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お名前: Hide.
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To ほったてさん
>意味を教えるのは結構なことですが、他人が見て判断できるは形の部分でしかないと思
>います。
それは見方が甘いですよ。
心がこもっている礼法とそうでないものはすぐにわかります(^^)
>所作礼法や道着の着方が剣道における重要な部分なら、それを守らせるための規則を作
>って縛ることが大切だと思います。
中高生の校則ではないんですから、規則がなければきちんとできないのでは困りますね(苦笑)
現場の指導者が、心映え正しく指導していればそんな事態は起こり得ません。
To カケルさん
>Hideさんの『文化』は“伝統芸能”のような捉え方(意味?)なのだと思います。
>歌舞伎役者が左利きだからといって逆の手で見栄を切る訳にはいかないですものね。
うーん、私の言う「文化」が「伝統芸能」というニュアンスかどうかの定義付けはできま
せんが、カケルさんのたとえは納得のできるものであります。
これもたとえの一例でふさわしいかどうか自信がありませんが、男女雇用機会均等法が生
まれ、男女間の社会的差別がなくなった(?)とはいえ、歌舞伎は男性の行なう芸能です
し、相撲の土俵には女性はあがってほしくない。
そこまで何百年も培われたきた文化性の破壊になると考えるからです(^^)
座礼につきまして「両手同時」と幼少年指導要領に指導見解が出ましたが、私はこれも文
化破壊だと思っています。「左座右起」にはそういう作法が生まれた文化と歴史の意味が
存在するのです。それを無視する全剣連のやり方には断固反対です(`´)
残念なことですが、子どもたちにはその意味をしっかりと教え、そのうえで「今はこうな
っているからそのようにしなさい」というしかありませんが…。
>元々『剣道』という伝統技能が日本にあり、その修練に体術を競い合う面もあるので、
>スポーツとしても扱われながら普及されている、のが現在の剣道の在り方である。
戦後GHQにより、大日本武徳会が解体され「武堂としての剣道」は姿を消しました。先達
の血のにじむような労苦のおかげで、剣道は「スポーツ」という位置づけでGHQからお墨
付きを頂き復活吸いました。でも、それは「復活のための詭弁」でして、剣道をスポーツ
化するための文化政策や転換ではなかったのです。
それは、私の師匠が復活の立役者でしたのでよくわかっております。
昭和30年代から40年代、学校体育を中心に爆発的に剣道が普及するわけですが、残念なが
ら武道としての側面がないがしろにされてきました。それゆえ、剣道を伝統文化としてと
らえる風潮が薄まってしまったことは残念でなりませんm(_ _)m
>利き手が自由な武道もありますが、それはその武道がそういう伝統技能だからであって、
>剣道においては、禁止まではしないものの、基本的に右前で構える伝統技能なのである。
>・・・という理解で合ってますでしょうか?
ハイ、それで結構です(^^)
[2008/03/11 08:14:25]
お名前: カケル
ようやく理解しました。^^
Hideさんは『文化』の概念自体を非常に広く扱ってらっしゃっるのですね。
「体育会系・文化会系」みたいな狭義な意味ではなく。
これでは???の例えも意味をなしませんでした。
…って言うか失礼な質問(例え)をしてしまった気がします。すみません。
# ???についてはHideさんの仰るとおりだと私も考えます。
# ?は、「包丁は野菜も切れるが人も斬れる。要は何れの目的を
# 持ってその刃を研ぐかである」ということなのでしょう。
# 故に?のように精神修養が肝心になるのだと思います。
Hideさんの『文化』は“伝統芸能”のような捉え方(意味?)なのだと思います。
歌舞伎役者が左利きだからといって逆の手で見栄を切る訳にはいかないですものね。
(舞台からして左右逆に造り直さないと^^)
剣道は左利き構えを試合で禁止している訳ではない分、むしろ懐が広いのかもしれません。
# 人に見せる為ではなく、自分が楽しむ為(納得する為)にするのですから、
# 実際には芸能ではなくて技能ですけど、ここは例えを解り易くするために
# “伝統芸能”と言いました。
# なお芸能に例えることが、剣道を貶めることになるとは全く思いませんし、
# また全くそのような意図もありません。(念の為)
元々『剣道』という伝統技能が日本にあり、その修練に体術を競い合う面もあるので、
スポーツとしても扱われながら普及されている、のが現在の剣道の在り方である。
と仰るのでしたら、・・・武道全般そういうものかもしれませんね。
利き手が自由な武道もありますが、それはその武道がそういう伝統技能だからであって、
剣道においては、禁止まではしないものの、基本的に右前で構える伝統技能なのである。
・・・という理解で合ってますでしょうか?
[2008/03/10 23:16:38]
お名前: ほったて
>ま、一般論としてはそうかもしれませんね(^^)
一般論として聞いていただければ結構です。
>スポーツ的側面は、剣道という大きな山のごく一部分にしかすぎませんよ(^^)
そうですか、私はまだ精進が足りていないようです。
>所作や礼法には、それが成立した文化性(意味)があるんです。
形のみをなぞるのでは「心がこもっていない」ってことですね。
たとえ小学生にも、それをしっかり教えることが大切と考え実践しております(^_-)〜☆
意味を教えるのは結構なことですが、他人が見て判断できるは形の部分でしかないと思います。
>この文の意味が理解できません。
解説をお願いしますm(_ _)m
所作礼法や道着の着方が剣道における重要な部分なら、それを守らせるための規則を作って縛ることが大切だと思います。
>彼は右足前で難なくこなしてますが(^^;
そうですか、ご意見ありがとうございました。
[2008/03/10 22:54:19]
お名前: Hide.
URL
To カケルさん
>剣道は文化としてだけ存在している訳ではないと思うのですが。
ここは平行線なのかな?
