記事タイトル:目黒区昇段審査雑感(参段以下の審査の改善についてのお達しの後)
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お名前: 錬七
付け加えますが、7段から10%ずつ増やしていくと
ちょうど初段で70%ぐらいの合格率になります。
[2008/05/31 01:03:19]
お名前: 錬七
審査会場でばらつきが出る理由は審査員の好みの差にもあると思います。
意見が合わなければ可不可にばらつきは出ます。
でも審査員は理合が分かる公正な目だと思います。
理合がなければ合格できないのは当たり前で、
ふだん稽古する仲間でもちゃんと理合が分かっているのは
全体の10分の1いるかどうかと思うぐらいです。
7段で合格率10%ぐらいは妥当だと思います。
難しいほうが合格する意味が重くなりますし
もっとも8段の1%という数字にはがっくりきますが・・・
[2008/05/31 00:55:19]
お名前: Hide.
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To 親父さん
管理人のHide.です。
どうもあちこちで「お達し」の影響で混乱をきたしているようですね(>_<)
審査基準をうんぬんするのって、抜本的改革とセットでないと、やはり不信感を持たれま
す。このあたり、全剣連は今の与党と手法が一緒かもしれません。
>合格した人も、不合格の人も納得できるような審査があればいいと思います。
そうですね。
とても難しいと思いますが、単なる「言葉遊び」のような段位基準ではない「具体的指標
づくり」が望まれますね(^^)
>いいのではないでしょうか?
>合否によって辞めてしまう人のことを憂うより、不足点や新たな目標やを与える。
>手間はかかりますがいかがなものでしょうか?
御意!!
今時、そのへんの塾の模試を受けても、ちゃんとPCで打ちだした結果表が送られてきて、
はなはだ累計的ではありますが、「どこが弱いのでどのような取り組みを」といった文章
がついてます。
あんな高い審査料を徴収しておきながら、紙に手書きした合格発表だけで何のフォローも
ないなんて前時代的な審査では困りますよね(-_-)
[2008/05/13 23:10:13]
お名前: 親父
>2008年になって東京都剣道連盟から"参段以下の審査の改善について"というタイトルのお達し…
なるほど。納得しました。
と言うのは、今回の私の地域での昇段審査が非常に厳しかったからです。
毎回98パーセント近い合格率が一気に70パーセントまで落ち込みました。(初段審査です。)
毎回引率していきますので、「この子は合格だろう…」と、私なりに判断していましたが、
今回は、私の予想がことごとく外れました。
自分が学生時代だった30年程前の自分の地域での審査が厳しかったことを考えれば
当然だと思いますし、100パーセント近い合格率は(率だけを問題にしているわけでは
ありませんが)異様に感じていたのは確かです。
基本所作に問題がある受験者が合格する度に、審査に疑問を感じていました。
形の審査にいたっては、途中で忘れてしまって手を上げて中断している受験者が
いるにもかかわらず続行して、後からやり直しを命ずるのかと思いきや
「交代!」で、終了。 無論それでも合格です。何のための審査なのか…
ところが今回は30パーセント近い人が不合格。
当然だと思いましたが、最後の審査員の言葉で考えさせられました。
「今回は何名かの受験者が不合格になりまして、この場にはもう居ません。
お仲間の人達は、どうかその人に「剣道を辞めないで、また挑戦して欲しい、と伝えて下さい。」
穿った考えだとは思いますが、資格社会の世の中です。
(試合に出て上を目指す人は剣道を辞めないだろう。でもそうではない人を繋ぎ止めるには?)
私の想像した偏った考えだと思います。
しかし、そういう人達を少しでも食い止めるために昇級(昇段)審査があるのだとしたら?
本末転倒のような気がします。
剣道人口を増やすために審査が歪んでしまったら級位段位はまったく意味をなさないと考えます。
私の時代では「○○地域は甘い。」「高体連主催は厳しい」「○○の3段だからね」
といったことはありました。
合格した人も、不合格の人も納得できるような審査があればいいと思います。
雑誌の模擬審査のDVDを見ました。
そこまで行かなくとも、受験者に一言でいいから審査員の所感を述べていただけたら
いいのではないでしょうか?
合否によって辞めてしまう人のことを憂うより、不足点や新たな目標やを与える。
手間はかかりますがいかがなものでしょうか?
[2008/05/13 23:00:24]
お名前: Hide.
