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お名前: Hide.
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To 中学生さん
管理人のHide.です。
そうですねぇ、精神力をつける一番の方法は、「誰よりも努力し稽古している」という実
感です。稽古が信じられるようになれば、試合で動じることがなくなるものですからd(^-^)!
お名前: 中学生
私は、この前あった県総体の試合でいつもの力が出ることなく、勝てる相手にとてもろく負けてしまいました。もう少しで、高校生になるんですが、精神力をつけていきたいと思っているんですが、どうやったら、精神力がつくのでしょうか?何かヒントがあったら、教えてください。
お名前: Hide.
to 高校生の父さん
仕事が多忙でレスが遅くなりまして申し訳ありませんでしたm(_ _)m
しかし、あらかた柳に風さんのご回答で問題は解決してしまったいるようですね。柳に風
さん、ありがとうございます(^^)
攻めというのはとても難しいものでして、剣道では「攻めを考えるようになったら初級は
卒業」といわれるくらいです。高校生ぐらいだと、スピードと体力、勘にまかせて打突し
てもある程度の成績を残せるものですが、やはり上位に上がろうと思ったら攻めを考えな
ければいけません。
攻めとは、お相手の心に四戒=驚懼疑惑(きょうくぎわく)を生じさせる有形無形の操作
です。柳に風さんがあげてくださった一例の「中心をとる」も、中心をとられたことに
よってお相手の心に
・驚・・・「たいへんだ!」
・懼・・・「このままでは打たれる!」
・疑・・・「どこをどう打ってくるんだろう?」
・惑・・・「どうしたらいいんだろう?」
などの心を生じさせ、それによりカラダの動きを縛ることになるわけですねヽ(^.^)ノ
逆に言うと、お相手のどんな動作にも「動じない心=平常心、不動心」が養われれば、攻
められてもビクビクすることがなくなりますね。剣道で精神力の大切さをとかれるのは、
こうした部分に影響を及ぼすからです。
「こう攻めてお相手がこう変化したらここを打つ」「逆に、こうなったらこう打つ」と
いった自分なりの「方針=戦術」を決めておくといいと思いますよ(^_-)〜☆
お名前: 柳に風
明日か明後日くらいにはHide.さんからもレスがくると思いますよ。
あと約1ヶ月、ちょっとやそっとでは動じない腹を作って、堂々と勝利を収めるべく
稽古に励んでください。朗報をお待ちします。
お名前: 高校生の父
柳に風さんへ
たいへん有難うございます。同じような質問を繰り返しているようで、すみませんでした。
ご指導いただいたことを、息子と話し合い、残された試合に生かしていきたいと思います。
インターハイ予選の結果が出ましたら、柳に風さんに、このサイトにて
ご報告致します。(勝ち負けに関係なく)
Hideさんにもよろしくお伝えください。本当に、有難うございました。
お名前: 柳に風
高校生の父さん、
「攻め勝つ」、確かに難しいところですが、まずは自分の有利な体勢を取ることですね。
自分が有利ということは相手には不利なわけですから、相手はそのままではまずいと思って
どうにかしようと動きます。
例をあげると、自分が中心を取っていれば、相手の剣線は外れます。これはすでに有利な
状況ですね。ここで相手は自分の不利を解消するために中心を取り返そうとします。その時、
相手に中心を渡さなければ、相手は段々あせって来ますね。そこで中心を攻めながらわずか
に間合を詰めると、相手は打たれると思って何か反応します。その動く端を打てば出端、打
たせて取れば応じ技、と言う風になるわけです。
まぁ、これは一例ですから、相手の反応はこれ以外にも色々あるでしょう。間合を切る人、
負けた振りをして誘ってくる人など。
しかし、常に自分が有利な体勢を保って、いつでも打つぞという気持ちで間合を詰めてい
くと、相手はヤバイ、と思って必ず反応(居着き、無駄打ち)しますから、そこを仕留める
