Hideさんの剣道上達BOOKを読み、実際に稽古で練習し、試合でつかってみまし
た。
すると驚くべき効果が現れました。僕は、ほんのちょっと前まで、実力で言うと完
全に部内で最下位でした。しかし、この本を読んで実践するだけで、何が変わったの
か、一気に強くなり、レギュラーの先輩たちとほぼ互角で勝負できるようになりまし
た。
もちろん振りの速さなんかでは全然勝てませんが、この本で身につけたのは、技や
攻め方のバリエーションです。今まで打ち方が分からなかった技もどんどん打てるよ
うになりました。
技が打てるようになると、なぜか打たれにくくもなります。そして、「打てる」と
いう自身を持って試合にのぞめるようになります。
先生の指導を受けていてもよく分からない。「攻め方は、先輩の稽古を見て学べ」
なんて言われても分からない。基本的なところでそんな風に行き詰っている人は、ま
ずこの本を読むべきだと思います。効果があるかどうかは人それぞれだと思いますが
、試してみるべきだと思います。
関係のない話ですが、この春休みに、僕はこうした本にもう1つ出会っています。
「出口のシステム現代文・バイブル編」(水王舎)というものです。これは、本質の
つかみにくい現代文(大学入試の1つの教科です)について、わかりやすく説明して
あり、問題を通して身につけられるようになっています。
僕は、学校の現代文の授業を聞いても全く分からず、模試もとても東大を志望して
いる人がとるような点数ではありませんでした。しかし、まだテストを受けたわけで
はありませんが、本質が分かり、力がついたと実感しています。
僕は、この本も同じように本質が分かる本だと思います。この本の内容を理解し、
身につけたら、あとはそれをもとに、打つべきときに打てるようにする、自分でさら
に工夫しみる、体力を高めるなどというふうにやればいいわけです。
Hideさんには、とても感謝しています。ありがとうございました。
すみません。ようやくここで質問ですが、剣道上達BOOKの後の一冊としておす
すめの一冊としてはどんなものがあるでしょうか。もちろん剣道上達BOOKの内容
をしっかりと自分のものにすることは言うまでもありませんが、もう少し高度なこと
についても分かりやすく解説してあるものを持っていれば、よりいいかなと思ったん
です。
そんな都合のいいものないかもしれませんが、よろしくおねがいします。