記事タイトル:指導者さん、やる気をなくさせないで 


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お名前: 剣童   
剣道の教えには「守・破・離」があります。
色々な教えを踏まえて、最終的に自己の剣道を確立しなければならないわけで、このような教えがあるからこそ、
指導者によって考え方や教え方が違うのが、剣道の特長だと私は考えています。
若い頃は「なんで??」とか「あの先生はこう言っているのに・・・・?」また生意気に「おかしい(-_-)」などと
思っていたことが、稽古を積むうちに「アッ! なんだ(そうだ)」と氷解したのを、何度も経験しています。

例を言えば、
A先生「下がるな(\ /#)」 (よく言われます。(^^;)
B先生「下がってもいい」  (エエッ !??)
てな具合です。

要は「攻め方がちゃんとできないうちは、下がってはいけない。」であり、「攻め方がちゃんとしていれば、
下がってもいい。」なのですが、「攻め方」を考えられないうちはチンプンカンプンですし、強引な剣道に
なったり、逃げたりかわしたりの剣道に偏ってしまう危険性もあるのです。
色々な考え教えがあって当たり前で、それをいかに自分のものに昇華するかは自分の問題だと思います。

指導者へのご不満を述べられていますが、傍から見て理不尽なことでも、後で考えると大事なことが
たくさんあります。
たとえば「突きまくられた奴は、剣先が強くなる。」などです。
(私は若い頃逃げていたので、未だに剣先の強さに自信がありません。(>_<))

辛いこと、嫌なこと、やりたくないこと、そんなことの中にも身に着けるべき大事なものが潜んでいる時が
たくさんあります。そんな時には、あえて飛び込んでいかなければならないのではないでしょうか。
それを見極めて適切に教えてあげるのも、指導者の務めだと私は思っています。(^^)
[2003/12/16 12:09:14]

お名前: ケンヂ   
ケンヂです(´∀`)

学生の身分から、生意気を少し言わせて頂きますと、
中学校顧問さんの指導なさっている生徒さんは、僕から見ると良いとは思えませんね。

勝気でプライドを持つ事も大事だと思いますが、2段程度(僕も2段です)の初心者が
指導者の言葉に対して「悔しい」と言える資格があるのでしょうか。
まるで、小学生が勉強を教わっていて、先生に対して「あの人より頭が悪くて悔しい。下と見られて悔しい」と
泣いているのと多少変わらないように感じます。

指導者は中学生と稽古するぐらい時は、引き立て稽古をするのが普通です。
わざとスキを見せて、打突の機会を与えるぐらいは朝飯前でしょう。
>指導者にも精一杯かかっていて、いいところを打っていました。
という一文から読み取ったのですが、その生徒さんは優勝したこともあるような自分が
同程度(と本人が思った)の実力の指導者からそういった言葉を貰ったことが
悔しいのでしょうか?僕はそんなのはまったく関心できません。

ぬるま湯に浸かっていると、弛緩するだけのような気がしますがどうでしょうか。
中学校顧問さん、あなたがすべき事は「気にすることじゃない」と生徒を励ますのではなく、
「言われたのなら、きちんと努力して直せ」というべきなのではないでしょうか。
自分の生徒をわざわざ指導いただいたのに、その態度は僕は納得いけません。

批判的な意見ですいません。率直に書きました。
[2003/12/16 00:44:47]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

なるほど、中学校顧問さんは、今回のことを問題視しておられるのではなく、「指導者
の中には生徒のやる気をなくさせるような人がいる」ということをまな板の上に挙げたい
というご希望なのでしょうかね??(^^;

剣道は「剣の理法の修練による人間形成の道」だなんていいましても、高段者のすべてが
聖人君子であろうはずもなく、ご多分に漏れず妙な人も少なからずおります。拙サイト
にもそれら「困った指導者」「困った高段者」の報告が数多くされておりまして頭の痛い
問題です(-_-)

ただ、そういう人たちが自分の大切な教え子や生徒に妙なことを教えたり、生徒を傷つけ
るようなことを言ったりしたりするのは極力阻止する必要がありますし、阻止できないま
でもフォローやサポートは忘れないようにする必要があるでしょうね(^^)
[2003/12/13 15:49:12]

