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お名前: Hide.
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To ひろさん
>最後は壁に当たったところを「面」。某先生は元の位置に戻ると、そのまま
>蹲踞。結局技を一度も出せずじまいで終了(汗)
すごい先生なのかもしれませんが、指導者としてはいただけませんし、マナーもよろしい
とはいえないようですね(-_-)
[2004/06/14 08:34:31]
お名前: ひろ
現在も現役でいらっしゃる某八段の先生ですが・・・・
高校から剣道を始めた私は、毎週ある県連の稽古会に剣道歴半年で無謀にも参加しました。
そして並んだ先が、「剛剣」で有名な某先生・・・。知らずに並んでいた私は、目の前
で大学生が突かれて倒れ、さらにその上から右手で突かれて面!そして起き上がろうと
するところをまた突き。それを見て「しまった・・・」とびびってました。
そして私の番。蹲踞から立ち上がると、「さぁさぁかかってきなさいさぁさぁ・・・」
とぼそぼそつぶやきながら、ぼわ〜っとしたオーラを出しながら接近してきます。
「前に出ないと」と思いつつ、なぜか金縛りにあったみたいにどんどん後ろに下がって
しまい、最後は壁に当たったところを「面」。某先生は元の位置に戻ると、そのまま
蹲踞。結局技を一度も出せずじまいで終了(汗)
そして次は同期で某強豪大学にいった友人がかかっていく。あ、某先生が右手だけで
胴を打った。あいつなんか一瞬体がねじれなかったか・・・?あ、今度は右手だけで
面。ってか右手だけしか使ってないし・・・。あ、帰ってきた・・・。どうだった?
「ぐふっ・・・」
剣道を初めて半年の初心者の私には衝撃的な光景でした(汗)
ある意味武勇伝?
[2004/06/13 10:43:53]
お名前: Hide.
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to 太陽丸さん
>「無駄だろうなぁ」と思いながら打たされる時の悲しさ… 良く分かります^^;
ふぅ・・・。
「お釈迦様の手のひらの上の孫悟空状態」なのです。
なにをしても、すべて読み筋にはまってしまっている。奇をてらって無理打ちをしても
ものの見事にあしらわれてしまいます。
高校時代の実績を鼻にかけて大学に入学した1年坊主は、こともなげに粉砕されたので
ありました(笑)
でも、今にして思えば、いくら強いっていったってたかだか高校生にちょいと毛の生えた
ようなもの。チョイチョイとあしらわれるのも無理はありませんね(^^;
>ポジション的には,こちらが必死に打ちこんでいるのに,知らないうちに羽目板に詰まって…
>後はお決まりの「ハイ,御突き」でおしまいでした(T-T)
同じです。
昔の早稲田の道場には端に丸い太い柱があったのですが、いつもそこに貼り付けにされ
てました(-_-)
でも、先生の眼は楽しそうに笑っておられましたね(^^)
>Hide先生の教え子さんにとっては,すでに先生がその域に達していると
>お感じになっているかもしれませんよ。
先生はほんとに強かったです。私とは異次元の強さだったと確信しております。
しかし、必ずあの域に到達してみせる! 私は師匠を目標にここまでお稽古してまいりま
したから。これからもです!!(^o^)
to アオダイ君
>独壇場であります!!!!(笑)
期待してますぞ(^_-)〜☆
>私の師匠(当時は高校生くらい)のお話ですと、構えに「威圧感」というもの
>ではなく、むしろ引き込まれるような「モヤ〜」っとしたオーラをまとっていた
>そうです。
若いころは「触れなば斬らん」という研ぎ澄まされた迫力がおありだったそうですが、も
うすでに私が出会ったころ(50代終盤)は円熟の域に到達しておられたようです。
「モヤ〜っとしたオーラ」かぁ。うん、地の底からわきあがるようなパワーが見えました。
>「その技は、そうでなくこうするんですよ。」という無言の教えだったのか・・・・。
>大先生の人柄を感じさせるエピソードですよね。
昔の先生方はみなさんそうでした。
口でなんか教えたりしません。伺っても「床に聞きなさい」「竹刀に聞きなさい」「壁が
教えてくれます」などと禅問答みたいなことをおっしゃる。次の機会にその先生に並ん
でいると、前の方をお相手にヒョイとさりげなくやって見せてくださったり、自分とのお
稽古の中でそれをやってくださったり・・・。まさに「習うよりまねろ」なんですね。
そこから行くと今の先生は「教えの大安売り」です。その際たるものがこんなネットでぺ
らぺら喋り捲ってる私ってことになるのでしょうね(^_^ メ)
[2004/05/23 08:44:54]
お名前: アオダイ
To Hideさん
ハイっ!!!
