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お名前: Hide.
to まぎすてるさん
>剣線を崩さずに自分からも打っていけ、相手が打ったのに対しては応じ技が出
>来るってのが理想ですよね?
そうですね、すべての剣道愛好家が「こうありたい」って願ってるんじゃないで
しょうか(^^)
>みなさん、どうやって相手が打ってくる技を読んでますか??
それはですね、「ニオイ(気配)」を感じるんですヽ(^.^)ノ
「あ、面に来るな・・・」なんてヤツですね。これの能力の優れている人を「勘
のいい選手」っていうわけです(^^)
でも、けっして生まれ持った感覚ではないんですよ、これ。やはり数多くのお稽
古から自然に身についてくるものなんです。
また、見取り稽古なんかでも役に立ちますよ。他の人のお稽古や試合を観ながら、次の技や展開を予想する・・・。こうした作業も勘を鋭くさせてくれます。
あともうひとつの方法が「誘い」です。お相手をある一定の方向に誘導するんで
すね。しかしこれは高度ですよ。ちょっとやそっとでは身につけられません。
お相手の心理を読んで、「打ち気」を誘い出すわけですから、「ニオイ(気配)」
を察知してその方向に誘導してやるように「誘う」と、いとも簡単に討ち取るこ
とができるわけですヽ(^0^)ノ
[2001/10/15 13:38:57]
お名前: まぎすてる
うーむ。最近カキコしてなかったんですが、ふと思ってかきこんでみます。
イメージとして書いたんですが、俺の理想の剣ってのは、剣線を崩さずに自分からも
打っていけ、相手が打ったのに対しては応じ技が出来るってのが理想ですよね?
みなさん、どうやって相手が打ってくる技を読んでますか??このカキコを発見した人
アドバイスしてください〜★
[2001/10/14 01:51:52]
お名前: Hide.
to えーじさん
>重心を低く保つための足裁きの事だと思っておりました。
>愛知のK先生も「足の裏で呼吸する」といわれておりました。
床(地球)をしっかりと足裏に感じ、そのエネルギーを打突のパワーに転化する
のですヽ(^.^)ノ そういった意味から「足裏で呼吸する」はきわめて適切な表現
だと思いますね。
>ちなみに「アップバランス」であることのメリットってあるのでしょうか?
残念ながら、考えつきません(^^;
[2001/10/09 10:50:10]
お名前: えーじ
toHide.さん
>「ダウンバランス」も単に「重心を低く」っていう問題ではありません。
なるほど、そうだったんですか。
重心を低く保つための足裁きの事だと思っておりました。
愛知のK先生も「足の裏で呼吸する」といわれておりました。
ちなみに「アップバランス」であることのメリットってあるのでしょうか?
to宮の坊さん
>自分のスタイルを貫きたいな
そうですね。剣の道が心映えの表現である以上、“自分”というものを
貫く姿勢は素敵ですよね(^^)
ただ、私はまだまだ未熟ゆえに合気ということが、しっくりきていないのですが
お相手の得意なところで稽古したところ、なんとなく充実感がいつもと
違って感じられたもので、少しそこを掘り下げてみようかなと思った
ものですから...。
でも、これらも「山の剣」を磨くための過程と考えております。
[2001/10/08 09:38:25]
お名前: Hide.
to Fのすけさん
>表現の場とみなすものも色々あるということも含めて、
>「剣風」なんですね。
そうですね。より広義に解釈すれば「生き方」そのものも剣道を通じての「心映
えの表現=剣風」ってことになるのかもしれませんね(^^)
to まぎすてるさん
>剣道だけにとどまらず他の武道もそうかもしれないけど
>深いんだな〜って改めて関心させていただいております。
こうした側面は、剣道や武道だけじゃなく他のスポーツでも極めればそうなると
思うんです。ただ、武道の性質上、そうした部分をより重要視しているのはたし
かだと思いますね(^^)
[2001/10/03 08:55:40]
お名前: まぎすてる
話しがすごい深いところまで潜っていったみたいですね(笑)
いやー深いなー。剣道だけにとどまらず他の武道もそうかもしれないけど
深いんだな〜って改めて関心させていただいております。
剣道ってなんか生き方ってかんじがしますね〜。。
[2001/10/02 19:16:52]
お名前: Fのすけ
to Hide さん
はい。おっしゃること、わかったような気がします。
表現の場とみなすものも色々あるということも含めて、
「剣風」なんですね。
[2001/10/02 18:53:56]
お名前: Hide.