剣道は文化以外の何物でもありません。
日本の歴史の中から生まれ育まれてきたものです。その歴史性を無視することは、命のや
りとりの中からこの道を作りあげてきてくださった先達を冒涜する行為ですよ(>_<)
>例)?伝統(なのだから安易に変えずに後世に伝えるべきもの)ということでしょうか?
時代に沿った変更はOKです。
ただ、考え方の根底を崩すことはいけないと考えます。
> ?精神修養であり、体術だけ或いは勝ち負けだけではない、ということでしょうか?
これはその通りですね。
全剣連も「人間形成の道」と位置付けています。レベルの差があるにせよ、そう学ぶこと
が求められているわけです(^^)
> ?殺傷技術の向上でもある、ということを否定しているのでしょうか?
もちろん、今の世の中で他人を殺傷するテクニックとして剣道を学ぶべきではありません
ね(^^)
と、こういうお答えでは納得してはいただけないのかな?(^^;
To ほったてさん
>ただ表をとった側は打てるチャンスが多くなっただけでなく打たれるリスクも少なくな
>り、また裏にとった側は打たれるリスクが増えただけではなく打つチャンスも減ってし
>まうということです。
ま、一般論としてはそうかもしれませんね(^^)
>そうですか、でも剣道にスポーツ的要素があることは否定できないと思います。
>私は剣道は文化性とスポーツ性が両立したものと思います。
スポーツ的側面は、剣道という大きな山のごく一部分にしかすぎませんよ(^^)
>私は所作礼法は形通りにしていれば問題ないものと思います。
それは違います。
所作や礼法には、それが成立した文化性(意味)があるんです。
形のみをなぞるのでは「心がこもっていない」ってことですね。
たとえ小学生にも、それをしっかり教えることが大切と考え実践しております(^_-)〜☆
>もしそれらを問題にしなければいけないなら、それは決まりと決まりでない部分の境界
>線があいまいすぎるということでしょう。
この文の意味が理解できません。
解説をお願いしますm(_ _)m
>しかしこの場合足の構えはどうなるのでしょう?
>右足前なら左利きの人にはかえってやりにくくならないですか?
彼は右足前で難なくこなしてますが(^^;
[2008/03/09 18:57:42]
お名前: ほったて
カケルさん初めまして、よろしくお願いします。
>私の考えでは、「競技性(ゲーム性?)」に重きを置くならば、「フェアであること」
が“絶対!”であると思います。
右前と左前が中段で競うのはそれ自体がアンフェアというより剣道で重要な攻め合いが成立しにくくなるのが問題だと思います。
下にも書きましたが、右前と左前が中段で構えると表と裏が逆なのでお互いが同じ方向から攻め合うことが出来ません。
またそれは構えの時点で有利不利が決まってしまうことなので、お互いが有利な表を取り合えば落ち着いた攻め合いはできなくなります。
また不利な裏からでも相手の技に対応すれば勝てますが、同じ力量同士では有利な方が不利な方に勝つのが当たり前だと思います。
>どう転んでもフェアにはなり難いのです。
実際そうかもしれません、でも剣道には中段の他に上段の構えもあります。
上段から左片手で打ち込めることは右前に竹刀を持つことを強要される左利きにとってそれは特権だと思います。
上段を攻め手とだけ捉えて中段を強要するより、私は「左利きは上段に構えろ」というくらいの感覚がちょうど良いと思います。
[2008/03/09 16:23:22]
お名前: ほったて
>たとえば、お相手に中心を明け渡して面と突きをさらしてしまったとしても、それは「=隙」ではないのはおわかりでしょ? 「中心をとった」とばかり、上位相手に調子に乗って打ちに行けば、ものの見事に返り討ちにあいますからね(^^;
はい、おっしゃっていることは分かります。
ただ表をとった側は打てるチャンスが多くなっただけでなく打たれるリスクも少なくなり、
また裏にとった側は打たれるリスクが増えただけではなく打つチャンスも減ってしまうということです。
>納得するもしないも、剣道は文化ですから(笑)
それを踏まえて入門&修行していただきませんと困ります。
そうですか、でも剣道にスポーツ的要素があることは否定できないと思います。
私は剣道は文化性とスポーツ性が両立したものと思います。
>自分はスポーツとして剣道をやるから、「所作礼法は形通りでいい」ってことにはなりませんでしょうし、着崩した剣道着や袴では問題があります。
私は所作礼法は形通りにしていれば問題ないものと思います。
また道着などを着崩すのは他のどんな競技でも許されるものではなく、文化云々以前の問題だと思います。
もしそれらを問題にしなければいけないなら、それは決まりと決まりでない部分の境界線があいまいすぎるということでしょう。
>そうですね、上段が左利き「専用」と考えるのは早計ですが、「左利きに向いているかな」とは思います。
そうですか、同じ意見で安心しました。
最近型の崩れた剣道をする選手を見かけあとからその選手が左利きだったことを知り、やはり左利きが右前の中段をするのは無理があると思いました。
>そこで、前述の通り「右諸手上段はどうだ」って実験しているわけです(^^)
たしかに上段に構えれば中段よりも左前の影響は出にくいでしょう、しかしこの場合足の構えはどうなるのでしょう?
右足前なら左利きの人にはかえってやりにくくならないですか?
