記事タイトル:剣道の精神 


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お名前: せきさん   
剣道といったって、たかが・・・部活でしょう。

剣道部で剣道できるのは、中学の3年間、高校3年間(と言っても実質は2年と
少々・・・)。無駄な事に、貴重な時間を費やしてしまったと・・・多くの剣友と同じ
く、大学進学したら当たり前のようにして剣道から去っていった自分の経験から言いま
すね。

”剣道の精神”なんてものは、理屈じゃなくて、自分自身の中に存在するものなんで
すよ。高校の頃、県の総体なんかで自分達が負けた試合等では、「相手が礼を欠いた」
とか、「全体の礼の時に見下した態度でガン付けられた」とか、「試合中に馬鹿にされ
た」等・・・いろんな理由で、控室で因縁の着け合い〜殴り合いの喧嘩が始まるのが
常でしたね。監督や顧問の先生なんていうのは、どちらかと言えば仲裁役や謝り役で
最後にケツを拭いてもらうのが当たり前だったんですよ。

試合に負けて、最後の礼の時にうなだれていたら・・・勝った学校の相手から、どんな
酷い言い掛かりを着けられて、他校の選手の前で屈辱を受けていたか?今はそんなのは
ないですか?それとも・・・控室は個室になったのでしょうか?
(先生なんて、まったく眼中になかったですがね。)

そんな私達でしたが、高校の新入学生ガイダンスが格技場で行われた年には、道場の上
がり場に父兄や新入生の下足が乱雑に脱ぎ捨てられて、その上をかき分けながら後から
入ってくる父兄や新入生の姿を見て、誰に言われる訳でもないのに・・・・自然に奴ら
の脱いだ履物をそろえる役を買って出たものでした。自分達が玄関の靴をそろえてやる
と、それまで平然と他人の靴の上を蹴散らして上がって来た父兄らが、私達に恐縮して
隅の方から、遠慮気味にして行儀よく、自分のはいて来た履物を揃えて入って行くよう
になり・・・・我が校の名誉は、新入生諸君ならびにその父兄によって、地域に風評さ
れる事となり、数日の後、この話をどこかの父兄から聞いた校長から、剣道部長が大変
よいと褒められた事等もありました。

上の話、2話とも実話ですよ。
どちらも”剣道の精神”にあふれた行動ではないでしょうか。
剣道の精神は、論語にも通じるものがあると思うのですが、自分自身の行動の中にこそ
湧き上がるもので、はげしく「自分は・・・こうあるべきだ」と感じた時には、周りを
従えてでも自分の主張によって行動を変えるべきものだと思います。

>剣道を教えている人間の中には、ちょっと礼儀作法をかじっただけで、いい気になっ
>ている奴がいる・・・・
”負けてうなだれる”友人に対して、君ら部員はなにをしてあげてたのですか?
同じ部員にそういう態度を取っている人が居た場合、普通なら同じ部において置けない
人間なんじゃないでしょうか。追い出しに掛かると思うのですが、そのままにして許せ
るのですか?しかも見苦しいからと注意してくれた先生が、いい気になっている人と
して、君の目には映るのですか?
[2005/02/27 01:31:06]

お名前: 名もない剣士   
剣道暦3年 どの

たった、3年で剣道の何がわかるというのだ!
10年やってから、解らないと言ってほしいな。

誰にも感情があり、誰にも 剣道のあるべき理想がある。
監督さんも、敗れた時の身の処し方(君の場合は態度)が
ご自分のあるべき理想からはずれていたため、感情的におこった
と思えます。(監督も負けは、悔しいのだよ)

悔しさと共に、監督の怒り、悔しさ、悲しさも理解してやろう
というのが剣道じゃないか、
[2005/02/24 04:58:10]

