記事タイトル:試合 


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お名前: Hide.   
to Hiroさん

>最近中学生を指導する機会がありまして、思ったのは、試合のためにあまりにも
>あてっこ剣道に成り下がったように思いました。

もちろん学校の部活動ですから、部の名誉、学校の名誉のため勝利を目指すことを
全否定は出来ません。しかし、その戦う心映えは正しいものを教えてあげたいです
ね(^^)

当てに走ったとしても限界がありますから、基礎をしっかり学ぶことによって攻
撃・防御の幅が広がること、剣道をもっと楽しめることを教えてあげてくださいヽ(^.^)ノ
[2001/06/08 10:02:54]

お名前: Hiro   
私も高校時代は試合漬けで、1年生から(新人戦)からレギュラーを3年間
務めました。まあ戦績はたいした事ないんですが、最初は子どものころは
基本が大事で試合の勝ち負けなんか考えずおおらかにやってきたんですが
いつのまにか、試合に勝つこと、レギュラーを目指す事にかわってしまい
どんどん剣道するのも苦痛になっていきました。高校時代はそれがあたりまえで
中学のころはレギュラーを目指さずただやっていた、身体を丈夫に、というとこから
してまして、そこで剣道の基本を学んできました。熱意はそのころはあんまり
なかったかなと思います。
 最近中学生を指導する機会がありまして、思ったのは、試合のためにあまりにも
あてっこ剣道に成り下がったように思いました。面なら面で、小手なら小手でただ
あてて残心もとらず、中途半端に技がなってるというとこです。そんな剣道では
通用しないと中学生達にアドバイス送り、試合に勝つだけのそんな目先にとらわれず
もっと基本から学び長く続けられるそんな剣道をやっていければと思いました。
[2001/06/08 06:50:07]

お名前: Hide.   
to ZRXさん

>しかし、人に教えると言うのは本当に難しいですね。自分自身も教える事で
>勉強になっているので、生徒と一緒に練習している感じです。

まさにおっしゃる通りです! 教えて初めて「あー、そういうことだったんだ」
とか、「そんなふうに動いてたんだ」なんて気付くことがたくさんあるじゃない
ですか(^^)

教えることって、「具体化」なんですよね。漠然とした感覚を自分の中で具体化
してやることによって「わかりやすい指導」になります。ですから、教えること
によって理解が深まるわけです。まさに、自分の勉強に他なりませんヽ(^.^)ノ


高校生の間合の近いのは、最近の傾向のようです。近間の方が下手を倒しやすい
ところから来ているのではないでしょうか(^^;
[2001/04/03 19:02:28]

お名前: ZRX   
たいへん参考になるご意見、ありがとうございました。
ストレートを基本にいくつかのフェイントも教えていきたいと思います。
しかし、人に教えると言うのは本当に難しいですね。自分自身も教える事で
勉強になっているので、生徒と一緒に練習している感じです。

ところで、先日行われた選抜大会の代表校や、関西の高校が集まる練習試合
が京都の学校でやっていたのですが(40校ぐらいきてたと思います。)
間合いの近い高校生がすごく目立ったような気がします。やはり、試合中心になる
と、どうしても近くなりがちなんでしょうか・・・・
個人的には遠間からの豪快な技が好きなもんで、つい気になる所です。
[2001/04/02 01:36:58]

お名前: Hide.   
to ずあんさん

ご賛同いただきましてうれしく思います(^^)

フェイントを知ることによって、剣道における「虚実の攻防」の基礎を知ることがで
きますよね。やはり、発達段階に応じてフェイントも必要なんですよヽ(^.^)ノ
[2001/04/01 13:18:15]

お名前: ずあん   
ずあんです。

私もhideさんの意見に賛成です。

フェイントも相手を動じさせる一つの手段とおもいます。
ただ、いずれそれでは上位者に通用しなくなることはおのずと理解をするでしょうから、そのときに立ち戻れる正しい剣道の稽古もしていればよいのだと思います。

一回戦に勝つことも大きな励みとなります。
やる気のある子供達にぜひ励みを与えてあげてください。
そうして剣道に興味を持ち続け、いつかフェイントごときでは通用しない相手にあたった時に、剣道の深さを知っていってもらえばいいなと思います。

