記事タイトル:二刀流に転向したい! 


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お名前: はくど−    URL
to 剣志郎さん

>武蔵会に入門して、二刀だけでなく、自分の剣道そのものも勉強しなおしたいと心から思え
>てきました☆ 一日も早く学べる環境を整えて、入門させていただきたいと考えています。

ありがとうございます。
いつでも、遠慮なくいらしてください。お待ちしています。

お名前: 剣志郎   
Squareさんへ☆
お誘いありがとうございます☆ はくどーさんのサイトを覗くといろんなことが書いてあり
ますね☆ 準会員にしろ正会員にしろ、まず自宅にPCがないといけませんね…(恥)。いつ
も会社のPCかインターネットカフェのPCからしかネットに繋げる環境が無いので、入門まで
には時間がかかりそう…(爆)。何しろ嫁さんの許可をもらわないといけませんね(^^ゞ

東京近郊に住んでますが、いま中学校やら道場やら忙しいので、嫁との自由時間がなく怒ら
れっぱなしなんです…。講習会に参加し、会員の申し込みをするからにはちゃんと続けたい
です。ですからもう少しお時間をください。来年には仕事もだいぶ落ち着くと思いますので
、そうしたら改めて入門のお伺いを立てたいと思います。…必ずね!☆

はくどーさんへ☆
私ごときの愚見を受け止めていただきましてありがとうございます☆ はくどーさんが精力
的に会を盛り上げられている様子、HPをみてよく理解できました☆ ちゃんと勉強会をされ
ているところなどは、ほかの道場にも無く(まれに在るが…)、とても感心しました。早く
武蔵会に入門して、二刀だけでなく、自分の剣道そのものも勉強しなおしたいと心から思え
てきました☆ 一日も早く学べる環境を整えて、入門させていただきたいと考えています。

現在東京に住んでますし、転勤するとしても東京近郊か名古屋ですので、いずれにせよ武蔵
会で学んでいけそうな気がします。…何か良い師を見つけたような気分で浮かれてしまって
ますが、その時はどうぞよろしくお願いします☆

お名前: はくどー    URL
返事が遅くなってしまってすみません。

to ヒロシさん
武蔵会の関東支部では、毎月2回、定例の稽古会を行っております。
もし、お近くでしたら、いつでも気軽に覗きに来てみてください。

to 剣志郎さん
温かい応援ありがとうございます。みんなが剣志郎さんのような方
ばかりだと武蔵会もありがたいんですけど(笑)

でも、不思議なことに、現在の武蔵会の主力メンバーというのは、
ほとんどが最初から二刀をやりたくて武蔵会に入ってきたのではなく、
武蔵会の二刀に逆にやっつけられて、何とかリベンジしたいと二刀の
研究をしているうちに、いつの間にか自分自身が二刀をとっていた(笑)
というケースなんですよ。(^^ゞ

武蔵会の二天一流の源流をたどれば、村上派二天一流というものにたどり
着くのですが、この派を興した村上平内という人も、二天一流の二代目と
なる神免弁助信森に試合を挑んで破れたことがきっかけで、二天一流に入門
したと伝えられています。
きっと「武蔵会」もそういう「血?」を受け継いでいるのかもしれませんね(笑)

お名前: Hide.   
to ヒロシさん

いつか二刀を学べる日が来るといいですね(^o^)

お名前: ヒロシ   
 みなさんから真剣なご意見を頂き、興味本位で書いた自分のレスを恥ずかしく思います。
 しかし二刀を取ってみたいと思っている事は事実ですし、二刀を撮るだけの気構えが
 できるようになるまで一刀で稽古を続けます。
 はくどーさんの出版書、必ず読みます! 皆さんご意見ありがとうございました_(._.)_

お名前: Square   
今日は残念なことにこれから出張のため出られませんが、剣志郎さまが東京近郊でしたら毎月第二・四土曜日に
公開でお稽古をしておりますので下記URLでご確認ください。
http://www.hakudoh.com/musasi/index_enmei.html
ヒロシさまにも言えることですが、拒んでいるのではありませんし、門戸を閉ざすつもりもありません。
宜しければ上記URLから私たちの活動を知っていただき一度ご参加いただければと逆に思います。
そうすれば実際に二刀と相対してみて、実際に二刀を遣ってみてそして武蔵会の理合いを実感していただいて
二刀への転向が自分の進むべき道かを確かめてご覧になってもよいのではと思います。

