記事タイトル:剣道の本 


書き込み欄へ  ヘルプ
いちに会はネチケット強化月 間です!(^^)

1.特定の個人団体に対する誹謗中傷はおやめくださ い。
2.個人情報の流出は厳禁です。
  (進路などプライバシーに関わることは書いてはいけません)
3.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
4.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていない意見は意見とは言えません)
5.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってお願いしますヽ (^.^)ノ


お名前: 小兵衛   
トオリスギタカオル様
返信ありがとうございます。私も同じく、感動しました。通勤電車の中で、思わず涙が
出てきて、本で顔を隠しました。特に、心を動かされたところは以下のとおりです。

先生が学生時代に、剣道部と陸上部の「二足のわらじ」を履き、箱根駅伝完走後、他の
陸上部員達は、箱根で慰労会を行うのに、ご自分はたった一人で誰もいない学生寮に帰
り、翌日早朝より始まる、寒稽古に出席するところ。ただ一人暖かく見守ってくださっ
た、佐藤卯吉先生の温情を思うと、寒稽古をサボれなかったという気持ちです。

私も、若い皆さんと稽古をする機会がありますが、言葉であれこれ言うよりも、身をも
って範を示したいと思います。
[2003/12/20 11:25:18]

お名前: 小兵衛   
蒼羅様

返信ありがとうございます。早速検索してみました。すると、出てきました!実に便利
ですね。
しかし、よくよく見てみますと、絶版とのこと。う〜ん残念!さすれば、自宅の大掃除
の時に、眠っているダンボール箱の中を探してみようと思います。意外と出てくるかも
知れません。あるいは、その他の「お宝」が発見できるかも。
あとは、神田の古本屋さんめぐりをして見つけようかなと思います。いずれにしても、
教えて下さって本当にありがとうございます。

お礼にかえて、もうひとつ本のご紹介です。
1.二刀流の習い方
  著者は「荒関富三郎(二刀斎)先生」です。荒関先生は、数年前にお亡くなりにな
  っています。現在は、そのお弟子さん方が、「武蔵会」でも活動され、会からも二
  刀に関する書物が発行されています。そちらの書物の方が有名でしょうか。
  私は、仕事で約20年前、足掛け4年諏訪市に在住しました。その際、「諏訪尚武
  館」にて先生にご指導を頂きました。当時、私も20代で若かったため、稽古の度
  に、懸かっていきました。先生は、当時50代だったでしょうか。年齢を感じさせ
  ない激しいお稽古でした。私も、「諸手突き」を何度も出したのですが、小刀で、
  しのがれ、面を頂戴しました。4年間で、私が打ち込めた本数は、片手で数えられ
  る程でした。しかし、そのお陰で、現在「対上段」「対二刀」は大好きです。
  先生は、弘前のお生まれで、東北人特有の粘り強さを持ち、「寡黙にして多くを語
  らず」細かな指導はなかったように思います。ご自身の身をもって、指導するとい
  う姿勢でした。合宿の際に、日ごろあまり語らなかった先生がおしゃったことばが
  記憶にあります。
  「私は、弘前に生まれ、弘前騎兵隊に入隊し、片手軍刀術を学びました。その後、
   出征し、中国東北部で航空兵を志願しましたが、視力がたりませんでしたので、
   飛行機には乗れませんでした。(中略)私は、軍隊で人生の酸いも甘いも経験し
   ました。」
  これ以上語らぬところが、先生の面目躍如といったところかもしれません。ついつ
  い、昔の思い出話となってしまいました。お許し下さい。
   
[2003/12/20 10:30:55]

お名前: 蒼羅   
いきなり入ってきてすいません。
自分は特に、剣道の愛読書はなかったので、このなかから参考にさせていただきます。
で、自分の本題ですが、小兵衛さん。「永子よ大きく振りかぶれ」についてみつけましたよ。
といっても名前が「永子、大きく振りかぶれ」だったので「違う本かなぁ〜?」と思いましたが、
現在、小兵衛さんの手にないのならこれくらいのミスくらいはするかな? と思い、思いきって書きこみました。
では、詳細を。
題:永子、大きく振りかぶれ
著者名:高森一栄子
出版社名:講談社 
発行年月:1990年11月  
ページ・サイズ:261P 20cm 
販売価格:1,359円 (税抜)
こんなもんでいかがでしょうか?
もっと詳しく知りたい場合は、このページ(↓)の左上の“検索”で「永子、大きく振りかぶれ 」とすると調べるとでてきますよ。
http://www.esbooks.co.jp/shelf/all/top
es!booksという大規模なネット書店です。
このスレの中で「読んでみたいなぁ〜」と思ったら、やはり左上の“検索”で題名を入力すると詳細が出てきて、注文をできますよ!
では、失礼しましたぁ〜!
[2003/12/19 23:05:00]