URL
To みつやすさん
>審査員は、初段/二段/三段とも同じでした。
>よって、同じ日に行われる審査では審査員によるばらつきはないと思われます。
なるほど、それではますます、率の違いは「受審者のパイの問題」って気がしないでもあ
りませんがねぇ(^^;
> 初段(中高生の女性)->初段(中高生の男性)->初段(大人/男女混合)->10分間の休憩->
> 二段(中高生の女性)->ニ段(中高生の男性)->ニ段(大人/男女混合)->
> 三段(若年層の女性)->三段(大人/男女混合)->三段(若年層の男性)
なるほどぉ、やはり、多少は各段位の第一組目が基準になり合格率に影響するかもしれま
せんね。実際に立合いを拝見しておりませんので、何とも申し上げにくいですが…。
To 元2.5段さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
>自分の意思でなく主催側で会場指定されるのでは、確かに運・不運
>しかないです。
会場の振り分けは年齢順ですよね?
とりあえず公平を保っていると考えてよろしいのではないでしょうか(^^)
まぁ、あまり率にはこだわらず、自身の剣道の質的向上を目指してお稽古していくことこ
そ大切と考えます。
[2008/05/13 07:34:10]
お名前: 元2.5段
Hideさん
御多忙中お疲れのところ、御返答をありがとうございました。
六段以上の審査でも、運・不運でも、所詮は人が判定するのだから
やむを得ないですね。
自分の意思でなく主催側で会場指定されるのでは、確かに運・不運
しかないです。
どうもありがとうございました。
[2008/05/13 05:08:26]
お名前: みつやす
2008年5月11日に行われた目黒区の初段から三段審査は、1会場で行われました。
審査員は、初段/二段/三段とも同じでした。
よって、同じ日に行われる審査では審査員によるばらつきはないと思われます。
ですが、別の日に行う審査では審査員が変わります。
よって、同じレベルの立会いが行われても開催日によって合格率が変わる可能性も考えられます。
今回の目黒区昇段審査の実技は、以下の順で行われました。
初段(中高生の女性)->初段(中高生の男性)->初段(大人/男女混合)->10分間の休憩->
二段(中高生の女性)->ニ段(中高生の男性)->ニ段(大人/男女混合)->
三段(若年層の女性)->三段(大人/男女混合)->三段(若年層の男性)
大人の受審者は、参加が各段位で4〜5名程度であり、年齢などを運営側が考慮した結果、今回は男女混合で実施という判断になったようです。
なお、大人の受審者については、すべての受審者が最低1人とは同姓と立ち会いました。
[2008/05/12 23:11:25]
お名前: Hide.
URL
To 元2.5段さん
管理人のHide.です。
>自分の時には、第一〜第三会場に分かれての審査でした。
>しかし会場毎に明らかに合否の判定が異なり、相当な格差がありました。
>多くの方の意見でも「第○会場は厳しい、易しい」と。
しかたがありません、それぞれの会場の第一組目が基準になっているのですから(>_<)
当然ですが、一番若い第一会場が一番厳しい憂き目を見ます。
これは、六段以上の全国区でも同じです。
>難易別の会場に振り分けられたのも「運・不運」に成ってしまっては。
私はあんなものは80%以上は「運」だと思ってますよ(笑)
自分がぶっちぎりで力があれば別ですが、みなさん同じような実力の方がひしめき合って
審査に臨むわけです。お相手が相性が良ければ、自分が引き立ちますがそうでない場合は
…(^_^ メ)
これは、八段審査を拝見しましても全く同じです。
数年通って研究いたしましたので(^^;
[2008/05/12 21:30:32]
お名前: 元2.5段
連投すいません。
↓の書き込みの『6段以上の審査では有り得ませんよね?』は、
『四段以上の審査でも有るのですか?』に訂正致します。
皆さん誰しも高い受審料を払い、また時間も作って来てる訳ですから、
やっぱり納得が行きませんね。
難易別の会場に振り分けられたのも「運・不運」に成ってしまっては。
[2008/05/12 08:46:34]
お名前: 元2.5段
Hideさん
そうですね、同じ人間が審査しなければ何も意味がありませんね。
第一組目が基準と成りやすいのですか?
自分の時には、第一〜第三会場に分かれての審査でした。
しかし会場毎に明らかに合否の判定が異なり、相当な格差がありました。
多くの方の意見でも「第○会場は厳しい、易しい」と。
審査地域が異なるなら納得しますが、同じ日・会場にてのバラツキは有るべきでは無いと思いますが。
自分が書き込みました「平均合格基準然とした整備を」とは、この事を指します。
参段以下だから許されるのか? 6段以上の審査では有り得ませんよね?
それとも、全段位審査で見られる傾向なのでしょうか?
