記事タイトル:面打ちと足のタイミング 


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お名前: Hide.    URL
>とりあえずしばらく試行錯誤してきますm(_ _)m (そもそも私は稽古不足orz)

そうですね、それでよろしいかと存じます(^^)


>足の運用(歩み足、継ぎ足)が違うのが理由かもしれません。

たしかに、打ち落とした後は送り足ではなく歩み足で追いこんでいきますので、私が提唱
する「二次跳躍」のような足の遣い方は必要ありませんからねぇ(^^)


蛇足ですが、今から40年ほど前、私が初めて日本剣道形の指導を受けた際には、二本目や
六本目の仕太刀は、小手を切ったとき踏み込んだものです。
ちなみに、高野×中山のフィルムでも、中山博道先生は踏み込んで小手を打ってますよd(^-^)!

お名前: マケネコ   
> ひょっとして違う考え方や解釈の方もおられるかもしれません。
> そこはご理解ください(^^)

はい。ありがとうございます。
どこかの投稿で、剣道に正解はなし、という言葉を拝見しています。(意見はいろいろ)
また、私自身、HIDEさんのこの短い文章だけで、
HIDEさんの言いたいことをすべてを理解出来たとも思っていません。(理解もいろいろ)
とりあえずしばらく試行錯誤してきますm(_ _)m (そもそも私は稽古不足orz)

>下段之打落や脇構之打落などは、踏み込んで打ち落とすように思えますが…。

本当に素人なので流し聞いてください。
また一刀流は本家ではなく、弟子(の弟子?)に当たる今の先生が
型と竹刀稽古との融合を考え開いている小さい町道場です。

竹刀で小さく面を打つような飛び込み足と、
一刀流の打ち落とす際の踏み込み足とは別のもののように私は感じています。
足の運用(歩み足、継ぎ足)が違うのが理由かもしれません。

私のイメージでは、一刀流の踏み込みつつの打ち落としは、
竹刀剣道の飛び込み面より、
竹刀を使った空間打突か、前後早素振りの方が、
手足の運用の点で近い印象があります。

まだ型がスロウなので、こういう印象なのかもしれません。
最終的に速度を上げていくと、HIDEさんの言われるよう同じになるのかもしれません。
まだまだ先は長いです(=ω=;

お名前: Hide.    URL
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
これまでご説明申し上げたことはあくまでも私の考えですので、ひょっとして違う考え方
や解釈の方もおられるかもしれません。そこはご理解ください(^^)


>今までに習った形(剣道型10本、一刀流大太刀)の中には
>飛び込み足を使った小さな打ち込みはないような気がします。

日本剣道形にはありませんが、一刀流にはありませんか?
下段之打落や脇構之打落などは、踏み込んで打ち落とすように思えますが…。

お名前: マケネコ   
なるほど!イメージは出来た気がします。
まだまだ疑問点はありますが、もう少し打ち込んで考えようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m

追伸:
私はたぶんレアケースで、竹刀剣道ではなく形からこの道に踏み込み(迷い込み?)ました。
今までに習った形(剣道型10本、一刀流大太刀)の中には
飛び込み足を使った小さな打ち込みはないような気がします。
竹刀剣道をやり始めて初めて飛び込み足が出てきたため、
体の運用にすごく違和感があり質問させていただいた次第です。

お名前: Hide.    URL
>手の内を効かせて斬る「腕の動作」としては終了しているが、
>次への動作をつなげるための体(足・腰)を戻す作業は残っており、残心を作る必要が
>あるという意味だと思いますが、あってますでしょうか?

少し違います。
踏み込み足を使って前進しながら打突する場合、当たった瞬間に完全に肘や手首が伸び切
ってしまうと「棒打ち」と呼ばれるような「乗せたような打ち方」になってしまいます。
ゆえに、当たった瞬間は90〜95%くらいの伸びで、そのあとの二次跳躍〜左足引き付けで
100%伸び切る形になるという意味ですd(^-^)! 


