剣紫堂のHPを作っている木寺英史君は僕の高校時代の同級生で、同じチームの
副将でした(^^)
彼は森田文十郎先生の「腰と丹田で行う剣道」を研究してくるにつれ、日本の伝
統的な歩行原則である「なんば」歩きに突き当たります。簡単にいうと、「右足
が前に出たときに右手が前に出る」という日本古来の歩き方のことです。これが、
剣道の打突原則に関わりがあるかれはのでは、と考察したわけですね(^^)
そこから、「常歩(なみあし)理論」というのを導きだします。いかは、彼のサ
イトから引っ張ってきたものですが、一読しただけではわからないですかね(^^;
--(以下、引用)-----------------------------------------
本来は振り出される足の反対側の肩が前下方に動くことがわかってきました。つ
まり、体重のかかった側の肩が前下方に動きます。疲れて階段をあがる時に、両
手でひざの上部を押しながらあがることがありますね。あの時の体の使い方です。
実際にはひざを押すわけではありませんが。この体の使い方は、体の同側の腰と
肩を軸として合理的な身体操作ができることがわかってきました。
この場合、同側の手足が同時に振り出されるのではなく、手が足にやや遅れて
振り出されます。小田先生は、これをウマの常歩(なみあし)と同様であるとい
われています。つまり、左足・左手・右足・右手の順で振られます。そこで、私
達はこの体の使い方を常歩(なみあし)と命名しました。
常歩(なみあし)は、四肢の力ではなく体幹や体幹内部の筋肉を使うために、
合理的な身体操作を可能にすることができそうです。
今後、さらにこの常歩(なみあし)の教授法やトレーニング法などを検討して
いきたいと考えています。
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詳しくは、彼のサイトを見てください。
http://www.gem.kurume-nct.ac.jp/~kidera/index.html
[2001/02/25 08:37:52]