たかさん、管理人のHide.です(^^)
合宿&遠征で半月ばかり東京を留守にしておりましたので、レスがすっかり遅くなってし
まい申し訳ありませんでしたm(__)m
片手突ですか。これは難しいですよ。まして、上段に突くのは、悪くすると出鼻面や抜き
面の餌食になりますので、ちょっとしたコツが必要です。まずは基本の片手突をしっかり
とマスターしてから望んでほしいと思います(^^)
基本の片手突ですが、
1.左足を固定しておき、左足が床を押し出すのと同時に右足を前に進る
2.右の握りを緩め、右手をガイドラインにしながら左手を押し出す
3.左手を、右手を突き破るような感じでさらに突き出し、
4.肩から剣先までを一直線にするようにして突く
5.左足を進めるか、右足を引き戻して中段残心となる
という手順です。
なお、空いている右手ですが、上記3あと、胴のタイコの部分にしっかりと密着させ、カ
ラダが開いてしまうのを防ぎます。
注意点としては、
●下から突き上げない
ということ。これは「アッパー突」といって危険な突き方です。剣先が突き垂に対して直角
に入るような感じで突いていきますヽ(^.^)ノ
この動作を、つるした空き缶でも、柱やカベでも、とにかく、自分の目標に正確にコント
ロールできるように自主稽古していきます。そこまでできるようになって、初めてお稽古
でつかえる突になります(^^)
さて、対上段に突く場合ですが、この方法ではうまくありません。先ほども述べましたが、
お相手に対してまっすぐに出ながら突くのは、出鼻面や抜き面の餌食になりやすいからで
す。お相手が上段の場合は、自分から見て板一枚分ぐらい「やや右」に出ながら突くのが応
用形です。これなら、上段からの技を防ぐことが可能です。
しかし、技術的にはかなり難しいですので、いきなり取り組もうとしないで、まず、基本
の片手突をしっかりとマスターすることを心がけてください(^_-)~☆