[2008/03/09 00:45:40]
お名前: カケル
ほったてさん、ご意見ありがとうございます。
私の考えでは、「競技性(ゲーム性?)」に重きを置くならば、「フェアであること」
が“絶対!”であると思います。
そうなると左利きの者は左利き構え(中心)で修練し、左利きvs右利きの試合のレギュ
レーションは、1本目は両者とも右利き構えで勝負し、2本目は両者とも左利き構えで
勝負し、3本目がある場合は両者とも(表の取り合いになるかもしれなくても)好きな
構えで勝負する・・・というような具合になるべきだと考えます。
でもココまでやってしまうと、競技性に偏重しすぎで、文化性があまりに隅に追いやら
れてしまうような気もしてしまいます。
(それなら寧ろ全部利き手構えで試合する方が伝統に則っているように思われます)
ただしフェア/アンフェアの点においては、どのようなレギュレーションであろうとも
左利きの者に利き手構えを許した場合・・・、
“左利きの者が対右利きの試合に慣れる”機会が、
“右利きの者が対左利きの試合に慣れる”機会に
比べて多くなるため、逆のアンフェアが生まれてしまう、という問題も孕んでいます。
(複雑ですね。^^;)どう転んでもフェアにはなり難いのです。
さてHideさん。
剣道は文化としてだけ存在している訳ではないと思うのですが。
Hideさんの仰る剣道の文化性とは、どういった点を指して仰っているのでしょうか。
例)?伝統(なのだから安易に変えずに後世に伝えるべきもの)ということでしょうか?
?精神修養であり、体術だけ或いは勝ち負けだけではない、ということでしょうか?
?殺傷技術の向上でもある、ということを否定しているのでしょうか?
或いは他の何かでしょうか?
私はもう、利き手については右利き構えを一先ずの中心に据えて、色々と試行錯誤をして
行こうと考えておりますし、これ以上Hideさんにお答え頂くのも心苦しい気がするの
ですが、もし「こういうことだよ」ってサラリとお答え頂けるようでしたら幸いです。
[2008/03/09 00:42:42]
お名前: Hide.
URL
To ほったてさん
>でも表をとった側が有利になるのは間違いないと思います。
私は必ずしもそうではないと思いますけどねぇ。
たとえば、お相手に中心を明け渡して面と突きをさらしてしまったとしても、それは「=
隙」ではないのはおわかりでしょ? 「中心をとった」とばかり、上位相手に調子に乗っ
て打ちに行けば、ものの見事に返り討ちにあいますからね(^^;
>そうですね確かに剣道をひとつの文化として捉えればそうなるかもしれません、でもそ
>れだけで不慣れな右前をやらされる左利きの人を納得させられるでしょうか?
納得するもしないも、剣道は文化ですから(笑)
それを踏まえて入門&修行していただきませんと困ります。
自分はスポーツとして剣道をやるから、「所作礼法は形通りでいい」ってことにはなりま
せんでしょうし、着崩した剣道着や袴では問題があります。
現場の指導者にも、常に「文化の継承者」としての自覚を強く持っていただきたいと考え、
拙サイトではそのように提唱させていただいておりますm(_ _)m
>それと私は上段が左利き用の構えだと思うのですが、Hide.さんはどのようにお考えで
>すか?
そうですね、上段が左利き「専用」と考えるのは早計ですが、「左利きに向いているかな」
とは思います。
事実、私はこれまで左利きの生徒を何人か上段選手に育ててまいりましたが、いずれも右
利き選手より片手打ちは上手でした。
ただ、諸手技になりますと、やはり右利きの方が上手でしたね。
そこで、前述の通り「右諸手上段はどうだ」って実験しているわけです(^^)
[2008/03/08 08:30:12]
お名前: ほったて
Hide.さんレスありがとうございます。
>単純にそうともいえないんですがね。わざと隙をさらして誘って返すという考え方も成り立ちますから(^^)
なるほど、Hide.さんのおっしゃる通りかもしれません。でも表をとった側が有利になるのは間違いないと思います。
>競技としてみれば、ほったてさんのおっしゃる通りなんですが、この問題はやはり「文化性」を抜きにしては考えられないと思いますよ(^_-)〜☆
そうですね確かに剣道をひとつの文化として捉えればそうなるかもしれません、でもそれだけで不慣れな右前をやらされる左利きの人を納得させられるでしょうか?
剣道をする理由はあくまで人それぞれですから、文化伝承よりも競技として剣道をしている人もいるでしょう。
そういう人には「文化的に認められていないからダメ」と言っても納得してもらいにくいのではないでしょうか?
むしろ「競技バランスを崩さないため」としたほうが納得してもらいやすいと思います。
それと私は上段が左利き用の構えだと思うのですが、Hide.さんはどのようにお考えですか?
[2008/03/08 01:34:01]
お名前: Hide.
URL
To ほったてさん
管理人のHide.です。
ご意見ありがとうございました。
>また裏から攻めようにもそこに相手の籠手はなく逆に自分の籠手を相手の切っ先に晒す
>ことになってしまいます。
>これでは相手と攻め合うというよりも単に先に表をとって打ち込んだ方が勝つという構
>図になってしまうと思います。
単純にそうともいえないんですがね。わざと隙をさらして誘って返すという考え方も成り
立ちますから(^^)
競技としてみれば、ほったてさんのおっしゃる通りなんですが、この問題はやはり「文化
性」を抜きにしては考えられないと思いますよ(^_-)〜☆
[2008/03/07 07:27:05]
お名前: ほったて
どうも、横レス失礼します。
ここまでみなさん書かれていることを読んで私はちょっと大げさすぎるんじゃないかと思いました。
私は中段の構えが右手前しかないのはそれが剣道文化というよりも、剣道というもののゲーム性を保つためではないかと思います。
右手と左手が逆になると剣道でいうところの表と裏も逆になりお互いが表から攻め合うことが出来なくなります。
また裏から攻めようにもそこに相手の籠手はなく逆に自分の籠手を相手の切っ先に晒すことになってしまいます。
これでは相手と攻め合うというよりも単に先に表をとって打ち込んだ方が勝つという構図になってしまうと思います。
それでは剣道の剣道たる所以を失いかねないので、建前上は自由でもあえて左手前の中段は教えていないのでしょう。
でもだからといって左利きの人が剣道をしてはいけないのではなく、管理人さんもおっしゃっていますが剣道には中段以外に上段の構えもあります。
もし左利きの人が右前の中段で悩んでいるなら迷わず上段を執ることをお勧めします。
[2008/03/07 00:55:31]
お名前: Hide.
