記事タイトル:ヤマト胴の手入れについて 


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To 元2.5段さん

少しでも拙サイトがお役に立ちましたのならうれしく存じます。
しーやんさん、いろいろとありがとうございました(^0^)
[2007/06/14 07:52:05]

お名前: 元2.5段   
ありがとうございました。
各々の差違、良く理解できました。
[2007/06/13 21:29:03]

お名前: しーやん   
ファイバーは紙繊維をプレスで固め、表面に「カシュー」という塗料を塗りこんだもの。従って、表面は合成塗料ベースなので、溶剤との相性がよく、極細コンパウンドで
簡単に表面をツルツルに出来ます。

竹胴は、竹の表面に水牛の皮を張り、漆を塗って乾かしたもの。塗り直しはきかない
ものの、専門の業者で磨き直しが可能です。

ヤマト胴は、樹脂を成型機でお胴の形をした金型に溶かし込んで圧入し、固めたもの。
ナイロン樹脂を使用するのは、耐候性や、耐経年劣化、耐衝撃性などを総合的に勘案。
最終的に東レが開発した耐衝撃ナイロン樹脂を使用するに至ったそうです。
磨けば光るタイプではPCBやアクリル、ビニールやポリプロピレンなどもあったの
でしょうが、何れも耐衝撃性や耐久性でNGだったそうです。

ナイロンには欠点があり、それはコンパウンドと溶剤を使用することで、表面性質が
変質し、調色した色成分が飛んで、表面に細かいザラザラが出来てしまうことです。
それが光を乱反射させ、白くムラのあるように見えてしまう。
また、コンパウンドの細かい粒がザラザラの表面に入り込んでしまうのも色むらの原因の一つです。

従って、傷が出来ても、磨き落とすのはかえって良くない。そのままにしておくのが
よいと防具屋さんは言っていました。
中にはヤマト胴は使用しないほうが良いという防具屋さんもいる位です。

(それとヤマト胴の欠点は、金型のサイズで胴幅が決まってしまい、細かい幅調整が出来ないこと。今はメーカでも3種類くらいの大きさの金型しか持っていない筈です。)

従って、ヤマト胴の手入れの基本は、磨かずに、傷を埋めることです。
光沢を元通りに戻すにはクリアー成分が入っているケミカルを使用するのがもっとも
良い。
まあ、まだまだ研究中です。新しい方法が見つかったらまた発表します。
[2007/06/11 23:26:52]

お名前: 元2.5段   
>しーやんさん

早速詳しい御説明を、ありがとうございました。
もう1つお伺いさせて戴きますが・・・

自分は「ファイバー/竹」胴と持っておりますが、「ヤマト胴」は持っておりません。
「ヤマト胴と他の胴(上記)では、表面の塗りが異質の物」なのでしょうか?
実は竹胴の一つが表面に曇りが有り困ってます。

再度御教示宜しくお願いします。
[2007/06/11 06:58:25]

お名前: しーやん   
胴の表側ですよ。「透明」ということで、どの変り塗りタイプのものにも使用でき
ます。

樹脂の専門家に聞いたところ、ナイロン樹脂は通常の溶剤と研磨剤では表面が変質
して白くなり、色ムラが出来やすいとのこと。特に濃い色ほどNGらしく、
実は黒が一番手入れがやりにくいらしいんです。
だからファイバー胴のように「ピカール」を使用すると駄目です。

一番よいのは研磨剤なしの物で、細かい傷を埋めるタイプのものが○。
しかし、余りに深い掘れ傷とか、擦り傷は消えませんので、悪しからずご了承下さい。

「透明プラ・・・」はヘルメットバイザー用で実績あるし、「プレクサス」
は元は戦闘機のフロント窓(実はこれはガラスではなく樹脂製なんですってね。)
用に開発された物らしいし、非常に効果が高いそうです。
そうです、ではなくて、本当に効果ありです。

今度試してみたいのは「スーパーナノハードクリア」です。未塗装樹脂バンパーの光沢
復活剤です。誰か実験頂ける方はいらっしゃらないでしょうか?
[2007/06/10 21:53:35]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

しーやんさん、有益なご報告、ありがとうございますヽ(^.^)ノ
たまにといわず、どんどん出してください(笑)
[2007/06/10 00:13:17]

お名前: 元立ち   
しーやんさん

実は傷が目立つので悩んでたんです!
早速試してみます!
[2007/06/09 19:25:12]

お名前: 元2.5段   
しーやんさん

はじめまして。

早速ですが・・・表題の手入れ方法ですけど、胴表側の傷対策ですか?
>>透明プラスチッククリアー
とのことなので、ひょっとして裏側部分の対策でしょうか?
すいません、御教示戴けますか?(裏側はそんなに気を使わない=見えない
箇所だから、表側だと思ってるんですが・・・・)
[2007/06/09 01:04:54]

お名前: しーやん   
ついにいい方法を見つけました。(たまにはこういう話題もしなければ・・・。)

ヘルメットのバイザー及び車のメーターの計器盤の透明度を復活させる
ケミカル剤がありますよね。

試行錯誤の上、これを使用するのがベストという結論に至りました。

長年の悩み(?)から開放され、とってもスカッとしております。

私が使用したのは「ソフト99工房 透明プラスチッククリアー」。
いや、こんなにキレイに仕上がるとは・・・。傷は完全に消えませんが、
パッと見て目立たなくなる上、研磨剤入りコンパウンドを使ったときのように
表面が白くなって、ガビガビになりません。

他、色々調べていくと、「プレクサス」や「スーパーナノハードクリア」
など、色んな使えそうなケミカルがあるではないですか・・・。

さて、皆さんはどうやって手入れしていますか?
安価なヤマト胴がDIYで簡単に手入れできると、多くの剣士にとって朗報だと
思います。この際、皆で知恵を出し合って、色んな方法を開発しましょう!
[2007/06/08 22:00:28]


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