記事タイトル:障害のある子供への指導 


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お名前: スマイリー   
ADHDであるならば皆さんに公表して理解していただいた方が、
その子も成長するのではないでしょうか?
(プライバシーの問題もありますが)
以前息子のクラスに多動で常に暴言暴力行為をするお子さんがいました。
クラス中があれてしまい何度も保護者会が開かれました。
しかし年度の途中でADHDと診断され、お母様が教室で子供達に説明したところ
子供達はしっかり理解し、いまでは盛んに世話を焼いています。
クラスも落ち着きました。
「落ち着きのない子」「変な子」と言う目でずっと見られていると、
本人や周りの子供にとってもいい環境とは言えませんよね…
どの子もそうした方が良いとは思いませんが、
私の体験談でした。

お名前: Hide.   
To 太郎さん

>「ADHD」という障害をご存知でしょうか。

ははぁ、ADHDなんですか。そういう子供なら、愚息の通う剣友会に一人いますよ。まぁ、
なかなか苦労はしますが、なんとか、みんなと一緒にお稽古を続けています。

しかし、この3月で退会してしまうんですよ。お母さんがお仕事をされておられるのです
が、お仕事の関係で、隣の区の小学校に天候をしなければならないそうです。せっかく、剣
友会で居場所を見つけつつあったのに、また、他の人たちから理解されにくいフィールド
へ行ってしまいます。指導者としては、なんとも切ない気持ちなんです・・・。

お名前: 太郎   
いろいろなアドバイスをありがとうございます。大変うれしく思います。

「ADHD」という障害をご存知でしょうか。
日本語では「注意欠陥多動性障害」といい、注意力・衝動性・多動性を自分でコント
ロールできない脳神経学的な疾患なのだそうです。
単調な作業を長時間できない・忘れっぽい・些細なミスをする・考えずに行動する・
落ち着きがない、多弁で時間や物の管理ができないなどが主な特徴となるようです。
(ADHD=知的障害 というのは違うのかも知れません。 誤った表現であったらお詫び
します。)

普段、学校では一般の児童と同じ教室で授業を受けているようです。
ですから、同じサークルの子供達や親御さん達も「とっても落ち着きのない子」
「とっても変わっている子」という認識で障害をもっているということは
知りません。(学校側や親と相談して、その方向で進めています)

練習では10分集中できれば、「今日は集中できた方だ」という感じです。
飽きっぽい、落ち着きのない幼稚園児の行動パターンと似ているかも・・・。

基本的運動能力も少し劣るので、まだ、フラフープの輪を並べて、「ケン・ケン・パ」の
ように両足跳び、片足跳び、踏み込み足のようなジャンプなど「遊び」のようなことも
多くして剣道に馴染んでくれたらという所です。

Noriさんの言われるように

>障害がなくても、物覚えの悪い子はいます。ですから、それらの子と同じだと思って
>指導しています。
>なかなか上達せずに苛立ちを感じる時もありますが、そこはグッと我慢して、長い目
>で見て指導しています

の気持ちでやっていくしかないのでしょうね。

これからも、いろいろなお話を伺わせてください。

お名前: ザ ドン   
太郎様、

はじめまして。

私は剣道の指導の経験はございませんが、職場(シドニー市にある寿司工場)で知的障害の
女の子を雇ったことがあります。

最初は少し期待しすぎたと思いますが、暫くしてその子のペールを理解ができるようになった
らまったく心配しなくなりました。結局単純な仕事しか期待できませんでしたが、楽しく仕事
を皆と一緒にしていただけたことは本当に嬉しかったです。
20人くらいの日本人のとオーストラリア人の私の中の日本語ができない一人のオーストラリア
の女の子でしたので普通の子でも少し難しいはずでしたが、彼女は皆と仲良く仕事ができました。うちの工場の短気なマネージャが皆に怒鳴っていたときも彼女は平気でした。
結局何年か働いていただき、私がその会社を去ったときも彼女はまだいましたので、今もまだ
いるかもしれません。