URL
To カケルさん
少しでも拙サイトがお役に立ちましたのならうれしく存じます。
たしかに左利きのお立場からお考えになれば「右危機文化」は得心が行かないところがお
ありでしょう。交通規則も右利き用にできてますしね(^^;
ともあれ、左利きには左利き独特の「遣い方」があるはずです。利点もあると思いますし
ね。
「自分の持ち味を活かす」ということに集中され、あまり堅くお考えになられないほうが
よろしいかと存じますよ(^^)
そして、何か新しい発見などありましたら、ぜひぜひお書き願いたいですねヽ(^.^)ノ
[2008/03/01 08:16:36]
お名前: カケル
To:Hideさん、Paladinさん
その後、左利きの意識が少し変わったのですが・・・
その上で(もちろん右利き構えで)稽古してみたのですが・・・
案のじょう考えすぎるとダメですね。
構えが崩れていたのだと思います。ギクシャクです。(;_;)
私は左利き、右利き言う以前のところに未だ大きな壁があります。
左利き作法=文化破壊と言われるのは得心が行かないところですが、
“右利き文化”破壊であるとは思います。
その上で「右利き文化だけが文化である…のが現実だ」と言われる
のであれば、Hideさんの仰るとおりです。
剣道に限ったことではないですが、長い物に巻かれる対処しか出来ず、
左利き文化を醸成して来れなかったのであろう左利きの先人達に非が
あるのでしょう。
と言っても自分も長い物に巻かれる現実対応を取って生きている以上、
左利きの先人達を責めることなど到底出来ませんし、元より責める
つもりなど毛頭有りません。
半分愚痴のようになってしまった質問にお付き合い下さいまして、
本当にありがとうございます。(って言うかスミマセンでした)
もっと精進して、また迷いが出たらお邪魔させて頂きます。m(_ _)m
【指導者研究室の左利きについて】にも、大勢の方の様々な意見が
ありますね。そちらも参考にさせて頂きます。
To:Paladinさん
お怪我を抱えてらっしゃたのですね。
もしあまり言いたくないことを、お聞きしてしまったのでしたら申し訳ありません。
でもPaladinさんには槍やその他の運動に当てはめて見直してみるという、
目を開いて頂きました。ありがとうございます。
[2008/03/01 01:10:28]
お名前: Paladin:自称両利き
>ところでPaladinさんの「思うところ」って何でしょう?
>興味があります。
剣だけやっていたときは右腕の痛みが続いていたので、負担を左右の腕にに分散させるためです。
槍を左利きに構えると足捌きは剣と同じになりますが、主に使う腕は剣と逆の左腕になります。
目に見えない怪我なので、きっと分かってもらえないと思って腕のことは内緒にしています。
[2008/02/19 23:22:02]
お名前: Hide.
URL
To カケルさん
>「左手前の選手=剣道という我々の民族古来からの文化性を否定するような選手」
>というのは些か言い過ぎではないでしょうかと考えた次第です。
ちょっとニュアンスがきつすぎるかもしれませんが、考えていることは現在も一緒です。
むろん、今の所作礼法は、太平の世になってから整備されたものがほとんどですから、も
っと前の時代には「ありあり」だったと思いますよ。
当然、右腰に刀を差し左手前で戦う剣豪がいたとしても何ら不思議はないでしょう(^^;
でも我々が学んでいるのは古流剣術ではなく剣道です。
江戸時代以降に整備された様式の中で生まれたものですから、それは時代が進んでも大事
にしていくべきと考えています(^^)
ちなみに、いちに会の私のお仲間の左利きの男性(小太刀が下手だった彼です(笑))に
は、ここ数年「右諸手上段」」にチャレンジしてもらっています。
この構えが左利きに有利かどうかは検証中ですが、彼はけっこう器用に遣いますよ(^0^)
もちろん、所作礼法は、従来通りの方法です。中段の構えもね。
[2008/02/19 07:49:37]
お名前: カケル
To: Paladinさん
カケル> 左利き構えにしても、左上段にしても、今の中段の打ちが人並みになってから
カケル> 考えたいと思っております。
という訳なので、教えたがり屋の先生にソレほど直されない打ちが出来るように
なってから左利きの実践について考えます。その時には自分なりの理由というか
確固たる信念があるものと思います。(今は未だ具体的にはNo Ideaです^^)
でも槍の構えは剣と逆ですね。
左利きの私が普通に槍を構えると、石突側を左手で握り、穂先側を右手で握ります。
これはイイことを教えて(気付かせて)頂いたと思います。
左利きの私の右利き構えが何か変わりそうに思います。
(“突き”の鬼になろうかな? ^^ウソです)
ところでPaladinさんの「思うところ」って何でしょう?