to Fのすけさん
>表現とは、誰に対して行うのか。発表の場をもつとは・・。
>むつかしいなあ。
剣道は自分の「心映えの表現」なんだと思います。だから、人それぞれ、様々な
表現形態があっても構わないんじゃないですか(^^)
大会などに出場して「多くの人に観てもらいたい」と考える人もいれば、わざわ
ざそんなところに出向いていかずとも心映えの表現を十二分にできている人もい
るわけです。ほら、世の中には「試合をしない」という方針の道場だっていくつ
もありますでしょ。審査会や試合に表現形態を求めない剣道だって存在するわけ
です。日々の稽古で打ちなる自分を省みることだって、立派な自己表現です。
でも、それを自己満足と断ずるわけにはいきませんから(^_-)〜☆
[2001/10/01 11:13:05]
お名前: Fのすけ
ああ、コホン。先週風邪だったので、出遅れました。
でも、「ハチミツしょうが大根」をつくって汁を飲み、四日間
酒断ちをしたら、働きながら復調しつつあります。
to しんやさん
偉そうじゃないですって。わたしも、ちゃかす気はなく、慢心せずに
向上心を持ち続けるヒントを得させていただきました。
to Hideさん
剣道は、自己表現ではあるけど、見せ物ではない、と。
表現とは、誰に対して行うのか。発表の場をもつとは・・。
むつかしいなあ。ヘンな所にひっかかってるわたしは、感覚が
ズレてるんでしょうか?
観光客でごった返す、あのロケーVョンがいかんのかなあ。
[2001/09/30 22:03:03]
お名前: Hide.
to トマトカイザー
先生が言うところの「ずるい剣道」とは「ずるいことをしろ」という意味ではあ
りませんね。くにさんも書かれてますが、「素直すぎて打つところが見えてしまっ
ている」ので「わからないように工夫しなさい」ということだと思いますよ(^^)
簡単には、こんなやり方もあります。「面を打とう」と思ったら小手。「小手を
打とう」と思ったら小手面。「小手面を打とう」と思ったら面・・・なんて具合
に、「打ちたい」と思ったところと違うところを打ってみるんです。これを、通
常の攻防の中に組み入れるだけで、お相手から「読まれる」っていうことが少な
くなるはずですよ(^^)
心と心の駆け引きは、剣道のだいご味でもありますから、そんなところも研究し
てみてくださいねヽ(^.^)ノ
to くにさん
「打たれ上手は打ち上手につながる」なんていう言葉もありましてね。カラダに
アザができるのは、お相手の技量というよりもこちらの受け方が悪かったからな
んです。「正しく打っていけば、正しく返される」なんて言うのもありますしね
(笑)
高校時代、剣道部でスランプになると、そんなときに限って、よく道場に行った
ものです。道場の先生方とお稽古すると、妙に調子が良くなった。先生方も「井
上君、よくなったね。ホンと強くなったよ!」なんて褒めてくださるし、学校で
調子が悪かったのも一発で吹っ飛んだものでした。
でも、今から考えると、先生方は、私が悩んでいるのを見切って、上手に技を引
き出してくださってたんですね。渡辺先生がおっしゃった指導者の心得「ちょっ
と強く」も「お相手の心や技を見切ったお稽古をせよ」ということにほかならな
いのだと考えます(^^)
剣道って、なんって奥深い競技なのでしょうねぇヽ(^0^)ノ
[2001/09/30 10:05:25]
お名前: くに
to みなさん
わたしの「勝ちすぎず負けすぎない」という剣道についていろいろ書き込んでいただき、ありがとうございました。
「相手に打ち勝つのが剣道じゃないか」と叱られるのじゃないかと思っていたのですが、評価して下さる
意見が多かったようで、ホッとしました。
稽古では、お相手も居ることですから、一人だけ楽しんだり、一方的に不愉快な思いをしたりするのが
嫌だという発想から出たことなのですが、Hideさんから言われたことがヒントになって、私の発想も
変わりました。
Hideさんの話ですが、私が「見込みで胴打ちされたのが肘に当たって痣が消えない」とぼやいたら、
「それは打たれ方が悪いのでしょう」と言われたのです。
