記事タイトル:「基本は大事、でもそれだけでは子供は飽きる。」???? 


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お名前: Hide.   
to SYSTEM BEATERさん

おっしゃるとおり、やりはじめると基本ほど面白いものはありませんね(^^)
低い天井のところでやるなら、振りかぶらずに手の内の稽古だけでも出来ますよ。私
は風呂上がりなどに、洗面所の鏡の前で(上半身しか映りません)中段の構から小さ
く振りかぶっての面打ちをよく一人稽古してます。必ずしも「大きく振ること」だけ
が基本ではありませんから、工夫次第でさらに基本の世界は広がりますよヽ(^.^)ノ

それにしても、その先生の眼力はすごいですねぇ!(^^;
[2001/03/03 10:28:17]

お名前: SYSTEM BEATER   
基本って確かにエキサイティングですよね。ここのところ一人稽古する時間が多くて
素振りする事が多かったのですが、部屋の中に姿見が導入されたので部屋の中で短い木
刀で素振りしてたんです。で、鏡に映った素振りを見て確認していたのですが、やはり
狭いところでやるべきじゃないと、最近、先生に稽古をつけて頂いておもいました。
 へとへとになりながら、終わった後、アドバイスをいただきに行ったら「しゃくり打
ち」になっていることを開口一番に注意され、「この先生はすごいなー」と思いました。
 短い木刀でも、やはり低い天井に邪魔された素振りだったんですね。
 一人稽古も結局一人よがりにならないためには、自分のレベルでは、まだまだ手取り
足取りしていただく必要があるんだなと感じました。
[2001/03/02 23:28:16]

お名前: Hide.   
基本をつまらないもののしているのは、
 1.指導者が基本指導に精通していない
 2.指導者が基本を大切に考えていない
 3.指導者が基本を系統的に習ったことがない
という3つの理由が考えられますね。

基本に精通している指導者の場合、現在子供達が抱えている問題や、「こうすれ
ばもっと良くなる」といった問題点を浮き彫りにさせることが可能です。したがっ
て、10年一日のごとくくり返される「反復連取」などという形態にはなりませ
ん。くり返しの中にも、新しい工夫や子供達を飽きさせない指導形態を考案し実
践していけるものです。
この手の指導者は、常に「基本が大切」と言い続け、「基本の習熟こそ剣道上達
の近道」という考え方をもっていますから、稽古形態に対する創意工夫も
ありますから、基本で子供を飽きさせるということは考えられません(^^)

上記3つの理由に当てはまる指導者の場合、基本は極めて退屈でつまらないもの
になってしまうことは明白です。こういう指導者に限って「素振りなどの空間打
突なんかよりも、早く物を打たせることによって、手の内の感覚をマスターし間
合に明るくなる」と言います。「興味を持たせる」という理由も加わって、入門
したての竹刀の握り方もできていない子供にも実際の、面や小手や胴を打たせる
ことをします。結果、力任せでクセの強い、筋の悪い剣道を身につけてしまいま
す。
また、こうした指導者に限って、あちこちの大会にエントリーしまくって大会で
の成績を第一に考える節がありますね(笑) 「ほら、これだけの成績がとれるの
だから、俺の指導は間違っていなかったんだ」とでもおっしゃりたいのでしょう
か(^^;


切返し・打ち込み・かかり稽古というだけのお稽古の中にも、様々なバリエーショ
ンがあり、けっしてそれだけで飽きてしまうようなことはありません。むしろ、
勝敗を競わせる試合稽古や地稽古よりも低学年の子供達にとってはエキサイティ
ングな内容を数多く含んでいますヽ(^.^)ノ
指導者の力不足を「基本はつまらない」という論理に置き換えてほしくないと考
えます(^^)
[2001/02/27 09:19:19]

お名前: SYSTEM BEATER   
 なんだか近い話題がひとつ前にカキコされていましたね。
 申し訳ない気分です。またもうちょっと文章を簡潔にまとめる努力をしていきたいと
おもいます(笑)
[2001/02/25 23:24:24]

お名前: SYSTEM BEATER   
 たびたび非建設的な感のある話題で申し訳ありません。
 このサイトで数々の貴重な言をいただいている身として、なんとなく感じてきたことを
自分なりにまとめてみました。
 私は剣道とともに空手を小学校のころから始めました。今は剣道しかやっていません
が、当時は空手の方が熱中していました。中学に進み、空手部はなかったので剣道部に入
り・・と、そんな感じで剣道にとりつかれて現在に至るわけですが、当時自分が空手の方
に熱中していたのは、単なる私の嗜好や傾向だけの問題ではない気がするのです。
 空手は剣道でいう地稽古、つまり組手はまず三年間程度は出来ません。(自分の場合だ
けかも?)ですから小学生のころなどは、柔軟体操や筋トレやミット打ちばかりです。小
学校のころで組手がやらせてもらえたのは三日間くらいだったとおもいます。しかしその
三日間も何がなんだかわからず、やっとやらせてもらえた、というような気持ちはありま
せんでした。
 それより、ミット打ちでいい音がでるようになったとか、そういったものに熱中してい
たと記憶しています。
 剣道は三ヶ月くらいで「はちまき組」を卒業し、道場内での試合などをやったりしても
さっぱり意味がわかりませんでした。始めた頃は「面体当たりひき面」を連発していた気
がします(笑)
 私が通っていた道場はとにかく道場にサボらずきたら、九割はやるべきことは終わっている、
といったほのぼのしていたところだったので、あまり技術面でも精神面でも強く何かを言
われた覚えはありません。
 「基本は大事だけど、それだけでは子供は飽きる。」というのは本当なのでしょうか。
 すり足の練習、素振り、切り返し、打ちこみ、それらのなかに子供を熱中させる競争原
理がないとはおもえないのです。
 一般的な意味での盛んな道場であれば、きっと試合などでいろいろな楽しみを見つけて
いく事もおおいにあると思います。しかしあまり盛んではない道場である場合、2、3年く
らいは地稽古一切無しして、どれだけ子供たちがいやになるか、とおもいます。
 やり方さえ気をつければ、子供の心をつかむのは地稽古一切無し、でも可能なのではと
思います。私は地稽古の楽しさを感じれるようになったのは高校のころからではないでし
ょうか。それだけ熱中していなかったという事で、恥ずかしくもありますが・・
 地稽古の楽しさを感じれるようになるのは大変です。「今は何がなんだかわからんが、
とにかくこの先生についていこう。」と子供に思わせるのはもっと大変だと思います。そ
れが理想だとは思いますが・・
 きっと皆さんは小学校の頃から剣道大好き、という方も多いと思います。
 いろいろと皆さんの考えを聞けたら、と思います。

  
[2001/02/25 23:19:11]

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