お名前: 太陽丸   
私も指導者の末席に加えさせて頂いている者の一人として書き込ませて頂きます。

私が思うに中学校顧問さんの生徒さんは、
有段者であるにもかかわらず「何級?」と質問された事に対しての
「悔しい」ではないのでしょうか?
その生徒さんは自分の剣道にかなりの自信を持っておられたのでしょう。
ましてや県大会の優勝経験も何度かお有りと言う事ですので、
自信が有って当然と思います。

もう一点、
言わずもがなですが、剣道の基本は「大きく、真っ直ぐに」です。
その生徒にとっては「いまさら初心者のようなご注意を受けた。」事にの悔しさでは?
御高齢の先生であった様なので、
きっと生徒の御歳を読み間違えたのはでしょうか?
その点は中学校顧問さんが上手くフォローされたでしょう。

自分の考えを押し付ける指導者が多いとのご指摘ですが、
先生が指導するにあたりご自分のご意見を生徒に「こうした方が良い、この様にしなさい」
言うような言い方をするのは当然ではないでしょうか?
「この様にしたほうが良いと思うよ」
「この様にしては如何ですか?」なんて言い方は、
ある程度の年配者や、自分よりも年上だが段が下の方に使う言い回しではないでしょうか?
決して押し付けではなく、言い回しの問題だと思うのですが…

それと、
>理由もなく突き飛ばした
りする人や訳の分からない指導をする人がいるじゃないですか。
このご発言に対してですが、
中学校顧問さんから見て「理由もなく、訳がわからない」とお思いでも、
稽古を受けられている先生にとっては何か理由がおありでの行動であると思います。
どの指導者もその生徒の為に良かれと思って指導なさるわけですから。

中学校顧問さんは文面から熱心な先生と推察致します。
熱心さ余ってご自分の考えに沿わない指導をされている方を否定されているのではないでしょうか?
どの指導者もその歳になるまで色々な方法と色々な先生先輩のご指導をお受けになって
きたのですから、十人十色の考えと剣道を持っておいでで、
皆さんそれぞれに「これが正しい」とお考えと思います。
画一でないのが剣道の良さだと思いますが。
やる気を出す無くすは、その子次第だと思います。

生意気な事を書きましたが、
こんな考えも有ると読み流して頂ければ幸いです。
[2003/12/13 13:54:32]

お名前: 欠点   
私の高校後輩に中学生顧問様の生徒さんと同じような子がいました。
その子のお話を少ししたいと思います。

その子は中学時代、県大会でも上位に必ずいる子でした。
監督の言う事は勿論のこと、2つ下という事もあり
私達の言葉は素直に聞く子でしたが
出稽古に行くと、自分の納得いかない指導や言葉をかけられると
「なんでそんな事言われるのかわからない、私は一生懸命なのに」と
聞く耳持たずなところもありました。
自分の剣道に自信があったのでしょう。
私達が引退して代が変わり、その子は始めはAチームに入っていたのに
途中からBチームに落ちていました。
理由を聞くと、練習試合や同期の子にも負けた事のない子にも
負け続けたからだそうです。

そんな時、その子と話をする機会がありました。
「先輩、私、剣道辞めたいです」と突然の言葉。
「なぜ?」と聞くと「勝てないから」の一言。
そして、「私は中学の時は常に県では上にいたのに・・・」と。
県で上にいた事に満足していたみたいで、
ずっと上にいた気になっていたようでした。
私はやはり後輩は可愛いし、強くもなって欲しい・試合にも勝って欲しいと
思い、剣道を辞めてほしくなかったので
「キツイ言葉かもしれないけど、あなたは天狗になってただけ。
中学の時に県で上にいたかもしれないけど、今は違う。
天狗になったら、そこで成長は止まるよ。常に上には上がいるって事を
思って稽古しなきゃ強くなれないし、勝てないよ。
県で上位にいたってことに満足してたら、そこから抜け出せない。
もっと貪欲になってみなよ。
いろんな人のアドバイスを素直に聞く事も大切。もしも、それが
あなたに納得いかないことだとしても、相手の方があなたに足りないものとして
教えてくれてると思わなきゃ。私の言うことは素直に聞いてくれるよね?
じゃあ、どんな人の言葉も素直に受けとめて、1から始める気持ちで
もう1回頑張ってみなよ。」と言うと
その子は涙を流しながら
「私は天狗になってましたか?」と聞いてきました。
「なってたよ。中学の時がどうのこうの言ってる時点でね。
過去の実績は事実として残るけど
過去の栄光のプライドがあなたの成長を妨げてる。
貪欲にならないと上にはいけないんじゃないかな?」
と言うと
「わかりました、もう少し頑張ってみます」と。

