記事タイトル:スナップ? 


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お名前: 理論派リバ剣   
おやじ ハリファックス 様

>言葉足らずで申し訳ありませんでした。
>剣士に包丁を使えというような意味ではありませんでした。

ええ、もちろん、それは分かっております。(^^)
が、刃物に対する心構えというか刀はおろか普段お母さん方が上手に使いこな
している包丁すらうまく取り扱えないというのは、何か剣士として違和感を感
じるんです。

>良い音が鳴るのは良い打ち方でしかも、相手に対するいたわりや傷つけまい
とする現代剣道の「こころ」と合致するのではと思うのですがいかがでしょう
か。

そうですね。若いときは血気さかんなときがあったとしても、年を重ねるごと
に上品になられていくのはそういう心が修行するなかでみについていくという
ことですね。


Hide 様

>>包丁ひとつうまく扱えない。それって剣士としてどうなんでしょう。関係
ないですか。

>包丁と刀は「反り」の部分でも違いがありますし、まして「用途」がまった
く違いますので、まったく問題はないと思いますけどねぇ(^^;

おやじ ハリファックス 様にもお話したとおり、刃物に対する心構えという
かそういうものへの違和感です。(^^)

>このトピも、さらに多くの方が加わってくれるといいですね!

そうですねぇ!(^^)

お名前: おやじ ハリファックス   
言葉足らずで申し訳ありませんでした。
剣士に包丁を使えというような意味ではありませんでした。

刀の刃の感覚を味わう事はおもしろいのではと考えた次第でありました。
もちろん、刀剣売買のお店で試し切りをなさればことはもっと早うございます。
そのあとで、竹刀を見れば、、、竹刀の物打ちの部分が4本の竹の組み合わせた一片の平面と二片の側面でできあがっておるのが、刀で言えば「刃」の部分と勘考出来る。
であれば、幅が1,5センチプラスマイナスの平たい竹で「刃筋正しく」打つ時、その瞬間打突部位にどのように当たり、クリーンヒットの場合に出る音とは、、、

小学生のときに祖父にお年玉代わりに小刀を貰い、いろいろなものを斬りまくり自分なりに色々考え工夫いたしました。中学の時に祖父が他界するまで、祖父の流儀で「道具(殺陣技)」としての刀の扱いを教え込まれました。
小刀の使い方にも、抜き打ちにも形は全く違いますが、「手首(スナップ)」を必要とします。

竹刀剣道はHide先生がおっしゃるように、竹刀が相手の身体を切り抜けて行く訳けもございません。また、お互いが防具を付け姿勢正しく、木製の床の上で試合う前提であります。
相手を倒すのが目的であるなら、竹刀でも相手の手が使えなくなる様な「打ち方」も可能ではありませんか?
と考えますと、良い音が鳴るのは良い打ち方でしかも、相手に対するいたわりや傷つけまいとする現代剣道の「こころ」と合致するのではと思うのですがいかがでしょうか。

お名前: Hide.    URL
To 理論派リバ剣さん

>包丁ひとつうまく扱えない。それって剣士としてどうなんでしょう。関係ないですか。

包丁と刀は「反り」の部分でも違いがありますし、まして「用途」がまったく違いますの
で、まったく問題はないと思いますけどねぇ(^^;


>私が剣道を続けていく上で、古流と現代剣道の関係をぜひともいろんな方たちと議論し
>たい内容だったので。

すばらしいことだと思いますよ!
私はもっと多くの方に、古流や形稽古に目を向けてほしいと考えている一人でして(^^)
このトピも、さらに多くの方が加わってくれるといいですね!

お名前: 理論派リバ剣   
おやじ ハリファックス 様

>技の秀逸、美麗を競えば手の内の冴えにたどり着くのではと愚考致します。

技をうまくきれいに、ですね。

>大根をお買いになって、

私は家では料理をしませんので、包丁裁きは主婦の人たちには到底及びません。包丁ひとつうまく扱えない。それって剣士としてどうなんでしょう。関係ないですか。


Hide 様

>それは筋力やスピード、ばねなどの身体能力が低下してくる高齢の高段者が、一線級の若者より以上の技の冴えを見せる現実を見ても間違いありませんね。

修行の進まぬ私がこういうスレを出すのも、どうかともい思いましたが、私が剣道を続けていく上で、古流と現代剣道の関係をぜひともいろんな方たちと議論したい内容だったので。
また、お邪魔するかもしれませんがよろしくお願いいたします。

お名前: おやじ ハリファックス   
理論派リバ剣様

竹刀と真剣はまったくちがったものです。現代剣道は相手に危害を打突のダメージを与える事無く、試合を行い剣技や精神を勝負するものと考えます。
もちろん、剣道を通して道を学んで行くのですが、、、
相手にダメージを与えず、技の秀逸、美麗を競えば手の内の冴えにたどり着くのではと愚考致します。

自分は現代剣道は「斬る」というより「たたく」と理解しております。

刀の刃は顕微鏡で見ますと研ぎすまされれば、のこぎりのようになっております。
西洋ののこぎりは押すと切れます、日本のノコギリは引くとき切れる様になっております。目の立て方が違うのですが、おもしろうございます。
ですから西洋人は押し切りであっても「斬る」と理解というか飲み込みができます。