お名前: ひも   
いっぱいあるんですね。
またお勧めがあったら随時書き込んでくださればうれしいです。
[2003/12/19 21:46:19]

お名前: トオリスギタカオル   
>>小兵衛さん 我が剣道と人生を昨日読んだものです。失礼を承知で申し上げれば
 カッコいい爺さんだな〜と思いますよね。人の熱さに触れたとき人は感動するもの
 ですが涙が出た。氏の人生には一点の曇りも無かった事でしょう。
 手垢の着いた表現ではありますがサムライであったのだなと思います。
[2003/12/19 01:48:59]

お名前: 小兵衛   
初めて書き込ませて頂きます。私の剣道に関する愛読書です。

1.剣道年代別稽古法
  hideさんも書かれておりました。実に、これは名著だと思います。性別と年代を問
  わず、それぞれのケースにあった、修練の方法が具体的に記され、とても勉強にな
  ります。

2.永子よ大きく振りかぶれ
  実は、この本は今私の手元にありません。著者と出版元も不明です。主人公は、あ
  の「川添永子先生」です。永子先生の幼少時から、大人になるまでの剣道人生を、
  分かりやすく書かれておりました。剣道とは全く縁のなかった我が女房が、「剣道
  っていいね」と言ったのは、この本を読んだときです。特に、剣道未経験の方や、
  女性剣士にお勧めの一冊です。しかし、著者と出版社が分かりません。どなたか、
  お教えください。再度読みたい一冊です。

3.体育スポーツ哲学論・武道論
  これは、「阿部忍先生」の退官記念論文集です。平成2年発行です。当時、高田馬
  場で買い求めました。とても難しく、読破に何度も挫折しました。本棚の奥に眠っ
  ていたのですが、今年になって再度挑戦しています。その中の、私の好きな言葉で
  す。
  ・剣道とは美の追求である
  ・世阿弥のいう、「離見の見」とはかなり高度の芸の境地をさしている。つまり、
   踊りながら、もう一人の自分が観客となって自分の踊る姿を眺めているといった
   一人二役的な境地をいっているのである。
  ・「よし、おれから剣道をとっても、何か残るものがあるような人間になってみせ
   るぞ!」と心に誓った。翌日から、私は疲れた身体に鞭打って、かねがね関心を
   持っていた哲学の勉強を始めた。

4.我が剣道と人生
  今年お亡くなりになった、井上先生の著書です。歯に衣着せぬ率直なお言葉は、多
  少の反論もあろうかと思います。しかし、「今、自分が言わねば誰が言う」の男気
  が随所に現れ、なるほどと思います。その中の大好きな言葉です。
  ・「試合とは神様に対する懸かり稽古である。」
  
長々と大変失礼致しました。皆さんのご意見ご叱責をお願い致します。 

 
  
  
[2003/12/18 23:22:11]

お名前: しめさば   
『中山博道 有信館』  堂本 昭彦 (著)

古き良き、、かはわかりませんが、剣道が今のサッカーのように国民的
な人気を博していた時代の雰囲気がじんわりと伝わってくる小説です。
現代剣道の技術論や指導書ではないので、今すぐ稽古の役に立つという
ものではありませんが、司馬遼太郎の「竜馬が行く」を読んで剣道をや
りたくなってしまうような人が興奮すること請け合い。題名の通り、
中山博道先生の有信館が舞台となっており、そこに集い、剣道に命をか
けた今は亡き剣豪達の若かりし頃の熱い物語です。中山博道先生はもち
ろんのことですが、中島 五郎蔵、中倉 清、羽賀 準一、野間 恒、
森 寅雄など、中山先生より一世代あとの先生方が互いに鎬を削って
稽古に邁進するあたりが、どちらかといえば中心になります。
荒稽古で知られる今の一橋剣友会を創ったことになる羽賀 準一先生
に特に焦点を当てています。剣道はスポーツではないとの意見もわか
りますが、やっぱり剣道も、サッカー、野球、それがだめなら、せめて
ラグビー程度にまで人気のあるスポーツになって欲しいなあ、などと
おもってしまいました。警察剣道不要論がでているということをどこか
のトビでみましたが、この本を読むとやはり、プロの剣道家をサポート
できる程度の剣道人気の底上げが必要だ、、などと余計なことまで考え
てしまいます。