その後、その子はAチームに戻り引退までレギュラーを守っていました。
[2003/12/12 22:56:52]

お名前: ブーケン   
中学校顧問様

なぜ出稽古に行かれるのでしょう?出稽古に行けば様々なタイプの指導者がいます。
地域の指導者の意見が合わない様でしたら、行かれない方がよろしいのではないので
しょうか。
それから(地域のおじいちゃっま)というのは、失礼ではないのでしょうか。
剣道の技術は顧問様のほうが上かもしれませんが、人生の先輩なのですから・・・
[2003/12/12 21:31:50]

お名前: 中学校顧問   
 もちろん生徒には、「気にすることない。」と言いましたし、元気づける話もしました。言わ
れたのは高校の先生ではなく、地域のおじいちゃっまです。いろいろな方がみえて、いろいろな
ことを言われ、その中から自分にあったものを見つけていくんだと思います。教えてもらったこ
とは、素直になってまず吸収し、自分中で精選していけばいい。とよく話をします。学校では、
厳しく指導していますが、厳しいことには生徒はついてきます。ただ、理由もなく突き飛ばした
りする人や訳の分からない指導をする人がいるじゃないですか。今回は生徒のことではなく、困
った指導者がたくさんいるというお話です。これを呼んで、少しでも指導者さんたちに考えてほ
しくて書きました。
 
[2003/12/12 15:56:35]

お名前: 九十九   
こんにちは、九十九と申します。

to 中学校顧問 様
 先生は、お子様達からとても信頼され、慕われていることがよくわかります。
お子様達も剣道がお好きなようですし、とても良い関係ですね。
最近、顧問がいない等のお話も耳にすることもあり、とても羨ましい環境です。

ただ、いつまでも同じ状態のままでは困ってしまうのではないでしょうか?
人が成長するには、今までと異なることを知り、考え、悩み、糧にしていくこと
が必要なのではないでしょうか? (先生が1番ご存知だとは思いますが。)
子供たちが、異なることを知った時に耳をふさいで拒絶してしまうのか、自分
なりに受け入れて消化していくのか...。
どう対処していけばよいのかを教えていただけると、周りにいる者としてあり
がたいな、と思いまして、失礼だとは存知ながら書かせていただきました。
慕っている先生にお話いただければ、お子様達も素直に学べることと思います。

高校でお話をいただいた先生のお話の仕方も頭ごなしの感じもいたしますが、
その子のことを気にしてくれているのではないでしょうか?
是非フォローしてあげてほしいな、と思います。
勝手なことを書き込みましたが、先生の今後のご活躍と、お子様達が剣道を
好きで、続けていってくれることをお祈りいたします。

それでは、失礼します。
[2003/12/12 12:27:36]

お名前: 剣童   
失礼します

中学校顧問 様
中学校でのクラブ活動の指導は、雑務も多くたいへんだとうかがっています。
ご指導ご苦労様です。

中学の全国でもトップクラスの選手と、何人かお稽古をさせていただいたことがありますが、
感じられたのは、「早い・上手い・・・・軽い(-_*)」です。
もちろん、その選手たちも真っ直ぐな剣道ですし、身長も180センチを越える見事な体格をしていましたが、
試合中心の稽古が主体となっているためか、「小さく早く」「攻め崩しより、遠くから早く」の剣道で、
有効打突を奪うというより、ポイントを争っているような状態でした。

