書き込み欄へ
ヘルプ
お名前: 年寄り学生
おかげさまで無事三段を取得いたしました。
審査の時は相手がほとんど相掛かりの勢いで仕掛けて焦りましたが
自分の年令も踏まえて、足で捌いて、相手の不十分な打ち込みを
すり上げたり、弾いたりして一本を狙いました。
一歩でうつ面うちというトピックスをあげておきながら、
自分から打ち込んでの一本がほとんどできなくて、非常に残念でした。
もし、積極性の無さを指摘されたら、もうダメだと思いましたが、なんとかなりました。
hide先生、Ogaさん始めアドバイスをいただいた皆々様、
本当にありがとうございました。
お名前: Oga
多少片足が開いても問題はないと思いますが・・・。状態としては外転というより
「外旋」でしょうから、これをキーワードとしてインタネで検索してみてはいかが
でしょうか。丹念にさがせばヒントが見つかるかもしれません。
お名前: 年寄り学生
有り難うございます。私の場合は足の左右幅が狭すぎ、前後幅が広い様です。
どうも構えたときにふらつこことが多いので、試しに肩幅まで左右幅を広げてみましたが足が前に出にくくなってしまいました。きっと慣れないからだと思います。精進します。
ところで、私は右足が生まれつき外転してしまっています。母親もそうなのでおそらくは遺伝かと思います。このため、構えた時に右足先をお相手に向けると自動的に左足が外転しています。意識して左右足を平行にしようとしているのですが、中々難しいです。なにか良い矯正方法はありませんか?アドバイスよろしくお願いします。
お名前: Oga
年寄り学生さん、どうぞ私には「先生」はつけないでくださいね。Hide.さんと違って
一般愛好者のレベルの人間なので、恐縮してしまいます。もっとも、職業は教員なの
ですが(笑)。専門的な見地からということでなく、自由に(かつ、もっともらしく)
私見を述べさせていただいております。
私の場合、構えたときの足の前後の位置は、「右足のかかとの端の部分に、左足のつ
ま先がくる」です。実際に定規を床において確認してみると、これを標準としながら
も、広めのスタンスをとる場合には、かかとの端とつま先の間隔が最大18センチく
らいまでは開くようです。標準より狭くなることはあまりありません。なお具体的な
数字については、あくまでも身長170センチの私の場合だとご理解ください。
足の左右の幅は「腰幅」が多いと思います。これを標準として、狭い場合は「ナチュ
ラルスタンス」になります。自然に立って足踏みをしたときの幅です。昔は「道場の
床の板一枚分の幅を目安にしなさい」と教わりましたが、それはたぶんこの幅のこと
でしょう。広い場合は、肩幅くらいまで開くことがありますが、これは「相手の右足
を踏むような意識で踏み込んで、小手を打つ」場合などに限られます。
なおHide.さんのご著書「剣道上達BOOK」のP.14〜P.15に、「足の構え」の詳細な解説
があります。私も参考にさせていただきました。
お名前: 年寄り学生
みなさま、御指導ありがとうございます。
トピをたてておきながら、一週間ほど帰省していましたので
お礼を申し上げるのが遅れてしまいました。
25にもなると実家でも粗大ゴミ扱いされるし、
高校の剣道部OB会でも上座に座らされ、つよーい現役高校生に稽古をつけていただく
はめになるなど、かなりしんどい思いをしてきました。
前置きが長くなってしまいましたが、
跳躍力は人並みであると自己分析しております。
だから、届かないというよりは打ち込めないというのが実情です。
基本打では打てるようになったとは思っています。
でも地稽古ではまだ打てません。
明日からはhide先生からアドバイスを参考にして、まずは
踏み込みを意識しない面打ちを試してみたいと思っています。
それからOga先生の「心の中で足を継ぐ」もぜひ取り入れてみたいと思っています。
また、基本稽古でも、振り上げてから足をだす、で大きな面をより安定して
打てるように取り組みたいと思っております。
ところで、しつこいようなんですが、先生がたは、構えた床に足の上下左右の幅は
どのくらいにしておられますか?
わたしの打ち込みの不安定さは、フットポジションが安定しないところ
にもその一因があるような気がしています。どうか御教授ください。
みなさまのアドバイスのお陰で、いくら時間があっても足りないくらいの
課題が見えて参りました。本当に有り難うございました。
お名前: Oga
年寄り学生さん、記事を拝見しました。
タイトルが「一歩で打つ面打ち。」ですから、面を打つときに、
1.間合いを遠くすると打てない。
2.足を継がずに(あるいは、送らずに)その場から一歩で打つことができない。
の両方が課題になっているのだと思います。
1については、Hideさんやみのるさんが書いていらっしゃることをもとに、いろ
いろと試してみてください。昇段審査までひと月とのこと、筋トレで跳躍力を増
すよりは、身体の各部の動かし方をしっかりと調整する方が現実的かもしれませ
ん。左脚ひかがみの張り具合や、足裏での床のとらえ方が変わっただけでも、踏
み込める距離は長くなるものです。また、「思い切りのよさ」が伸びのある打ち
を生み、間合いの遠さをカバーするということもあります。精神面の強化も必要
でしょう。
2については、足を継ぐ・送るという「予備動作」なしで面に跳ぶことがむずか
しいということだと思います。遠間から打つのだから、その分「助走」にあたる
動作を大きくしたいところなのに、先生からは一歩で打つことを求められている。
そこで困っていらっしゃるのだと思います。
どうでしょう、現状でも、一度送り足をした直後なら、それほど問題なく面が打
てているのではありませんか?
