記事タイトル:不老の剣とは・・・? 


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お名前: Hide.   
to タナピーさん

>今日、道場で、ある先生からいい言葉をいただきました。3月31日に、息子の小学校
>最後の大会があるのですが、この大会に全力を尽くすのは大切ですが、最終の目的にし
>ないでください。剣道で階段を登っているとしたら、試合は、あくまでも、階段の途中
>でしかありませんから・・・

いやぁ、素晴らしい先生ですね! そう、まだ、剣道の本の入り口にたっているわけで、
お子さん達には無限とも言える剣道の世界が待ち受けているんです。その懐は大きく、ど
れだけ学んでも学び尽くせるものではありませんが、かならずや人生を豊かにしてくれる
ものですからヽ(^.^)ノ


>やはり、修行を積んでいる方々(Hideさんや柳に風さんも・・)は、剣道の本質を
>心得ていると感服しました。

僭越ですが、ご子息よりも先輩という立場で書かせていただいただけで、私もご子息と同
じように、階段を登っている途中ですよ(^_-)〜☆
[2002/03/22 11:31:15]

お名前: タナピー   
to Hideさん、柳に風さん
素晴らしいアドバイスありがとうございました。おっしゃる通りですね。

>勝つために全力を尽くすのが「礼」ですが、「勝っても負けてもお相手に感謝」
>の気持ちが持つことが大切です。それが、修業を積んだ人の在り方だと思いますけどね。
ほんとうに、いい言葉です。心がけたいと思います。

>自分の剣道が技量・ハラなどの面でどこまで修行できているかを試合と言う場で試すと
>いうことです。こう考えると、試合も稽古も大した差はなくなります。
そうですね。試合は、特別なものではなく、稽古と一直線上のものなんですね。

今日、道場で、ある先生からいい言葉をいただきました。3月31日に、息子の小学校
最後の大会があるのですが、この大会に全力を尽くすのは大切ですが、最終の目的にし
ないでください。剣道で階段を登っているとしたら、試合は、あくまでも、階段の途中
でしかありませんから・・・
確かに、運良く2月に近隣の親善大会で優勝したあと、体調がすぐれなかったこともあり
ましたが、子供たちは気力が落ちてきたような感じがしていました。
 やはり、修行を積んでいる方々(Hideさんや柳に風さんも・・)は、剣道の本質を
心得ていると感服しました。ありがとうございます。
[2002/03/21 17:24:00]

お名前: Hide.   
to タナピーさん

>まだ、修行が足りないので、うちのチームが勝ったり、友達が勝ったときは、思わず
>「ヨッシャー!」なんて感情を口にしてしまうことがあります。(反省!)
>自分の子の時には、静かなことが多いですね。

まぁ、観客・応援者があまり淡々としているのも妙ですから、その程度は許される範囲か
な(笑) ただ、負けたお相手の応援団などがそばにいる場合もありますので、気をつけ
なきゃいけないと思いますよ(^^)


>剣道の修行を積んだ人は、試合の勝ち負けに一喜一憂しちゃーいけないのですかね?
>やはり、「平常心」がいいのでしょうか?

第三者によって判定されているわけですし、「勝ち負け」を基礎って試合をするわけです
から、「勝てばうれしい」「負ければ悔しい」は当然の感情です。ただ、それを表面に表
すかどうかっていうところが問題なんじゃないですか(^^)

柳に風さんもおっしゃってますが、勝つために全力を尽くすのが「礼」ですが、「勝って
も負けてもお相手に感謝」の気持ちが持つことが大切です。それが、修業を積んだ人の在
り方だと思いますけどねヽ(^.^)ノ
試合の勝ち負けは、単に有効打突を競っただけで、「試合では勝ったが勝負では負けてい
た」なんていうことも互いの中ではわかるもの。試合の勝敗なんて、剣道そのものの本質
にはなんら関係ないんですから(^^)
[2002/03/21 13:39:57]

お名前: 柳に風   
to タナピーさん
こんにちは。
>剣道の修行を積んだ人は、試合の勝ち負けに一喜一憂しちゃーいけないのですかね?
 私が子供の頃から教わってきたのは、試合は相手があってのことだから、自分が勝った
からと言って嬉しいのはわかるが、負けた相手の前で露骨に喜びを表現するのは、相手に
失礼である、という事でした。負けた相手の気持ちも考えなさい、とも。

