記事タイトル:面抜き胴、について |
ゲストブックに、こうじのおかあさんから質問がありました件で、回答が 長くなりそうなので、こちらにフィールドを移してお話することにしまし た(^^) 面抜き胴は出小手などと同じように、相手の動きが始動した瞬間に打ちに いかなくては間に合わない技です。相手の面を読み切っているとか、相手 を面に引き出し(誘い出し)て打てれば効果的です。 打ち方は相手の始動に併せてカラダを右斜め横に開きます。上体を前に傾 けないようにして、膝を柔らかく使ってカラダを沈め込ませながら、剣先 で小さく半円を描くようにして相手の胴をとらえます。この時、必ず打突 部を見ているように心がけます。 高校生や大学生に最近多い、右手一本で抜いて右回りをしてキメるやり方 がありますが、あまり勧められません。 でも、これらも「技術的変化」として受け入れていかなくてはいけないの かもしれませんが、僕自身は教えたくないですね・・・(^^; あ、『剣道日本』の9月号88ページに、面抜き胴の解説が写真入りで載 ってますので、僕の説明よりそちらを参考にされたほうがいいかもしれま せん(笑)