ようにすると良いと思います。攻めながら、相手の反応を見て、相手の崩れた所を打つとい
うことですね。けして自分勝手に打ちかかってはいけないのです。相手に余裕があれば必ず
返されますから。
攻めを考える時に、どういう風にされたら自分は嫌か、を考えるといろいろわかってくる
と思いますよ。
また、上段霞は先ほど書いた理由により、私はやめた方が良いと思います。左小手も打たれれば一本になる可能性がありますしね。気持ちが逃げているような気がします。
お名前: 高校生の父
柳に風さんへ
忙しいところ、ご指導たいへん有難うございます。お話の中で、「しっかり
攻め勝っている・・」とありますが、そこが、良く理解出来ていないような気がします。
柳に風さんの言われるとおり、何か打たなければならず、自信のないところで打ちにいき、
見た感じ、無駄打ちにも、見えるときがあります。
そこのところを、ご指導ください。
また、立会いの時、最初は、中段ですが、中段を崩し、霞み上段にしながら間を
詰めているように見えます。そこを、相手に狙われているようです。
お名前: 柳に風
高校生の父さん、こんにちは。来年は「大学生の父」さんですね。(笑)
それはおいといて、
1、下がった時点で負けです。まずは、下がらないことでしょうね。と言うよりも、
逆に相手を下がらせるだけの強い気持ちを持って、攻め込むことです。攻めていって
相手が苦しくなって出てくる、あるいは居着く、そこが勝ち所ですから、そういう状
況を作らなければなりません。攻め負けて、下がりたくなった時は、左右にさばきな
がら間合を完全に切るか、もっと良いのは左右にさばきながらわずかでも前に出て攻
め返す事ですね。
2、中段を崩して霞に構えるというのは、よけながら入っていくということでしょうか?
左手が中心を外れてますから、相手はそんなに怖くないと思いますよ。打つ時は左手を
真中に戻さないといけませんからね。余計な動きは隙を生みます。中段で中心をとって
攻めこむ方が良いのではないでしょうか?
3、試合で打ちが軽くなるのは、自信を持って打っていないからではないでしょうか?
しっかり攻め勝っていれば、思いきって打てると思います。自信のないところでいくと
当てるだけの打ちになります。
ということで、私なりにまとめて見ると、相手を攻め崩そうという気持ちが足りない、
恐々試合をしているように感じます。自分の中段を崩さずに相手の構え・気持ちを崩し
て攻めこむ気迫が欲しいですね。
参考までに、かつて小川忠太郎先生は、「勝つになりきる」ということを書かれてま
した。勝つの一念以外のことは考えない、そこに集中するということです。負けたらど
うしよう、今打ったら返されるんじゃないか、格好良く勝ってやろう、こういった雑念
を全て捨てる、ということです。
頑張って良い結果が出ると良いですね。
お名前: 高校生の父
Hideさん、柳に風さんへ
以前いろいろな質問に対してお答えいただき有難うございました。今、息子は、高校生最後のインターハイ予選に向け練習しています。そこで、たぶん、最後になると思いますが、ご指導いただきたく書き込み致しました。
1、試合中、相手の攻撃に対し、後ろに下がって、いついて、受けてしまう癖があり、飛び込み面を取られやすい。
2、霞み上段が、癖になっており、霞み上段の構えで間お詰めるときや、相手の面のフェント技に対応できず、面や、左小手、抜き胴を狙われ試合に負けてしまう。
3、練習では、意識して、強い打ちが出来るのに、試合になると、軽いうちになり、1本に出来ない。(本人いわく、試合中は、強い打ちを意識している余裕がないとのこと)
以上、3点、息子の弱点と思いますが、本人が、わかっていても、直せないで苦しんでいます。しかも、この一ヶ月の間に、直そうとしていますが、よい方法が、わかりません。
先生がたには、たいへんお忙しいと思いますが、高校生の父の最後の、最後の、質問ですので、よろしく、よろしく、ご指導お願い致します。
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