検索をかけても、特に無いようですので(剣道をやっていて痔になる人が少ないの
か?)、痔を手術した体験談を書きます。
なお、時期などは、自分が特定されてしまいますので、仮定です。(;^_^A
内容から「あっ、あいつか!!」と思われないようご注意ください。
痔の手術の内容や入院中の治療などは、ググればいくらでもありますので、そちらを
参照してください。
今回、書き込みしようと思った理由は、どう検索しても、「痔の手術をした後、剣道
は、いつからできるのか?痛みはどうか?」が書かれたものが出てこなかったためで
す。
注意事項ですが、一応、これは私の場合の例であって、お医者様の方針や腕前、ご本人
様の痔の症状によっては、以下のものよりも軽い場合もありますし、重い場合もあるこ
とをご承知ください。
前置きが長くなり、申し訳ありません(m_m)
私の場合、20年来のものの内痔核(いわゆるイボ痔)でした。最初は、ひょこっと顔
をののぞかせるだけだったものが、年を追うごとにひどくなり、手術前は、最初の礼で
出て、最初の立ち会いで、気合いの発声をするとボコッと出て、時には、袴が血だらけ
になることもありました。
いくらなんでも、「これでは、稽古にならん!!」と思い、これからのことを思って手
術を受けることにしました。
診断での会話です。
先生:「これは、手術しなくちゃ治りませんね。」(キッパリ)
私:「私、手術は嫌いなんです。」
先生:あっさりと「手術が好きな人はいません。」
私:「どれくらい入院することになるのでしょうか?」
先生:「10日くらいですよ。」
私:「いつから剣道できますか?ついでに、いつからお酒が飲めますか?」(^^ゞ
先生:「次の月(約20日後)から剣道はできますよ。お酒もそのころからいいでしょ
う。」
ということで、入院・手術となりました。
経過は、
入院:○月12日、手術:○月13日、退院:○月23日(同日祝杯、以後、毎日晩
酌)、自宅療養:○月28日まで、剣道開始:次の月1日
でした。
余談ですが、手術が終わった手術台で、先生が、「結構、立派な(痔)ものをお持ちで
したね。」と、こちらの意向も聞かずに、切除したブツを見せてくれました。
私、心の中で、「ゲッ!!、当分、ホルモン食えねー」。
痔の手術後は、当分、排便(大きい方)に気を遣います。これが、次の月15日くらい
まで、少し痛みました。私は、便秘症ではないため、比較的スムースでした。
剣道への影響
1 次の月を経過しても、足を開いた時(たとえば踏み込み)肛門の奥の痛みが残って
いますが、剣道をしているときは、アドレナリンが出ているようで、面をかぶってい
る間は、痛みを感じません。しかし、知らず知らずに打突に影響が出ているかもしれ
ません。
2 40歳を超えている方の場合、20日以上も寝たきり生活になりますので、ご自分
が思っている以上に、体が衰えています。
以前の感覚で打ち込むと、届かない場合もあります。
再開時は、十分な準備運動も必要ですが、体力の衰えを念頭において稽古された方
が良いと思います。無理をしないことが大切です。
上記のようなこともありますが、今は、痔を気にすることもなく、本当に快適な生活を
送っています。
お悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、「お腹を切る盲腸よりも簡単な
手術だ。要は、おできみたいなものを切るだけだから。」と覚悟しました。
私の術式は、いわゆる根治治療で再発の可能性が最も少ないものです。再発の可能性が
若干上がりますが、もっと、簡易な(当日手術・退院)術式もあるようなのです。
[2008/02/02 23:44:57]