 私個人の考えとしましては、現在では、試合は自分の位置を確認する作業と位置付けて
います。これは他人と比べて、ということではなく、自分の剣道が技量・ハラなどの面でどこ
まで修行できているかを試合と言う場で試すということです。こう考えると、試合も稽古も大
した差はなくなります。一本取ったから、その試合に勝ったからといって、ガッツポーズをしよ
うという気にはなりません。これは、稽古で一本当たったからといって、一々喜びを露にしな
いのと同じことです。逆に、負けた時も、自分の弱さ・弱みがわかった・を教えてもらったとい
うことで、次からの稽古の課題をもらったということですから、割合淡々としてます。
 試合に出るからには全力で勝ちにいきますから、負けて悔しいという気持ちもありますが、
自分が悪くて負けたのですから、その悪い所を直す稽古をすればいいのですね。ということ
で、次回は同じ負け方をしないように、稽古をしよう、と思って、悔しがっている暇があったら
稽古をする、課題をくれた相手には感謝をするという風に考えています。
[2002/03/20 22:45:16]

お名前: タナピー   
to Hideさんへ
>アハハ、剣道をおわかりになった今は、ガッツポーズはなさっていらっしゃいませんで
>しょうね?(^^;
まだ、修行が足りないので、うちのチームが勝ったり、友達が勝ったときは、思わず
「ヨッシャー!」なんて感情を口にしてしまうことがあります。(反省!)
自分の子の時には、静かなことが多いですね。
 でも、ビデオを撮っていることが多いので、大きな声ではありませんが・・・
剣道の修行を積んだ人は、試合の勝ち負けに一喜一憂しちゃーいけないのですかね?
やはり、「平常心」がいいのでしょうか?
[2002/03/20 21:12:42]

お名前: Hide.   
to 杉りんさん
>うちの息子は何があっても剣道の練習を休みません。熱があろうと花粉症だろうと。
>だから私も負けないように、会社の休み時間はもっぱら素振りしてます。笑
感心な息子さんですねぇ! 愚息に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい( -o-) フゥ
ちなみに、杉りんさん、会社で素振りなんかしてて、あやしまれません?(^_^ メ)


to タナピーさん
>私のほうが、とっても、緊張してましたね。運良く、相手から1本とった時は、思わず
>ガッツポーズでした。
アハハ、剣道をおわかりになった今は、ガッツポーズはなさっていらっしゃいませんで
しょうね?(^^;
[2002/03/18 15:02:55]

お名前: タナピー   
to 杉りんさん
 息子さん、初陣おめでとうございます。私の息子も、小3で初めての大会に出ました。
やはり、今でも、その時のことをよく覚えています。私のほうが、とっても、緊張して
ましたね。運良く、相手から1本とった時は、思わずガッツポーズでした。
 何があろうと、休まないとは、とても根性のある息子さんですね。今後、楽しみです。
お父さんが、それに触発されて、素振り頑張ってるなんて、とてもいい親子関係ですね。
また、お父さんの頑張って剣道に励んでいる姿が、息子さんの意欲にも、つながると思い
ます。
 息子さん、気合をいれて試合頑張るよう、よろしくお伝えください。
[2002/03/16 14:51:49]

お名前: 杉りん   
to  タナピーさん

そうっすね、お互い頑張りまっしょい!

うちの息子は何があっても剣道の練習を休みません。熱があろうと花粉症だろうと。
だから私も負けないように、会社の休み時間はもっぱら素振りしてます。笑

その息子がこの17日の日曜日に始めての試合に出ます。
息子に「この日曜日がおまえの初陣だな、負けるなよ」って言ったらば息子のやつ
発奮しちゃいまして、今日の練習では右手だけで面を打ってました。大笑

オヤジである私としては勝ち負けではなく、息子が相手にどのような勝負を挑むのか。
そのことに非常に興味があります。
それと試合後の親と先生による飲み会も楽しみですなあ。笑
[2002/03/15 21:37:33]

お名前: Hide.   
to タナピーさん

>最初、美容のために素振りでもと、始めたことがきっかけでしたが、次第に、どんどん
>深みにはまってしまっています。やればやるほど、わからないことがでて来るし、やっ
>ぱり、力が抜けずすぐに、息が切れてしまう私です。

アハハ、ホント頑張っておられますものねぇヽ(^.^)ノ
でも、我々とて同じですよ。「やればやるほど奥深い」って感じで、なかなか納得する一
本なんて打てないんですから( -o-) フゥ
でも、剣道は楽しいですよね! 楽しいっていう気持ちを持ち続けられるかぎり、どんど
ん上達していけるはずです。共に頑張りましょうねヽ(^0^)ノ
[2002/03/15 12:52:37]