お名前: 風の剣士   
少し辛辣なことを言うようですが、剣道歴、約3年。さんの言っていることがちょっと
甘ったれてると思いますよ。要するに「負けてしまってつらいのをわかって欲しい」と
言うことですよね。格闘技するんでしょ?相手の前でそんな弱々しい姿を見せないで
下さい。歯を食いしばって家に帰って布団の中で人知れず泣いてくださいよ。
悔しい気持ちがわからないなんて誰も言ってないですよ。わかるけど歯を食いしばれと
言っただけだと思いますよ。剣士なんですから。
[2005/02/24 01:45:39]

お名前: 太陽丸   
教育する立場の方だからこそ、
その場面では「うなだれるな」とお教えになったと思います。
悔しさも、反省も、諸々の心の動きを表には現さず、
堂々として居ろと言う事ではないでしょうか。

>自分を高める為、とかいう前に、相手を倒す事が快感であるから始めたはずなのに、>その初心を忘れてしまっている人が、監督の中には多すぎる
このご意見には納得できません。
格闘技の中にあっても、ボクシングやその他ショーアップされたものはいざ知らず、
剣道においては「相手を打ちのめす快感を求めて始めた」
と言う方は殆ど居ないと思います。
またもしもそのような理由で始めた方が居たとしても、
その日々の稽古によって、「相手を打ちのめす快感を求めて始めた」
剣道が間違いであったと気付くはずです。
その結果、自分で体得した剣道精神を自分の教え子に伝えようとする事は
決して間違いではないと思います。

剣道歴 約3年さんの仰る事は、
「自分も若い時には、過ちを犯していたから、自分の教え子も過ちを犯していても
矯正しない」
と言っているのと一緒だと受け取れます。
[2005/02/21 13:13:04]

お名前: Hide.    URL
はじめまして、管理人のHide.というオヤヂです。

う〜ん、それは僕も監督さんの意見に賛成ですね。
もちろん負けて悔しくない人間なんていうのはおりません。悔しさも感じないようでは、
進歩向上もありえませんから(^^;

でも、剣道に限らず武道全般にいえることなんですが、勝っても負けても感情をあらわにし
ないというのが礼儀なんです。これは、そもそも武道の発祥まで思想がさかのぼります。
かつて剣道が剣術といわれていた当時、試合は真剣で行なわれておりましたから、負けると
いうことは「死」を意味しておりました。勝者は勝ったからといってお相手をないがしろに
することなく、ねんごろに葬って次の戦いへと赴いたのです。
そこには勝った喜びはありません。いつ、自分も敗れて屍になるかもしれないのです。
現代の剣道にも、その当時の思想が根強く残っていますので、スポーツのように勝ちの喜び
をあらわにせず、「敗者に対するいたわりの心」をもつことが大切と教えているのです。

敗者の側に立ちますと、打たれたということは、「自分の弱いところを教えていただいた」と
いうことになります。現代剣道ですから、怪我をしたり死にいたることはありません。負
けは恐れるに足りないことになりましたが、勝ち以上に勉強になることとして受け止める
必要があります。負けは悔しいですが、勝ち以上に勉強になります。
剣道の世界には「打って反省、打たれて感謝」という言葉があるくらいですから(^0^)

そんな謙虚な心をもって剣道に取り組めるようになるといいですね(^_-)~☆
[2005/02/21 08:05:08]

お名前: 剣道歴、約3年。   
剣道の精神が俺には理解できん。
負けてうなだれてる選手に監督が「失礼だからうなだれるな!」と、切れていた。
負けて悔しいのは人間なら当然。どうせ相手はこちらを気にもとめていないんだから、多少の事なら許してやったら良いものを・・・。
剣道を教えている人間の中には、ちょっと礼儀作法をかじっただけで、いい気になっている奴がいるから困る。(中には本当に良い人もいるが・・・。)
そもそも剣道に限らず、あらゆるスポーツや格闘技というものは、自分を高める為、とかいう前に、相手を倒す事が快感であるから始めたはずなのに、その初心を忘れてしまっている人が、監督の中には多すぎる。
負けて悔しいのは人間なら当然。生徒を教育する立場の人間ならば、そこをもっと認めて欲しい。
[2005/02/21 03:25:07]

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