記事タイトル:刀の扱いについて 


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お名前: Hide.    URL
To よしのさん

管理人のHide.です。

ここは「剣道いちに会」という剣道サイトの中にある「剣道談話室」という掲示板の中に
あるトピのひとつなんです。 
よって、剣道以外の件につきましてはちょっとお役に立てそうもありませんm(_ _)m
[2006/10/21 22:17:28]

お名前: よしの    URL
わからないことがあって、検索しておりましたら、こちらのHPにたどり着きました。
『茶窓間話』という戦国武将たちが茶の湯をしていたころの逸話集(江戸中期版)に

兜首を掻くことを「きつきのかきよう」と言っているのですが、
「きつき」とは首などという意味があるのでしょうか。

ご存知でしたらぜひ教えてください。
[2006/10/21 15:09:06]

お名前: Hide.    URL
To 片腰さん

>刀と一言でいいますが、時代によっては、
>わざと相手の兜に打ち込んで脳震盪を起こし首を掻く時代もあったようですしね。

へ〜、それも強烈ですね。
刃こぼれが気になりますが、峰打ちしたのかな(笑)


>摺り上げひとつとっても
>竹刀、木刀、模擬刀で、相当異なりますし。

竹刀と木刀でしかすり上げの経験はありませんが、ほぼ同じように使えましたよ。
巻き技はかなり違うかな。そりがある分、木刀のほうが絡みやすいですね(^^)


>現在の竹刀稽古の指標に刀を強調すると相当難しいかもしれません。
>(刀を念頭に稽古されている方を非難するつもりはありません。念のため)

「切れる」ということを念頭におかれてお稽古されておられる方がいらっしゃいますが、全
剣連流の有効打突は「切れる」ことを要求していないように考えます。
「手の内の冴え」のある打突と「切れる」はニュアンスが違うように思えるのですが・・・(^^;
[2004/07/10 09:31:41]

お名前: 片腰   
Hide.さん

「竹刀の振り方の絵」探してみましたが、大正時代ならありました。
先述のように引用です。原文には、あたっておりません。

>はくどーさんのおっしゃる「切りつけ」の立ちさばきが
う〜ん、私は、わからないです。

刀と一言でいいますが、時代によっては、
わざと相手の兜に打ち込んで脳震盪を起こし首を掻く時代もあったようですしね。

実際に刀を手にして数を使ってから考える方が
頭だけで考えるより近道かもしれません。

摺り上げひとつとっても
竹刀、木刀、模擬刀で、相当異なりますし。

現在の竹刀稽古の指標に刀を強調すると相当難しいかもしれません。
(刀を念頭に稽古されている方を非難するつもりはありません。念のため)
[2004/07/09 22:17:22]

お名前: Hide.    URL
To 片腰さん
へ〜、そうなんですか。ありがとうございます。
はくどーさんのおっしゃる「切りつけ」の立ちさばきが「それなのかな〜」と漠然と考
えておりました(^^)


To みのるさん
>押し手、引き手は掌の内の中にあるように感じています。
>小指を締めることで小指側が即ち引き手になり親指の付け根側が押し手。
それは私も感じております。
それゆえの「中筋握り」ですね(^_-)~☆
[2004/07/06 08:24:20]

お名前: みのる   
押し手、引き手は掌の内の中にあるように感じています。
小指を締めることで小指側が即ち引き手になり親指の付け根側が押し手。

若しくは、打つとき両手の小指を瞬間締めて茶巾絞りになりますが
そのとき結果として左手が引き手、右手が押し手になるのかとも・・
[2004/07/06 06:50:55]

お名前: 片腰    URL
余談ですが
Hide.さんの仰る竹刀の振り方は、
江戸時代の文献で、既にあったと思います。
どの本か思い出せませんが、引用された文献で拝見しています。

重さの異なるものを同様に扱えるとは、思えませんが、
夫々、いろいろな使い方が出きれば良いのではないでしょうか。
[2004/07/05 22:33:01]

お名前: Hide.    URL
to みのるさん

竹刀剣道でも「右手を押し手、左手を引き手」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、私
は「両方とも押し手」と考えております。それゆえ、「ヒュン」と空を斬る音がしないの
かもしれませんね(^^;
[2004/07/05 21:23:27]