お名前: タナピー   
to 杉りんさん
始めまして、私も杉りんさんと同じぐらいの年齢に子供の影響で始めて、2年弱になろうとしています。私も、杉りんさんと同感で、体が動く限り、ずーっと剣道を続けたいと思うし、できれ
ば、子供も長ーく続けていてほしいと思っています。
最初、美容のために素振りでもと、始めたことがきっかけでしたが、次第に、どんどん深みには
まってしまっています。やればやるほど、わからないことがでて来るし、やっぱり、力が抜けず
すぐに、息が切れてしまう私です。
ここで、書き込んでくれた方々の意見、とても勉強になりました。また、子供のスポーツ少年団
での稽古の他にも、機会があれば、いろんな人と剣を交えて、教えていただこうと思っていす。お互い、長ーく続けられるよう頑張りましょう! 
[2002/03/14 23:06:30]

お名前: Hide.   
to 杉りんさん

>なるほど勉強になりました。これらの心得は商売にも一脈通ずるものかも知れません。
>(違うかな?)

恐れ入ります。でもたしかに、商売に通じることではありますね(^^)
私の亡くなった師匠は、私が剣道の指導者にあるにあたって、「剣理精通」という言葉を
授けてくださいました。剣道の考え方は、すべてに通じる哲学なんだと思いますヽ(^.^)ノ


>今は無理ですが、十年後には剣先を通じて息子と“心のふれあい”ができれば
>素敵だなあと思います。試合後のビールもさぞや旨いでしょう。
>楽しみだな〜。

いやぁ、ホント楽しみですよね。私も早く息子と酒を酌み交わしたいですね。あ、もちろ
ん剣も交えたいですが(笑)


>※交剣知愛の件はこの談話室でのお題です。説明不足で失礼しました。

了解しました。なにせ、管理人でもどこに何があるやらわからないくらいとっ散らかって
まいりましたもので・・・(^_^ メ)
[2002/03/14 12:35:35]

お名前: 杉りん   
to Hideさん
 お忙しい中のお返事ありがとうございました。
>剣道は捨てどころを探す競技
>正しく打てば正しく返される。
>お稽古は「一期一会」誠心誠意立ち会う事こそ大切…

なるほど勉強になりました。これらの心得は商売にも一脈通ずるものかも知れません。
(違うかな?)
 今息子はメキメキと力をつけてけているようです。
息子の一生懸命な稽古を見てオヤヂである私めも“頑張らねば”と思うことしきりです。

今は無理ですが、十年後には剣先を通じて息子と“心のふれあい”ができれば
素敵だなあと思います。試合後のビールもさぞや旨いでしょう。
楽しみだな〜。

※交剣知愛の件はこの談話室でのお題です。説明不足で失礼しました。
[2002/03/14 09:41:58]

お名前: Hide.   
to 杉りんさん

>剣道の練習において、そういう風にかわしてばかりというのは失礼に当たるのでしょう
>か?

かわしてばかりというのは失礼にあたる場合があります。いい責めには打たれてやり、甘
い攻めには「かわす」「返す」「出鼻を打つ」などが大切です。
かわしているだけでは、お相手がその真意を理解できないことがありますので、やはり「打つ」ことも大切な要素になると思いますよ(^^)


>また“交剣知愛”でも話題になった“邪気”を発する練習とはどのようなものなので
>しょうか。

「交剣知愛」って成蹊大学のサイトですかね。あちらを拝見しておりませんのでどのよう
な話のつながりかわかりませんが、私が思う「邪気を発する稽古」とは「打たんかな」の
稽古です。
剣道は「正しく打っていけば正しく返される」という類いの競技でして、自分は打たれず
にお相手だけを打とうということはなかなかうまくいくものではありません。こうして考
えると剣道とは「捨てどころを探す競技」といえると思います(^^)
しかし、「邪気を発する稽古」をなさる方からは、こうしたいさぎの良い心が感じられま
せん。「打たれたくない」「打ってやる」という気持ちが前面に出てしまい、傲慢で身勝
手なお稽古です。剣先での心の触れ合いを感じることもできず、ただただ、自分の強さを
誇示するような稽古内容になっております。

お稽古は「一期一会」。お相手に対して誠心誠意立ちあうことこそ大切であって、終わっ
たあと、「ああ、もう一度この方とお稽古がしたい」というものであるべきなんですヽ(^.^)ノ


>大人であろうと子供であろうと失礼のない 正しい稽古の取り組み方というものを
>お教え頂ければ有り難く思います。

あ、これについては、上に書いちゃいましたからいいですよね(^_-)〜☆
[2002/03/13 13:49:40]