[2008/05/12 08:19:52]
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
審査にかかわったことがありますが、その日の第1組目が基準になってしまうことが少な
くありませんで。
全国統一の基準があったとしても、同じ人間が審査するのでなければ、ばらつきが出てし
まうのは致し方がないものと思われますが・・・(-_-)
[2008/05/12 07:40:16]
お名前: 元2.5段
確かに合格率はその審査時の受審者の技量によって、差が出るのは事実でしょうね。
自分は神奈川居住です。数年前に参段を受けた際は、1次審査=60%前半
2次審査=49%の合格率でした。
参段までは「奨励的要素を含む」らしいと言われますが、全国的に合格基準みたいな
ものが整備されれば全体レベルの向上に繋がるんじゃないでしょうか。
都内受審者の方々には大変失礼な言い方になりますけど、以前に何人かの先生方から
「都内は審査が甘いんだよ」とお聞きしたことがあります。
その先生方も都内を含む首都圏の方達です。正直言って、審査の話をお聞きするまで
は信じられなかったですけど。
自分が感じた事は、『剣道人口増加の為(?)』に段位の合格が若干安易に成ってる
気がします。決して若年合格を否定する訳ではありません。
合格するには“ソレなり”技量・精神面での修行をされて来た訳ですから・・・。
しかし、当日の会場でも「こんなんで合格なの?」と思う事はしばしばですよ。
やはり平均合格基準然とした整備がされるのが望ましいと思います。
[2008/05/12 05:28:55]
お名前: みつやす
今回は、実技審査では最も厳しい結果になると思われた二段で合格率が最も低いなど、
過去と比較して温情はカットされているようです。
率というのは微妙なものなのは承知していますが、
レベルの非常に低かった二段審査でも合格率が京都と同じ、初段と三段は合格率が大阪/京都/神奈川より明らかに高いため、
基準がこれらの府県よりまだ甘いのではという疑念を持たざるを得ません。
実際に神奈川/大阪/京都の審査を見たことはないので、
審査の正常化に向けて第一歩を歩み始めたようですが、神奈川や大阪の審査を見て
合格/不合格の相場を把握するなどして一段と厳しく審査する必要があるように感じました。
という文章で1回目のカキコを締めくくりました。
神奈川 2006年度審査結果
初段 受審者1474、合格者1103、合格率74.8%
二段 受審者 914、合格者 559、合格率61.1%
三段 受審者 435、合格者 224、合格率51.5%
京都 2007年審査結果(4回開催分の合計)
初段 受審者 662、合格者 522、合格率78.9%
二段 受審者 426、合格者 306、合格率71.8%
三段 受審者 345、合格者 183、合格率53.0%
大阪 2007年11月〜2008年3月審査結果(3回開催分の合計)
初段 受審者 755、合格者 607、合格率80.4%
二段 受審者 640、合格者 358、合格率55.9%
三段 受審者 292、合格者 137、合格率46.9%
[2008/05/12 03:09:45]
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
率というのはたいへん微妙なものでして、合格基準に達している受験生が多ければ率は上
がりますし、少なければさがるのは当然です。
審査する側が、厳しくとか甘くといった問題ではないように思えるのですが…。
でも、所作礼法、着装に問題があったり、形がダメだったり、学科に不備がある場合は、
必要条件を満たしていないわけですから、不合格でいいのだと思います。
そういった部分への「温情(?)」をカットすることが求められているのだと思いますけ
どね(^^;
[2008/05/11 21:12:57]
お名前: みつやす
2008年5月11日に行われた目黒区の初段から三段審査の結果です。
初段 受審者85、合格者82、合格率96.5%
二段 受審者42、合格者30、合格率71.4%
三段 受審者49、合格者44、合格率89.8%
再受審者 すべての段位で0
形の不合格者 初段0、二段0、三段1
2008年になって東京都剣道連盟から"参段以下の審査の改善について"というタイトルのお達しが到着したこともあって、
2006年や2007年のように合格率がほぼ100%とはいきませんでした。
が、神奈川や大阪のようにまともに審査していると思われるところと比較すると甘すぎるようです。
特に二段審査の実技は合格基準が甘く、礼の後に三歩進んだあと開始線の前に来ない受審者が25%くらいいる、
全体的に声が小さい、近すぎるところからの打ちが目立つなど、
まともに審査したら実技合格率が40%程度になりそうに感じました。
審査の正常化に向けて第一歩を歩み始めたようですが、神奈川や大阪の審査を見て
合格/不合格の相場を把握するなどして一段と厳しく審査する必要があるように感じました。
[2008/05/11 19:50:25]
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