記事タイトル:剣道時代の記事を読んで 


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お名前: Hide.    URL
To 鳳来の隆さん

管理人のHide.です。
ご意見ありがとうございました(^^)

ただ、ひとつ考えていかなければならないことは、「自分に打てない技は教えられない」
「自分にできない攻めは教えられない」ということもあろうかとは思います。
むろん、見よう見まねで指導することはできましても、その言葉にどれだけ具体性と説得
力があるか・・・ってことです(^^;

もちろん、逆に「自分ではできてしまうが故、指導のポイントが見えていない指導者」と
いうのもたくさんいるわけでして。

指導力っていうのは、本当に難しいものだと思います(>_<)
[2007/06/01 07:51:10]

お名前: しーやん   
我々が昔にかえって、子供の頃に指導していただいたことを思い浮かべると、
自分の師と呼べる先生は、余り段位の優劣は関係なかったということを思い出すんです。

確かに私も今では高段の域に達してしまいましたが、私のもっともお世話になった
高校時代の師匠は、今でも三段のままだし、当時大学を出たばかり。
しかし、とても研究熱心で夜な夜な書物を読み漁り、小遣いはたいてVTRで
研究し、その成果を我々に指導してくれていました。
当然厳しかったし、一度言われたことはその日のうちに出来るまでやらされた。
出来なければ夜中になろうとも稽古が終わることはなかった。
本当に当時は鬼のようでしたが、今ではそのお陰で、基礎がしっかり身に付き、
有難いことに、卒業して10数年経って、今の段位まで昇段させていただきました。

そして、一番影響を受けたのは、そのこだわる姿勢。何事にも深くこだわり、
とことんまで追求しなければ気が済まない姿勢。これは人生において、人間関係で
は時に衝突を生む結果となることも多かったですが、お陰さまで、色んな点で、
出来るまで徹底的にやる姿勢が身に付いたと思います。

さらに小学校の時の師匠はなんと初段でしたが、(でも柔剣道は七段。)
「剣道で負けたら勉強で勝て。剣道でも勉強でも負けたらそれ以外のことでもいいから
勝て。」と、その子の個性を伸ばしつつ、何か一つでも人に秀でるものを身に
つけさせようとしてくれました。

そんな思い出があるのです。そこには何も「偉い先生」の存在は出てきませんが、
それでも私にとってはみんな大事な師匠です。
皆さんも多かれ少なかれそんな経験をされてきているのではないでしょうか?

だからこのトビ主さんも、子供たちにとってそういう師匠になっていただきたいもの
ですね。
[2007/05/31 23:26:23]

お名前: 鳳来の隆   
大変難しい問題である事は確かだと思います。
超一流の先生方が集結して子供達に教える。
子供達はそれで本当に強くなれるか又人間形成がしっかり出来るか!
まず、ありえないでしょう。
逆に表面上だけであとは口先だけの先生に指導されてもこれまた成り立たない。
低段位だから指導するな、そんな言葉がでるのもおかしいし
高段位だから任せられるし間違いないと言う言葉もおかしいと思います。
それこそ私は低段位で偉そうな事言えませんが、
子供達が真剣に取り組んでるので、自分だってそれなりに努力しなければ、
審判講習又は他地区の稽古会には出来るだけ参加して、
そうした場合自分の置ける立場が当然逆になりますよね。
子供達からはその場では「先生」と呼ばれますが、こうした場合は自分が
教えられる側です、当然屈辱も生じます。
しかしこの経験があるからこそ子供達に胸をはり指導する事ができると思います。
逆に傍から何言われようが苦にしません。
それが、自信向上って事ですよねp(^-^)q
[2007/05/31 22:17:25]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

拙文に対するご感想を賜りましてホントうれしく存じます。
ありがとうございました(^^)


非常に微妙な問題だと思います。
指導者不足からやむにやまれず、低段位でありながら指導に携わらなければならない状況
の方もおられますし・・・。
トピ主さんのお気持ちもわかるとは言いつつも、(段位ではなく)ご自身の向上のための
研鑽も積んでいただきたい、と考えるわけなんです(^^;

「情熱と愛情」だけでは、なんともならない現状もありますしねぇ(^_^ メ)
[2007/05/31 07:54:59]

お名前: しーやん   
今月号のHide.さんのコーナ、読みました。

最初の出だしから「あちゃちゃちゃちゃ〜。」と言いたくなるような内容です。

本当にこういう方っていらっしゃるんですよね・・・。

トビ主さんの心中をお察しします。

さて、私が考えうるに、こと少年指導に関しては、「段位の上下」が必ずしも
世の少年剣士たちにとって良い指導者とは言い切れないというのが持論でして、
少年剣士にとって良い指導者というのは、
・何より自分達の上達や成長を一番に考えてくれる。
・子供の輪の中にしっかりと入ってきてくれる。
・上から目線で押し付ける物言いでない。
という点が上げられるかと思います。

かつて私が側で体験した悪い指導例は、「この指導は八段の○○先生の指導法だ!」と
子供に向かって言っている。子供にとってはそんなことは一切関係ありません。
百歩譲って、その八段の先生が子供たちを直接指導してくれるなら、それは素晴らしい
事ですが、「八段の○○先生の・・・」と言われても、その有難みなど誰も
分かりはしません。こんな指導法では当然我々大人にも何が言いたいか分かりません。

子供にとっては段位で指導者の優劣をつけることなどありません。
意外にその指導者の人となりをしっかり素直に見ています。
子供だからと言って侮ってはいけないのです。

子供は理屈よりも感情を優先します。
段位で優劣をつける事など、所詮セコい大人の処世術にしか過ぎず、会社での上下関係
を社会に引きずる馬鹿な大人の倫理と同じ事です。

という訳で、どう考えてもトビ主さんの意見が正しい。絶対的にそう思います。
そんな下らん連中の中傷に負けずしっかりと子供を指導していって欲しいものです。
[2007/05/30 23:47:43]

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