お名前: 杉りん   
Hideさん初めまして。愛媛の杉りんと申します。
私は超初心者ながら、俗に言う“ガチャガチャ剣道”が嫌いで子供と稽古するときは
足さばきの練習を兼ねてなるべくかわすようにしながら打たれてます。
剣道の練習において、そういう風にかわしてばかりというのは失礼に当たるのでしょうか?
また“交剣知愛”でも話題になった“邪気”を発する練習とはどのようなものなので
しょうか。
今、剣道が楽しくてしょうがありません。できれば末永く続けたいと思ってます。
大人であろうと子供であろうと失礼のない 正しい稽古の取り組み方というものを
お教え頂ければ有り難く思います。
[2002/03/09 19:42:43]

お名前: Hide.   
杉りんさん、はじめまして。管理人のHide.と申します(^^) 仕事の都合で、すーっかり出
遅れてしまいまして申し訳ありませんm(_ _)m


「不老の剣」といえば、トップページの「いちに会7つの提言」の中に入っている。我々
の会の重要なテーマではありませんかヽ(^.^)ノ かえすがえすも、遅れて参上いたしまし
たことを悔いております・・・。

ほとんどのことは、みなさんに言い尽くされてしまった観がありますが、私としてまず一
番に上げたいことは、「正しいバランスで立ち、正しい足さばきで動く」ということです(^^)
剣道は、「腕で竹刀を振りそれを使ってお相手を打つ」という競技ですから、どうしても
上半身の方にばかり目が行ってしまいますが、その上半身を支え、動かすのが下半身・・・
足の力ですね。床に正しく立ち、床を足が押し、そのエネルギーが剣先にまで有効に伝わ
るように振ることが、「ムリ・ムダのない剣道=不老の剣道」に通じる近道なんです。で
すから、まず、「立ち方」と「足さばき」に意識をおいてお稽古されるのが一番ですよ。

なにしろ、飽きるほど足さばきをやってください。足が柔軟に動くようになれば、腕なん
てそう難しいことではありません。「力みすぎ」の指摘も「足から打突」の意識が出来て
くれば、自然に力も抜けるものですから(^_-)〜☆
[2002/03/09 15:37:31]

お名前: 杉りん   
ダブらせてしまったようです。お恥ずかしい、ごめんなさい。
[2002/03/09 10:57:10]

お名前: 柳に風   
to ヒロさん、
 剣道Q&Aの「遠間からの攻め・打ち」の所で、ご質問の点、私なりに書かせて
いただいてますので、そちらをご覧ください。
 それでまたわからない所がありましたら、ご質問ください。
 頑張ってくださいね。
[2002/03/09 04:01:00]

お名前: 杉りん   
みなさんこんばんわ。
今日は“気合いの金曜日”しごいてくれる先生がいらっしゃる日で、
思う存分脱力させてくださいました。今少し頭が痛いです。笑

息子にみなさんのアドバイスを見せてやろうとココを開けると
さらに色々な意見がカキコされているのを見てビックリしました。
私と息子が見てると嫁さんと娘も集まり、家族で拝見いたしました。
嫁さん曰く「みんな剣道が好きな人は熱いねえ」ですと。

みなさんのご意見、とても参考になります。不器用ですから少しずつネチネチと会得
していこうと思います。 ビバ!剣道!!
[2002/03/08 21:49:03]

お名前: 杉りん   
みなさんこんばんわ。
今日は“気合いの金曜日”しごいてくれる先生がいらっしゃる日で、
思う存分脱力させてくださいました。今少し頭が痛いです。笑

息子にみなさんのアドバイスを見せてやろうとココを開けると
さらに色々な意見がカキコされているのを見てビックリしました。
私と息子が見てると嫁さんと娘も集まり、家族で拝見いたしました。
嫁さん曰く「みんな剣道が好きな人は熱いねえ」ですと。

みなさんのご意見、とても参考になります。不器用ですから少しずつネチネチと会得
していこうと思います。 ビバ!剣道!!
[2002/03/08 21:42:48]

お名前: ヒロ   
to 柳に風さん
なるほど。さすがですね。すばらしいアドバイス早速試してみます。有り難うございました。
to 大さん
私も運動能力にいささか自信をもっていました。水泳をやっていたので、心肺機能も人並み
よりはずっとと・・・・しかし、力任せに目くら竹刀を振り回していたところ、ハアハア、
ゼイゼイ、急に自分は、衰えたのかと落ち込んでいましたが、今思うと、脱力できていない
せいだったのです。良いご助言ありがとうございました。さっそく、やってみようと思います。
[2002/03/08 18:01:03]

お名前: MH   
みなさん,48才から初めて4年半になる遅剣のMHです.よろしくお願いします.

to 柳に風さん
> 脱力を覚えるには、himさんの言うように、もう勘弁してくれー、と言うほどの
>掛かり稽古を繰り返すこと、
 そういえば最近打ち込みは行っているけど,掛り稽古はしていないなァー.先生にお
願いしてもっと積極的にやらないとダメか・・・・