剣道場に知的障害児がいても、その子が少しくらいの技を覚えてくれれば特に問題はないだろう
と思います。指導者としては当然その子を期待しすぎない責任があると思いますが、その子が
自分なりに楽しく剣道ができるようであればまわりに迷惑がそれほどかからないはずです。
たとえば基本面打ちしかできなかったとしても、それは周りの子に面打ちの元立ちになる練習
をするチャンスになります。とりあえず面打ちができるようになれば、暫くそれ以上手間が
かからないはずです。それでその子が面打ちに飽きてきたら別の技を教えればよいでしょう。

私の小学校にも障害者の子供が何人かいましたが、そのとき自分は子供としてその子達に対
して違和感をもっていませんでした。今も回りに知的障害者がいなくなってしまっている
ことがすこし不自然な気がします。
だからこそわたくしもNORIさんがおっしゃったように、太郎様の剣道場にいる子に他の子と
同様に指導し、剣道の楽しさから教えて頂きたいと思います。

お名前: Nori   
太郎さん、はじめまして。
私は小中学生に指導しています。現在小学6年生に、障害を持った子がいます。
その子も集中力が無く、指導してもなかなか上達しません。
しかし、私たち指導者は障害を持っているからといって、特別視したりはしていません。
ただ練習の際、近くに一人の指導者が近くにいるようにしていますが。
私の団体は、子供が20人程度に対し、指導者が常時4〜5人います。
幸いなことに教師が2名、かつその内一人は特別学級の教員で、前任校では
私たちの団体に所属している障害を持った子の担任でした。
障害を持った子に対し、私たちは怒るときは他の子たちと同じように怒るし、
誉める時も他の子たちと同じように誉めます。
防具も着けて練習させていますし、胴着も防具も自分で付けさせるようにしています。

本人も「剣道は難しいけど楽しい。」と言って、毎週休まずに練習に来ています。
おかげさまで、昨年末の昇給審査で4級に合格し、本人も喜んでいます。
出場者数の制限がない大会などでは、個人戦にも出場させてあげています。
勝ち負けより、本人には色々な場所で剣道に触れてもらいたいと思っています。

障害がなくても、物覚えの悪い子はいます。ですから、それらの子と同じだと思って指導しています。
なかなか上達せずに苛立ちを感じる時もありますが、そこはグッと我慢して、長い目で見て指導しています。
この子はもう直ぐ小学校を卒業して中学生になりますが、中学校へ行ったら剣道部に入ると言っています。

剣道が楽しいと言ってくれている子供たちの気持ちを大事にして、今以上に剣道が楽しいと
言ってくれるように、今後も指導していきたいと思います。

太郎さんの団体の子がどの程度の障害かは分かりませんが、他の子と同様に指導し、
剣道の楽しさから教えてあげると良いのではないでしょうか?

お名前: Hide.   
To 太郎さん

>私たちのサークルは指導者不足が悩みの種で、防具組、初心者組の2つに指導者1名ず
>つ対応しているのが現状です。たいへん忙しい思いで指導していますがとても楽しいで
>す。

そうですか、それはたいへんですね。子供たちの数はそれぞれ何人ずつ位なのでしょう。
それにしても、ご苦労がしのばれますが、「楽しい」とおっしゃれるのはすばらしいことで
すね。そのお気持ちがおありになれば、きっと障害を持ったお子さんも楽しくお稽古がで
きるはずです。

実践例などが出てまいりましたら、ぜひぜひ、このトピにご報告いただければうれしく存
じますヽ(^.^)ノ

お名前: 太郎   
親馬鹿一刀流 さん、Hide.さん 
ありがとうございます。

拝見させていただいて、いろいろと考え、意欲もでてきました。
私たちのサークルは指導者不足が悩みの種で、防具組、初心者組の2つに指導者1名ずつ
対応しているのが現状です。たいへん忙しい思いで指導していますがとても楽しいです。
頑張っている子供たちに、剣道の良さを1つでも多く感じて欲しいとさまざまな練習方法
を工夫(私たちなりに・・・)しています。甘いかも知れませんが、試合より剣道の面白
さを伝えたいと思って指導しているつもりです。