お名前: みのる   
素振りは竹刀と刀では要領が違うように思います。
竹刀で人形の打ち込みと刃引きの素振りをやっていて
操作の仕方が違うのを感じていましたが、
Hide.さんのおっしゃるのをきいてなるほどと思いました。
刀と竹刀の操作はそもそも似て非なるものではないかと。
とは言え、掌の内の感覚は同じかなぁ・・・とか、
いろいろ考えてしまいますね。
[2004/07/05 21:11:24]

お名前: Hide.    URL
To 高虎さん

>Hideさんのおっしゃられている”剣道振り”というのが
>どのようなものか私は良く解らないのですが、
>手の内ができていてまっすぐ刃筋がとおるように
>刀が振れていれば、剣道と同じ素振りをしても刀の音は鳴りますよ?

そうですか、それはすばらしいですね。
私の言うところの「剣道振り」は、「押し切り」の要領です。つまり、右腕の「肩-ひじ-
手首」の3つの関節をムチのようにしなやかに使って、手の内を決めた瞬間に剣先をさら
に前に出すように振り出してやるのです。こういう素振りの方法だと、私も場合は刀を
「ひゅん」といわせることが出来ませんでした(^^;

大きく円を描くように剣先を振ってやりますと「ひゅん」って気持ちいい音がするんです
けどね(笑)
[2004/07/05 10:49:45]

お名前: 高虎   
to Hideさん

>刀での素振りっていっても、剣道振りだと「ひゅん」っていわないの知ってました
か?

とおっしゃられているのですが、なぜ?と思います。
Hideさんのおっしゃられている”剣道振り”というのが
どのようなものか私は良く解らないのですが、
手の内ができていてまっすぐ刃筋がとおるように
刀が振れていれば、剣道と同じ素振りをしても刀の音は鳴りますよ?
もちろん竹刀でも木刀でもまっすぐ振れば音はなります。

刀の素振りをやることの効用の1つとして打突の瞬間の手のしめ方など
研究してみると色々他にも勉強になると私は思うのですが・・・。
[2004/07/03 15:21:16]

お名前: Hide.    URL
To ひろさん

刀での素振りっていっても、剣道振りだと「ひゅん」っていわないの知ってました
か?(笑)
私は、竹刀剣道に「刀での素振り」がどこまで有用かは疑問なんです(^^;
[2004/07/03 08:27:51]

お名前: ひろ   
私個人の意見ですが・・・。
剣道家は六段ぐらいからは、剣術や居合はしなくてもせめて歯引きの日本刀で素振り
をするぐらいのことはした方が良いのでは?一応「剣」道なので。
刀の取り扱いや重さ、握りの感触、手の内・・・いろいろ参考にはなると思います。

でも剣道の低段者にはこだわらなくてもいいとは思います。六段からは全国審査に
なり、もう立派な「先生」扱いをされるので、剣道の専門家としてはせめて刀で
素振りをときたましてみたりするぐらいのことはやはりイメージ的にも欲しいかと。
[2004/07/02 14:09:52]

お名前: GEN   
ビリルビンさん、流浪の勤王志士さん、清正鉄心さん、はじめまして

剣道と古流剣術を学んでいるGENです。
ちなみに全剣連制定の居合道暦は、まだ1ヶ月です(笑)

剣道を学ぶ全ての人が、刀を扱うのは現実的に無理とおもいます。
しかしながら刀を扱える指導者がいなくなるのは剣道界にとってマイナスだと思います。

私も抜刀、居合に興味をもって取り組む剣道愛好家がひとりでも増えたらいいな、と思っています。
[2004/06/28 17:39:22]

お名前: Hide.    URL
to 清正鉄心さん

>剣道は文化である。と言うHideさんが、「もはや刀は思想だけ・・・・」
>と言われたのには少し驚きましたが、

刀を持たなくても、刀を持っていた時代の人の思想に触れ学ぶことはできると考えてい
ます(^^)
私は剣道以外に古流の形を学んでおりますが、刀を知らなくても技や思想の心理は学べま
すよ。無論、知っているに越したことはないでしょうが、実際に人を切ることができない
以上、刀を持ったとしても「仮想」でしかないでしょうし、現代剣道は「心の中にある非
心を断つ」ことこそ本位だと考えておりますゆえ(^_-)〜☆