> 打ちが軽いと言われても、右手に力を入れず、左手で打つことを心がけてください。
>初めは左の力が弱くて当たり前ですから、軽くて当たり前。一年後にはちゃんと打てる
>ようになりますよ。
> 左手の小指、薬指を絶対に弛めないように意識してください。親指と人差し指には力を
>入れません。
> 右手も小指と薬指を軽く締めて、他の指は力を抜きます。当たった瞬間だけ、この
>二本の指を軽くしめます。打ったらすぐにまた元の状態に戻します。
> 打突時は、両方の肘の骨(出っ張った骨)が下を向くようにしてください。これで打突の
>反動を逃がせますし、脇も締まります
これは良いアドバイスを読ませて頂きました.すぐ試してみます.

 ところで一つアドバイスをお願いしたいのですが.
私は面を打つ際,少し遠間(先革が重なるくらい)からは何かしらの切っ掛け(例えば
左足を少し動かす・・・継ぎ足?,左ひざを少し緩めて反動を使うなど)がないとなか
なか打ちにいけません.振りかぶった状態からなら一足で左足を動かさないで打てるの
ですが・・・
どんな点に注意して稽古をしたら起こりの少ない面が打てるようになるのでしょうか.

to 杉りんさん,ヒロさん
お互いに不老の剣を目指してがんばりましょう!!
[2002/03/08 16:53:45]

お名前: 大   
to 杉りんさん、ヒロさん はじめまして 大と申します。
私も、みのるさんと同じく30歳過ぎてから子供と一緒にはじめた遅剣士で、25年ほどに
なります。皆さんのアドバイスされておられるとうりですが、私の経験から具体的な事柄を
2〜3申し上げます。一度お試しください。
その前に、右肘が痛むとのことですが、おっしゃる通り右手打ちでしかも手の内がお出来に
なっていないから打突の衝撃が諸に肘に加わっているものと思います。

さて、下半身もさることながら、特に上半身に力が入るのは振りかぶりを手だけ(右手主導)
で行っている事が多いと思います。
振りかぶりは、肩を回転させるイメージで、肩・肘・手(左手主導)・手首の順で行いますと
竹刀の重さをそれほど感じることなく出来ます。素振りは、左右面を多くする方が肩の力を抜
くことや、手の内を作る上で効果があると思います。
それから、竹刀の握り方はご承知の通り、左手の小指と薬指でしっかり握り、其の他は軽く握
る。これが一般的ですが、このしっかり握るという事が初心の頃は力が入る原因になっている
場合があります。
私の場合ですが、竹刀を握った状態は左右とも”中指で軽く支え持つ”ようにしました。
そうしますと、両腕の上筋・下筋とも力が抜け結果的に上半身の力が抜けるようになりま
た。一度試してみて下さい。

私も始めた頃はまだ若く体力も有り、多少運動神経も有ると自負してたもんですから、基本
稽古もそこそこに、防具を着け稽古しましたところ数分で息が上がり、500gの竹刀が
10kg程にも感じました。これはイカンという事でタバコをやめランニングを始めたものです。
本当は、体力の問題ではなく無駄な力が入り過ぎていた訳ですね!その上、精神面でハイに
なりますから益々力が入り息が上がります。
ようするに、いかに力を抜くか!これが、どなたも仰る剣道の難しさだと思います。
[2002/03/08 15:13:49]

お名前: みのる   
柳に風さん こんにちは

 >子供のうちからやっていても、知らないうちに身についたわけではなく、
 >いやと言うほど注意されて、ようやく身につくものですよ。

アハハ、これは失礼しました。私も子供を指導しておりますのでその辺は
分かっております。いやと言うほど注意して、身につけさせるようにしています(^^)
そう言うことを含めて少年時代から剣道をしている人は身体で憶えさせられて
本人が意識するしないに関わらず身についていると思うのです。

遅剣でもう一つ良いところは、癖がない形で上達できる点だと思います。
子供の頃からやってきた人は初心者の頃から試合に出るようになり
試合偏重の剣道が身についていたりします。すぐ防御姿勢をとるのも
その一つですね。
[2002/03/08 14:56:16]

