記事タイトル:斜めの小手打ち 


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お名前: Hide.   
To ミッキーパパさん

>私の悪い癖で、遠くから打ってやろうと思い、無理をして遠間から技を狙うと、上体
>だけで打つ格好になって、前につんのめる感じになります。十分攻めを利かせて、腰
>から打つという打突を心がけていきたいと思います。

遠間から打てるというのは有利な要素の一つにはなりますが、上位者とのお稽古では
虚を突こうと思っても見透かされてしまうことのほうが多いですし、打突後体勢が崩れ
てしまうようでは、あたったとしても「立派な一本」といえるかどうか微妙です。
中高生なら極力「遠間から打ちなさい」と指導するところですが、大人でしたら、「しっ
かり攻めを利かせてから打ちなさい」だと思うんですが(^^)
[2002/05/17 10:10:13]

お名前: ミッキーパパ   
Hideさん

ご回答ありがとうございました。今、田伐さんのサイトで京都大会のファイルをみた
ところですが、やはり、上位者の先生方は、打った後の残心・体の姿勢ともに素晴ら
しいですね。是非見習っていきたいと思います。私の悪い癖で、遠くから打ってやろ
うと思い、無理をして遠間から技を狙うと、上体だけで打つ格好になって、前につん
のめる感じになります。十分攻めを利かせて、腰から打つという打突を心がけていき
たいと思います。
[2002/05/17 02:52:35]

お名前: Hide.   
To ミッキーパパさん

>二の太刀・三の太刀で、相手が防御一辺倒なときに
>は、どのような点に気をつけて打突を狙えばよいでしょうか? 

まず、打突後に体勢が崩れてしまっていては「二の太刀、三の太刀」は不可能ですね。
上位者の方が、二の太刀、三の太刀が的確なのは、まず、「一本打った後のバランスがい
い」ということがあげられると思います(^^)
それからご指摘のように「よく見えていること」です。

ひと太刀打ったが受けられた。で、お相手を見るとまだ受けっぱなしになっている。この
とき、「打ち始めたらあたるまで打とう」と考えており、打突後のバランスがよければ
次の太刀は自然に繰り出されるものだと思います。
やはり、お稽古あるのみでしょうか(^_-)~☆
[2002/05/16 12:03:53]

お名前: ミッキーパパ   
なるほど。勉強になりました。特に、Hideさんが最後に書いた「出鼻の餌食」とは、
私も思い当たる節がありまして、現役の時の試合で、攻めたつもり、相手の意表を
ついたつもり、で担いだところ、途端に出鼻小手をもらって、まさに「餌食」とな
ってしまったことを思い出します。

また、Hideさんコメントの前段部分、「面も右から左から打つことがある」のとこ
ろ、たたみかけて質問させてください。どうも、上手な方と稽古していると、自分
が必死に面をよけたつもりでも、次のタイミングで横面をもらうことがあるのです
が、考えてみると、これには双方サイドにそれなりの理由があるように思うのです。
第一は、上手な方が、初太刀の面をよけられても、そのままスムースに二の太刀・
三の太刀に移行できていること。第二に、私自身、よけきれたと思った段階で、自
分はそのままの防御の姿勢をとりながら、相手から目をそらせてしまっていること。
ひどいときには、目をつぶってしまうこともあります(いや、お恥ずかしい、まだ
ブランクから明けて数ヶ月なものですから)。まあ、この第二点については、稽古
をたくさん積んで、相手の動きをいつでも見極められるような目と姿勢を磨く、と
いうことで解決できそうですが、第一点について質問です。どうも、上手な方は、
二の太刀・三の太刀の段階で、振りかぶった瞬間に、あるいは振りかぶって一瞬間
を置いて、右面にいくか左面にいくか、あるいは小手にいくか、空いたところを瞬
時に判断できているみたいなのです。これが、わたしにはまだできません。私の場
合、極論すれば、振りかぶる直前に、打突部位を決めてしまっているようなところ
がありますから。このように、二の太刀・三の太刀で、相手が防御一辺倒なときに
は、どのような点に気をつけて打突を狙えばよいでしょうか? ちょっと変な質問
で回答しにくいかもしれませんが、どなたかご教示くだされば幸いです。
[2002/05/15 16:57:38]

お名前: Hide.   
そうですねぇ、ま、斜めからの担ぎ小手は「応用」の打ち方ですから、「面と同じようにまっすぐ」という「基本」からは外れておりますね。面だって、お相手がよけている場合、正
面は打てませんから、右面あるいは左面を「斜めから」打つことがありますでしょ。それ
と同じ通りです(^^)


>このような応用打ちを練習するのに、よい方法があるのであれば、是非ご教示ください。

応用技術は、基本技術の積み重ねの上に存在しております。担ぎ小手や担ぎ面といった
基礎的な打突をお稽古し「担いでからの竹刀操作」に熟達すれば、「担いで斜めからの小手
打ち」もできるようになりますねヽ(^.^)ノ


>このような打ち方をすると、竹刀をかついだ
>ときに自分の小手が空きますし、また、小手をうまく打ち落とされた時に、
>自分の正面もがら空きになりますので、かなりリスキーな打ち方だなと思
>うのですが、いかがでしょう。

担ぎ技っていうのはお相手の居を突いた技でして、お相手が「受けに回っている」場合な
どに効果を発揮します。したがって、出鼻を狙っているとか、返し技を打とうと虎視眈々
と待ち構えているところに打ちに行けば「餌食」になってしまいますね(笑)
技にはそれぞれ「狙いどころ」があるわけでして、それをはずして打った技はどんなに
すばらしい切れ味を持っていたとしても、お相手には決まらないと知る必要があるでし
ょう(^_-)~☆
[2002/05/15 12:08:22]

お名前: オキクルミ   
小手は真っ直ぐ打ちましょう。
おわりっ !!

って、これじゃ書き込みのうちに入らないですね。
このケースは、あくまで高段者の試合であって、
初心者、初〜三段位までは、基本通りの正面からの
小手打ちを身に付けた方がいいと思います。
斜めからの技は、横打ちの癖になりがちの様で、
切り返しで、左右面を斜め45度の角度でなく、
殆ど、真横から打ってる有段者も、結構いてます。
ですから、中段の構えを活かした形で、真っ直ぐな
小手打ちを心がければ、何も怖くないです。
[2002/05/15 12:01:35]

お名前: ミッキーパパ   
高段者の試合をスローモーションで見ていると、竹刀が斜めから出てきて
小手打ちが決まることがあります。もっと具体的にいえば、受ける方が、
手元を上げて剣線を右下に向けながら小手を防御するところを、攻める側
が、裏から「竹刀をかつぐ」ような格好で、相手の竹刀とほぼ平行に軌跡
を描いて、小手を打つというものです。もちろん、これでうまく当たれば
一本になるようです。例えば、以下の佐藤先生と小谷先生との演武におけ
るような打突です。

http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/5956/gif/354gif.htm

さて、私が昔に先生に剣道を習っていた限りでは、小手打ちの際は、面と
同様に正面から打て、と指導されたものです。上記のような打ち方は、応
用の打ち方と理解するのでよろしいのでしょうか。また、このような応用
打ちを練習するのに、よい方法があるのであれば、是非ご教示ください。

なお、個人的な感想ですが、このような打ち方をすると、竹刀をかついだ
ときに自分の小手が空きますし、また、小手をうまく打ち落とされた時に、
自分の正面もがら空きになりますので、かなりリスキーな打ち方だなと思
うのですが、いかがでしょう。
[2002/05/15 07:12:06]

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