Hide.さん 
八段選抜?って地上波ではやっていないのですか?今新聞を見てみたんですが乗っていないようです。残念ですね。

お名前: Hide.   
to Squareさん
>いつも温かく迎えてくださってありがとうございます。
>自分は肝心の剣道がまだまだ修行中ですのでなかなかカキコ出来ませんでROM専です(^^;)が
いえいえ、剣道を愛するものとして当然のことだと思っております。
二刀は、既存の剣道概念を打ち破り剣道界の風通しをよくしてくれるものだと思います。
ますますのご発展をお祈りいたしております(^o^)


to 剣志郎さん
>そうだ!4月13日に「所さんの目がテン」見ないといけないですね☆(^○^)   
明日は、八段選抜なので、すでに、録画予約しておりますヽ(^.^)ノ

お名前: 剣志郎   
Squareさん、Hide.さんありがとう☆

またフツフツと「二刀をとってみたい」「二刀と戦ってみたい」という気持ちが湧いてきま
した☆ぜひ時間を作って武蔵会に入門してみたいです☆その時はどうぞ宜しくお願いします
☆

そうだ!4月13日に「所さんの目がテン」見ないといけないですね☆(^○^)   

お名前: Square   
剣志郎さま 
真剣に二刀の応援をして下さりありがとうございます。
私自身も二刀を始めてみて次のような実体験があります。
初めて直ぐの頃にそれまで親身に教えてくださった先生方が「二刀は教えられないから」「二刀は良く判らないね」
「二刀を相手にすると自分も悪くなる」などたくさんのご意見をいただきました。それを跳ね除けても二刀で剣道
をしたい、自分の剣風はここにあると思えないとまずこの逆風に逆らえないと思うんです。
そしてこの自身の後押しが正当な剣道二天一流武蔵会で学んでいると言うことで続くんだと思いました。
またはくどーさんが既に書かれてますが途中で挫折される方は残念ですがまた自分を納得させる口実に
「二刀は邪道」や「二刀とは稽古しない」などのご意見を持たれるケースが多いようにお見受けしました。
非常に残念なことですし、二刀普及のためにもいま少し私たちががんばって各地域での裾野を広げて
行くことが肝心なのだろうなと考えております。
またやはり一刀でも難しい「剣道」ですから二刀にしたって直ぐには強くも上手くもならないですよね。
そういう意味で「剣道」の基礎をしっかり学ぶには一刀でたくさんの素晴らしい先生方がたくさん居られる
環境で剣道を学び、自分の中で二刀への思いが強く確かで有ることを確認された時に二刀を始められるのが
効果的で最短距離だと実感してます。

追伸:
故荒関二刀斎先生は武蔵会の創設者であり現武蔵会師範の中村天信先生の先代です。

Hide.さま
いつも温かく迎えてくださってありがとうございます。
自分は肝心の剣道がまだまだ修行中ですのでなかなかカキコ出来ませんでROM専です(^^;)が
これからもよろしくお願いいたします。

お名前: Hide.   
To 剣志郎さん

>いままで、現代剣道の二刀の本って無かったですもんね☆ 是非読んでみたいです☆

でしょ? 僕もホント期待しているんですヽ(^.^)ノ


>あと、もし前レスに失礼な書き方がありましたらお許し下さい。m(__)m
>まったく非難とかはしておりませんので☆

了解です。
まったくそんなことはないと思われますからご安心を(^^)

お名前: 剣志郎   
Hide.さんへ☆

へ〜、そうなんですか〜☆ はくどーさんの本楽しみですね☆ \(^○^)/
いままで、現代剣道の二刀の本って無かったですもんね☆ 是非読んでみたいです☆

あと、もし前レスに失礼な書き方がありましたらお許し下さい。m(__)m
まったく非難とかはしておりませんので☆

お名前: Hide.   
To 剣志郎さん

>武蔵会の正統な二刀を学ばれている皆さんに私ごときが物申すのも失礼な話ですが、そこま
>で身構えて事を考えなくてもよいのではないかとも思います。もっともっと容易に門戸を開
>いて二刀を普及させた方が、全体に良い理解を生むような気がします。

私は武蔵会の皆さんと懇意にさせていただいておりますが、武蔵会の皆さんはむしろ、「気軽に
二刀を楽しんでいただきたい」というお気持を強くもっておられます。むしろ私のほうが、「二
刀をはじめるには、それなりの覚悟を」と希望者にお話している次第でして(^^;