お名前: 柳に風   
to ヒロさん
 右肘の痛みですか。
 ご自身でもおっしゃるように、最初の頃に比べれば力が抜けてきているのでしょう。
ただ、私の周りの多くの人がそうなのですが、振りかぶって下ろし始めるあたりまでは
力が抜けていても、打つことを意識する辺り、例えば面に当たる少し前や直前から
右手内になり、打った後まで力が抜けない人がいます。強く当てることを意識しすぎる
のでしょうね。
 そうすると、打った反動は、逃げ場を失って自分の打突の力が反作用として働き、
右腕を傷めることになると思います。右手打ちになっている場合、左手の力が抜けて
いることが多いですから、左腕には負担は掛からないと思いますが。
 更に、右手で強く打とうとした場合、どうしても右手をかぶせるように使い勝ちです。
すると、肘が横を向きますね。しかし、力は上から下に掛かっていて、打った後の反動は
下から上に向かいます。横を向いている肘は、この力を逃がせませんから曲がるはずの
ない方向に力が掛かって、肘を痛めます。

 先生から力が抜けてきていると言われているので、方向的には間違っていないと
思いますが、今度は強く打とうという意識をなくすことではないでしょうか。最初は左手
だけで打つと頼りなく感じますが、半年もすると、左手の力がつくと同時に感覚が
わかって来ると思います。
 打ちが軽いと言われても、右手に力を入れず、左手で打つことを心がけてください。
初めは左の力が弱くて当たり前ですから、軽くて当たり前。一年後にはちゃんと打てる
ようになりますよ。
 左手の小指、薬指を絶対に弛めないように意識してください。親指と人差し指には力を
入れません。
 右手も小指と薬指を軽く締めて、他の指は力を抜きます。当たった瞬間だけ、この
二本の指を軽くしめます。打ったらすぐにまた元の状態に戻します。
 打突時は、両方の肘の骨(出っ張った骨)が下を向くようにしてください。これで打突の
反動を逃がせますし、脇も締まります。

 お互い、体に無理の来ない、長く続けられる稽古をしましょう。
[2002/03/08 14:27:03]

お名前: ヒロ   
柳に風さん himさん こんにちわ
面をつけてからもうすぐ一年になる遅剣のものです。いろいろと戸惑う事も多く、どうしても
やってみたくて始めた剣道ですが、若い時と違って年を取ってから、始めるのは大変なのかと
思ったりすることもおおいです。でも、剣道を好きになったようなので、このホームページで
勉強させていただきながら頑張っています。
柳に風さんとhimさんのお話にとても感動しました。そして勇気づけられたおもいです。
そこで、教えていただきたいのですが、私も脱力を心がけて稽古しているのですが、初めの頃に
比べると力が抜けてきたと先生に言っていただいているのですが、私は、右手の肘のあたりが、
時々痛いのです。これは、右手に力が入りすぎているからでしょうか。週二回しか稽古がない
のであとは家で打ち込み台を打ったり素振りをしたりしています。ただ下手なやり方でそれら
を行うと肘を痛めたりするものなのでしょうか。教えて頂けませんでしょうか。
おねがいします。
[2002/03/08 13:33:10]

お名前: 柳に風   
to みのるさん
 子供のうちからやっていても、知らないうちに身についたわけではなく、
いやと言うほど注意されて、ようやく身につくものですよ。(私の場合ですが。)
 確かに大人には、指導する方も遠慮があったりして、厳しくしつこくは
言わないかもしれませんが、子供と違って、言われた事を覚えておくことは
できますから、みのるさんがやられているように、イメージトレーニングや、
素振りなどの一人稽古も、効果はありますね。

to 杉りんさん
 脱力を覚えるには、himさんの言うように、もう勘弁してくれー、と言うほどの
掛かり稽古を繰り返すこと、基本や技を覚えるにはイメージトレーニングや
一人稽古が良いですよ。
 頑張ってください。
[2002/03/08 13:11:59]

お名前: みのる   
杉りんさん こんにちは

私は杉りんさんより数年早くに剣道を始めた今はじじいのみのるです。
柳に風さんとhimさんがおっしゃることは全くそのとおりですね。

その他に私が経験上感じているのは、子供の頃から剣道をして来た人は
自然に知らないうちに、構え、足捌き、竹刀の振り方、手の内というものを
会得してきています。得てして大人には指導者もこと細かくうるさく指導、指摘しない
傾向にありますので、当たり前のことが分からないままで稽古している事が多々ありました。
竹刀の握り方などもその一つですが、上達するにしたがってその疑問点も形を変えて
出てきます。遅く剣道を始められた人(遅剣)の良いところは頭で考えながら稽古を
するところではないでしょうか。考えたこと、イメージしたことを実際のお稽古で
実践してみる、要するにいつも頭の中では稽古をすることが出来る点だと思います。
私がここ十年以上実践していることに「朝飯前に素振りをする」があります。
この簡単な素振りにしても満足のいく素振りには辿りついていません、しかしながら
今のわたしの剣道の基になっているとはっきりわかります。これお勧めです(^_^)
[2002/03/08 09:55:18]

