記事タイトル:元立ちについて 


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お名前: Hide.   
to ゆうしんさん

>よく、相手を転ばせたりする風景を見ますが、小学生の場合、そこまでの必要
>があるのでしょうか。

親馬鹿一刀流さんもおっしゃってる通り、子供のレベルや、こちらの要求するレ
ベルによって違いますね。
私もかかり稽古の時などに、わざとバランスを崩させるように押すことがありま
す。体当たりもそうですね(^^) この力加減が微妙でして、「頑張れば踏ん張れ
るけど、油断していれば倒れる」っていう程度に押すんですね(笑) 試合や稽古
の中では、予測不可能なことが多く起こります。そうしたときに「踏ん張る力」
「体勢を崩しても反撃できる力」が必要ですね。結果的には、ケガの予防にもつ
ながることにもなります。

ま、これは「厳しさを求めよう」という意識が出てきている上級者や上級生対象
でして、小学校の低学年には、何か特別な理由がない限りあえてやる必要のない
ことだと思っておりますが(^^)

お名前: 親馬鹿一刀流   
to ゆうしんさん

>相手を転ばせたりする風景を見ますが
私、個人はあまり好きではありませんので転ばせるような稽古はあまりしません。
どちらかというと、相打ち相打ちに持っていって、「おしい、もう一本もう一本」と声をかけて
連続で打たせて決め所で一本もらうようにしています。
あるいは、応じ技で返しても、わざと軽い打ちにして、次々打ちに来させます。
ただ、しっかり目的を持って転ばせる稽古をされる先生もおられます。

期待される効果としては
体当たり、体押しをされても転ばないように足腰、姿勢を作る。
体当たり、体押しをされても、体裁きで反撃できるようにする。
打突後、しっかりした体当たりが出来るようにして次の技が出せるようにする。
なにくそというような、気力を持たせる。
というような事が考えられます。

小学生の場合、レベルに合わせて使い分けるのが良いのではないでしょうか?

お名前: ゆうしん   
Hideさん、ありがとうございました。
私も、いろんなことを言いながらやっています。
よく、相手を転ばせたりする風景を見ますが、
小学生の場合、そこまでの必要があるのでしょうか。
まあ、その道場の雰囲気やレベルにもよると思いますが、
一般的にはどの程度の厳しさで臨むべきでしょうかね?

お名前: Hide.   
to ゆうしんさん

元立ちはただの「打ち込み台」ではありませんから、常に子供達に「声かけ」を
しながら行なうことが大切です。「しっかり」「ほら、そこだ」「声、声」「よー
し、いいぞ」「打ちが軽いぞ」「カラダを早く」「まっすぐ」なんて、ドンドン
声をかけてやります。疲れてくると声が出なくなってきますから、「メーン」「コ
テメーン」なんて子供が打つところと同じように声を出してあげるのもいいです
ね(^^)

要は「子供と気持ちをひとつにして取り組んでいる」といった姿勢の表現です。
ただ機械的に打たせているだけだと、子供の気持ちが持ちません。「先生もいっ
しょに頑張ってくれてる」といった雰囲気ですね。
でも、ただ、声だけでは子供は動きませんから、子供達以上に足を使って動く意
識を持たなければいけません。

元立ちがうまいと、子供達も活き活きとしてくるものです。我々も元立ちがうま
くて「打たせ方がいい」と、あたかも自分がうまくなったかの錯覚がありますよ
ね(笑) そういう元立ちをするためには「間合に明るくなる」ことが肝要です。
相手の勢いや間合、踏み込みの幅などを瞬間的に「見切って」うごくことです。
昔から「打たれ上手は打ち上手」というのは、こうしたことなんですねヽ(^.^)ノ

ですから、元立ちとはいっても自分のお稽古です。ユメユメ、気を抜くことのな
いように取り組みたいものです(^^)

お名前: ゆうしん   
小学生の剣道指導で、元立ちをする場合、ごく初歩的な質問で申し訳ありませんが、面、引き面
の連続や小手面、引き面とかのいわゆる懸かり稽古のように根性や持久力をつけさせるような
稽古の他に、なにか子供をやる気にさせ、間合いや打ちを修得させるようなやり方はあるので
しょうか。私自身、指導者としては初心者ですので、ご教授願います。

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