to フルハウスさん

＞そんな状態の部になにか最適の稽古法はないものでしょうか。

もし、ご希望でしたら、部の状況（男女の人数や段位、１日の稽古時間、１週間
の稽古日数）などをメールで教えてくれれば、おおよその稽古メニューを立てる
ことは可能ですよ(^^)

あみさんがうらやましいです。
僕の学校の剣道部の部員は、引退した先輩を除いて10数人しかいないんです。
しかも僕の学校は寮があるものですから、長期休みに寮生は稽古に参加できず、部の掛け
持ちもできるというのも重なって、3・4人しかこないということもしょっちゅうです。
そして今、部の見直しをしようというミーティングをやりはじめ、すこしづつ改善の道を
歩んでいます。
ですが、重要な問題が残っています。
我が部には稽古をつけてくださる先生がおられないのです。
そんな状態の部になにか最適の稽古法はないものでしょうか。

こんにちは、あみさん。
いやぁ、お話を伺っててとてもうらやましくなってしまいましたよ。このいちに
会は、もともと、部員の少ない高校の部活同士が、「一緒に稽古したり合宿や遠
征を行なうことによって協力してやっていこう」というコンセプトのもとに作ら
れた会なんです。だから、それぞれの学校で「部員をいかに増やすか」ってこと
が最大の目標でもあるんです。あみさんのところから分けてもらいたいくらいだ
なぁ（笑）

メリットとデメリットですが、まず少ない方から行きますと、メリットは、
----------------------------------------------------
　○全体に目が届き、指導が行き届く
　○稽古の密度が濃くなる
　○大会や練習試合などでは、みんなにチャンスがある
　○移動などの際、小回りがきく
　○まとまりやすい
----------------------------------------------------
でしょうか。
反対に少ない人数でのデメリットは、
----------------------------------------------------
　●稽古が盛り上がらない
　●同じ相手ばかりなので、変化に乏しくマンネリ化しやすい
　●けが人や病人が出ると稽古の士気に差し障る
　●お互い同士のレギュラー争いがなく、ライバル心が生まれにくい
　●仲間割れしたときはチームの危機
----------------------------------------------------
ですね。

大人数でのメリット、デメリットは、ほぼこの逆でしょうが、メリットは、
----------------------------------------------------
　○稽古が盛り上がる
　○レギュラー争いが熾烈になる
　○様々な人と稽古ができる
　○人間関係も幅広くつきあえる
----------------------------------------------------
ですね。
デメリットは、
----------------------------------------------------
　●稽古で一人ひとりに目が届かない
　●稽古の密度が少なくなる
　●全員の意思統一がしにくい
　●移動などの際、フットワークが重い
　●選手になれない者が多数出てくる
----------------------------------------------------
っていうところでしょうか。


＞また、人数の多いことを利用してできる効率の良い稽古方法は何かないもの
＞でしょうか？

そうですね。稽古場所の広さにもよりますが、元立ちを立てて、その中で時間を
区切ってスピーディーに交代していくような稽古メニューの工夫が必要ですね。
それに、交代などにかかるロスタイムを少なくすることも大切です。
全国の強豪といわれるような学校の稽古は、交代の時も全力の駆け足で行なって
おり、ロスタイムが極めて少なく、きびきびとしているものですよ(^^)

うちの高校の剣道部は、人数がとても多いのです。
現在１、２年生を合わせると５０数名いると思われます。
（中には剣道をしていない人、つまりマネや怪我人もいますが…）
都立では１，２番だとか聞いたこともあります。（高校名分かっちゃいますかね（＾＾；））

一般的に剣道人口は減少してきていると言われますが、わが部ではまったく関係ないことです。
でも、逆に多すぎて困っていることはあるのです。
道場が狭いとか、少し人数が減ると盛り上がりに欠けるとか、全体としてのレベルの低下の問題など…
人数が少なくて困ることも多々あると思いますが、多すぎても困りものです。
少ない利点と多い利点は何でしょう？

また、人数の多いことを利用してできる効率の良い稽古方法は何かないものでしょうか？