記事タイトル:昨日のお稽古 


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お名前: Hide.   
感謝と尊敬の念のないお稽古が「イヤな稽古」になってしまうのではないでしょ
うか。でも、お相手によっては「くそぉ」などと思ってしまうこともなきにしも
あらず(^^; ホント、道は遠いようです( -o-) フゥ
[2001/01/30 10:43:29]

お名前: IMAING    URL
たまにあります。(^_^;)
自分で稽古しながら、うまく乗れていないときなど
「いやな剣道しているな」と自ら感じてしまうことが。
先は長いですね〜
[2001/01/29 17:28:08]

お名前: Hide.   
to  あっちさん

おっしゃる通りですね(^^)
お稽古っていうのは対峙する双方が英知を尽くして作り上げるものなんですよね。
どちらかの動機に不純なものがあれば、いいお稽古にはなりません。だからといっ
てはヘンですが、「気持ちのいいお稽古のできるお相手」ってそう多くはないの
が現実ですね( -o-) フゥ

なによりも気をつけなければいけないことは、自分自身が「いやな剣道だ」って思
われないようにお稽古することでしょう。頑張らねば!(^^)
[2001/01/29 17:05:13]

お名前: あっち    URL
Hideさんの最初のお話ですが・・・・

私も稽古をしていて感じるのですが、終わってすっきりと気分のいい稽古を
したいと思っています。

相手が段位が上だと、「何とか打ってやろう。自分の強さを見せてやろう。」
という稽古をする人がいます。
中学生、高校生だとまだまだ、可愛いのですが二十歳を過ぎた人に
これをやられると腹がたってきます。
(まだまだ修行が足りません。)

真摯な稽古で、「自分の弱い所を打ってもらった。良いところを打たせて
もらった。」という相手の態度の場合は、例え段位が下でさんざんに打たれても
<段位が下でも稽古になれば関係なくあくまでも段位は目安です。>
気持ちの良い稽古ができたと満足できます。

私も真摯な稽古を心掛けていますが、相手の稽古に不純なものがあり
(例え強くとも)自分がそれに乗ってしまった時は、後味の悪い稽古になってしまいます。

お互いに高めあう稽古をしたいと思いますが、なかなか難しいものです。
[2001/01/27 16:46:33]

お名前: Hide.   
To よっち

自分でも素直に受け取れるようなアドバイスなら、大歓迎だよね。そんな風に
たくさんの先生に声をかけていただけるなんて、ありがたいことだね。
よっちの人徳かなヽ(^.^)ノ


To せきさん

「懸待一致」の心境で立ち向かうと、相手の太刀筋が見えてくるものですよね。
小学生や高校生からも学ぶ点は多いはずです。

僕も昨日は、埼玉県内の某高校に稽古に行ってきました。道場が狭いせいか、
中途半端な間合で居着いてしまう生徒が多かったですね。そこを、許さないよ
うに心がけましたが、自分にとってもいい稽古ができましたヽ(^.^)ノ
[2000/09/08 08:38:55]

お名前: せきさん   
さっき、3日目の稽古に行ってきました。早くも一週間が過ぎてしまったのでした。
今日は、”懸待一致”をどの様に実施しているのか対戦相手を見ることを中心のテーマにして
稽古した為、出足が鈍く先の業は殆ど出せませんでした。小学5年生で大人の稽古に仲間入りし
、郡大会3位の実力者の子供と稽古することになりました。非常にバランスがよく、さすが試合
なれした選手らしく、落ち着いていました。手元が上がらず、打ち気で誘ってもほとんど、剣先
は動かず、手元がしっかりした子でした。結構打突にスピードがあり、実力的には下手な大人
顔負けでした。彼相手にいろいろ試してみました。実績に裏付けられたのであろう自信は、結局
最後まで手元がしっかりして崩れず、自分の間合いになると、仕掛けてきます。小学生と言え
ども、関心させられる点は一杯ありました。避けるのも上手で、すばしっこく、彼も私を誘い、
出小手などを狙ってきます。次の相手は、高校2年生でした。彼は小学生よりも間合いが遠く
スピードも速かったです。先の技で、小手面などが得意としている様でした。打ち気で間合い
に入るとポンポンと飛び込んできました。彼は出小手狙いで入ってくる場合と、小手面で仕掛ける為に入ってくるのと二通りがあるようでした。また、小学生にはない臆病な面が見られま
した。打ち気をみせると、払ったりガードしようと竹刀を振り回したりという反応が顕著で
した。この反応は前出の小学生には見られないものでした。

