MIRAさん、留守にしておりましてレスが遅れてしまい、申し訳ありませんでした
m(_ _)m
剣道では左手が重要だと言われますが、どのように重要かはなかなか語られない
点かもしれませんね。
剣道における左の握りは支点なんです。ただ、剣道を難しくしている要素のひと
つに、「同時に左肩も支点である」ということなんです。支点が二つあるから、
剣先に力を有効に伝えるのが難しいんですね(^^)
これを簡略化しようとすると「左肘を伸ばしなさい」という教えにつながるよう
です。左の肘をロックすることによって、左肩の回転運動と左拳の回転運動のズ
レを少なくするんですね。でも、これは不自然な左肩の緊張を生むので、理想形
ではないようです。
左肘を伸ばすことなく、左拳(支点)の位置を安定させるためには、左脇の作用
が大切です。左脇が抜けなければ、かなり安定して左拳を正中線に安定させるこ
とが出来ます(^^)
左拳が安定したら、次は右腕の使い方です。「方・肘・手首」という3つの関節
を「ムチのようにしなやかに使う」ことが大切です。イメージとしては、剣先に
つけた新体操のリボンを前方の遠くに長く延ばしてやる感じでしょうか(^^) こ
の動作に足を付けるわけですね。
やはり素振りなどによって、「しっかりと打ちきる形」を身につけていきましょ
うヽ(^.^)ノ