興味があります。
[2008/02/19 01:45:29]
お名前: カケル
早速のコメントありがとうございます。>Hideさん、Paladinさん
(こんなに打てば響くように返答頂けるとは思っておりませんでした^^;)
まず最初に、Hideさんの読み違えではないかと思いますが・・・
> カケルさんが私のこの「文化である」という理由に疑問が残る理由をお教え願えますか?(^_^ メ)
私は剣道が文化であることを否定したつもりはありません。剣道は文化です。
(とは言え、今の時代“鞘当て”をするのは恋愛の時ぐらいではないでしょうか?^^)
ただ、Hideさんが2003/04/22 13:32:16に仰った、
「左手前の選手=剣道という我々の民族古来からの文化性を否定するような選手」
というのは些か言い過ぎではないでしょうかと考えた次第です。
まぁ実際は「考えた」のではなく、“ソレはひど過ぎる><;”って「思った」のですけど。
但し逆手にとって言う訳ではないのですが、利き手を遊ばせたまま小太刀の形を
稽古する、というのは剣道の文化性を尊ぶあまりに、武術性(競技性)を完全に
否定することになってはいないかと、小太刀を右手に握るたびに思います。
ソコから更に拡大して、太刀や竹刀の右利き構えについても同じことが言えるのでは
ないのかな、と思い至っているのです。
「守破離」は非常に理にかなった教えだと思いますが、鏡写しに「守」することも
全く問題無く可能なことではないでしょうか?
さて剣道はお相手あって初めて成り立つものですから、一番の問題は作法かもしれません。
ただ、それは此れまで左利きと言う少数派を考慮外に置く作法のみを磨いて来ている
からであって、左右均等に考えた(混在を考慮した)作法や剣道形を、これから
考案して行けばよろしいのではないかと考えます。
# ・・・とは言っても、誰も面倒がってやらないでしょうけど。
# 左利きの私自身、おいそれと腰を上げようとは思わないですから。
でも此れって、剣道という文化自体に「破」のフェーズは来るのかどうか・・・
ってことの一つではないでしょうか?(^^;言いすぎですか?
とは言え、私も今週末から急に左利き構えを取るようなつもりはありません。
(素振りくらいは今でもしていますが)
左利き構えにしても、左上段にしても、今の中段の打ちが人並みになってから
考えたいと思っております。
[2008/02/19 01:16:35]
お名前: Paladin:自称両利き
おそらく左手前の中段の構えという発想が無いのでしょう。
人間、教えられ過ぎると自分で考えなくなります。
そして先生方は、教えたがり屋さんの先生に習ったのでしょう。
私は思うところがあってスポーツチャンバラで剣は右利きの構え、槍は左利きの構えでやっています。
教えたがり屋さんは居ても立ってもいられずに「利き手はどっち?」と聞いてきます。
「思うところ」を話したって理解してもらえないでしょうから
今のところ、両利きということで凌いでいます。
左太刀(左手鍔元、右手柄尻で剣を扱う技術)は歴史のある剣技ですが、
やってみるには教えたがり屋さんを納得させる理由が必要です。
「左利きだから」では直される確立が高いので、
左太刀にチャレンジするなら良い理由を作ってみてください。
[2008/02/18 21:35:02]
お名前: Hide.
URL
To カケルさん
私どもいちに会の仲間にも左利きがおりますが、やはり、剣道形の小太刀は苦手だそうで
すよ。太刀では立派な形が打てるのですが、小太刀になりますと(^_^ メ)
たしかに、おっしゃるように小太刀は右利き文化の最たるものでしょう。
さて、ご質問の件ですが、剣道を競技として考えた場合は、カケルさんがおっしゃったよ
うに小太刀を左手で構えようが、左手前の中段にしようが構わないと思います。でも、剣
道は文化です。
武士が刀をさして歩いていた時代、左利きだからといって、右腰に刀をさしては歩きませ
んでした。鞘と鞘がぶつかれば「無礼」ということで、斬り合いになった時代だったようで
すから(^^;
そうしたところからきていますので、先生方もあえて「左手前の中段」をお教えにならな
いのだと考えます。私は少なくともそうですね(^^)
カケルさんが私のこの「文化である」という理由に疑問が残る理由をお教え願えますか?(^_^ メ)
ちなみに私は、左利きの子には積極的に上段を勧めてきました。諸手技はうまくありませ
んが、片手技はけっこう器用にこなせますので。利き足の関係からいっても、左上段は向
いていると思われます(^^)
また、二刀などもよろしいのではありませんか。
何も左手前の中段を考えずとも、特性を生かした方法というものをお考えになればよろし
いのではないかと考えますが(^_-)~☆
[2008/02/18 07:56:55]
お名前: カケル
古い話を蒸し返してすみません。
日本剣道形で最初に小太刀を使った時、左利きの私にとっては異様に違和感の強い行為であると肌身に感じました。有体に言って気持ち悪かったのを覚えています。
それまでずっと右利き構えで竹刀を振ってきた身でしたが、形の初めには無意識に左手に小太刀を握って構えてしまいました。
それを他の人との違いに気付いて持ち変えると、咄嗟の時には絶対に左手で得物を掴むであろう自分が、右手一本に得物を握り、左手を遊ばせている(実際は腰に沿えてますが)という状況になり。それが武術の稽古をしているつもりの脳の認識と乖離しすぎていて、我が身に鳥肌を立たせたのだと思います。
それから暫く考えていたのですが、少なくとも日本剣道形の小太刀については、左利きの者に武術を伝承する為のものではない。
そして恐らくは日本剣道連盟自体が、右利きの者に武道を伝承するための組織であって、左利きの者に武道を伝承する為の組織ではないのだろう、という結論に至りました。
これは意図的にそうしているという訳ではなく、結果的に現状のようになってしまっているのだと思います。
もちろん、だからと言って左利きの者の参加が拒まれる訳でも、左利き(左前)構えが『明文的に』禁じられている訳ではありません。
ただし現実的には先生方は左利き構えを教えたがらないので、左利きであっても結局右利きとして稽古を始めることになってしまいます。
左利きの者が左利き構えで剣道をしたいのであれば、そのような先生を探すか、お相手の方に断わって自主練習すればよいのです。
…というか、そうする以外に無いのでしょう。
つまり『少数者切捨て』の現実なのだというのが結論です。
(別にイイのです。もう我々左利きの者は慣れっこになってしまっていますから)
さて、ここでHideさん個人に質問してもしかたないのですが、先生方が左利き構えを教えたがらない本当の理由は何なのでしょう?