空けてもいない胴を打ってきたのが外れて肘に当たったのに、打たれ方が悪いなんて事があるのかと、
ちょっと不満だったのですが、続けてこう言われました。「上手い人は、打たれ方も上手いんです。
先生とやると、下手な人とやるより上手く面が入ったりしませんか?あれは、正しい部位で当たるように
うまく打たれて居るんです」
そう言われれば覚えがあります。「上手く打たれる」それは、相手の読みを読み切っていないと出来ないことですし、打たれることによってお相手にメッセージを伝える(正しい打突や間合いを教える)
為には、自分が打ち勝つより難しいことなのではないかと思ったのです。
あまり書くと、生意気になりそうなので、こんなことでやめておきますが、いかにも打たせてやったという
打たれ方では、何にもならないし、こちらの隙をついて打たれたのでは、話になりません。
そういう稽古をして、「勝ちすぎず負けすぎない」ようになれたら、いいと思います。
トマトカイザーさん。
まだそんなに剣歴は長くないようなのに、とてもよく研究されているようで、感心しながら書き込みを
読ませていただいています。
「ずるい剣道」の参考になるかどうかわかりませんが、ちょっと参考意見を書かせていただきます。
面打ちの稽古をするようなときには、構えて、打とうという気持ちが充実して来た時に動作を起こし、
打ち出しますよね。稽古や試合でそうした打ち方をすると、お相手は「あ、打ってくるな」というのが
読めてしまいます、表情や微妙な動きから伺えることもありますし、間合いや「気」を感じ取って
打ってくるのが分かることもあります。
そうした打ち方は基本なんですが、そんな打ち方だけでは勝てません。「気」を内に秘めて充実させ、
相手が打ってくると思えないような時に打ち出したり、「面に来るな」と思ったときに胴を打ったり
する事が必要だと思います。
また、最初の内は、打とうと思う部位を見てしまうことも往々にしてあります。
それは、相手にどこを打ってくるか教えているようなものですね。
でもこれも、面を見ていながら実際には小手を打てば、お相手は面打ちに応じようと手を上げたところを
出小手で一本取られることになるわけです。
そんな駆け引きも、剣道の楽しみだと思いますけど。(^_^)
[2001/09/29 23:55:34]
お名前: トマトカイザー
今日の練習会で、いつもお世話になってる先生に、
「おまえは素直過ぎるから、もっとずるい剣道をしろ」と言われたんですが、
ずるい剣道ってどんな剣道なんですか?
[2001/09/29 21:52:57]
お名前: Hide.
to まぎすてるさん
>自分で、トピック立ち上げといて、途中から見守るだけです(笑)
アハハ、そういうことは、あまり気になさる必要はありませんよ(^^) トピ主と
しては、そのトピックに閑古鳥が鳴いてるのがもっとも寂しいことですから。こ
こは、皆さん興味のあるお題だと思いますよヽ(^.^)ノ
>周りの人を見渡して(県大へ行っての見取り稽古なども入れて)
>尊敬できる剣風の学生は1人しかいません。なぜでしょうかね?
高校や大学というのは、部の目標が「大会での優勝」などのように「試合に勝つ
こと」に置かれている場合が多いですからね。「試合の剣道」と「基本の忠実な
剣道」は、本来一致しているのがベストですが、なかなか理想通りにはいかない
のが現状なんだと思います(^^;
to 宮の坊さん
自分のスタイルを貫く・・・大切なことですよね。
でも、自分の剣道をしっかり構築したその上に、えーじさんがおっしゃるような
「お相手に合わせられる剣風」というのもできてくるんじゃないでしょうか(^^)
完全にお相手に合わせてしまえば「打たれる」しかありません。お相手の合わせ
つつも「自己主張」していかなきゃ、お相手の心を打つことは出来ませんね。
自分のスタイルを貫く剣風は、ちょっと間違うとわがままで傲慢な剣風にもなり
やすいですから、注意が必要だと思います(^^)
[2001/09/28 10:37:43]
お名前: 宮の坊
こんにちは。宮の坊です。
私も話に混ぜてください!
