記事タイトル:表裏の攻めについて 


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お名前: Hide.   
小野派一刀流の組太刀にも「浮木」っていう形があります(^^) 手の内の柔らかさが
要求される、なかなか高尚な一手です。

その昔、私が中学生の頃ですから25年以上も前ですが、八王子の愛武館の遠藤先生
に「裏へスッと回って中心をとり、相手が嫌って表に戻そうとする瞬間を面に乗る」
攻め方を指導していただいたことを思い出します。思えば「浮木」でしたねヽ(^.^)ノ

お名前: him   
「浮木」ってご存知ですか?
水に浮いている木の片方を押すと、反対側が浮いてくる。
剣先の攻防も同じで、表から攻められたらスッと裏へ回る。
裏から攻められたら、逆に表に回る。
それを繰り返しているうちに、相手は焦れて隙を生じる。
・・・というようなことだったと思います。
カキコを拝見していて、何かそんなことを思い出しました。

お名前: Hide.   
to まささん

そうですね。まささんもそこに気づかれましたか。
たしかに、裏からの攻めに弱い人が多いんです。表の強い人ほど裏に入られると「自
分の得意な表に戻そう」と気と剣が乱れます(笑)
また、裏から巻かれると簡単に左手が割れてしまう人も多いですね。私はカラダも小
柄であまり腕力にも自信がありませんので、ことさら裏の攻めを多用していますよ(^^)

お名前: まさ   
剣道を習った人なら表からの攻めは知らぬ間に身に付けていますが、裏の攻めを意識することで

表からの攻めの裏からの攻めのともにその人の剣道を奥深いものにするような気がします。

個人的に感じるのは、意外と裏からの攻めに弱い人が多いということです。従来の常識(表から

の攻め)にとらわれることなく、どんどん研究(実践)するべきと思います。

お名前: Hide.   
to 案山子さん

そうですねぇ。私はどちらの先生のおっしゃっていることも正しいと思います。
と言いますのも、攻めはお相手により一様ではないからです。表裏を攻めながら間詰
まりまでいかなくては攻められないお相手もいれば、よけいな竹刀の動きを廃して詰
めていなかくては攻められないお相手もいるはずです。

私が意識しているのは、表が極端に強い人や上からのし掛かってくるような攻めをさ
れる方には裏の攻めを多用します。反対に、表の張りが弱く、あまり表の意識が強く
ない人には表の攻めを重視ています。ま、これもその前後の攻めの展開や打突との関
わりもありますから、一様ではありませんが・・・。

お名前: 案山子   
私が以前、さる高段者の先生にお稽古を頂戴したとき、稽古後に「もっと表裏の攻め」を
使ったほうがいい・・とのアドバイスをいただきました。そのほうが、攻めに厚みができ
るとのことでした。以来、表6:裏4〜表7:裏3くらいの割合で攻めるようにしていました
が、最近別の先生から「ガチャガチャするな。グーッと攻めて入れ」と言われました。
私自身は表裏の攻めは大切なことだと認識していますし、またそれで技の幅もでてきたと
感じているのですが、皆さんはどう思われますか?

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