょうか?
お相手の眉間でしょうか(^^)
>間合いなんですが、遠近で有利不利ということはあるでしょうか?
中段にとって有利な間合ですから、強いて言うなら近間でしょう。上段にとった
太刀は近間では打ちだしにくいですし(^^)
遠間の場合は、こちらの一刀よりも器用に動く小太刀が、かなりディフェンスに
役立ちます。虚を突いて攻める以外に、遠間の攻防では二刀に有利かと。
to くっしーさん
ただ、小太刀を有効に攻め崩せない場合、小太刀を意識しすぎることは二刀の術
中にはまります。そこのところが痛しかゆしでして(^^;
お名前: くっしー
to:くにさん、Hide.さん
そうですね。ここで知識を得てもそのまま出来るかって言うと、その人のレベルにも
寄りますが、なかなか難しいですよね。
でもこうした方が良いっていう対処法の方向性が判っているのと、何にも判らずに
二刀流の方と立ち会うのを比べるとはるかに前者の方が、有意義にお稽古が
出来ますものね。頑張って立ち会って下さいね。
お名前: くに
to himさん
やはり、小太刀対策が重要なんですね。ありがとうございます。
りょうさん、そんなに強いんですか? わぁ〜。そりゃぁますます楽しみだなぁ。
もともと二刀流というものを教えていただこうと思って立ち会うので、私はぼこぼこにされても
いいんですが、攻めようとしたとき、どうしたらいいのか分からなかったもので、みなさんにお
教えを仰いだような次第なんです。だから、強い方が見えて、二刀流の真髄を見せて下さるなら、
嬉しいことですよ。いやぁ〜、楽しみだなぁ… (^_^)
to くっしーさん
りょうさん、見て見ないふりしてくれるんじゃないかな?
私も、Hideさんにここで教わったからって、すぐに出来るようになるものじゃぁありませんし、
自分の工夫も加えて行かなくては技になりませんからね。
そこがまた、剣道の楽しみでもあるように思いますけどね。
こんどは、くっしーさんも来て下さいね。 (^^)
to Hideさん
「霞の構え」、だいぶ分かってきました。剣先は相手のどこに付けるようにしたらいいでしょうか?
>二刀から繰り出す胴はすべて片手胴です。一刀だって片手胴を打ってもかまいませんでしょ?(^^)
な〜るほど。納得です。 m(_ _)m
間合いなんですが、遠近で有利不利ということはあるでしょうか?
突きを見せておこうとすれば近間に入った方がいいように思いますが、相手の竹刀の長さを考えると
遠間の方がいいようにも思えます。「使い分けろ」と言われてしまえばそれまでなんですが、
近間、遠間での攻め方や、注意点など、お教え願えませんか?
お名前: Hide.
to くにさん
りょうさんと立会うんですか? うーん、それでは楽しめないかも(^^;
ちなみに霞の構ですが、普通の霞の構よりも右の手首を立て気味にして、八相の
構を右足前にして剣先を相手の方にグッと傾けたような形です。ここからの片手
突は、「上から突く」という感じになります(^^)
>ついでに、片手胴は、入っても一本にならないのでは?
二刀から繰り出す胴はすべて片手胴です。一刀だって片手胴を打ってもかまいま
せんでしょ?(^^)
to himさん
>大阪の石塚美文先生が全日本で優勝された大会での対上段戦でかなり剣先を右
>に開いて高く構えられておられましたが、
間合をつかませないようにするためと、小手封じですね。
こうして構えられますと、上段からの攻め手が面しかなくなってしまいます。お
相手の攻撃の範囲を限定できれば、その対処は容易になりますね。むろん、石塚
先生にはお相手の面または片手面に対する万全の策があっての構だったことでしょ
うヽ(^.^)ノ
to くっしーさん
たとえ対処法がわかったとしても、その通りにできるかどうかはわかりません。
「攻め方」「対処法」は実践での経験の中から各人が会得していくものですから、
私が書いた方法が「万全」なわけでも「誰にでも通用する」ものでもありません
から(^_-)〜☆
お名前: him
to くにさん
立合われる二刀の方というのは、りょうさんですか?
・・・・・
強いですよ・・・
がんばって下さいね!