お名前: エミコ   
TO.杉りんさん

うちに父も、40代後半から私達(私と姉)の影響で剣道を始めました。
やっぱり、力みすぎってのは感じましたね。気持ちの中では精一杯柔らかくやって
いたようですが・・・。
でも、三段に合格しましたよ。病気して辞めちゃいましたけど。

ある程度の年齢になってから新しい事を始められるって凄く羨ましいです。
頑張って下さい。応援しています!
[2002/03/07 23:24:14]

お名前: him   
to 杉りんさん

>ありがたいのは先生の中に仕事上の知人がいて、それはそれは懇切丁寧に指導してくれてます。
>himさんがおっしゃっていたような“酸欠状態”になるまで鍛えてくれます。笑

そりゃあ良かったですね。
きっとその先生が、杉りんさんの脱力加減を見極めて下さることでしょう。

>今後はその先生がいなくても常にそのような稽古を心がけます。

ただ、自分の判断でやってしまうと、何処かに自制心が働いてしまいますので(笑)、
やっぱりどなたか先生に「無理矢理強制的にやらされる」のが宜しいかと存じます。
一度ヘロヘロになるまで(「地獄を見た」と言いますが)やってみるだけで、たぶん
ずいぶんと変わって来るのではないか?と思います。

ただ、一旦「脱力の極意」を会得してしまえば、そんな無茶なお稽古はあまりお勧め致しません(笑)
社会人には、仕事があり、家庭があり、それぞれに負っている責任がありますから、ほどほどのお稽古で
宜しいのではないでしょうか。
身体を壊してしまっては何にもなりません。

自分では何処かでブレーキを掛け、時にはそのブレーキを外してくれながらもしっかりと状況を
把握していてくれる先生の存在は非常に心強いものです。
何せ剣道には「3年早く始めるより、3年掛けて良き師を探せ」という格言があるくらいですから。

正直言いますと、私の息子も今度中学に上がったら中断していた剣道を再開する予定です。
10年後にお互いの息子に「お前の竹刀には蝿が止まるゾ」と言ってやれるように、頑張りましょう。
そして、剣道を楽しみましょう(^o^)/
[2002/03/07 19:10:13]

お名前: 杉りん   
柳に風さんhimさん早速のアドバイスをありがとうございます。
右腕の脱力、まっすぐ振る、目眩するほどの稽古。心得ました。

言われるとおり“力みすぎ”とか“肩の力を抜いて”とか先生方に注意されてます。
ありがたいのは先生の中に仕事上の知人がいて、それはそれは懇切丁寧に指導してくれてます。himさんがおっしゃっていたような“酸欠状態”になるまで鍛えてくれます。笑

今後はその先生がいなくても常にそのような稽古を心がけます。息子には負けたくないですもんね。

有り難う存じました。
[2002/03/07 16:13:47]

お名前: him   
to 杉りんさん

私は、遅剣ではありませんが、断続的な中断を交えながら細々と剣道を続けているオヤジです。

まず、10年という年月を考えて見ますと、ご子息はこれからどんどん身体も大きくなり、力も付いて来ます。
20歳と言えば、そのパワーはまだピークを迎える直前という状態でしょう。
これに引き替え杉りんさんは、すでに体力は下降の一途を辿るばかり・・・10年後に体力では
到底ご子息に叶うものではありません。

しかし、ご安心を。剣道は精神性の部分に高い比重を置いております。
だから、熟年・老年が若者と対等以上に渡り合える武道である訳です。
ですから、先の心配は置いておいて、今何をすべきか?を考える必要があります。
ただ、これから述べることは、杉りんさんが「心臓が弱い」などということがなく、健康体であることが
前提条件にはなりますが・・・

柳に風さんがおっしゃるように、

>ですから、今一番やらなければならないことは、体を柔らかく使えるようにすることではない
>でしょうか?特に右手、右腕の脱力ですね。これは子供でも大人でも一緒なんですが、
>これを早く覚えた人は上達が速いです。力みを取って滑らかに動けることです。

これはある意味、大人になって剣道を始められた方にとって「極意」と言えるキーワードだと思います。
大人は、どうしても「打つ」とい行為が深層心理から抜けずに、力いっぱい竹刀を振ってしまいます。
だって、その方が早く強く打てる・・・と勘違いしてしまう。

恐らく、指導される先生からは絶えず「力を抜きなさい」とご注意があると思います。
しかし、これは頭では判っていても、なかなか身体が判ってくれない・・・
素振りの時は、いい感じに脱力出来ていても、いざ相手に向かって打ちに行くと、満身の力を込めて
打ってしまう・・・
私が通う道場で、大人になってから剣道を始められた方は、総じてこの傾向にあります。
では、どうすべきか?