私は、フェイントも技の一つと思っています。

そして、ついでに、相手のフェイントに動じないことが逆に大切なことも教えてあげてください。

部員が少なく苦労も多いかと思いますが、ぜひ教える側も教えられる側も楽しく、継続してください。
[2001/03/31 09:08:36]

お名前: Hide.   
to しんやさん

うーん、スゴイ逸話ですねぇ・・・。ちょっと動かれただけでビクビク反応して
しまう自分が情けないです( -o-) フゥ
[2001/03/30 08:45:26]

お名前: しんや   
一橋の友達から聞いたんですが、かの中倉先生はどれだけフェイントをしても(もちろん
しっかりと攻めてのフェイントでしょうが)まったく動じなかったそうです。
上段に構えたまま仁王立ち。恐いです・・・・なんてったって鬼の中倉清ですから。
その友達も大学に入って稽古をつけてもらうことなく、先生が亡くなられたため、この話も
彼の友達か先輩の話なんでしょうが、そういう話を聞くと、やっぱりすごかったんだなぁって
改めて思います。
[2001/03/30 04:18:01]

お名前: Hide.   
to ZRXさん

卒業生として高校生のご指導に携わっていらっしゃるとのこと、ご苦労様です。
多くの学校で、指導者不在で泣いている生徒がいる中、ZRXさんの後輩達は幸せ
ですね(^^)


さて、お尋ねの件ですが、私はフェイント技を教えるのはかまわないと思います
よ。むろん、レベルの問題もありますね。まっすぐしっかり打つストレートな技
ができないのにフェイントに走ってもなんら効果はありません。しかし、ZRXさ
んのカキコでは、その点は大丈夫そうですから(^^)

ZRXさんのお悩みもよくわかります。私も、若いころはフェイントを多用してお
りましたが、最近はまったくといっていいほどそういう技は打ちませんし・・・。
でも、それは年代が上がったことによってフェイントに変わる「攻め方」「崩し
方」を覚えたからだと思うんです。修業の過程には、フェイントのような技も必
要なのではないでしょうか。

まして、現代の高校生の剣道は直線的でスピードの頼ったものが多く、我々大人
のように「剣線での攻め合い」なんて悠長なことをしていてもなかなか通用しま
せん。ストレートに対するフェイントは、組みあわせ方によってはたいへん効果
的なことはZRXさんもご存じの通りです。

また、自分が知っていれば相手のフェイントへの対応もできようというもの。や
はり、教えてあげる必要があるのではないでしょうか(^^)


ただ、気をつけなければいけないのは、フェイント技に頼りすぎないこと。「威
力のあるストレートがあればこそフェイントが効く」のだということをしっかり
と認識させてあげたいですねヽ(^.^)ノ
[2001/03/29 09:11:23]

お名前: ZRX   
私は、現在出身高校で剣道部の指導の手伝いをしているものです。
自分の高校は、現在部員数が一年生六名、二年生が二名の八人で毎日頑張って
稽古しています。実力はお世辞にもあるとは言えないのですが、全員とても真
面目で、自分の言う事も一生懸命聞いてくれますし、顧問の先生もとても熱心
に稽古をつけてくれます。
しかし、やはり試合になるとなかなか結果がでません。生徒達の試合に負けた
後の悔しそうな顔をみているとなんとかしてやりたい気持ちでいっぱいになり
ます。

剣道は試合がすべてではない、と私自身も思っていますが、自分の学生時代を
思い出すとやはりひとつでも多く勝ちたいという気持ちもよくわかります。
そこで、試合に勝つためのフェイント技を教えようかどうか迷っています。私
は現在27歳で、大学の時もレギュラーで試合にでており、当時はいくつかの
フェイント技もつかっていました。しかし、大学卒業後は沢山の先生方や、年
齢の違う方と稽古しているうちにそういう技をつかう自分がみっともないよう
気がして、いっさいつかう事をやめました。ですから、そういう技は教えたく
ないというのが本音ですが、自分がそれによって試合に勝てたこともあるのも
事実です。

現在、うちの高校生達は冬場の掛かり稽古と打ち込みでだいぶ地力がついてき
てると思います。ここでフェイント技を少しでも覚えれば一回戦ぐらいはかて
るようになるかもしれません。
フェイント技を教える方がいいのでしょうか、それとも目先の勝負にこだわら
ず今のまま行くべきなのか皆さんのご意見をお聞かせいただけたらと思います。
[2001/03/29 01:21:59]

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