・指導技術としては鏡映しに教えればいいので問題無い筈。
・右利き構えの方が左利きに有利であるというのは、では何故右利きの者が
左利き構えにしないのかの説明が出来ない以上は嘘であることが明白な筈。
・昇段審査の為には剣道形だけ右利き構えで教えればよい筈。
(形の理念も正しく習得するためには、左右対称な左利きの形を稽古する必要は
あります。ただし本来なら喧嘩四つの形も考えなくてはならないのですが。
そうなると新しい形の考案になるので、容易ならざることになってしまいます。)
・敢えて剣道界から左利き構えを閉め出したい…という訳でもなさそうなのですが。
はてさて?
なお、左利き構えを取ることは剣道文化の否定である、というHideさんの意見には些か疑問が残ります。
本当の理由が判ったからといって何が変わる訳ではないのですが、
もしコノ愚問がお目に止まれば御一考下さい。^^;
[2008/02/17 21:59:39]
お名前: 語聖
利き手と言うのは、手自体の巧緻性(スナップ)+肩の強度で決定付けられると思います。剣道の振りを見てみると、オーソドックスな構えでは右手前で構えて居ます。是で振ると、肩の強度+巧緻性の両方を兼備して居るのは右手だと云う事が解ります。右肩を大きく振る事が出来る為です。其れ故、肩の筋肉は右の方が幾分多いです。恐らく遠心力が原因と考えられます。因みに、若しも左剣遣いが居たとしたらの話ですが、恐らく相当の難剣になるのではと思います。雰囲気としては竹刀が自分の背後から来る形になる為です。又、剣道では定石とされて居る右胴打ちを行ろうとしても、距離が長過ぎる為、中々当らないでしょう。逆胴を狙えば良いと仰る方々も居らっしゃるでしょうが、剣道の日頃の稽古で「左胴には帯刀して居るので、斬っても致命傷には至らないから右胴」と言った感じの稽古をして居る人達が急に頭のプログラムを切り替えられるとは到底思えません。技に切れが出ないと思います。自分の自信の無い技を出しても失敗するのが落ちですから、恐怖感が出て来るのは間違い無いです。
[2005/08/25 12:20:15]
お名前: Hide.
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To まるたんさん
管理人のHide.です。
おそらく、戦乱の世の中のときは「右差し」が存在したものと思われます。
世が太平になり、剣が単に人を殺傷する武技としてだけに使われるのではなく「武家のたしな
み」として文化的価値を帯びてきたあたりから、「右差し」がいなくなったものと愚考いたします(^^)
[2003/08/29 16:06:48]
お名前: まるたん
最近すごく気になって仕方なかったことだったので、ここの書き込みを見て、とっても興味深かったです。目下当方、居合と四つに組んでいるのですが、左利きの人はどうしたんだろうか、とずーっと思案していました。新撰組の某氏が左で斬っていた、と時代劇か小説だかで見たか読んだかした覚えがあるのですが、そこのところが気になって気になって・・・
相撲だってケンカ四つというのがあるように、斬り合いでもケンカ四つがあってもいいはずとは思っても、武士道の観点から現実に左利きの構えや、右差しがいたんだろうか、と。右に差せば自ずと通行の際、刀が他者に触れる危険(無礼者!っている)を孕んでいるし・・・時代考証に悩んでいます。
[2003/08/27 23:20:34]
お名前: Hide.
to ぐにょさん
そういうのが、異種稽古の面白さなんですがね(^o^)
最近が剣道の自由度がどんどん失われてきているように思うんです。まぁ、二刀の復活な
どはいいニュースですが(^^)
まず、片手上段や右諸手上段を見なくなってしまいました。技も、右片手の技や左片手の
技がたくさんあったのですが・・・( -o-) フゥ
[2003/04/27 06:44:14]
お名前: ぐにょ
Hide.さん:2003/04/26
>まぁ、異種稽古の場合、通常は打たないすねも一本ですからね。剣道もすねあてをしてす
>ねも入れたら、かなりエキサイティングになると思うのですが(笑)
先日の電剣の会で初めて薙刀の方とお稽古させていただいた時、こちらがググッと攻め入
(ったつもりになる)と、お相手が間合いを外しながらヒョィと構えを左右スイッチするん
ですよ。これはもうびっくりしましました。
スネへの攻撃があるのは知っていましたが、構えが左右スイッチのは夢にも思わなかった
ので、と〜っても困惑して、それだけで打ち込めなくなっちゃいました。
剣道でもお相手が左右逆で登場されたらそれだけで私なんぞ立ち往生しちゃうだろうなぁ。
[2003/04/26 11:48:39]
お名前: Hide.
URL
To guraceさん
>とすると、やられる方は出小手なんかは決めにくくなるかもしれませんね。
表か裏か、どちらに剣先が合っているかで変わってくると思います。表で合わせていれば、
こちらから左小手が望めますから出小手が打ちやすくなると思いますが(^^)
To 親馬鹿一刀流さん
>主題から外れてしまうかもしれませんが、広く剣道を考えれば左手が前でも右手が前で
>も良いように思います。
まぁ、右諸手上段の場合は、右手と左手を入れ替えて上段にかぶるわけですから、「左手
前」で持ってるわけですからねぇ(笑)
でも、中段の構えとして考えた場合、私は左手前は認めたくありません。考え方が狭いの
かもしれませんが・・・(^^;
>中段の構えに対する左小手も剣道連盟の試合規則で上げ小手のみを認めていますが、お
>互いに納得の上で、中段に対する左小手も可とするとすれば1本になりますよね。
面白い発想ですね(^^) 今度やってみましょうか!
