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お名前: Hide.
関東学生剣道連盟では3年ほど前から二刀での大会出場を求めております。これにと
もない、年2回の審判講習会で、二刀の有効打突に関するコンセンサスを得るべく研
修も行われております。この中で、「小太刀での打突もしっかりしたものであれば有
効と判断してよい」という方向性が示されております。
二刀流が大会の場から締め出されたのは、競技における有利さが特出してきたためで
す。戦前の大会などでは、上位入賞者のほとんどが二刀流であったということも多かっ
たと聞きます。戦後では、上段に対する胸突を有効打突とするといったルール「改悪」
とも似ていますね(^^;
剣道は本来自由度の高いものです。礼法・作法の部分を除いては「かくあらねばなら
ない」などというものは存在しないはずです。二刀であれ上段であれ、歴史的発祥を
考えたときに否定する根拠はどこにもありません。むろん、小太刀による打突にして
も然りです(^^)
[2000/10/25 10:15:19]
お名前: 勝手に白熊
私は、4年前より二刀をしております。構えは「逆二刀」(六三四の剣の乾
と同じ構え)です。逆二刀にしたのは、先生が逆二刀だったということと
大太刀を左手で持つので、一刀に戻っても違和感がありません。また、
足の構えが右足前・左足後であり、これも一刀と同じであるためスムーズ
に足さばきができました。
二刀で試合に出て思うのですが、二刀の打突を判断できる審判が少なすぎるため
なかなか旗が上がりません。試合後、ある審判の先生に訪ねてみると
「ただ当てているだけのように見える」との答えでした。私の技量不足
であるのは言うまでもありませんが、もっと審判の方々も勉強してほしいと
思います。
小太刀の打突は今のところ認められてはいませんが、日本剣道形小太刀の
1本目と2本目とあった打突であれば、認めてよいと思うのですが、
みなさんはどう思われますか?
[2000/10/24 18:54:33]
お名前: him
私が中学に入学して、最初に剣道を教えてくれた先生が「二刀流」でした。
その当時、お若いのに既に七段をお持ちだったと思います。
普段は(当然 私たちに教えてくれるのも)一刀でしたが、地稽古の時に興に乗って来ると
小太刀を持ち出して来て「さあ、どっからでも打っておいで」とされる訳です。
そんな関係で、私の一級上にも二刀流を伝授された先輩がおりますが、
この方 普段は全く剣道をしておりません。
年1回 防具の虫干しを兼ねて母校の夏合宿に参加されるのですが、そんな時
二刀を持ち出されると、若かりし頃のイメージもありましてどーも分が悪いです。
今、通っている道場にも二刀流の大学生がおりました(就職した関係で最近来ませんが)。
正二刀です。
最初は、どこを打ったらいいのか判らん!状態でした。
二刀を構えつづけるのも、結構腕力がいるものだなぁ〜と感じます。
左右の手を同じように使いこなすようなトレーニングも必要なのでしょうかね。
今の剣道は、中段に偏っていると感じます。上段や二刀をもっと評価する仕組みが必要じゃあ
ないでしょうか。
[2000/10/24 15:00:50]
お名前: Hide.
そうですね。
二刀と一刀は考え方やカラダの使い方がぜんぜん違うんですよ。二刀の場合は「よけ」
と「攻撃」が同時にできますが、一刀の場合は不可能ですね。また、前に抜けて打つ
胴は打てませんから、面応じ返し胴もさがりながら打つことになります。
二刀を学ぶためには、まず、しっかりと一刀での理合を身につけないと一刀を相手に
はできませんね(^^)
また、片手での打突は、諸手とまた大きく違いがあります。二刀は片手打突しかあり
ません。その片手の打突を学ぶのは上段がふさわしいでしょう。
ですから、まずはしっかり中段を勉強し、その後上段をとり、そこから二刀へと発展
していければいいと考えます。
全日本選手権覇者の戸田忠男先生は、全日本で優勝したときは上段でしたが、最近は
二刀の先生として有名ですし、『剣道芸術論』の著者、馬場欽司先生は、小柄ですが
大学時代は上段を修め、現在は中段も二刀も使われます(^^)
[2000/10/23 08:20:36]
お名前: トマトマン
URL
大学へ行ってから(行けるか分かりませんが)二刀を使おうとおもっているんですが、上段とどちらがいいでしょう?まあもう6年後ぐらいの話なので、心配する必要はないんですが・・・。
(中段でも良いかもしれませんが)
[2000/10/22 18:25:26]
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