この障害をもつ子に対しても、同じように少しでも剣道の良さを伝えたいと思い、障害児教育の運動法や、学校での対応に関する資料を見たりして、この子に合った練習方法を考
えているところです。(何1つ案は浮かんでこないのですが・・・)

今後も工夫して、この障害をもつ子をはじめ、地域の子供たちに指導したいと思います。
実践例などがあったら教えてください。

お名前: Hide.   
太郎さん、はじめまして。管理人のHide.と申します。

私の知り合いの剣友会にも、知的障害をお持ちのお子さんがいらっしゃいます。もう、入
会してずいぶんになります(1年以上にはなるな)が、依然、剣道着と袴のみで防具は着
用しておりません。
基本が十分に身に付いておりませんが、最近では、切り返しや打ち込みなども少しずつや
りはじまったようです。

そこも、小学校の体育館を利用しての指導ですが、極力、先生が張り付いて指導にあたっ
ておられます。一斉指導のときは、なかなかうまくできませんが、個別指導になりますと
そこそこできるようですよ。まわりのお子さんとも違和感なく接しているようです。

私自身は、障害を持つお弟子さんを持ったことがありませんので、どう、指導していって
いいか迷うところですが、そちらの剣友会では、比較的うまくいっているように見受けら
れますので、参考まで(^^)

お名前: 親馬鹿一刀流   
親馬鹿です。

太郎さん

私が親しくさせていただいている剣友会にそういう子がおりました。
何度か打ちこみの元立ちをさせて頂いたり試合稽古の審判などさせて頂きました。
試合稽古で1本取ったときは(初めてだったらしい)周りの父母の方も良くここま
でになったというような感嘆の声が上がりました。皆さんがどの子供に対しても
真剣に育てたいと思っているのが分かりました。

私の印象では、知的障害児も普通の子供も同じではないかと思っています。
もちろん理論立てた指導や、一斉指導は難しいと思いますが、子供の指導は常に
根気良く根気良くです。
たとえば小学校1年生の子供5人2年生5人3年生5人が同時に入会した場合、
一番教えやすいのは3年生ですよね。
でも1年生も満遍なく指導しなくてはいけないわけで、それぞれ個性を持った子供
達に一斉指導は無理ではないかと思っています。
特に幼児の場合、障害児でなくても集中力、理解力は最初からありません。
そもそも小学校低学年に一斉指導のみでは無理があるのではないでしょうか?

私が考えますのは、とにかく見本を見せる。飽きさせないような工夫をする。
上手に出来たら子供達の前で誉めてあげる。あるいは誉めてあげられる所を見つけ
てあげる。(少しづつでも必ず進歩しています)頭をなでてあげる。オーバーかも
しれませんが時には抱きかかえてあげる事も必要ではないかと思います。
愛情を持ったスキンシップです。

剣道は力が強い者、運動神経に優れている者だけが有利な競技ではありません。
剣道は試合に強くすることが本旨ではありません。
剣道を通じて何かを教えてあげることが重要と思います。

ここは太郎さんの剣道に対する姿勢が試される所ではないでしょうか。
またいっしょに指導を受けている子供達に何かを教えてあげられるチャンスではな
いでしょうか。

答えになっていないようで申し訳ありませんが、私不器用な子供ほどかわいいです。
せっかく剣道の世界に入ってきた子供です。どうか大事にしてあげてください。

お名前: 太郎   
小学生に剣道を指導しているのですが、知的障害のあるお子さんが入会してきました。
他の子供(低学年)の初心者と今のところ一緒におこなっているのですが、集中力や運動能力が劣り、一斉指導がむずかしい現状です。学校の体育館を利用しての剣道サークルですので時間に制限もあり個別指導もむずかしいです。このような現状ですが、親御さんは剣道を通して友達関係を作ったり、集団生活に適合できるようになって欲しいという希望でお子さんを入会させ、我々指導者も何とかしてあげたいと思っています。何か実践例や指導法のアドバイスをお願いします。

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