彼らも得意パターンがあるようで、いろいろ参考になりました。
[2000/09/08 01:27:01]

お名前: よっち   
先日の青年大会で、副審を勤めていた先生で、かつ、
多摩地区の実業団で何時もお世話になっている先生に、アドバイスを受けた事は、
まさに、以下の発言に伴う、すばらしい先生だと思います。
っと言うのは、私自身、そんなに強くないです。
が、試合が終わり、審判交替だったようで、コートのすぐそばで、
稽古着をつかまれ「つまらない試合をしよって、稽古していないな」っとお言葉を頂きました。
まだ、7年くらいの付き合いですが、何時も、怒られています♪
この年になって(27)怒ってもらえるなんて、ちょっと有りがたい気持ちです。
ちなみに、出場チームの監督には、「いつもと違ったね」っと言われました。
道場に戻り、別の先生(7段)には、「俺が稽古つけてやる」って言われちゃいました。
まぁ、無理の無い程度に頑張ります。

一連のコメントと、かみ合っていないかも知れませんが、勘弁しといてください♪
[2000/09/07 22:03:28]

お名前: Hide.   
To せきさん&案山子さん

いやぁ、心温まるお話をありがとうございます(^^)
ま、作道先生じゃ、誰が相手でも「案山子」状態はやむを得ないでしょうが、
そんな親交がおありとは・・・。
また、警察の先生方の中にも、心ある剣を使われる先生はたくさんいるんで
すよね。私が小学生のころ手ほどきを受けた先生も、カラダを壊されて警視
庁をお辞めになった方でしたが、腰が低く、かつ、見識の豊かな素晴らしい
先生でした(^^)


でも、ホントにこういうのが剣道のいい点ですねヽ(^.^)ノ
僕も全国各地に、電話一本で昔にワープできる剣友がたくさんいます。生活す
る場所や職業、生きて行く境遇はそれぞれ違っても、「俺」「おまえ」で話が
できるって素晴らしいことですよね!

剣道界にはたくさんのいい人がいます。もちろん、高段者にも素晴らしい人は
たくさんいますが、段位や称号には縁遠いが卓越した剣道観を持ち実践してい
る方がそこいら中にいるんですよねヽ(^0^)ノ

高い段をとられて、剣道界や各県の連盟のトップに登られる先生方には、ぜひ
とも「権威や権力」を振り回すことなく、文化としての剣道の普及発展を目指
し、粉骨砕身努力していただきたいものです。

そして、我々は在野から、そうした活動をバックアップしていきたいと思う次
第です(^^)
[2000/09/05 08:37:07]

お名前: 案山子剣法流祖   
それは腹立たしい思いをなさいましたね。いくら八段範士でも、その権威を笠にきての言動は
軽蔑こそすれ、尊敬などとはほど遠いものがあります。幸いというか・・私にはそんな経験は
ありません。
 暗い話題となりましたので、ここで少し明るい話題に・・・
「友情」がその題材です。
 私は昭和37年度愛媛県立松山北高校入学でした。剣道は中学2年生から始めていましたが、
高校では初心者同様でした。その時の3年生の主将は県大会のチャンプで人間的にもすばら
しい方でした(現在、防衛大学を出られて陸将です)
同期生にその先輩の弟がいました。彼は一年間、その兄である先輩から徹底的にシゴかれ
ました。もちろん私もシゴかれましたけど、彼ほどではありませんでした。
それが、彼が本当に剣道に目覚めることとなったのでしょう。それから3年間、同期生が次々
にやめていく中、彼と私とほか2人の4人が残ったのです。剣道に明け剣道に暮れる日々だ
ったのを楽しく思い出します。県大会では決勝戦まで進出しました。
3年生の1学期に彼は「わし、東京教育大学に行こうと思うんよ」と言いました。それから
彼には剣道のほかにも勉強という精進が始まりました。私は家庭の事情もあり地元の私大
へ、彼は志望どおり東京教育大へと進学することができました。以来35年に亘って交誼が
続いています。一緒に稽古したり、酒を飲んだり,昔話をしたり。たった3年間の接点だけ
で、久しぶりに会っても「よう、よう、元気?」という調子です。
専門家になった彼は、私の剣道を見て「案山子流」と名づけてくれました。どうも自動式
打ち込み台のことみたいですが、案外気に入ってます。
その彼の名前は作道正夫といいます。昨年,彼は最愛の奥様を亡くしましたが、通夜・葬儀
には同期3人で参列しました。
剣道を縁での結びつきは一生大切にしていきたいですね。
[2000/09/04 17:32:39]