「剣道シーズンはじまったな、お前、第3戦 神奈川県立武道館のチケット
  買えた?」
「いやー、ピアでも売り切れでさ、一ヶ月後の第5戦 岐阜県立武道館しか
  とれなかったよ」
「遠いな、おい。ところで、第2戦おわって、神奈川の正代が54ポイントで
 トップだってよ」
「やっぱし毎日2000回の素振りがきいてんのかねえ」
「若いから、まだでかいスポンサーついてないのに、よく頑張ってるよなあ」
「来年の年俸交渉は、代理人使って交渉するべきだな」
「なにいってんだよ、ばか。ま、シーズン終わるのは半年後だからな、だれが
  優勝するかはわからんねえ。あ、そこのみかんとってえ・・」

なんていう会話がお茶の間を賑わすようになれば、
「お母さん、おれ必ずプロの剣道家になるよ!」
と目をキラキラさせてくれる野心家の子どもがたくさん現れることでしょう。
(希望的妄想ですから、まじめな反論はしないでください)

だいぶ脱線しましたが、『中山博道 有信館』 面白い本です。
[2003/12/16 15:20:03]

お名前: さいころ   
図書館で借りて いいなと思って買ったのが、「剣道の法則」です。
私なんかにはとてもお勉強になります。(^^)
本屋さんではあまり剣道関係の本を置いてないので、図書館で探してよかったものを注文して
取り寄せてもらっています。
[2003/12/14 17:39:35]

お名前: アオダイ   
 こんばんは。

 ?『百回稽古』 持田範士十段に小川忠太郎範士が百回にわたり稽古をお願いした全記録。一回一回の稽古の模様がつぶさに書かれていて、読めば読むほど、味わい深い本ですよ。
 ?『私の剣道修行 第一巻・第二巻』 今はほとんど故人となってしまいましたが、主に戦前に修行され、戦前・戦中・剣道禁止から復活という日本剣道の激動に時代を支え、ひっぱてこられた先生方の、「私の履歴書」的な本。剣道の専門家になるための修行の凄まじさをビシビシ読み取れます。
 ?『剣道一路』 これはちょっとマニアック!!昭和天覧試合で持田盛二範士の伝説の名勝負を行った「無敵の左上段」の異名をとった高野茂義先生が最晩年に自らの剣道人生を振り返った書、片意地張らない、その平易な文体からは、そのいかめしい風貌からは想像できない、先生のコミカルで魅力的な人柄を感じさせます。読み物としても全然おもしろい本です、お勧めですよ。
[2003/12/13 00:06:02]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

角 正武先生の「剣道年代別稽古法」は必見です。また、「小森園正雄剣道口述録  冷暖
自知」も隠れた名著だと思いますヽ(^.^)ノ
[2003/12/12 11:48:38]

お名前: 凪   
あ、 ガタガタさん の言っておられる 八段の修行 これも読みました。
あれも、勉強になるいい本ですね(^^) 今後ともよろしくm(__)m
[2003/12/12 00:36:51]

お名前: 凪   
お勧め?は やっぱり、愛読書の 小川忠太郎範士の「剣道講話」です。
三冊セットになっております。なかなかいいですね(^^)難しいこともありますけど。ぇ

守破離の思想 なんてのもありますし、葉隠れ。(武士道)の本も読んでます。
あとは〜ってキリがないなぁ(笑)

あくまでもご参考程度に(^_^;)好みなどもありますから。ぇ?
[2003/12/12 00:35:10]

お名前: けんどうこぞう   
本っていうかマンガなんですけど、六三四の剣が大好きです。
あのストーリーには引き込まれそうになります♪♪
[2003/12/11 21:46:42]

お名前: 稽古も苦手・読書も苦手   
「剣窓」です。
全日本剣道連盟が出しています。本家本元!まずはコレでしょう!

とエラそうに言ってみましたが、私、購読1年目。(^.^)
試合の評などには重みを感じます。

(ん!「剣窓」って「本」とは言わないのかな???ゴメンナサイ。)
[2003/12/11 15:29:28]

お名前: ガタガタ   
愛読書というほどではないですけど、「八段の修行」?だったかな?読んだことあります。
というのも図書館で見つけて読んだんで、題はあんまり気にしてなかったもので…。
剣道八段の方々の気構えや、練習の仕方なんかが載ってました。勉強になりました。
本屋で買おうと思ったんですが…。
お金がない(学生なので)ので買いたくても買えませんでした(トホホ””)
[2003/12/11 15:19:16]

お名前: ひも   
みなさんは剣道に関する本で愛読書はありますか?(おそらく剣道上達BOOK・剣道時代・剣道日本等は上位でしょうが、それ以外で)
お勧めを教えてください。
[2003/12/11 13:23:42]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る