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お名前: Hide.
【トライアングル】
調子に乗って、もうひとつ(笑)
これは、下の「連続引き技」の応用編で、崩しが入っている点がポイントです!
試合場の一辺の真ん中に元立ちA、反対側の二つの角に元立ちBとCが立ちます。
ちょうど、正三角形を作って立つのです。ABCはそれぞれ内側を向きます。A
から見てBとCは時計回りとします。
(つばぜりから表を崩して引き面を例に説明します。時計回りになります)
実施者は元立ちCに背中を向けてAとつばぜり合いを作ります。掛け声をかけ気
力を充実させてから、右足を右斜め前に送りながらAを崩し引き面を打ってBの
方角にさがります(体は60度の角度で切っています)。Bに接近したら振り向
き、Aに背中を向ける形でつばぜりを作り、素早く右にさばきながらBを崩して
引き小手を打ちCの方角にさがります。Cに接近したら振り向き、Bに背中を向
ける形でつばぜりを作り、素早く右にさばきながらCを崩して引き胴を打ちAの
方角にさがります。Aに接近したら振り向き、Cに背中を向ける形でつばぜりを
作り素早く右にさばきながら崩して引き逆胴を打ちBの方角に下がります。
以上で終わりです。
★ポイント
・最初つばぜりの向きをしっかり作る
・体をさばきながらの崩しとその角度を正確に
・引き技を打ったあと素早くさがる
・打突後、形を崩さないようにキメながらさがる
・体当たりではなく、「つばぜりになった瞬間」に技をかけることを目標とす
る
この例では、面・小手・胴・逆胴と4種類を打ちましたが、難しいので面なら面
だけに限定して行うのもいいでしょう。
また、左に体をさばいての裏崩しからの引き技もできます。この場合は、反時計
回りのトライアングルになります(^^)
さらに、これを体当たりで実施することも可能ですヽ(^.^)ノ
[2000/07/12 12:12:37]
お名前: Hide.
【連続引き技】
これはつまんないネーミングですが、連続稽古のバリエーション「つばぜり編」
って感じでしょうか(笑)
ほぼ一試合場分(10〜11メートル)離れて2人の元立ちABが向かい合って
立ちます。
実施者はAとつばぜり合いの形を作り、掛け声をかけ気を充実させます。そして、
引き面を打ってさがります。Bの手前2〜3メートルまで引き面の形を作ったま
ま素早くさがり、振り向くとBとつばぜりを作り、今度は間髪を入れず引き小手
を打ってさがります。以下同様に、Aに対して引き胴、Bに対して引き逆胴、A
に対して引き面、Bに対して引き小手・・・・・・、と都合2セットを繰り返して終了
です(^^)
★ポイント
・素早く引き下がる
・引き面、引き小手、引き胴、引き逆胴の形を崩さずにさがる
・次の元立ちに行くときに、あまり早く振り返りすぎない
・体当たりではなく「つばぜりになった瞬間」の引き技の体得を目標とする
もちろん、同じような形で「連続体あたり」を稽古することも可能です。
この場合は、一足一刀からはじめ、Aに対して面体当たり引き面、Bに対して
面体当たり引き小手・・・・・・、のように繰り返していけばいいわけですヽ(^.^)ノ
[2000/07/12 11:41:08]
お名前: Hide.
To たいちょー
>先輩や先生に聞いた訳ではありませんが、仲間内では、
>「終わったときはフラフラで千鳥足になるからでは」なんていってました。
ハハハ、それで「ちどり」とはナイスネーミングですね。
これ、たいちょーさんの‘ネタ’ってことはないでしょうな?(爆笑)
To エミ
>「コテ・ドー・メン」
>そのまんまなんですけどね。まず、右足を出して「コテ」、左足を左前に出して
>「ドー」、そこの中途半端な間合いから「引きメン」を出すわけです。
ウオォォォ!
こ、こいつは見たことも聞いたこともない稽古法だぁ!!!!!!
これって、大きくゆっくりやるんですか? それとも小さく早く???
うーん、やっぱ小さく早くは無理かぁ・・・(^^;
それにしても、なぜ、胴の時左足を出すのでしょうか??? 謎だぁぁ!
To AB型の高校生
>あれらは全てHide.さんが命名したのですか?
ハリケーンは僕のネーミングですが、あとは、TR校のK先生のネーミングだっ
たと思います。
生徒達に稽古の指示を出すとき「一言でその稽古に入れる端的なネーミングはな
いかなぁ・・・」なんてことで考えるんですね、ああいうのって(笑)
[2000/07/12 08:42:11]
お名前: AB型の高校生
S実でも昔からハリケーンなどもやっていたのですが、
名前が付いたのはS先生が来てからです。
あれらは全てHide.さんが命名したのですか?
ハリケーン、トルネード、タイフーン、本来は全部似たような意味なので、
僕は未だに間違えてしまいます。(笑)
[2000/07/12 00:53:39]
お名前: エミ
「コテ・ドー・メン」
そのまんまなんですけどね。まず、右足を出して「コテ」、左足を左前に出して
「ドー」、そこの中途半端な間合いから「引きメン」を出すわけです。
基本打ちの中に組み込まれていたものですが、一度も試合で使ったことがない、
究極の連続技です。(笑い)当然、人がやったのも見たことないです。
「トルネード」は良くやってましたね。(名前はなかったけど)
ちなみに連続掛かり稽古は「レンカ」と呼んでました。(まんまじゃん!)