お名前: せきさん   
To Hideさん

上に立つ者、むやみに「いただきました!」等と口には出来ないものかもしれませんが、老い
は誰しも迎えるモノでもあり、稽古のいきさつからすると、「遠間から先の業」というのを、
余り好まれない、または”評価の対象として取るに足らない”と考えているのかもしれませ
んね。

今私の周囲に居る高段者は、八段を毎年受験している様な稽古熱心な七段の先生方が数名居る
だけで、後は5段の方がほとんどです。よって、私の指す高段者とはこの七段の方を指します。
一昨日の稽古で、七段の警察官の方に稽古をつけてもらいました。
私は、先の技で面を取る事をテーマにして行きました。最初の一本目は、自分の間合いに入った
と同時に、面に飛び込んで一本頂戴しました。二合目は、先生の方から間合いに入られ、さらに
一歩入ってくる処を出鼻面に飛び、相打ちでした。三合目、四合目と私の間合いから、真捨て身
技の面を繰り出しましたが、惜しくも上手く交されてしまいました。五合目以降は、先生の間合い(私の間合いよりもかなり近間)まで、軽々と進入され、出小手をもらったり、相出鼻面とい
った技の応酬でした。私は近間を嫌い、円を切ったり、払ったりしましたが、ぐんぐんと入ら
れてしまい、いいように料理されて、しばらくの後、最後いい面を打たせてもらい終了となり
ました。さすがに、老練な稽古振りに、手も足もでないなと思いました。

稽古終了後、この方の所に行き、型通りのご挨拶を済ませると、思い切って質問してみました。
「先生と稽古したとき、どんどん間合いに入られるのは、やはり私の構えには隙が大きく、入り
やすかったからでしょうか?」と。そうすると、意外な答えが返ってきたのでした。
「本当は遠間から打てればいいんだろうけど、もう歳で近くないと打っても当たらないのよ」と
言われ、それから、「あんたは、自分の打ち間を持ってる様だね。みんなそれが判らなくて、
苦労していろんなとこから打ってみたりするんだけど。最初の方でいいとこを打たれたから、
先に入らねば打たれると思って入っただけさ。近くなってしまえば、応じたり、出鼻を押さえ
たりと、なんとでもなるからね。」それから、「先かける稽古も大切だけど、そればかりやって
いると、息が続かないしすぐ疲れてしまうから、中に入って自分を練ったりする稽古も大事。
いろんな先生がいるから、掛かって、楽しくやらないと続かないからね。」とアドバイスを受け
ました。意外な事に、私のいいところや、悪い所までお話いただき、色々な剣道感を聞く事が
出来ました。敵対心をもったままで接すると余りいいアドバイスにありつけない事を、身をも
って悟り、思わぬ成果を手にしたのでした。
この方が、警察官である事は、最初知りませんでした。県の代表選手として色々な大会に出て
いた有名な方らしく、名前だけしか知らない人だったので驚きました。私は、ずっと相手から
の出鼻技に悩まされ続けたのですが、出鼻を待っている相手の見分けが付く様になったと同時
に、先に打つ面が出鼻を食わない事がわかったので、非常に楽しく、6人の方と稽古をし、ぽん
ぽんと打つことができました。しかし、間合いが近い状態では、相変わらず、ダメである事も
判ってきました。本屋さんで剣道入門を立ち読みしてみると”懸待一致”という言葉がある
のを知り、意味がやっとわかってきました。これを知ってみると、なるほど!、私が近間が苦
手な訳です。これまでは試験でよくやる山掛けに近いことをしていたのですから、確率が極端
に悪くてもしょうがないことでした。(面か小手しかないから、確率1/2で試験よりはよかっ
たが ・・・・・・ (~~j") やっぱり、これまで、相手のことを考えてこない稽古をしていたの
が実感できた一日でした。私の方は、意外な”交剣知愛”となったのでした。(いつも、上手く
コミュニケーションが持てるとはかぎらないですが。)
[2000/09/04 11:13:43]

お名前: Hide.   
To せきさん

私が六段をとったのは平成元年ですから、ずいぶんサボってるかもしれませ
んね(^^;
でも、今の段位制度には魅力はありません(既得権で、その上にあぐらを書
いている剣道家が多いため。詳細は『Hide.剣道研究室』をご覧ください)し、
昇段が自分の剣道の求める方向性でもありません。「受けない」ということ
も一つの道(意思表示)であり修業方法だと勝手に考えています(^^)

ただ、それを、すでに最高段位をとっている方が、一蹴するのはわからない
でもありませんが、己の度量の狭さを露呈しているのではないでしょうか?


