記事タイトル:体当たり 


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あたりが強くなることは、とてもいいことだと思いますよ。しっかりした足腰は、正しい
バランスから生まれます。ただたんに「体重が重い」「腕力が強い」だけでは、あたりは
強くなりませんしね(^^)

あたりが強いということは、試合においてもいい方向に作用します。
場外反則を狙うということではないにしても、お相手がライン際にさがりにくくなります。
お相手の動きを限定することができれば、自分有利に戦えるのは言うまでもありません。


しかしどうでしょう、「お相手をぶっ倒してそこを打って勝つ」というのは剣道の正しい
あり方でしょうか? それがあなたが理想とする勝ち方だとすると、あまりにも情けない
ですねぇ(>_<)
ルール上、倒れた直後の一本を認めているのは、倒れた側に「油断するな」っていう教え
であって、「そこがチャンスだから逃すな」という意味ではないんですが(^_^ メ) 

試合なら私も「打て」と教えますが、稽古では「そんなところを狙うな」と戒めます。
剣道は武道であり、武道の精神は「敗者をいたわる」ということに本質があるからです(^^)


お相手に当たり負けせず、倒されて打たれるといった屈辱を味わわないようにするために
足腰を鍛錬されぶつかり稽古をするのは構いませんが、「ご自身もそこを狙う」といった
心映えの低い剣道はなさらぬ方がよろしいかと存じますd(^-^)!

お名前: 悩める中年剣士   
富竹さん

私は九州(すなわち西日本)出身で、関東地区には10年ちょっと住んでいたし、今は
関西地区に住んでいますが・・・

>西日本ではほとんどのひとが、相手が転んでもかまわず打ってくるような
>荒っぽい剣道をする人がたくさんいます。

そんな特別なことはないと思いますがねぇ。体当たりの稽古は、それはそれで大切なこと
ですから、メン体当たり引きメンなどをしっかり稽古されると良いと思います。
それよりも、あまり先入観を持って試合に臨むのではなく、いつもどおりの気持ちで(平
常心で)戦った方が良いですよ。きっと。

お名前: だみ声   
かつて柔道世界大会だったっけ? 山下選手が、準決勝で右足ふくらはぎを痛めました。
そのあとすぐ行われた決勝の時、山下選手はビッコ引きながら、立ち会いの間に入りました。
あのふくらはぎを責められて、ひるんだところを攻められれば、いかに山下選手でも勝利
はできないなぁ… と大勢が思ったと思います。

結果は山下選手の勝利に終わり、金メダルを獲得しました。 当然相手の選手は「負け」
で準優勝です。 世界大会でのことだけに、山下選手に勝利させたのは何? と多くの人
が思ったことでしょう。

負けた相手選手の言葉です。(日本人ではありません)
「痛めたところを攻めて、勝つようなことはしたくなかった」「むしろ無傷の山下選手と決
勝を戦って、勝ちたかった」「負けたのは修行が足りないからで、また稽古頑張ります」

僕はこれを読んだとき、日本人ではない彼に「おぬし武士道が分かっとるな」と感動しました。
いさぎ良い「負け」と感じませんか? 彼の負けは「美しい」と感じませんか?
むしろ痛むところを攻めて傷めて、金メダルを取ったとしても人間的「評価」は活字には
ならなかったでしょう。
「そんなの浪花節だよ」と言う方もあるでしょう。でも僕はこの外人柔道家は「武士道」
の実践者だと評価してます。

つまり剣道の体当たりで「崩す」のは大いにありですが、それで倒れた相手を「勝利のた
めに」本当にぶったたくのですか? ルール上は倒れた相手をその一瞬に打つのは認めら
れておりますが、僕は嫌いです。(好みの問題です)

倒れた相手には、寸止めで「気」を殺して、一本にはせず、開始線に戻って仕切り直しす
るのが好きです。 そして正確で旺盛な「気攻め」を駆使して勝利するのが「美しい」勝
利なのではないですか?

それで負けても、決して無様な負けではないでしょう。むしろ倒れた相手をぶったたいて
勝っても「素晴らしい勝利」とは言われないでしょう。

富竹君 君が少なくとも年齢的に、20歳代後半なら…… そろそろ
「勝って叱られ、負けて褒められ」と言う言葉の、深―――い意味を理解する剣道家でい
てほしいと思います。 負けたら、また修行するだけです。

お名前: 富竹   
今度、西日本の方での結構大きな大会にでます。
西日本ではほとんどのひとが、相手が転んでもかまわず打ってくるような
荒っぽい剣道をする人がたくさんいます。なので、その剣道に対抗するた
めに相手を逆に転ばすぐらいの強い体当たりを身に付けたいのですが、ど
うすればいいでしょうか?
また、相手が転んだあとの攻めや対処はどうすればいいでしょうか?
別に、あいてを怪我させたいわけではありませんので、危ない方法は
やめてください。

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