偏見もさることながら、一刀に行き詰まって安易な気持で二刀に飛び込んでいく人を、少なか
らず懸念しているからです。二刀の理合は、一刀にも通じるものがたくさんあります。また、二
刀とお稽古させていただきますと、一刀の新しい方向性に気づかされることも多いのです。そう
いうすばらしいものですが、そう簡単に上達するものでもありません。
むろん、少し勉強すれば、対処法を知らない人と対戦すれば、一刀ではかなわない実力の人も
打てるかもしれません。それでおもしろさを覚え、興味を持ち、ガンバって修行してくれればい
いのですが、そうでない方が増えるのは二刀のためになりません。全剣連から安易に「禁止」など
の措置がとられたりしたら、文化の破壊行為です。

武蔵会の方々は、それをも含めて、しっかりとした二刀文化を根付かせるべく、活動を続けて
おられるものと理解しております。5月には、はくどーさんらが執筆された本が、「剣道日本」か
ら発売になります。目次だけしか拝見しておりませんが、二党のみならず一刀にも勉強になるバ
イブル的存在の本になることでしょう! 剣志郎さんもお楽しみに(^_-)~☆

お名前: 剣志郎   
武蔵会のみなさまはじめまして☆

ヒロシさんに対するレス興味深く拝見させていただきました。m(__)m
いや〜、二刀に対する偏見が未だ根深いことに、絶句です。(-.-)

たまたま、私の周りでは、二刀禁止時代から二刀のの修練を積まれている先生方が多く、普
段からよく目にしていたので、それ程までとは思いませんでした。私の故郷の同級生が天覧
試合で二刀をとった故萱場先生のお孫さんでしたし、県武道館や市武道館に出稽古に行けば
必ず2・3人は二刀をとる先生がいたので「いつかはやってみたい!」と自分で竹刀を作っ
たりして、部活でやったこともありました。(^^ゞ
しかし、当時は二刀禁止時代でしたから、大した練習もせずにやめてしまいました…。(^^ゞ

中に荒関先生という方もいらっしゃったのですが、宗家の親戚ですかね? まぁ、その後も
東京にきた時、選手権者の戸田先生等も二刀を使っておられ、何度か立ち会ったのですが「
みんなやらないだけで、普通にやれるもんだろう。」くらいの認識しかありませんでした。

ただ、自己流で(^^ゞやってみて当時思ったのは「片手でキメを作るのは難しいなぁ」とい
う感想でした。あと、戸田先生とやってみて思ったのは「気攻めの難しさ」ですね。元々、
戸田先生は上段の先生ですから、その殺気たるや凄まじいものがあったのですが、それまで
私は「二刀は左右同時に動けるから、(使い出したら)楽勝じゃん☆」とか安易な気持ちで
いましたが、戸田先生と稽古をしてから「いや…これは気攻めだ。」と思いました。それか
ら逆に「まず一刀で、そこら辺んを覚えないとダメだなぁ」と思い二の足を踏んでいました
(まぁ、あと指導者も少ないですしね…)。

いや〜、それにしてもそんな偏見を受けているとは知りませんでした…。もっと気軽に二刀
が楽しめるといいのに…と思います。やっぱり、上段対策や下段対策は、自分自身が一度や
って見ないと分からないと思うんですよね。自分でその太刀に構えた時、初めて見える真実
というのがあると思うんです。それと同じで二刀も自分でやってみないと分からないことが
多いと思うんですよね。

武蔵会の正統な二刀を学ばれている皆さんに私ごときが物申すのも失礼な話ですが、そこま
で身構えて事を考えなくてもよいのではないかとも思います。もっともっと容易に門戸を開
いて二刀を普及させた方が、全体に良い理解を生むような気がします。中には邪道な二刀を
使うものも出てくるでしょうが、それは一刀も同じ事です(^^)。それがイコール二刀への偏
見増長には繋がらないと考えます。立派な二刀は、どこまでいっても立派です。決して卑怯
ではないと私は思いますし、応援しています☆

ちなみに、二刀に対する突きが多くなるのは仕方ないと思います。二刀と初めて立ち会う人
は、突き以外どこを攻めたらいいか分からないものです。普段、面と小手しか打たない人が
その部位を隠されてしまっているわけですから…。最初に目に入った「突き」を狙うのは当
然だと思います。ですから、私は二刀をやっている方には逆に突きません(笑)。誘ってる
わけで、かつ備えは万全ですからね☆