答えは、打込み稽古と掛り稽古以外にはありません。
それも、目眩がするぐらい限界に到達して、初めて「脱力する」ということを身体が覚えてくれるのです。
「あ〜、息が切れたからちょっと一休み」の連続では、到底この感覚を会得することは出来ないでしょう。
息が切れて、筋肉の隅々に酸素が行き渡らなくなった状態の「力の抜けた打突」を会得することが必要です。

子供は、このような稽古を否応無くやらされます。腰が抜けて立てなくなるまで掛り稽古をやらされます。
傍目には「しごき」としか映らない辛い稽古です。
しかし、この辛い稽古によって「脱力する」ということを、頭ではなくいきなり身体で覚えて行くことに
なる訳です。

さて問題は大人です(笑)
実は、うちの道場で大人から剣道を始められた方は、防具を着けてこの「脱力」のための稽古に入った段階で
大抵は挫折されてしまいます。
「こんなに苦しいのか・・・」という驚きと同時に、年齢的にはそんなに違わない高段者にまるで人格を
無視されているような扱いで稽古を付けてもらうことへの屈辱感・・・たぶんこれの方が大きいのでは?
剣道を始めなければ、こんな思いにしなくて済んだ・・・というところでしょうか。
大人は、これを自分の意志をもって克服しなければならないのです。

中には、若い頃に他のスポーツをされていて、ごく短時間にこの「脱力」を会得される方もいらっしゃいますが、
まず一週間のお稽古の内、一度は四つん這いになってハァハァ言うようなお稽古が必要だと思います。
また、もしご子息とご一緒にお稽古されておられるのでしたら、そういう頑張っている自分の姿を
ご子息に見せておくということも必要かと思います。

この脱力を会得して、初めて自由に竹刀を操ることが可能となり、剣道の楽しさを体感する入口に立った
と言えるのではないかと思います。

ご子息とのお約束を実現するために、頑張って下さい!
[2002/03/07 13:38:53]

お名前: 柳に風   
to 杉りんさん
>始めた年が年だけに若者と同じ練習ではダメなのかなあ・・独特の剣風を身につけるには
>どんな修練が必要なんだろう・・。などと仕事もそこそこにそんなことだけ考えている今日
>この頃です。

 お子さんと一緒に剣道ができるのは良いですね。
 30過ぎから始めた男性の一般的な傾向としては、筋肉が固まってきてしまっているので、
力が入ってしまうという事です。子供や女性は柔らかく使えるところが、ぎこちなくなってしまう
のですね。
 ですから、今一番やらなければならないことは、体を柔らかく使えるようにすることではない
でしょうか?特に右手、右腕の脱力ですね。これは子供でも大人でも一緒なんですが、
これを早く覚えた人は上達が速いです。力みを取って滑らかに動けることです。
 あとは真っ直ぐ振れることですね。

 3年ぐらいは脱力して真っ直ぐ打てるように、基本の稽古を積むのが良いと思いますよ。
自分からどんどん打ちを出すようにすると、その間に、大きくも小さくも打てるようになるでしょう。

 三段を取った辺りから「攻め」という事を意識した稽古をすれば良いと思いますよ。
四段になるには、「攻め」が少しわかってきていることが必要になりますから。

 独特の剣風というのは考えない方が良いですよ。オーソドックスが一番です。基本に忠実に、
崩れない剣道を身につけるようにしてください。それでも個性は出てきますから。

 10年後が楽しみですね。
[2002/03/07 10:40:35]

お名前: 杉りん   
初めまして。去年から小学校3年の息子と一緒に剣道を習い始めた38才のオヤジです。
今から約十年後、(私が50才、息子が20才)息子が成人する年に親子で剣道の勝負をしようじゃねえか。試合後は一緒にビールを飲もうぜ。・・という約束をしております。

「恐らく体力勝負では問題にならないだろう。気迫の勝負だ。」ということで試しに6年生相手の稽古で、商売で鍛えた気合いをこめて挑んだところ女子にも男子にもコテンパンにやられちゃいました。小手が痛い痛い。笑

始めた年が年だけに若者と同じ練習ではダメなのかなあ・・独特の剣風を身につけるにはどんな修練が必要なんだろう・・。などと仕事もそこそこにそんなことだけ考えている今日この頃です。

友人に勧められたゴルフにはまったく魅力を感じない自分でしたが、剣道は面白い!
我ながらいいものを見つけたなあ・・と思います。
[2002/03/07 09:32:21]

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