記事タイトル:全日本の連覇度 |
管理人のHide.です。ご意見ありがとうございます(^^) そうですねぇ、剣道ってものすごくメンタルな競技ですし、全日本選手権に出場されるよ うな方って、実力が拮抗しているためっていうのもあるんじゃないでしょうか(^^) それに、前の年に選手権をとられた方は、1年間、「選手権者」ということで、あちこちで 注目されますよね。自身の剣道を「さらにふさわしいものにしよう」という気持から、剣道 を変える方も少なくないのでは???(安藤選手が翌年、柄を短くして出場したように) そういったことも、影響を与えていると思います。 それにしても、宮崎正裕選手はすごいですね。 一番最初の年は、彼の剣風にはものすごく批判も多かったのですが、年々修正してこられ、 今では彼を「変剣」なんて呼ぶ人は一人たりともおりませんでしょ。ものすごいご努力が あったものと拝察し、心より敬服する次第です(^0^)[2005/05/06 12:19:42]
私が剣道に対して抱いている疑問でどうしても納得できないものがあります。 それは連覇度です。あらゆるスポーツなどで秀でた選手や天才にはつきまと って輝かしい連覇があります。しかし剣道では連覇があまりにも少ないとい うことが特徴です。全日本に関して言えば宮崎正裕氏が連覇を成し遂げまし たがそれ以外に連覇をした人がおりません。冷静になって考えてみればこの 半世紀の間に連覇をした人間がたったの一人しかいないということは他のス ポーツに比べてみると異常(?)な数字ではないでしょうか。そこで素人考え ではありますがいくつかその原因をこの場で述べてみたいと思います。 1、審判の誤審 基本的に剣道は格闘技的側面を持っている。ボクシング、K-1、アルティメット 等他の格闘技は例え一瞬のパンチのすれ違いであれ遅かった方はマットに沈むのであ るから勝敗は明解だ。しかし剣道はそれを第三者が行うわけだ。微妙な相面 等を本当に判断できているのだろうか。いかに審判が優れた剣士であるとはいえ あのコンマ何秒の打突を見切れるのだろうか。そう考えると過去にも微妙な判断で 誤審が無かったとは言い切れない。けれども剣道はそんなに誤審だらけだったのか というとそうは言えない。自身も全日本を観戦したがどの選手もしかるべき一本をを決めていていると思っているしそれは私の実力でみても誤審とは思えないものが ほとんどだと思っている。ましてやそれが連覇を阻む障害だとしたら今頃剣道界の 大問題になっているはずだ。 2、人間の勘の限界 変な説で批判を受けることは覚悟しているが人間が修行を積んで極められる 勘はどの人間にも大体は(あくまで大体)同じようなものでそれがなんらか の原因でそれが崩れるのではないだろうか。例えば疲労や精神消耗で 防御のタイミングに関する勘が鈍り相手に打たれてしまうの ではなかろうか。打つほうにしたって勘が求められる。むやみに突っ込めば 相手に抑えられることは明白であるし、打突の好機をつかむ一瞬の勘が 求められる。かなり話はそれるがマイクロ表情なるものがあるらしい。人間が 嘘をつく瞬間、数十分の1秒にある負い目にも似た表情を出すらしい。嘘 を見抜ける人間はそれを潜在意識の中でなんとなく勘ずくらしい。それと同様 に打突の好機もその数十分の1秒のシグナルを勘ずけるか否かではないだろうか 。そしてその人間の勘の限界が大体(何度も言うが大体)同じだからこそ 連覇が成し遂げにくいのではないだろうか。 3、全日本が連覇しにくいという無意識のプレッシャー これはなんの根拠も無い(前の二つの説もそうだが)が全日本の連覇度は数字だ けでみれば恐ろしく低い。それがかえって前大会優勝者には無意識のプレッシャーが かかりやすいのではなかろうか。しかしそれだったら第一回大会から第十回大会 までだったらまだ全日本の歴史も浅いしそんなプレッシャーも今に比べれば少なかった ようにも考えられる。 以上の3つが連覇を阻む要因だと思います。浅い考えではありますが、皆さんは いかがでしょうか。この3つ以外のなにかありましたらお聞かせください。 またこの3つ考えの中で何か違うのではないだろうかというのもお待ちしております。[2005/05/06 00:44:45]