お名前: Hide.   
はくどーさん、Squareさん、ご丁寧なカキコ、ありがとうございますm(_ _)m

お名前: Square   
ヒロシさん はじめまして
私も左手に故障がありまして力が右手ほどありませんので、今後のことを考えて
二刀を勉強したいと思い、たくさんの先輩方にいろいろ聞いているうちに中村師範を頂点にした武蔵会と出会い二刀にのめりこみました。
しかしこれははくどーさんが既に書かれておりますが、想像以上に厳しい道だったと思います。
私の所属する剣友会では割とフランクに受け入れてくれたんです。少なくとも表面上はでも実質的にはお稽古のお相手が減ったり
色々と陰の声が聞こえたり大変苦しい思いや苦い思いもしましたが、それでも「自分はこれで行くのだ!」と言う気概を持って
武蔵会の教えを夜な夜な練習して剣友会で突かれても横面バリバリでも掛かっていくうちに段々と周囲の反応が変わりました。
「一丁やってつけてやろう」と言うような人や「面白い!もう一回」などと向こうから声を掛けてくれるようになったんです。

もしヒロシさんが二刀に転向したいとお考えなら、生半可なお考えでは出来ないこと、一旦始めたら撤退は出来ない事を肝に銘じて
始めてくださいね。そうでないと本当に二刀を遣ったがばっかりに悪い影響だけを残すことになります。
それでも二刀を勉強されたい、と言うときは中村師範もはくどーさんも喜んでその道を指し示してくれることと思いますよ。

武蔵会でお待ちしております。

お名前: はくどー    URL
to ヒロシさん

 こんにちは。二天一流「武蔵会」のはくどーです。
 二刀流に興味を持っていただいたことに感謝します。

 さて、「剣道は、剣の理法の修練による人間形成の道である」という「剣道の理念」
はご存じですね。 私たち「武蔵会」は、この「剣の理法」を宮本武蔵の「二天一流」
に求め、その研究・錬磨によって剣道本来の理念を探り、もって剣道の真の目的を果
たそうとする会です。そういう意味では、ちょうどHide.さんが「小野派一刀流」の
理法を基に一刀の修練をもって研鑽を積み、剣道の理念と目的を追求していらっしゃ
るのと全く同じです。
 二天一流では「初心の者に於て、太刀刀両手に持て道を志し習ふ、実(まこと)の
所なり」と、二刀を用いて剣道の基礎を学び修得するという考えを持っておりますの
で、別に初心者であろうとも二刀の稽古をすることについては全く問題はありません。
現に当会には剣道を始めて3年目という中学生の会員もおります。


 ただし、武蔵会に入会を求めてくる人たちに対して、私たちは「二刀を始める動機」
について、もう一度よく考えていただくようにしています。よろしければ、ヒロシさ
んも二刀を始めるにあたって、あらためてじっくりとこれから述べることを考えてみ
てください。


 しばしば当会に対して、「二刀の修行は難しいですか?」というご質問をいただき
ます。これに対して私たちは、やはり「難しい」と答えざるを得ません。
 二刀修行の難しさ...それは片手に一本ずつの竹刀を持ち、それを左右共に使い
こなすという、技術的な面においての難しさのみではありません。実は、二刀の修行
は、その修行を続けること自体に大変な「難しさ」を伴うのです。

 たとえば、ある日突然にあなたが「二刀の稽古を始めます」と言ったとしたら、周
囲はどのような反応を示すでしょうか?。おそらくあなた取り巻く大多数の人々が、
「一刀も満足に使えないのに、とんでもない」
「そんな回り道をしていると昇段審査で苦労するぞ」
そう言って反対するでしょう。
 あなたがまわりから信頼され、常に温かく迎えられている人であればあるほど、技
術的な巧拙の問題を越えて、多くの先生方が真剣に反対して下さるはずです。

 それに対して、あなたはどのように答えますか?

 もしもあなたが周囲の反対を押し切って二刀の稽古を始めれば、それまで手取り足
取り親切に教えてくださった優しい先生が「二刀にはアドバイスできない」と言って
次第に疎遠になってゆくことがあります。また、「二刀は生意気だ」とばかりに、め
ったやたらと突きまくられたり防具外れを打たれたりということもあります。中には
「二刀とは稽古しない」という人が現れたり、場合によっては「二刀では試合に出さ
ない」と言われることもあるかもしれません。

 これらは、決して誇張ではありません。これまでにも「武蔵会」の会員の多くが経
験してきたことなのです。平成の時代に入って学生剣道に二刀が解禁されたとはいえ、
現在の一刀主流の剣道界にあっては、まだまだ二刀修行者がどこでものびのびと稽古
を続けられるというような環境は整っていないというのが現状です。
 これから二刀の練習を始めたいと考えている方には、まるで水をさすような言い方
になってしまいますが、二刀修行の道は決して平坦なものではなく、二刀を使うとい
う技術的な難しさに加え、更に「稽古を続ける」ということ自体にも大変な困難を伴
う、いわゆる「いばらの道」であるということだけは、どうかあらかじめ知っておい
ていおただきたいと思います。