>Hide様の言うところの「小さく打つ面打ち」の反対の「大きな面打ち」で
>使うのでしょうか?

たとえば、面すり上げ面や面応じ返し胴などあまり大きく前進しない形や、担ぎ小手や小
手すり上げ小手など打った瞬間に打ち切る技というのがいくつか存在します。
こうした時には、左足引き付けと同時に打ち切ってますね(^^)

お名前: マケネコ   
以下、Hide様の用語になるべく合わせ、
なるべく分かりやすくなるよう努力します。

Hide様、回答ありがとうございますm(_ _)m
体(足、腰)の運用については同じだということは分かりました。
しかし、説明の中で更に疑問が・・・

「小さく打つ面打ち」の4.で打ち切っていないという言葉について
正しく理解できているか自信がありません。
手の内を効かせて斬る「腕の動作」としては終了しているが、
次への動作をつなげるための体(足・腰)を戻す作業は残っており、残心を作る必要がある
という意味だと思いますが、あってますでしょうか?

結局基本の「空間打突」の「左足引き付けと同時に打ち切る」面打ちは
どういうところで使われるのでしょう?(・ω・)
Hide様の言うところの「小さく打つ面打ち」の反対の「大きな面打ち」で
使うのでしょうか?

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。
ご質問の「一歩で打つ面打ち」とは、「小さく打つ面打ち」という意味でしょうか?
その前提でお答えさせていただきます。


それは空間打突(素振り)と実際に打突する場合の時空間の大きさの違いとお考えくださ
い。実際に打突する場合(踏み込んで打つ)は、前方への大きな身体移動がありますね。
このため、

 1.竹刀が届く
 2.右足が着地する
 3.左足が引きつけられる

のタイムラグが顕著にあらわれてしまうのですが、実は、カラダの使い方に大きな違いは
ありません。動きをさらに細分化すると、

 1.竹刀の振り上げは左足の押し出しとともに始まる
 2.やがて右足が浮き上がり身体が前に移動し始める
 3.振りかぶりが小さいので、その剣先はすぐに振りおろしに転じている
 4.左足が伸び切るあたりで剣先が打突部位を捉える(打ち切ってはいない)
 5.右足が着地し、右ひざが左足を引っ張り上げ始める(二次跳躍)
 6.左足が引きつけられ、さらに右足が前に出ていく(前方への伸び)
となります。


一方、空間打突(素振り)の場合、動きを細分化すると、
 1.竹刀を振り上げ始める
 2.左足が床を押し始める
 3.身体の出とともに振り下ろしに転じる
 4.右足着地と同時に打突部位の高さで腕を止めに入る(打ち切ってはいない)
 5.右ひざが左足を引っ張り上げる
 6.左足が引きつけられるのと同時に剣先が伸び切る(前方への伸び)
です。

いかがですか、同じですよねd(^-^)!

お名前: マケネコ   
とある事情で30代より始めた遅剣マケネコと申します。
まだまだ初心者でこの掲示板の記事はがんばって調べたつもりでしたが
良く分かりませんでした。どなたか教えていただけないでしょうか?

基本の素振りの足と手のタイミングと、
「1歩で打つ面打ち」のそれはとても違います。
実戦ではどのように使い分けていらっしゃいますか?

前方移動を伴った基本の素振りは、振り上げるタイミングにはついては
いろいろ意見(手先、右足先、同時?)があるようですが、最終的に
 右足着地->左足引き付けと同時に面打ちきり
で締める形になると考えています。

一方、大会などの動画を見ると、「1歩で打つ面打ち」は
 面打ち->右足着地(もしくは面打ちと同時)->左足引き付け

稽古において、一足一刀の間より前者の打ち方で面を打たれている方は
いらっしゃいますか?

後者より前者が基本の面打ちだと感じているのですが、
なぜ素振りは前者からやるのに、人を相手に打ち込む時に前者をやらず後者から始めるのか、
後者の素振りをなぜほとんどされないのか(必ず打ち込み台など利用?)
なぜ稽古では後者ばかりになってしまうのか、
とても不思議です。

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