[2000/07/11 23:14:32]
お名前: たいちょー
僕が中学生の頃に部活で「ちどり」というのがありました。
簡単にいえば連続掛かり稽古なんですが、まず部員全員で円陣(順に1,2,3,・・・番)を作ります。
その中で1番の人が2番の人に掛かります。笛の合図で今度は3番の人に掛かります。
このとき2番は待機していて、次の笛で、1番が4番に、2番が3番に掛かります。
これを繰り返していって、最後の人に掛かったらその次に元立ちとして立ちます。
これを人数によって2周・3周とやるわけです・・・。
先輩や先生に聞いた訳ではありませんが、仲間内では、
「終わったときはフラフラで千鳥足になるからでは」なんていってました。
先生が時計も持たずに笛を吹いているときは最悪でした(泣)。
なんだかユニークな稽古名になってしまいましたか!?
[2000/07/11 22:44:19]
お名前: Hide.
To 酔いどれ剣士さん
そうですね。
ジグザグが一番「自由度」が高く実戦に近い稽古法ですからね。
それから考えると、「ハリケーン」「トルネード」「タイフーン」とも「技の稽
古の応用」もしくは「連続パターン稽古」とも考えられます。
一番センスが要求されるのが「ジグザグ」でしょうねヽ(^.^)ノ
[2000/07/11 08:21:39]
お名前: 酔いどれ剣士
URL
連続稽古のバリエーションって面白いですね。
しかし、なぜジグザグがお題になってたのかわかりました。
最も奥が深そう(稽古見てて一番面白そう)ですから。
栃木南高校のは南半球のトルネードですね(~_~;)
[2000/07/11 05:34:27]
お名前: Hide.
【タイフーン】
これは「ハリケーン」の応用版で、移動しながら連続して技の稽古をしていくも
のです。技の組み合わせによっては「トルネード」的効果も期待できます(^^)
実施者が一人、残りの者は元立ちとして2メートルほど間隔をとって1列に並び
ます。
(ここでは、「相面振り向いて面に対して出小手」を例にとって説明します)
実施者と元立ち1番が向かい合って掛け声をかけ気力を充実させます。指導者の
合図もしくは実施者の自由意志で相面を打ってすれ違い、素早く振り向き元立ち
1番が面を打ってくるのに対して出小手を打ちます。
次いで素早く振り向き、ただちに元立ち2番に相面を打ち振り向いて出小手、間
髪を入れず振り向き、元立ち3番に相面を打ち振り向いて出小手・・・・・・。という
要領で最後の元立ちまで繰り返していきます。
★ポイント
・元立ちの1番以外は、連続して行う
・最初の技(この場合は相面)を正確に打つ
・あとの技を打った後、残心をとらずに進む
最初の技は相面だけでなく、「出小手」「抜き胴」「相小手面」「小手すりあ
げ面」などのように限定してもいいし、単に「面に対しての返し技」「小手に
対して返し技」という風に実施者にまかせてもいいと思います。
また、「面体当たり引き面」というように体当たりからの「タイフーン」も考
えられます。
後の技も同様に、様々なバリエーションを考案できますヽ(^.^)ノ
[2000/07/10 14:58:00]
お名前: Hide.
【トルネード】
トルネードと名付けた稽古法は、連続して相手の振り向き様を打つ稽古法です。
体育館のたての下座(上座でもOK)に、2人組で向かい合います。左右の危険
がないよう幅によって人数を調整しますが、おおむね、3〜4組が適当でしょう。
狭い道場では、斜めに使って一組ずつ区切ってスタートさせるやり方もあります。
(ここでは面の例を説明します)
相対し、気力を充実させたあと、実施者の自由か指導者の合図をもって開始しま
す。
実施者Aが面を打って実施者Bの横を素早く抜け振り向きます。その瞬間に、B
がAの面を打ってBの横を素早く抜けます。Bが振り向くと同時にAがBの面を
打ち・・・・・・、ということを繰り返しながら、体育館の下座から上座まで移動しな
がら進んでいきます。
回転しながら移動していきますのでトルネード=竜巻と名付けました(笑)
★ポイント
・素早く移動する
・振り向いてから打つのではなく振り向いた瞬間に打つ
・抜けを早くする
・横に進まずまっすぐ抜ける
・できるだけ中段の構えから打つ
・打たせた側が移動しすぎない
面だけでなく「小手面」「面と小手面」「面と胴」などの他、栃木南高校のビ
デオでは相手の右側を擦り抜ける「逆周りのトルネード」も見かけましたが、
和田監督も話しておいでのように調整力の稽古というだけで、実践的ではない
と思います(^^)
[2000/07/10 14:26:53]
お名前: Hide.
「ジグザグ」で酔いどれ剣士さんと話し合ってるうちに、ジグザグ以外のユニー
クな(ネーミングが)稽古法についての話に発展してきましたので、ここに、新
しいお題を設けました。
ちなみに、ジグザグとハリケーンについては、「ジグザグ」に説明を欠かせてい
ただいておりますので、そちらをご参照ください。
[2000/07/10 14:04:22]
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