私はえーじさんの逆でどんなお相手でも自分のスタイルを貫きたいなと
思っています。お相手に合わせられるのも色々な剣道ができないと
キビシイとは思いますが、自分のペース・自分のスタイルを自己主張したいなと・・・
まぁ、まだまだ相手のペースに乗せられてハチャメチャな剣道をしてはしまいますが・・・
[2001/09/28 00:40:48]
お名前: まぎすてる
自分で、トピック立ち上げといて、途中から見守るだけです(笑)
無責任ですかね?すいません。実はテスト中だったりするもんで〜・・・。
やはり、みなさん、目指す所は落ち着いたというか基本に忠実な剣道ですね。
ところで、この中に学生は何人いるんだろうと思いました。
周りの人を見渡して(県大へ行っての見取り稽古なども入れて)
尊敬できる剣風の学生は1人しかいません。なぜでしょうかね?
みなさん、きっと目指す剣風は最終的には同じ所に達するのでは?と思うんですが・・・。
これが理想と現実のギャップ??学生の目指す所はやはり勝ちということでしょうか・・・。
[2001/09/27 22:52:36]
お名前: Hide.
to えーじさん
>山の剣道「不動の剣」ってな感じでしょうか。(今は山に住んでるし)
どっしりした剣風っていいですよね。私が提唱している「ダウンバランス」も単
に「重心を低く」っていう問題ではありません。息を深く吸い込んで、それを臍
下丹田にスッと溜めることにより「気も下に落とす」んです。
そのことによって、お相手の攻めや動きに対しても、簡単に心やカラダが動かな
い状態を作りだす。山のような形の心と体のバランスを作ることが「ダウンバラ
ンス」なんです。
対局にある「アップバランス」は、イメージでいくと逆三角形の感じと考えてく
ださい(^^)
>>「勝ちすぎず負けすぎない」
>ちょっと違うかも知れませんが、最近私は稽古のときは
>お相手にスタイルを合わせるようにしてみています。
そうですね、これは私もやってみます。で、できるだけ「お相手の強いところ」
で勝負をするように心がけてます(^^)
[2001/09/27 11:13:53]
お名前: えーじ
こんにちは。
「豪快な剣道」っていいですよね。私も目指しています。
私は最近はしっかり構えて、まっすぐ打つことに執着しています。
風林火山の山部分でしょうか。
そのために、戦略部分である攻めを意識するようになりました。
(というか、いままでナンモ考えてなかったので...(^^;)
山の剣道「不動の剣」ってな感じでしょうか。(今は山に住んでるし)
うたれても不動ダッタリシテ "f(^^;)ポリポリ
>「勝ちすぎず負けすぎない」
ちょっと違うかも知れませんが、最近私は稽古のときは
お相手にスタイルを合わせるようにしてみています。
相手が連続技重視にのスピード剣道ならこちらも連続技で応酬。
突き中心の攻めならこちらも。
攻め合いを所望されれば、なるべくじっと我慢。
というよう感じですが、そうすることによって自分の剣道の
幅が広がらないかな?と思ったものですから。
お相手との合気ということの、切り口になるよう期待しています。
「勝ちすぎない負けすぎない」ということと、根は同じような
気がしたのでカキコしてみました。へんですか?
(ちなみに体力がないので、打合いを仕掛けてこられる方には
あわせられません。(^^))
あ、飛騨の地酒もうまいっス。かつてのライバルが実家の酒屋を
継いで、おいしいお酒を造ってます。
剣風って表現が難しいですね。
[2001/09/26 15:00:13]
お名前: Hide.
