記事タイトル:小学生の剣道について・・・。 


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お名前: sss   
はじめましてsssです。
僕一度も試合に勝った事が
 無いの で
いい技などがあったら教えてください

お名前: むささび   
古流の立場から書き込ませて頂きます.
試合の実践優先か.長い術の達成か?は根本的テーマです.
それは個人の価値観に直結します.

古流では〜素振り三年,が本来で速達を逸る事は厳禁です.
基本や型の窮屈さが自然に思えてきた時こそ術に達した証拠
です.その時の爽快感や確信は無上で,決して体力では得られない
境地です.先人はその実感から伝えているのであり,決して建前
や綺麗言ではありません.

今日,正直術に達する人も稀になっているのも事実であり,その
意味で剣道の維持のため試合優先の気持ちは判りますが,結局
基本を喧しく言っておくのが親心だと思います.その範囲で体力
も発揮して伸び伸びやらせるのがいいのでしょう.

只の体力頼りに学んでは各所の疲労や怪我に失望する将来が待って
いて,結局剣道を離れるとも思えて来ます.只基本や型の中にも単なる
権威主義に基づくものや,個人には適応しないものも含まれるかも知れ
ません.その際は各古流や先人に範囲を拡げ自分の学ぶ道を探す事も出来
ます.

個人的には試合に勝つ充足と,術の階梯を昇る充実では後者が優るものと
感じています.

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

別トピに私の考え方を書かせていただきましたので、ここで、某大学生さんに対するお答
えを書くのは差し控えます(^^)

ちなみに私は、「目先の勝負にこだわらせることなく、基本・基礎を興味深くしっかりと
指導できる指導者こそ優秀な指導者である」と考えております(^_-)〜☆

蛇足ですが、勝ち続けることによってのみつなぎとめられる興味関心は、勝つための努
力を積み重ねても、どんなに努力しようとも「上には上がいる現実」を知ることにより
「燃え尽き症候群」を作り出すことになります。昨日の自分に克つことを目標にさせ、
「打って反省打たれて感謝」の思想を定着させてやることこそ、指導者の良心ではないで
しょうか(^^)


なお、遅剣やリバ剣で剣道を指導する立場になっておられる方も、けっして現状に満足さ
ってはおられないはず。そうした方々に行動を持って方向性を示して差し上げる事も大切
なのではありませんか(^o^)

お名前: オレンジ   
某大学生さんへ

あなたは,剣道の試合で勝ってその喜びをバネに剣道に取り組んできた人なんですね
私は,性格によってどちらの稽古が向いているか?というのもあると思うんです

息子の通う剣友会は、本当に基本的な事を重点に稽古が行われています
先生は剣道一筋で世間を渡ってこられたバリバリ現役です

あなたの言う通り、試合には何人かの子供しか勝ってきません。
試合後の練習で先生がなぜ負けたか?なぜ一本決まらなかったのかを一人一人に
試合を再現しながら教えていきます。
次に今教わった事を先生を相手にしてやってみます
「そうだ!それでいいんだ!いつもの稽古とおりにやれば勝てるんだ!」
試合に負けたのは事実ですが、子供たちは「そうなんだ!」「こうすればいいんだ!」
不思議と元気を取り戻し、稽古に励んでいます

「基本の稽古」も「試合に勝つ稽古」も実践が伴わないと身に付かないじゃないかな...と
思います。
負けて学ぶ事、勝って学ぶ事、誉められて学ぶ事
いろんな経験が子供を伸ばすと思います

剣友会の子供達は中学半ばや高校になってからメキメキと伸びる子供が多いのです
基本あっての成果じゃないでしょうか

お名前: 守破離@   
to 某大学生 さん

「基本、基礎、礼儀、」と 「試合で勝つ、モチベーションを高める」事はどち
らが良い悪いの問題ではなく車の両輪の様な関係であると思います。
このバランスが取れている事は将来を決める大切な要素では無いかと感
じております。

小学生に最初から完璧を求めすぎても行けませんね、たとえ小さくてもバ
ランスの取れた車は真っ直ぐに進みます。車のサイズは子供達の成長に
合わせて少しづつ大きくしていった方がよろしいかと思います。

お名前: 某大学生   
こんにちは。かなりの長文、そして失礼な内容なのですが、自分が思っていることを書かせてください。
自分は普段別のHNでお世話になっているんですが、
ちょっと今回は内容が大変失礼な内容を含んだ文章なだけに別のHNにさせていただきます。

