もう出てそうなトピなので、サイト内検索をしたのですが、ヒットしなかったので
新たに質問させていただきます。
日本剣道形三本目において、相下段からなぜゆっくり中段を目指すのですか?
下段は守りの構えと言われています。ですから、相下段で間合いに入った場合、
双方、打たれないけれど、打てもしない状態ですね。
ですから、どちらも、より攻撃性のある中段になりたい、というのは分かります。
ならば、先に技を仕掛ける打太刀は出来るだけ早く中段になろうとするのではないでしょうか。
結果的に、相下段からさっと中段になって、さっと突いてしまったのでは、
仕太刀は裁ききれず、この三本目の形にはならいないだろうと思います。
しかし、形を作るためにゆっくり相中段を目指すのでは本末転倒ですね。
本によれば、お互い相手の手元を突き上げる、とあります。
これは、剣道において、浮いた手元というのは弱いので、弱いところ、つまり、隙、
をお互い、相手に作らせようとしているのでしょうか。
しかし、剣道形では、いつも、仕太刀の攻める気持ちに押されて打太刀が技を出す、
とも読みました。
ならば、下段から、打太刀は中段になりたくないが、仕太刀に押されて仕方なく
上がってくるのでしょうか。
教えていただけると幸いです。