>なにを言いたいかというと、剣道連盟の規則が全てではないと思っていますので、右手
>前の中段に対しての左小手も1本で良いと思います。
まぁ、異種稽古の場合、通常は打たないすねも一本ですからね。剣道もすねあてをしてす
ねも入れたら、かなりエキサイティングになると思うのですが(笑)
[2003/04/26 08:11:38]
お名前: 親馬鹿一刀流
親馬鹿です。
主題から外れてしまうかもしれませんが、広く剣道を考えれば左手が前でも右手が前でも
良いように思います。
最近は見なくなりましたが片手上段は右手、左手片手ともありますし、諸手上段は右足前
でも左足前でも良いわけでして。(二刀の方も同様)
中段の構えに対する左小手も剣道連盟の試合規則で上げ小手のみを認めていますが、お互
いに納得の上で、中段に対する左小手も可とするとすれば1本になりますよね。
なにを言いたいかというと、剣道連盟の規則が全てではないと思っていますので、右手前
の中段に対しての左小手も1本で良いと思います。間合いが遠い分難しいと思うからです。
[2003/04/25 22:44:55]
お名前: gurece
>>Hide.さん
左手足前の解釈はそうなるんですか・・・・。
とすると、やられる方は出小手なんかは決めにくくなるかもしれませんね。
[2003/04/25 14:57:11]
お名前: Hide.
管理人のHide.です。
ちょっと留守にしている間に、何やら盛り上がってきましたね(笑)
味噌煮込みさんやpine-mさんのお話によりますと、左手左足前の選手、何人か存在するよ
うですね。左前の人は、剣先の接点を竹刀の右側面(一般的には裏)にしようとするで
しょうから、必然的に、お相手の小手が目の前でがら空きになってるはずです。「出小手
が得意」というのはうなずけますね(^^)
>左手足前の場合、左小手も有効になるんですかね?見た目は中段ですが、変則中段扱い
>になるのか、否か? どうなんでしょう?
gureceさんのこのご質問ですが、左小手が有効になり、右小手は有効にはならないと解釈
するのがふつうでしょう(^^) 中段の変形ではなく、手が入れ替わっただけの「中段の構
え」そのものなのですから。
[2003/04/25 13:38:54]
お名前: えーじ
こんにちは〜。
私の母校の高校では体育に剣道があります。
ところが、体育の先生は剣道の指導に自信がもてないと
いうことで、剣道部が細かいことは指導しておりました。
そこで、当時の指導要項をみたら「左利きの生徒は
左手前でもよい。ただし、なるべく矯正すること。」
とかかれていました。
右上段と対戦すると、左上段では考えつかなかった
攻めなどもあり、面白いですよね(^^)
左手前の中段って、一度対戦してみたいですね。
でも、野球なんかでは利き腕に関係なく
「右投げ左打ち」がよいとされたりして、矯正する
人たちがいることを考えると、稽古を積めば
左利きだから、有利不利なんてことはないようにも
おもわれますが…。
実際、えーじは右利きですが現役の頃は左手の握力のほうが
だいぶ強かったです。(それは関係ないのかな?)
[2003/04/25 09:18:00]
お名前: pine-m
4〜5年ほど前ですが、中学の娘の遠征で北陸に出かけたときに構えも左利きの選手
を見たことがあります。
私自身、初めての経験でしたが、驚きました。
対戦する機会はありませんでしたが、なかなか強い選手でしたよ。
小手をよく決めていた記憶があります。
どのあたりの学校の選手だったかは、コートが少し離れていたため確認できません
でしたが・・・。
[2003/04/24 22:15:12]
お名前: アオです。
初めての書き込みです。自分が子供のころに親から右が前になるのは、敵から心臓を
遠ざける為と教わりました。その当時は合気道をやっていたのですが・・・。
実際(他の書き込みにもありますが)知り合いの選手で左利きの人が3人いますが3人とも
とても強いですよ。
それと、左手が前だと中段で剣先を合わせたときに・・・取り合いになるのでは?お互いに
小手を警戒する試合になるような気がします。想像すると頭がこんがらがってきますね・・・。
[2003/04/24 20:31:57]
お名前: gurece
味噌煮込みさんのカキコを見てふと思ったのですが、左手足前の場合、左小手も有効になるんですかね?
見た目は中段ですが、変則中段扱いになるのか、否か? どうなんでしょう?
剣術の話で思い出しましたが、かつて時代劇で左利きの武士が左に挿した刀を左手で抜き、
忍者のように(剣先小指側)で構えてるのを見たことがありますが、
あれは・・・・戦いやすいのだろうか? と子供心に思った事があります。
[2003/04/24 18:36:27]
お名前: 剣志郎
Hide.さんへ☆
私は本来左利きの普段右使いなので、なんとも言えませんが、確かに前に出ている側の巧緻
性は重要ですよね(^^ゞ。たまたま、真性左利きの先輩後輩が、本来右手で操作するはずの
動きを左手一本でされていたのを記憶しています。当時「だから強いのか。俺も左手使える
ようにしよう☆」と思っていました(失礼)。右利きで無い分、初心者のときに見られる「
右手打ち」や「左半身の崩れ」が無いのが有意だとは思います。その後は判りませんが…。
そう思って、「左利優位かな?」と解釈したのです。すいません(^^ゞ。
私は実際、Hide.さんが説明されてる様な「右手操作」でしてるんですがね(^^ゞ
[2003/04/24 14:14:59]
お名前: 味噌煮込み
昔、小学校同級生の左利きの女の子が左手・左足前で剣道始め、以来高校までそのスタイルで
剣道を続けていました。出小手が上手で結構強かったのを憶えています。
[2003/04/24 13:16:31]
お名前: MLXL
剣道が剣術だった昔は左利きの人は右利きの人とは逆に構えていたのではないでしょうか?