自分の住んでいる市は道場もたくさんあり、七段、八段の高段者の方もたくさんおり、
さらに県民大会でも何度か優勝するなどかなり剣道が盛んに行われている地域なのですが、
「道場剣道の剣道レベルの低さ」自分はこれがかなり深刻な問題だと思っています。

自分の住んでいる市は高齢の高段者の先生が多いので、どこの道場にいっても
「基本が大事、基本ができていれば技術は大人になってからでもついてくる」
というどこにでも伝わる正しい言葉を信念に、本当に基礎の基礎しかやっていません。
基本を身に付けることは大切ですし、剣道をするからには必ず身につけなければいけない大事なことなのですが、
これだけでは子供達は基本だけしか教わっていないので、試合で勝てるわけもなく、
「勝てないからつまらない」「剣道はつまらない」っと去っていく子が多く感じます。

剣道とは、勝ち負けを競うものではなく剣道理念にもあるように剣の理法に基づく
人間形成の道である、ということもわかりますが、
中学校、高校、大学のほぼすべてと言って良いほどすべての学校は
全国大会、その他各大会での上位入賞を目指して真剣に稽古しているものと思われます。
やはり若い頃にはそのように勝つことを目的として目標を持って稽古すること、
それが普通であり、またそれこそが青春のすべてを懸けるに値するものだと思っています。

それは小学生も一緒で、やはり子供の頃はダレだって勝ちたいという気持ち、一番になりたいという気持ちが強いハズです。
なので、まずは勝つこと、勝てるからおもしろい、だから中学でも続けよう、高校でも続けよう、
そして高校を卒業して大人になっても、あんな先輩のようなすばらしい剣道、すばらしい人格の人間になりたい、
っと心の成長も含めてまずは勝つことから始めていく剣道があっても良いのではないでしょうか??
たしかに小学生のうちから小手先だけで試合に勝てる技術を教えるのもどうかと思いますが、
逆に基本のみしか教えないのもどうかと思います。

現に自分の周りの道場では自分が高校や大学でもしっかりと続けた続剣の一番の若手頭という事もあって、
数人の父兄さんから「某大学生さん(自分です。)が新しく道場を作ってしっかりと試合のできる小学生を教えてください。」
っとの声を何度か頂きました。
今の自分のいる市内は高齢の大先生が道場主の道場はたくさんありますが、
最近では皆体調を崩されたり、仕事が忙しいなどの理由から、
30〜40代で3段4段の このサイトでいういわゆる遅剣やリバ剣の方々が、
「先生」と呼ばれて子供達を教えているのが現状です。
遅くから剣道を始められても真剣に剣道を学びすばらしい稽古をされる方々をここの稽古会でも
たくさん見てきましたし、子供たちに教えようとする気持ちも本物だということもわかっていますが、
ただ、やはり年齢の若い中学、高校、大学の、一番試合が大事な時期を知らないままで、子供たちに剣道を教えることは
子供たちの才能や可能性をせばめることにはならないかと思うのです。
こういう言い方をすると「遅剣、リバ剣は子供を教えるな」っと言っているように捕らえられそうですが、決してそういう意味ではありません。
基本など習ったことを先輩として、後輩に教える。これは昔からの師弟関係、
また剣道のみならずすべてに通じるものなので、遅剣、リバ剣関係なく、知っている事を、
知らない後輩(小学生)に教えるのは当然大事です。
ですが、やはり試合についての経験数など続剣の人よりも圧倒的に劣っているところも
やはり遅剣、リバ剣の方々にはあるのも事実であると思います。
学校の部活だけが剣道じゃない、勝つことのみが剣道ではない、
ですが、基本を大事にし、勝つことよりも理合いを追求することだけでも剣道ではないと思います。

言葉がうまくまとまらず何を伝えたいのかあまりわからないカモ知れませんが、
自分は小学生、中学生など小さいうちは基本よりもまずは剣道で勝つ事によって味わえる楽しさ、
勝つためには稽古をがんばらないといけない。という真剣さなど
剣道を続ける楽しさを教える事がまず第一なのではないかと思いました。

こんな長文、駄文を読んでくださいましてありがとうございました。
いろんなご意見聞かせてください。
この文章で気分を害された方本当に申し訳ありませんでした。

 


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