お名前: くっしー
to:くにさん
う〜ん、、”ここのカキコについてはナイショね”、、、て言っても、
タイトルに”二刀流の破りかた”なんて、大上段に構えたタイトルじゃ、ちょっぴり
二刀流に興味のある私でさえ見に来る位だから、出稽古の日までには、りょうさんの目にも
しっかりと止まる事間違い無しですよ(^_^;
お名前: him
to くにさん
二刀の方と立合う機会というのはそうありませんから「ラッキー」と思って楽しんで下さい。
たぶん最初は「どこ打ったらいいんだろう?」状態かも知れませんが、小太刀に剣先を
抑えられないようにしていれば、相手も焦って来ますからそこがチャンスでしょう。
to けんさん
武蔵会の稽古会では、大変お世話になりました。
二天一流の形を、けんさんに直接手ほどきして頂きましたが、覚えが悪くてご面倒を
お掛けしました(^^;
機会がありましたら、またお願い致します。
to Hideさん
小太刀に剣先を抑えられない構えというのは必須ですね。
ずいぶん昔の話ですが、大阪の石塚美文先生が全日本で優勝された大会での対上段戦で
かなり剣先を右に開いて高く構えられておられましたが、私はその構えが有効かな?と
思って試しておりました。
ただ、何と言っても気持が前に向かっていないと、どんな構えを執ってもダメですね。
お名前: くに
to Hideさん
こちらが書いてるのと同じ時間に書いていたようで、レスが後になってしまいました。
なるほど。具体的な攻め方が分かってきました。
「霞の構え」ですか…。
普段やらないので、どうやったらいいのか、良く分からないんですが、どんなところにポイントを
置いて構えればいいのでしょうか?
また、霞からの突きというと、上から、もしくは水平に突き出すような突きになるのでいいのでしょうか?
ついでに、片手胴は、入っても一本にならないのでは?
お名前: くに
みなさん、いろいろと教えていただいてありがとうございました。
昨日レスつけようと思ってたんですが、レセプションでワイン3杯飲んだらふらふらになちゃって…。
to みのるさん
攻めにくそうですよね。相手は片手だから、直心影流の曲尺みたいな打ち方をすればどうかな…
なんて思ったりしてたんですが。ふーむ。
to himさん
小太刀対策以外は、普通に対戦すればいいわけですか。しっかし、打つ場所を空けてくれませんよねぇ。
to けんさん
突きですか。私も、有効打突の技かなと思いました。対戦するお相手は、実はりょうさんなんですけど…。ここのカキコについては、ないしょね!
to くっしーさん
へへへ。こんなにいい先生がそろっていて、対策を教えていただける所って、無いですからね。
to Hideさん
小太刀対策ですね、やっぱり。小太刀を殺すにはどうしたらいいのでしょうか?
小太刀を意識して攻めていけば、面打ちに来られるように思いますが。
でも、みなさん共通に仰有ってるのは、対戦を楽しめって事ですね。
実は私も、楽しみで、ワクワクしてるんです。 (^_^)
お名前: Hide.
to himさん
そんな大げさな・・・(^^;
小太刀を十二分に攻めるとは、小太刀が働きにくいようにしてやることです。
二刀を遣われる方は小太刀でこちらの太刀を押さえる・かわす・よけるを意識し
ておられます。そして封じておいて上段にかぶっている太刀で攻撃するのが定石
です。
一刀の側から対策を考えますと、小太刀でこちらの竹刀を抑えにくいような構え
をとってやればいいことになります。
一例をあげれば上段ですが、これではこちらの太刀の出所が一コースしかなく、
お相手の片手上段の側の小手を狙う(カラダの対角なので小太刀で防ぎにくい)
以外に効果的な攻撃手段が無くなってしまいます。これでも、そこそこのお相手
なら通用しますが・・・(^^;
そこでこの間、私が武蔵会で試してみたのが「霞の構」です。それも、かなり位
の高い霞をとってみました。こうすると、二刀の小太刀よりも剣先が上になり押
さえ込みにくいのです(^^) さらに、この高さからの片手突、諸手突は、同様の
理由でかわしにくくなります。
高い霞を意識する分、お相手の胴への備えが甘くなりますので、突・面を中心に
攻めながら、胴・逆胴・片手胴などを打って、攻撃を上下に散らします。けっこ
ううまくいきましたよヽ(^.^)ノ
お名前: him
to Hideさん
>私は逆にその小太刀を十二分に意識して二刀の小太刀を攻めます。小太刀が死ね
>ばただの片手上段にしか過ぎません。小太刀との攻め合いに勝てれば、小太刀で
>こちらの竹刀を封じられて打たれることもなくなります。
さすがはHideさんですね。参った!