件のご指導の先生も、↑のようなことを改善する意味で
>「もっと、大きく打ちなさい。」
となったのではないかと、私は推察するのですが・・・・「大きく・強く・速く・軽快に」の順番です。

その生徒さんも、涙を流して悔しがるくらいですから、あまり御心配されることはないのではと思います。
必ずこれを乗り越えて素晴らしい選手になられると思います。
(私が教えている子供達に、爪の垢でも煎じて飲ませたいです。(^^;)
[2003/12/12 12:13:46]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

う〜ん、なんでそれしきでやる気をなくしちゃうかなぁ?? 今度入学するかもしれない学
校の先生でしょ。その方に「直さなきゃ」っていわれたら素直に「はい」っていって頑張る
決意を新たにするのが普通なんじゃないでしょうか??(^^;

指導者と生徒さんのやり取りを見ても、とりわけ妙なところはありませんよ。

むろん二段の腕前を「級」と見間違えるわけはありませんので、「試合剣道になって基本が
おろそかになっているよ」という戒めの気持があってのご発言なのではないでしょうか(^^)

プラスに受け止めさせてあげてほしいと思いますが・・・(^0^)
[2003/12/12 11:37:00]

お名前: 江戸剣   
TO 中学校顧問様 私も別に気になさることはないと思います。ただどうしてもこだわるのなら
次かかったとき相手に対し、1本もさわらせない稽古をするよう「自分に厳しくなる」よう指導
してみるのも手かもしれません。「攻めを磨かせて相手に触らせず、打たれても気にするな」とか・・・
[2003/12/11 20:21:30]

お名前: サラリーマン剣士   
顧問さんは生徒思いだから、
生徒の気持ちに成りすぎてしまったのですね、

余り気にしなくてもいいよ、
剣道はいろんな段階や考えがあるのだから
とフォローしてあげれば良いのではないですか
大きく打つなんて余程攻めが利いて無いと
当りっこないですからね

でも県で優勝した事があるぐらい実力のある子なら
スパルタ教育で泣かしてあげた方が
将来的には本人の為になると思いますけど、
[2003/12/11 17:06:39]

お名前: 中学校顧問   
 私は中学校で顧問をしているものです。うちの生徒は中学生から剣道を始める子ばかりですが、何度か県大会で優勝もさせていただいています。小学校から剣道をしていた子に追いつくに
は、中学校の毎日の稽古はもとより、夜も近くの道場へ連れて行って経験をふませることがあり
ます。先日、近くの高校の夜の練習会に参加させてもらいました。時どき行かせていただくので
すが、高校生の子達と練習ができるので、生徒も喜んで参加します。地元の指導者の方も何名か
来てみえます。
 そこで、うちの一人の生徒が地元の指導者の方に稽古をつけてもらいました。かなり年配の方
です。その稽古が終わった後、生徒が私のところへ来て涙をぽろぽろこぼすのです。「悔し
い。」と。
どうしたのか聞くと以下のような内容でした。
 指導者「もっと、大きく打ちなさい。」
 指導者「君は何級?」
 生徒「2段です。」
 指導者「えっ、どこで取ったの。」
 生徒「・・・。」
 指導者「何年生?」
 生徒「中学3年生です。」
 指導者「どこの高校受けるの。」
 生徒「ここの高校です。」
 指導者「それじゃあ、なおさら直さないといけない。」 
と、いうものでした。
 その子は、県大会で何度か優勝したことがあります。決して、変剣ではなく、力強いまっすぐ
の剣道をします。指導者にも精一杯かかっていて、いいところを打っていました。どのくらい
偉い人かは知りませんが、指導者の中には、自分の考えを押し付ける人が多いように思います。
特に剣道家は、言いたがりの人が多く、私も地域の道場へ稽古に行くと、よく迷ってしまいま
す。剣道人口がどんどん減り、中学校で一人でも多くの子が、剣道を好きになり長く続けてほし
いと願っているのですが・・・。剣道嫌いになるような指導の仕方はやめてほしいと思います。
せっかくやる気があって道場へ行くのですが、よくこのようなやる気をなくさせられることが起
こります。どうか、指導者のみなさん、指導法をよくお考え下さい。
[2003/12/11 14:47:19]

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