to Fのすけさん
ハハハ、剣道は見せ物ではありませんので。たぶん、京都大会なんていうのには、
生涯出場いたしませんよ(^^;ハズカシイシ
to しんやさん
理想の剣道ですから、段位は関係ありません。明確な理想があるのとないのとで
は、お稽古の結果が大きく異なります。大切なことだと思いますよ(^^)
[2001/09/26 10:25:45]
お名前: しんや
すみません。三段なのに偉そうなことをかいてしまいました・・・・
ちょっと恥ずかしいです。
[2001/09/26 01:37:50]
お名前: Fのすけ
to 凪さん
いやどうも。わたしはアンチ蒸留酒派ですが、体のためには、醸造酒やめようかな。(無理無理。) 今日もビール入ってます!!!
to くにさん
以前お聞ききして以来、そのモットーには惚れこんでおりますです。勝ちすぎ、負けすぎ、いずれにせよ、一本調子で
対話になってない責めを、自分に向けるという、きびしくも欲ばりな探求心に脱帽です。
to まぎすてるさん
自分が崩れたいとは思いませんけど、崩れた人をさばけない
のは、情けないかな。
to しんやさん
うーん、さすがに国際派でらっしゃるし、なんか六段ぐらいの
精神世界であられるニ、お見受けします。
to Hideさん
不老の剣、ぜひお歳をめされた時に、京都大会で披露して
くださいね。見に伺います。
[2001/09/25 21:59:00]
お名前: Hide.
くにさんの「勝ちすぎず負けすぎない」は、渡辺先生が教えてくださった「ちょっ
と強く」に似ています。私が専門家になるにあたって「剣道はちょっと強くじゃ」
と教えてくださいました(^^)
初二三段の人と立会っても、高段者と立会っても、「圧倒的に強くではいかん、
常に、ちょっと強くじゃ」とおっしゃいました。これは、「言うは易く行なうは
難し」です。とりあえず、私もそのお言葉を胸にお稽古させていただいておりま
すが、どうしても「自分」が勝ってしまうこともあり、なかなか到達しえない境
地です。ガンバろうっとヽ(^.^)ノ
>ところでみなさんは、強くなるために姿勢が悪くなったりするのはどう思いま
>すか??肯定派?否定派?意見が聞きたいです。
私は否定派ですね。むろん剣道を学んでいく中にはそうした部分も通過する必要
もないとは言いきれませんが、崩さずにすむのであれば崩す必要はありません。
むしろ崩さずに強くなる道を選ぶべきだと考えますし、指導者としてはそういう
ふうに剣道を教えていきたいものです(^_-)〜☆
しんやさんの「豪快な剣道」っていうのは、イメージとしてよくわかります(^^)
技と心がかみ合った攻撃力溢れる剣風ですね! しっかりした基礎稽古に裏打ち
された剣道です。日々のお稽古を大切にしていってくださいねヽ(^.^)ノ
[2001/09/25 10:13:51]
お名前: しんや
僕の現在目標とするのは
豪快な剣道
です。
なんていうのかなぁ、最終的な目標というわけではなくて
いま、自分がこういう剣道をしたいというのがこれです。
ちょっと、漠然としすぎているので注釈するなら、
無駄うちを少なく、打つと決めたらそこで決める。躊躇しない、
思い切りのある技を出す。ということです。
多彩な技も大事ですが、技はやはり技なのだと思います。技の根本をなす
何か。それがなんなのかって言うのがちょっとわかってきたようなわからないような。
(ちょっと文章が変になってきましたがこのまま続けます。)
それは攻めなのかなぁって思います。でも、ただ「攻め」っていうだけじゃ
なんだか物足りないような。物理的な攻めと呼ばれる行動だけじゃなく、精神的な
もの、そしてそれ以外のものを含めた攻めというものが技の根底にあってこそ
多彩な技が生まれるのではないかと思うのですが。
だから、それが最大限に発揮できるような剣道がしたい。ただいろんな技を繰り出したり
人をぽかぽか打つだけでなく、相手の心を攻めきって打つような豪快な剣道をしたいです。
これは、自分をとりまく環境による作用だとも思います。アメリカだと、剣道の技術
という面では、一部の剣士を覗き、対等に稽古ができません。たとえば剣道の擦り上げや、
出端を打つといった技術(一応技術といっておきます)を使えば、地稽古では
面白いように打ててしまいます。そういう稽古ばかりをしていてもなかなか強くなれません。
芯がないんです。それはこの夏筑波にいって思いました。竹刀の使い方とか、体裁きとか、
打つ機会の捕らえかたとかいった点は、確かにかなりの差があるとは思いますが、
それほどの違いというのはあまり感じませんでした(あくまでも感じなかっただけだと
思いますが・・・・)。ただ一番違うのは構えたとき、その構えから
感じ取れる何かなんです。ここで、負けてしまうんです。さすがにちょっと焦りました。
構えていると、冷や汗が出てくる。これは普通に稽古やっているだけではなかなか
感じられません。七段や八段の先生にかかっているような気持ちになってきます。
それが回り稽古という地稽古の間中次から次へと襲い掛かってくる。
大学生でもこんな剣道ができるんだと感じました。
これが、もっと上のレベルにいくと恐らく感じられなくなるんだと思います。あまりにも
差がありすぎて、気持ちや攻めがどんどん吸い込まれていく。まるで操り人形になった
かのようです。
もちろんこんな剣道ができるようになるのが理想ですが、あくまでも現時点の理想としては
豪快な剣道をすることです。このステップなくして僕の剣道がそれ以上の位置に昇華
されることはないように思う今日このごろです。
[2001/09/25 04:40:57]
お名前: まぎすてる
どもども。結構みなさん書きこんでくれてるみたいで!