子母沢寛の「新撰組始末記」は幕末当時子供だった人たちから取材したノン・フィクション
のいわばドキュメンタリーですが、左利きの隊士がいたことが紹介されています。その隊士
がある別の隊士のことを面白く思っていなかったことは隊内では知られていましたが、その
別の隊士が暗殺された際に、斬られ方から左利きの人物に斬られたと判断されましたが、左
利きの隊士は追及を免れています。これは、左利きの人は右利きの人とは違う刀の持ち方す
ることが同時珍しいことではなかったからではないでしょうか?とにかく左投げ・左打ちが
認められている野球やテニス、またはサッカーなどは日本には左利きの人が比較的少ないた
めに、左利きのひとは却って選手として有用とされることが多いように思いますが、剣道の
場合、左利きの構えが伝統的に認められていないのであればやはり左利きのひとには不利な
ように思います。
[2003/04/23 11:03:56]
お名前: Hide.
URL
To 剣志郎さん
>ただ、私の経験では、左利きの方は非常に剣道が上手だと思います。何せ剣道のほと
>んどの動きが左半身の運動力に左右されていますからね☆
うーん、この点の見解は、私と少し異なるかもしれませんね。
さらに、右腕・右手首、右手の内や右足の踏み込みにおける巧緻性が、さまざまな技を作り出
しているというのが私の考え方です。
そこから考えますと、私はやはり、左利きは剣道(中段)には不利と考えています。左手、左
足などの左半身は、軸としてはとても大事ですが、巧緻性という面はあまり必要ではありませ
んね。
巧緻性が求められているのは、力点となる右手、右腕、右足など右半身の動きです。筋力に関
して言うならば、それが必要なのも左腕よりも運動量の多い右腕ですしね(^^)
[2003/04/23 09:25:32]
お名前: 剣志郎
文化の話で聞いた話に、「左側通行」の話があります。昔、刀を挿すのは左側という作法が
あった為、対向者の刀が右側通行だと刀同士がぶつかる為「左側通行」になったのだとか…
。時代劇にありますよね、刀にぶつかったりしちゃって「おのれ!無礼者!(グサッ!)」
なんでシーン(笑)。それで日本の車は左側通行なったらしい(爆)。
本題からそれて仕舞いましたが、Hide.さんがおっしゃる様に、ルールとしては左前という
のが「ダメ」とは書いてないですね…。文化的な背景もあって教えてないのだと、私も思い
ます。ただ、私の経験では、左利きの方は非常に剣道が上手だと思います。何せ剣道のほと
んどの動きが左半身の運動力に左右されていますからね☆
一見して、「右手の巧緻性が失われることは不利ではないか?」と思われがちですが、右手
の巧緻性が剣道に及ぼす影響など、些細なものだ、と私は思っています。振り上げから振り
下ろしまで左手で動作できますからね。先輩や後輩に左利きが何人か居ましたが、みんな上
手でしたし、その利点を生かして稽古してました。
ちなみに、最近「剣道の効用」みたいなこと考えるのですが、剣道やっている人って、結構
判断力に優れた方が多くないですかね? あれってもしかして、利き手でない左手、左半身
を良く使うからじゃないでしょうか? あれで左右の脳が活性化されて脳幹が鍛えられるの
ではないかと考えます。医学上では脳幹が鍛えられると、右脳と左脳の情報交換がスムーズ
になり、分析力や判断力、感情の抑制などが良くなるそうです☆
どうなんでしょう?(^^ゞ
[2003/04/22 19:02:31]
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
左手・左足前の剣道はできないことはありません。剣道の試合審判規則にはなんら規制が
ありません。事実、そういう選手がいるという噂だけは耳にしたことがありますが、真偽
のほどは確かではありません(^^;
剣道は刀法を元に考えられておりまして、右利きの人が刀を扱ううえで最も力の入る握り
方になっているはずですから、はっきり言って、左利きの人が「右手前」で持つのは不利
になると考えられます。ただし、上段をとれば別かもしれませんが・・。
しかし、それではなぜ、指導者は左利きの人に「左手前」の剣道を勧めないのでしょう?
それは、剣道の持つ文化性にあります。剣道が剣術という名称だった昔から、武士は刀を
左腰に下げるという文化で、そこからさまざまな作法もでき上がってきているのです。つ
まりそうした文化性を考えたとき、「左手前」の選手を育てにくいんですね。
これが、剣道が競技を中心としたスポーツであれば、そんなことにこだわりを持つ必要も
ないわけですが、競技(試合)は剣道の中でホンの氷山の一角にしか過ぎません。剣道と
いう我々の民族古来からの文化性を否定するような選手は、どうしても作りづらいって言
うことなんですね(^^)
このことと関係があるかどうかわかりませんが、似たようなエピソードを聞いたことがあ
ります。どのオリンピックか忘れましたが、柔道の田村亮子選手が決勝戦で敗れたことが
あります。このとき、田村選手はどうしても組み手がうまくいかずたいへん悩んだそうで
すが、あとになってビデオを見て驚いたと言います。決勝戦のお相手の襟の合わせが「右
前」になっていたそうです。決勝戦だけその選手は「右前」で臨んできた。それゆえ、サ
ウスポーであっても「左前」としか対戦したことのなかった田村選手は、うまく自分の組
み手が作れなかったってわけです。
日本の文化であれば、「右前」は死に装束です。ちょっと考えられませんね(^^;
[2003/04/22 13:32:16]
お名前: MLXL
右手・右足が前の中段の構えは右利きの人を対象として出来ていると思いますが、
左利きの人は左手・左足前というのは出来ないのでしょうか?
過去スレッドがあればすみません。
[2003/04/22 11:23:34]
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※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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