 ですから、一刀では上達できないから二刀をやってみたい。一刀ではなかなか強く
なれないから、二刀に転向したい。このような動機では、決して二刀は長続きしませ
ん。これまでにも二刀に興味を持ち、「武蔵会」で二刀の稽古を始めて下さった人の
中にも、周囲の理解を得られないままに結局挫折してしまうケースが少なくありませ
んでした。そして挫折してしまった人の中には、今度は逆に二刀を邪道扱いして非難
し始めるケースも出てきてしまいます。こうなってしまっては、二刀に興味を持った
こと自体が、結果的にマイナスになってしまいますし、武蔵会としても好ましいこと
ではありません。

 また、中に、このようなことをおっしゃる方もいます。
「私の所属する道場では、二刀の練習はさせてもらえないけれど、武蔵会の稽古で二
刀の理合を学んで勉強し、それを自分の道場での一刀の稽古に活かして行けるよう頑
張りたいと思います」

 お気持ちはよく分かります。また、武蔵会の二刀は二刀のみの技術として完結する
ものではなく、広く一刀にというよりも剣道全般に通じるものですから、二刀の理合
を一刀に活かすという点については間違いではありません。
 しかし、二刀の理合が一刀に活かされるのは、二刀を死にものぐるいで修練した結
果としての話です。二刀の稽古が許されるところでは二刀を使い、二刀を許してもら
えない道場では一刀を使うという考えでは、結局どっちつかずの状態となり、いわゆ
る「二兎(刀)を追う者は、一兎(刀)も得ず」ということになってしまいます。

 二刀の修練を始めようと決心したら、いっときは一刀を捨て、いつでも、どこでも、
誰が相手でも、常に二刀をとり続ける強い意思が必要なのです。そしてその二刀の修
練を続け抜いた先に、はじめて一刀と二刀に共通する理合が見えてくるはずです。

 二刀に理解を示してくださる先生がいない道場や剣友会で二刀の修練を始めるには
相当の勇気が必要です。しかし、自分がそれまでお世話になってきた道場や剣友会、
そこの剣友や先輩方、先生方に対して、自分自身が二刀を一生懸命に練習したいとい
う情熱をぶつけ、それを理解してもらうことが出来なくて、どうして二刀のいばらの
道が歩めるでしょうか?。

 そんな訳で、二刀の稽古を続けるためには、先ずは普段に剣道の稽古している所属
道場や剣友会などで、二刀の修練が出来る稽古環境を自らの手によって作り上げると
いうことが必要最低条件になってきます。

 このような条件作りが出来た上で、なおかつその「いばらの道」を乗り越えてでも、
その手につかみ取るべき素晴らしいものが二刀修行の先にあることを信じて、私たち
と同じ道を歩いて下さる方を、武蔵会は待っています。



 二天一流「武藏会」ホームページ
 二天一流「武藏会」ホームページ

 武藏会二刀流技術書(5月初旬発売予定)
 「武藏の剣」−剣道二刀流の技と理論− 月刊剣道日本 スキージャーナル社刊

お名前: Hide.   
to ヒロシさん

そうですね、実は私も、山下さんと同様、一刀をもう少しお稽古されてから二刀に進まれ
たほうがいいと考えますが、二刀をご専門になさっておいでの方ですと、また、意見が違
うのかもしれません(^^;

二刀流といえば、今は、武蔵会というところが積極的な活動を行なっております。力任せ
でなない、理合にかなった二刀で、私の友人もたくさんおります。HPがありますので、
一度訪ねて、掲示板でご相談されてはいかがでしょうか(^^)
http://www.hakudoh.com/musasi/

お名前: 山下   
二刀流についての情報でしたら、この掲示板を最後までご覧になれば結構あります。
しかし、一刀をご自分で初心者並みだと思われるのならば一刀に自信が持てるまで
二刀への転向はおやめになってはどうでしょう?

お名前: ヒロシ   
 初投稿です。 今現在U剣道会で稽古をしている者です。
 腕前は剣道暦が長い割にはほとんど初心者並みだと自負してます。

 六三四の剣の乾ではありませんが左手に少しハンディがあり、
 今回二刀に転向したいと思案中です。

 何をどこから稽古すればよいのか、どなたかご回答ください お願いします。

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