ただ、繰り返しになりますが、「たしなみ」として勉強すべきことは多々ありますね(^^)
[2004/06/27 06:23:23]

お名前: 清正鉄心   
私は、剣道歴は長いのですが、居合いは始めたばかりです。
同時に、抜刀も教えていただいています。
私個人の感想ですが、やはり、剣道をやっているのであれば、
刀の扱いは知っている方が良いと思います。
日本刀を使って人を切るということは、ありえないことですが、
竹刀を刀として扱う以上、刃部、鎬、峰の区別は、
理屈だけでなく分かっていてほしいです。
帯刀で鍔に親指をかけるのも、鯉口をきると同時に、
相手に刀を抜かれない、ストッパーの役割もあります。
竹刀は刀であると言う意識を持つことで、剣道の所作が
変ってくると思います。竹刀を床に置くとき、取り上げるとき、
なぜ片ひざを付くのか。腰をかがめて取るということは、
見た目も悪いですが、どうぞ切ってくださいと言っているようなものです。

私は、抜刀で始めて本身の刀を手にして巻き藁を切るとき、
大変怖かったことを今でも覚えています。
正眼に構えて巻き藁に向かっただけで怖かったです。
武器を持つと言うことはこういうものなのかと、
初めて気づいた気持ちでした。

剣道は文化である。と言うHideさんが、「もはや刀は思想だけ・・・・」
と言われたのには少し驚きましたが、私も、何が何でも
刀を知らなくてはいけないとも思いませんし、ただ、
自分として、刀を知って、剣道観が少し変ったと思っています。
[2004/06/26 12:25:45]

お名前: 流浪の勤王志士   
剣道型に限らず、抜刀・納刀など今の剣道の所作の元になっている動作も多いですよね。
(構えは帯刀から45度上からとか)
「物打ち」の観念も確か「刀で切るときに一番力が入って切れる所」だったような・・・
私は幸い小学生の頃道場で居合を3年間くらい習ってましたので「所作」的には剣道に関しても
あまり違和感なく理解できたような気がします。
打ちに関しても「切れるように」と指導してますので、ある程度剣道の元にある
「剣道」=「武道」・「竹刀」=「刀」の観念は大切だと思います。
子供たちに対しても、機会があれば摸擬刀を見せて竹刀や木刀との違いなんかを示すと
興味を持って見たり聞いたりしてくれますよ(笑)
ちょっと話がそれましたね(苦笑)
結論はビリルビンに賛成です!
[2004/06/26 11:16:37]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

う〜ん、耳の痛い話です(^^;
実は私も、「刀を扱えない人」だからです。

でも、たしかに高段者になったら、居合は抜けないにしても、刀の取り扱い(抜刀&納刀)くらいはきちんとできないといけないと考えます。私も、電剣のお仲間に居合を学
んでおられる方がたくさんおられますので、お教え願いたいとは考えているのですが、な
かなか・・・(^_^ メ)


でも、どうなんでしょうねぇ。「剣居一如とはいわれますが、剣道界においては、もはや
刀は「思想」だけで実物は必要ないようにも考えるのですが。
実際、日本刀を持っても私たちには物は切れないと思いますし、切る(切れる)必要もな
いように思うのですが・・・。
って、これはトピとは違う話ですねm(_ _)m
[2004/06/26 08:52:05]

お名前: ビリルビン   
剣道形を打つときに刃引きの刀をつかって打ちますが、そのとき高段者なのに本当に刀を扱ったことがあるのだろうか?と疑問におもうことがよくあります。
八段審査でも刃引きではなく木刀で形の審査をやるように変わったそうですが、居合と剣道の両方やっている私の考えでは七段、八段になったらせめて刀の扱い(納刀など)は居合をやっている人からみてもおかしくない様にしてほしいと思うのですが・・・。
皆さんのご意見を教えてください。
[2004/06/25 21:32:48]

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