梅太郎さん、理人のHide.です(^^)

＞面を打つときに上からかぶさるように打つ子がいます。踏み込みも小さいので近い間合い
＞から打ちます。打ち終わってからもその場で手だけで打つような格好ですので、足も動か
＞ず体も前に行きません。
＞このような癖を治させるにはどんなことに注意し、どのように稽古をさせたらいいでしょ
＞うか？

そうですねぇ、私が考えるに、遠間からの面打ちをお稽古させるのがいいのではないでしょ
うか。カラダが出ないということですので、元立ちを道場の真中に立たせておいて、端から
すり足で間合いを詰めていって「ここだ！」というところで面を打ち、打突後の姿勢をしっ
かりととらせたまま、反対側の端まですり足をさせる。こういう形式の打ち込みもいいかも
しれませんヽ(^.^)ノ

ナオさんがお書きになっておられるように、右手でこねるように打っていることも考えら
れますので、「できるだけ遠くから、体全体を使って」とアドバイスしながら行うのがいいで
しょう(^_-)〜☆

ナオさんありがとうございます。
確かに大きめの子がそのような打ち方をしますね。
なるほど右手中心の打ちになっているので、左中心の打ちにする。間合いの遠近が問題
なのだと思っていました。さっそく注意したいと思います。
中学生は正味２年くらいである程度の結果を出さなければならないので、基礎練習をお
ろそかにしてしまって、試合に勝つ事のみを追いかけてしまう子どもや指導者も多いの
ではないかと思います。基礎をマスターしてこそ強くなれることを忘れてしまうのです。春に入部し夏の初めには防具を付けての稽古をする。基礎練習は始めの２ヶ月だけ
で終わったように勘違いしてやらなくなってしまう。基礎練習を恥ずかしがってやらな
い。強いチームは基礎をおろそかにしていないといっても理解できない子も多いので
す。
最近来年の中総体には県大会まで行きたいと言う子が出てきたので、じゃあ基礎からやるぞといって尻をたたいています。中学生は難しいですね。

　中学生の指導は、本当に難しいと思います。ます、成長期にあるため体格が一人一人の体格
　が、全然違います。身長１５０ｃｍの者と方や身長１８０ｃｍということも珍しくありませ
　ん。上からかぶさるような打ち方をする者の大半は、体格的に恵まれた長身の者によく見か
　けられます。本人は、十分なリ−チの差があるため踏み込む必要がなく上から覆い被さるよ
　うな打ちで面を捉えます。十分な踏込みがないので体は前にでず、試合ではその場で万歳を
　するような形できめようとします。体格的に小さい者にもこういう打ち方を知るものもいま
　すが。
　　上からかぶさる様な打ち方をする者の共通点として、右手中心の打ち方になっています。
　右手を中心に振り上げ面にあたる瞬間、左手を必要以上に体に引き付けます。ひどいときに
　は喉元くらいまで左手を上げます。このような打ち方を矯正するためには私は握り方から確
　認させています。多くの場合右手は鍔元いっぱい握り左手は横から握っているはずです。
　　まず、左手の握りを上から正しく小指と薬指で握ることを意識させ、右手はあくまで添え
　てであることを認識させます。その上で左手中心と右手中心では打突の範囲届く範囲が違う
　ことを理解させます。右手中心の打ち方では打突に伸びがないことを説明します。
　左手を中心に打突させ、面を打った時の正しい左手の位置を覚えさせます。このときの左手
　の位置は、鳩尾のあたりになり、これ以上あがらないよう注意します。このとき右手打ちを
　していた者は、必要以上に右手に力をいれますから、面にあった瞬間だけ力を入れ後は右手
　を離すくらい気持ちで力を抜くように指導します。左手中心の打ちができるようなると、遠
　くから面が打てるようになるので正しい間合いから打つようになります。このときにいきな
　り遠くから打たせると手足がばらばらになるといった弊害がでますので、つぎ足なしで面を
　打たせ左手の位置を確認させながら、徐々に間合いを遠くさせます。といった方法で私は指
　導していますが、後は各人のケ−スバイケ−スだと思います。面を打った際の正しい左手の
　位置を覚えさせることと、右手中心の打ちに注意しすればよいのではないでしょうか。
　　中学生の指導は、難しいです。

現在剣友会で中学生を教えていますが、面を打つときに上からかぶさるように打つ子がいます。踏み込みも小さいので近い間合いから打ちます。打ち終わってからもその場で手だけで打つような格好ですので、足も動かず体も前に行きません。
このような癖を治させるにはどんなことに注意し、どのように稽古をさせたらいいでしょうか？
よろしくお願いします。