私自身は「その場から一歩で打つ」のは、もうあまり意識せずできますが、これ
を身につけるために、次のような工夫をしたことがあります。
ひとつは、「心の中で、もうすでに一歩送り足をしたつもりになる」というもの
です。予備動作の部分については心の中のイメージを使ってやることですから、
瞬時に完了します。相手への注意もほとんど切れませんし、外見からはまず分か
りません。
もうひとつは、「ふくみ足でわずかに(1〜2cmだけ)右足を進めて後、打突す
る」というものです。無理をして「何が何でも一歩で踏み込んでやるっ」と力む
と、かえって余計なところに力が入って打てなくなるので、最小限の「打ちに出
るきっかけ」だけは作るようにしたわけです。
最後に、道場の先生がいわゆる「一拍子の面打ち」を指導されているのか、「振
り上げたときは足を出さない」標準の面打ちを指導されているのかで、難易度は
かなり変わってきます。前者は島野亮一先生のHPの「剣道ラボ」で動画が見ら
れますが、慣れるまでかなりむずかしいですね。
お名前: Hide.
年寄り学生さん、はじめまして。管理人のHide.と申します。よろしくです(^^)
そうですねぇ、三段受験に際して先生から「もっと遠間から」とご指導を受けているとする
ならば、やはり間合いが近いのが「よくない」と先生がお考えになっておられるからかもし
れません。ここはひとつ頑張って、先生がおっしゃる間合いから打突で切るようにお稽古し
ていくしかありませんね(^^)
技術的な部分の多くをみのるさんが書いてくださいましたから、私はほんの補足程度です
が、やはり、「正しいバランスで床に立ち、左足の押し出しによって重心を大きく移動させ
る」という基礎稽古が必要なのではないかと推察いたします。これは踏み込み足ではなく
て、ますは「体の運用(送り足)」でお稽古してみてください。右足はひざから重心と共に
移動する感覚です。大きく右足を前進させてそれが着地したあとは、右ひざ上の大腿直筋を
つかって、左足を引っ張りあげます。
こういう体の移動になれてきましたら、今度は、竹刀を振ってみます。
みのるさんもお書きになっておられますが、「振り上げたときは足を出さない」が大切です。
振りかぶりながら右足を出しますと、振りかぶるという後ろ向きの動きと、右足を出すという前方向との動きによって、左足一本でバランスを保つのが困難になり、右足が早く着地し
てしまうからです。
こうして素振りが完成しましたら、同様の方法で今度は踏み込んで面を打ってみてくださ
い。どうですか、以前よりも、姿勢正しく遠くへ打つことができるようになりましたでし
ょヽ(^.^)ノ
お名前: みのる
年寄り学生 さん こんにちは。
基本打ちの時の打ち間はどうでしょうか、近いですか?
多分、三段受験と言うことですので、基本打ちでは適正な間合で打てていると思います。
地稽古の時に基本打ちのように面が打てないのでしょうね。
竹刀を振り上げる時に右手で引き上げて振り上げていませんか?
竹刀を腕で振り上げようとすると力が入って硬くなって遅くなります。
Hideさんがあちこちのトピに書いてますが、振り上げる時は背中の筋肉で
肩を中心に左拳で竹刀を持ち上げ振り上げるんですね、その場合も中段の構え
の手首のまま力を入れないで、特に右手は脱力して振り上げるのです。
中段の構えの足はそのままで(動かさないで)上記の要領で振り上げて、右足を踏み出し
竹刀を振り下ろします。振り上げてから、右足を踏み出す・・・やってみて下さい(^_^)
継ぎ足は振り上げる時にしてしまうのだと思いますが、上記の方法でも
継ぎ足になってしまい勝ちならば、応用ですが、振り上げながら右足をだしていき
そのまま振り下ろし面を打つと同時に右足着地をする、というのもいいでしょう。
これは足腰がしっかりしていないと難しいかも。
お名前: 年寄り学生
近頃私が通っている道場の先生に
間合いが近いので、もっと遠間から打つように指導されています。
しかしながら、一足一刀の間合いからだとどうもスムーズに面が打てません。
知らず知らずのうちに継ぎ足をしてしまっています。
強引に一歩で打ち込むと、今度は状態がかなりまえのめりになって
しまっている様です。
特に出ばな面を打つ時に顕著にまえのめりになってしまいます。
左足に体重を乗せようとすると、どうしても打とうというタイミングから
おくれてしまいます。
それに、左足に意識すると、打ち込みに体重をのせることもできません。
スムーズに面を打つコツみたいなものはありませんか?
一月後に三段を受験することにしているのですが、
ここにきて大スランプに陥ってしまいました。
このままでは審査中、ただ棒立ちして
お相手にサンドバックにされるのが目に見えています。
こんな私を助けて下さい。
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る