仮に、私の剣道が打ちに走っているとして、それをとがめられず打ち込まれ
てしまうのはどうしてでしょう? 私は、下記した通り引っ掛けやフェイン
トを使って打ち込んだのではありません。先生と心と心で対峙し、「攻め勝
って」打ち込んだんです。それをどうして認められないのでしょうか?

先生も私とは稽古したくないでしょうが、私も二度と先生にお稽古をお願い
する気にはなれません。先生との間には、マイナスの「交剣知愛」しか得ら
れなかったというわけです・・・。
[2000/09/04 08:27:48]

お名前: せきさん   
むごいですね!
これも、”交剣知愛”というのでしょうかねえ?範士先生の怒りにも似た悔しさは充分に伝わ
ってきましたが、侮辱的な内容もずいぶん多いものですね。Hideさんは42で六段であれば、
充分昇段審査にも取り組んでこらたのでは?と私などは感じますが、また、段は身を守る楯に
はならないとも思われます。決して段位制度に異を唱えるものではありませんが。

素直に聞けないアドバイスというのはあるものですね。こんな事で、道を曲げられない様に、
ご注意を。あとで、私も昨日の高段者との稽古について書き込み入れたいと思います!
[2000/09/03 11:27:12]

お名前: Hide.   
ホントはこんなこと書きたくないんですが、あまりにも寂しく腹立たしい思
いをしたので、うっぷん晴らしにここに書いちゃうことにしますヾ(・_・;)オイオイ


昨日、インタネで知りあった人のお誘いで、都内某区の剣連の合同稽古会に
初めて参加しました。まぁ、日頃その区で稽古をしていないだけに、最初は
辞退したのですが、「どなたが稽古してもいいんですよ」ということなので
行ってきたわけです。

そこで、昔から見知っている範士八段の先生に久方ぶりにお会いし、25年
ぶりくらいにお稽古をお願いしたのです。
終わってから、お礼に行きましたところ、

先生:「君はいくつになったね?」
Hide.:「ハイ、今年で42になります」
先生:「そうか。それなのにあんな稽古ではいかんな」

とおっしゃるのです。
先生の話を要約すると、
--------------------------------------------------------------------
 1.君の稽古は打ちに走っている
 2.剣道は打つことではなくてその前の攻め合いが大切
 3.いい加減、そういう学生のような剣道から脱却しなさい
 4.段を受けることによって剣道が磨かれる
 5.早稲田ではそういう当てっこのような剣道を教えているのか?
--------------------------------------------------------------------
というものです。


稽古はいたってシンプルでした。

私は出遅れて、先生の7番目に並び、先生のお稽古を十二分に見取り稽古さ
せていただいておりました。やはり、ご高齢になられたせいで、動きにも技
にも切れがありませんでしたし、出ばな面と面応じ返し胴、時折、出小手を
打たれるくらいでしたので、手元の上りをとらえることは可能だと考えまし
たが、しっかり攻めて面を打つことをテーマに稽古に臨みました。

初太刀は、触刃の間合いで攻め合い、先生の出ばな面の気の起こりを探り、
打ち気を見せ先生が乗りかけ、私が来ないのでそれをこらえた瞬間面に乗り
ました。
次は、触刃の間合いから裏に入り、先生がそれを嫌って剣先が開いたところ
をまっすぐに面に乗りました。
先生は少しおどかれたようで、打ち気が顕になってきました。私の気の操作
で、出ばな面に出かかったり、応じ返し胴に動いたり、「オドリ」を踊りだ
してしまわれたのです。失礼になりますから、崩れたところは打たず剣線を
晴眼に着けておりました。
ご自分でも恥じるところがあったのでしょう、少し打ち気が収まりましたの
で、今度は私が気攻めをすると、いとも簡単に出ばな面のタイミングでつり
出されてしまいまして、私はその上太刀をとって出ばな面に乗りました。
もう、打つところもなくなってしまいましたが、とりあえずひとつ、表を軽
く抑えて面に乗りました。直前の出ばな面が効いていたので、先生は居着か
れてしまいました。
もはやこれまでと思い、面に誘っている気配に、少し大きめに正面を打込み、
応じ返し胴をいただきまして「ありがとうございました」とお稽古を終了し
たのです。

私が打った面は4本。お稽古は時間にすると6分から7分ぐらいだったでし
ょうか。自分としては満足のいく内容のものでした。しかし、先生からのお
言葉はあまりに酷いものでした(;_;)


稽古嫌いに拍車がかかりました・・・( -o-) フゥ
[2000/09/03 09:26:22]

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