私は基本的にへタレなので、あまり体をいじめるのが好きではないのと、
先生に『剣道に使う筋肉は剣道をやっている内に付くから、特に筋トレは
必要なし』と教わったもので、よく分からないのですが、例えば単純に
腕立て伏せ一つでもやりようによって使う筋肉が違うので当然鍛えられる
場所も変わってきます。
腕立てで腕を広く取るのと(胸筋を鍛える)、狭く取る(腕力を鍛える)のでも
違いますし、手を付く所を拳を付くと『拳立て伏せ』と言い、空手家等がやりますが、
手首を鍛えるのに良いと言いますね。また、『腕立て支持』と言い、腕立ての姿勢で
体を少しだけ地面から浮かせたままの状態でキープするのも筋トレの方法として
あるようですし・・・。
また、筋トレのみで体を鍛えるのではなく、特に若い内は色んなスポーツを取り
入れてみるのも良いと思いますし、瞬発力だけでなく筋持久力を向上させるような
トレーニングも必要だと思います。
ただ、剣道家の体育の先生にお聞きした所、例えば竹刀を強く・早く振るために
腕力・肩の筋肉を付けようと考えがちですが、今度はその筋肉を支える為の腹筋・
背筋が必要になってくる。今度は上半身を支える下半身の筋肉・・・というように
キリがなくなってしまう。バランス良く必要な所を必要なだけというのはやはり
難しいようです。
それに中学生など、体が出来ていない内にあまり筋肉を付けすぎると、後々身長が
止まってしまったりして、思わぬ副作用があるとの事。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」といった所でしょうか?
[2006/01/08 02:00:42]