10段さん、こんにちは。アオダイと言います。
確かに凄くシンプルな質問ですねー。私もまだ勉強中なので、あまり詳しくは
存じ上げませんが、持田盛二先生は史上5人しかいない「剣道十段範士」の一人です。
昭和49年(1974)までご存命で、亡くなる2・3年前まで稽古を各地でされていた
ようなので、5人の中でも特に有名かもしれません。
数年前にNHKで放送された「心で戦う120秒 剣道八段審査」(?)
で、生前の稽古風景が少ーし放送され、当時70代の持田先生が30代の選手を
おもちゃにしていたのが印象的でした。
私が習っている先生も、若いころ何度か稽古をお願いしたそうですが、切り返しと
ちょっと懸かり稽古をしただけで息が上がってしまって、どうしようもなかったそうです。
取りあえず、こんなもんでいかがでしょうか・・・。
もしもっと詳しく先生のことをお知りになりたいんでしたら
剣道時代誌と同じ出版社から出ている「百回稽古」という本を購入されることを
お薦めします。この本は、小川忠太郎先生とおっしゃる先生が、戦後持田先生と
100回にわたり稽古した全記録です。
だいぶ内容は難しいですが、私はたまに自分の剣道に迷ったりすると、本棚から
引っ張り出してきて、ボーっと読んでいます。すると、たまに「ハッ!」とする
ことが、あったり、なかったりします。
では。
[2003/02/21 15:28:48]