嬉しいな〜。たくさんのレスアリガトウです。
しかし、なかなか一言では表せないみたいですねえ・・・。
凪さんみたいに、私も一言で表せないものかと今日色々考えてましたが、
浮かんできませんでした。明確なイメージがあったほうが近づくと思うんですけどねえ・・・。
フむ・・・。
>Fのすけさん
三昧な剣道か〜・・・。まだ学生で勝つことばかり考えてる俺にとってはまだ考えすら
及ばない境地にあります(笑)でも、楽しく剣道をする。って所はわかります。
がんばってください。
>Hideさん
不老の剣か〜。スゴイですね〜。そんな高いところに目標を置いてるなんて・・・。
そういえば、ねんりんピックが広島であるんですよ〜。剣道があるんですよ〜
>トマトカイザーさん
まだ一年半なんですか??もっと経ってるのかと思ってましたよ〜♪
柔らかくて鋭い剣か〜・・・。例えると風??そんなかんじですかね?違うかな?
>くにさん
相手より少し強いくらいか〜・・・。なるほど・・・。相手の力を利用し、応じ技。
相手の動きを読み、打つ!カッコイイ。がんばってください!
結構みなさん綺麗というか滑らかというか「柔よく剛を制す」ってかんじかな??
「俺はひたすら攻めるのみ!防御なんて考えない!」的な人もいるかな〜?って思ったけど
結構いないもんなのかな〜?でも防御せずに相手の打ちに対してことごとく技で返せるってのは
理想ですよね。
ところでみなさんは、強くなるために姿勢が悪くなったりするのはどう思いますか??
肯定派?否定派?意見が聞きたいです。
[2001/09/24 21:59:03]
お名前: 凪
ども 酔って変なこと書いたみたいですねぇ 海 とはいえども 凪いでいて
おだやかでありながらも、力強く ということですかね。
不老の剣 剣道の到達点でしょうか。
くにさんのは 難しいですね。
ともかく 人それぞれですね。皆さんも自分の目指す剣風に到達できればいいですね
[2001/09/24 20:51:45]
お名前: くに
私は、誰とやっても、勝ちすぎず、負けすぎないような剣道です。
力で来る方は、その力を利用したりかわしたりしながら、打つべき時に一本が打てる。
技を使う方からは、読み切って返し技が出せる。
そんな中で、竹刀での対話を楽しみながら、ぼこぼこにしたりされたりされない程度の勝敗で終わる。
そうした剣士になりたいですね。
今は、下手くそで、そうも行きませんが (^_^;)
[2001/09/24 19:56:57]
お名前: トマトカイザー
僕はまだ剣道をはじめて約1年半ほどなんで、
まだ剣風ってのは出来てないと思いますが、
理想の剣風は、「柔らかくもするどい剣風」ですね〜。
体に無駄な力を入れず、それでいて鋭い打突を・・・・。
そして相手が思わず居着いてしまうような怒涛の攻め。
何十年かかるか分かりませんが、そんな剣道がしたいな〜と思ってます。。
[2001/09/24 18:38:25]
お名前: Hide.