目から鱗がポロリと落ちました。
お名前: Hide.
あ、失礼しましたm(_ _)m
お名前: みのる
「一刀も二刀も同じだ」とおっしゃったのはhimさんです。
お名前: Hide.
出遅れてしまったようですね(^^;
武蔵会で宗家の中村先生と立会った後、ご覧になっていらした戸田忠男先生にア
ドバイスをいただきました。
私が「小太刀対策に、まだ課題が残りました」と話しましたところ、先生は、him
さんやけんさんがおっしゃったのと同じように、
「二刀を意識しないことだ」
とおっしゃいました。
私はその「意識しない」はみのるさんのおっしやる「二刀も一刀も同じ」である
という考え方なのだと解釈しました(先生のお考えとは違うのかもしれません
が(^^;)。
二本の竹刀が同時に打ちかかってくることはなく、自分の身に向かってくる太刀
は常に一刀なんですね。しかも小太刀はほとんど打突してきません。太刀筋は一
本しかないんです。これは一刀とまったく同じです(^^)
>小刀を気にしない事は二刀対策の一つですね。でも、気にさせるのも二刀の腕
>前ですし。
私は逆にその小太刀を十二分に意識して二刀の小太刀を攻めます。小太刀が死ね
ばただの片手上段にしか過ぎません。小太刀との攻め合いに勝てれば、小太刀で
こちらの竹刀を封じられて打たれることもなくなります。
そういった意味で宗家の中村先生の小太刀は強かったですね。なかなか攻めきれ
るものではありませんでした。また、小太刀の打突もありましたし・・・(^^;
それで、冒頭の「小太刀対策に〜」のセリフになったわけです(^^)
ちーっとも、くにさんへのお答えになっておりませんが、けんさんもおっしゃっ
ている通り、二刀流との対戦を楽しまれることが一番と思います。私も武蔵会の
お稽古は本当に楽しませていただきましたからヽ(^.^)ノ
お名前: くっしー
URL
おっ!くにさん、さっそく傾向と対策ですね。
ほんと勉強熱心で頭が下がります。また、稽古後のご報告をお待ちしておりますので
頑張って下さいね。
お名前: 武蔵会 けん
こんばんわ くに さん
himさん お久しぶりです。
二刀も一刀も同じ。この気持ちが大切。強い人は強い。himさんの仰る通りです。
二刀も人によりますし。
私も,その稽古会でHide.さんに稽古を頂いた一人です。参りました。
先生方との稽古でこんな経験があります。
二刀の上下太刀(大刀は上段・小刀は中段)に構えて、気分としては相手の突きを
待っている状態で、そのまま、構えたままで突きを頂戴するのです。
構えたままで。情けないけど、起こりが判らないのですね。
決してスピードではありませんでした。
そして、この事は一刀でも同じですよね。
小刀を気にしない事は二刀対策の一つですね。でも、気にさせるのも二刀の腕前ですし。
まず、対二刀を楽しんでください。
感想を教えてくだされば有り難いと存じます。
お名前: him
to くにさん
私も武蔵会の稽古会で二刀の皆さんと稽古させて頂きましたが、そこで感じたことは
「剣道は一刀も二刀も同じ、二刀二刀と意識しないことが重要だ」ということです。
「二刀だ、どう攻めよう?」と思えば、その気持ちが相手に伝わります。
「一刀も二刀も同じだ」という心の余裕が必要です。
技術的なことは、小刀に気を取られないこと、でしょうかねぇ。
ここはHideさんのご意見を待ったほうがいいでしょう。
ただ、つまるところは「自分と相手の技量・習熟度の差」だと思います。
何か答えになっていませんねぇ(^^;
お名前: みのる
それは大変ですね。多分どうしようもないですよ。
数年前に通っていた水戸のある道場へ戸田先生がお出でになった時に
お願いしたことがありましたが、小太刀でこちらの竹刀を封じて
何もさせてくれませんでした。Hideさんは武蔵会での稽古で
二刀相手にすばらしい立会いをされたようですが。
お名前: くに
二刀流の方と立ち会わねばならなくなりました。
どうしたら打ち込めるでしょうか?
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る