大根をお買いになって、少し包丁を研いで、押して斬ってみる、スナップを利かせて斬ってみる、引き切りにしてみる、ちょうど包丁の刃渡りが竹刀の物打ちぐらいですので、モノは試しと「真剣勝負」なさってみてはいかがでしょうか。
案外おもしろいと思われると、、、

真剣で向かい合って命のやり取りなどしなくて良いから剣道致しております。
合気道も柔道も本来は組み打ちにて、殺傷するための技術ではありましたが、平和な時代に生きるため「牙」はあえて抜いてしまった、退化したとも言えますが、自衛隊にでも行かねばいらぬ技術であります。

日暮れて道遠し、、、黄昏おやじがいらぬことを申しました。お許しを!

お名前: Hide.    URL
>現代剣道は、スナップを効かせるような打ちをするためには、本当に斬れる体勢をつく
>らなければならないということですね。打突そのものよりまずはそれつまり理合を重視
>すると。(^^)

竹刀での打突技術は刀で物を切るときにほとんど役に立たないようですから、そう言い切
ってしまう事に若干のためらいはあるものの、「理合重視」と考えていいと思います(^^)


>確かに、身体操作や竹刀操作の効率性を追求するよりは、筋力による敏捷性やパワーを
>追求する傾向にはあるとは思いますが、それはある段階までのことで、それを過ぎると
>またかわってくるということなのでしょうか。

それは筋力やスピード、ばねなどの身体能力が低下してくる高齢の高段者が、一線級の若
者より以上の技の冴えを見せる現実を見ても間違いありませんね。


>現代剣道でも取り入れられている日本剣道形を考えても、竹刀を使った剣道とはずいぶ
>ん違った剣の振り方をしますね。手首は使いませんよね。
>そこのところの関係は知りたいとは思います。

私も古流を勉強しておりますが、竹刀剣道とはまったく異質な構え、打ち方、動きです。
しかし根本に流れる理合は、竹刀剣道に通じるものがたくさんあります。
日本剣道形も、そんな捉え方でよろしいのではないでしょうかね(^_-)〜☆

お名前: 理論派リバ剣   
現代剣道は、スナップを効かせるような打ちをするためには、本当に斬れる体勢をつくら
なければならないということですね。打突そのものよりまずはそれつまり理合を重視すると。(^^)
手の内に冴のある打ち方が出来る人は格闘技としてもほんとに強いと思いますけどね。
確かに、身体操作や竹刀操作の効率性を追求するよりは、筋力による敏捷性やパワーを
追求する傾向にはあるとは思いますが、それはある段階までのことで、それを過ぎると
またかわってくるということなのでしょうか。
現代剣道でも取り入れられている日本剣道形を考えても、竹刀を使った剣道とはずいぶん
違った剣の振り方をしますね。手首は使いませんよね。
そこのところの関係は知りたいとは思います。
それも理合を重視するといえばつながりますけどね。
何を言ってるかわからないことをつらつらかいでしまいました。(^^)

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

竹刀は刀ではありませんので、お相手の体にめり込むこともありませんし、お相手の体を
切り裂いて振り抜けるということもありません。ゆえに、竹刀独特の打ち方が生まれたと
しても、なんら不思議ではありませんね(^^)


さて、両手で竹刀を握っている状態で、スナップの利いた打ちが出来る条件を考えてみま
すと、どんな体勢でも打てるというものではありません。
身体のバランスがよく、姿勢も整っていて、お相手に対しても正対していて、(刃筋はと
もかく)少なくとも切っ先近くでしっかりと部位を捉えることが条件になりはしないでし
ょうか(^^)

そう考えてみますと、「味よく打つ」「手の内の冴え」「打ち切る」など、現代剣道にな
って生まれたであろう言葉たちにも、過去の剣術などとつながりのある「斬れる要素」が
含まれているとは考えられませんかね(^_-)〜☆

お名前: 理論派リバ剣   
今まで何も考えずに手首のスナップを効かせるということを受け入れてきましたが、
よく考えるとちょっとまてよ。何のために?
確かに手首のスナップを効かせると、ポーンというようないい音が鳴りますよね。
そのような打ちを見るとオーというような気にもなりますし、自分もできたときは気分がいい。
私としてはそれを追求しているといってもいいくらいです。
しかし、○○道と現在名のつく武道では、相手を打つなり投げるなり、相手を物理的な名力で
倒すのを目的で技を出しますが、剣道はそういう意味では物理的威力によって相手を倒す競技ではない。
そういうものでを踏まえたうえで太鼓をたたくようないい音だす打ち方は剣道ではどういう
意味があるのでしょうか。
決して反語的な意味ではなく、剣の勉強をし始めると古流から現代剣道の体の使い方や剣の振り方などへ批判めいたものが結構あります。
でも、手首のスナップを聞かせて打ちに冴えを出すことはそれなりに意味のあることなのでしょう。現代剣道のひとつひとつの動作を意味のあるのもとして捉えたいと思い、皆様のご意見をお聞かせいただきたく、アップしてみました。

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