そうですね、理想の剣風は「不老の剣」です。歳をとっても若い人と対等以上に
対峙できる剣道ですね。そのためには、「崩れない」「崩さない」を心がけ、「ム
リムダのない動き(攻め・打突)」をモットーにしています。
精神的には、お相手との「剣先での会話」を楽しむ剣道です。「打った、打たれ
た」という現象面ではなく心と心が触れ合い感じあい共鳴できる剣道でしょうか。
「心で攻める、心で打つ
心を攻める、心を打つ」
というのがお稽古の中のテーマですねヽ(^.^)ノ
ちょっと漠然としすぎてますか?(^^;
[2001/09/24 11:58:25]
お名前: 凪
ども 地酒はうまいっす 九州の友達なんか 二本も贈ってくれたよ
感激ですな ごま焼酎の 紅乙女 が一番うまい!今度の二回目の
九州版電脳剣士稽古会で買うぞ!一回目も参加したよん
三昧ですか いいじゃないですかぁ 幸せを感じるなんて。うらやましいですぞ
Fのすけさん 三味線の チントンシャン かと思ってしまった...
Hideさんはダンスを取り組んでいるようですね。動きのイメージとしては
タンゴのようにキュッキュとね 奈落の底へというのは 波乗りの時のイメージ
だったのです。巨大な壁となり襲うってね 命がけの戦い。こうゆうのがやってみたい
ん、やめとけって?いいじゃん ハイリスクハイリターン ですね (^^
[2001/09/24 00:50:06]
お名前: Fのすけ
to まぎすてるさん
お邪魔しまーす。これは、いいトピですね !!! わたし自身のレベルは
さておいて、好きなこと言っちゃおう(笑)。
うん。そうですね。凪さんの「海」が出て、もう対抗する気力もない状態(いや本当)ですが、
わたしなりに、「三昧 (ざんまい)な剣風」と行きましょうか。
とりあえず、稽古に集中できれば、なんぼ才能のある人でも
剣道やってて「つまらん」と感じる人より、シアワセかな、と。
いま、嫁はんに陶芸教室に通わせてまして、底に「三昧」と書いた
オチョコを作るように言ってあります。
三昧な稽古から帰って、「三昧Iチョコ」で一杯。もう最高 !!!
[2001/09/23 23:12:21]
お名前: まぎすてる
なんかカッコエーっすね〜!海!「〜〜深い奈落の底へ」っていうのは
ちょっとおもしろいっすね(笑)九州の地酒っておいしいんですか??
まだ未成年なもので・・・あんまり・・・たしなむ程度にしか・・・(笑)
[2001/09/23 22:36:09]
お名前: 凪
ども 凪です
綺麗な中にも力の要素 ですか いいですね。なんとなく分かります
蝶のように舞い、蜂のように刺す ってな意味にも見えますね アリだったっけ?
ちがってたらすいません。うちのは...以前NORIKOさんの掲示板に書いたの
ですがもうないかもしれません。 海 ですかね?心は常に穏やかに(凪いだ状態)
つまり、普段は凪いでいる。でも時には恐ろしくもなる???
う〜ん 荒れるって言うか、時化?牙をむいてすべてを飲み込むってかな?
あとは 一本の柱(背骨)中心に、相手にとっては動いていないようにみえても
実際には全細胞が高速で回転する独楽のようにってか。(^^; う〜っ、酔って
ますなこりゃ。ま、要するに「海」普段は穏やかに。しかし時には大いなる牙をもって
してすべてを飲み込み深く暗い奈落の底へ... なんじゃこりゃ?
ま、わすれてくれ〜 じゃ。最後に一言 九州の地酒はうまい!
[2001/09/23 21:49:17]
お名前: まぎすてる
みなさんの目標とする剣風はどんなものでしょうか?また今の
剣風は??教えてほしいです。
ちなみに僕の目標は、綺麗な中にも力の要素も取り入れた剣道をしたいです(笑)
意味わかりませんか?(笑)
[2001/09/23 18:20:35]
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