独壇場であります!!!!(笑)
さて、渡辺先生の構えにあまり威圧感がなかったということですが
先のお話で紹介しました先生(どなたか分かりますよね??)も
私の師匠(当時は高校生くらい)のお話ですと、構えに「威圧感」というもの
ではなく、むしろ引き込まれるような「モヤ〜」っとしたオーラをまとっていた
そうです。
※では、引き続きこの大先生の逸話から・・・
とにかく強くて、何をしても当たらない、身体に触れることさえ困難な大先生に
懸かる側は時に奇抜な技でもって先生に奇襲をかけることもあったそうです。
しかしながら、それらの技もことごとく外される訳なんですが、懸かり手がこの
ような奇襲をした場合、大先生は次の瞬間、全く同じ技でもって見事に「お返し」がきたそうです。
まさに「鸚鵡返し」それが、「お返し」だったのか、「その技は、そうでなくこうするんですよ。」という無言の教えだったのか・・・・。
大先生の人柄を感じさせるエピソードですよね。
[2004/05/22 23:50:47]
お名前: 太陽丸
TO Hide先生
>師匠の構えはとくに威圧を感じるようなものではありませんでしたが、「打っていって
>もどこにもあたらないだろうな」というオーラがありましたね(笑)
大体が飄々と見える構えなのですがねぇ
「無駄だろうなぁ」と思いながら打たされる時の悲しさ… 良く分かります^^;
「せめて、何処かに触るだけでも」と思っているうちは,まだ気力が有る時で,
疲れてくると,そう言う気持ちに支配されてしまいます。
>しかし、師匠とのお稽古を思い出すたびに、「お相手がどうにもできない瞬間」を上手に作
>り出して技を仕掛けていたことに気が付きます。
どうして自分に竹刀が食い込む瞬間まで
見えている様な突きに対して一歩も動けない,反応出来ないのでしょうか?
ポジション的には,こちらが必死に打ちこんでいるのに,知らないうちに羽目板に詰まって…
後はお決まりの「ハイ,御突き」でおしまいでした(T-T)
>いつになったらあのレベルに到達できる
>のでしょうか・・・。
Hide先生の教え子さんにとっては,すでに先生がその域に達していると
お感じになっているかもしれませんよ。
[2004/05/22 16:44:02]
お名前: Hide.
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To 太陽丸さん
>大先生の突きと言うのは,スローモーションの様に迫ってきて,
>突かれる瞬間まで見えているのですが,
>まったくかわす事が出来ず非常に利きますよね。
>不思議です(-_-;)
まったくです。
私も大学生のころ、師匠から同様のツキをたくさんいただきました(^^;
剣先が直径20センチぐらいに広がって、ニュ〜っと近寄ってきて、それがツキにあたるや
否やズズズズズっと3メーターぐらい押し下げられ(「吹っ飛ばされ」でなはい)てしま
ったものです。
それは決して早くも鋭くもないものでしたが、よけることもかわすことも不可能でした。
師匠の構えはとくに威圧を感じるようなものではありませんでしたが、「打っていって
もどこにもあたらないだろうな」というオーラがありましたね(笑) そしてツキの瞬間だ
け剣先が膨れ上がる。気が満ちて剣先にパワーとして送り込まれるのでしょうか??
いまだに解明不能です( -o-) フゥ
しかし、師匠とのお稽古を思い出すたびに、「お相手がどうにもできない瞬間」を上手に作
り出して技を仕掛けていたことに気が付きます。いつになったらあのレベルに到達できる
のでしょうか・・・。
あの世で先生に再びお稽古を願うときまでには、少しは頑張らねばいけません(^^)
[2004/05/22 09:13:07]
お名前: 太陽丸
To アオダイさん
始めまして。
「鬼」をあしらってしまうのですからその御爺ちゃん先生,
さしずめ、
桃太郎か,渡辺の綱と言ったところでしょうか?^^;
大先生の突きと言うのは,スローモーションの様に迫ってきて,
突かれる瞬間まで見えているのですが,
まったくかわす事が出来ず非常に利きますよね。
不思議です(-_-;)
まだまだ持ちネタがおありの様なので,
お時間のある時の又面白い話をお聞かせ下さいm(__)m
[2004/05/21 12:23:44]
お名前: Hide.
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アハハ、こういう話をさせたらアオダイ君の独壇場だなぁ(笑)
続き、楽しみにしてますよヽ(^.^)ノ
[2004/05/19 08:12:09]
お名前: アオダイ
To 太陽丸様
はじめまして。アオダイと言います。
戦前に修行された先生方の武勇伝には、その話が本当か
どうかはともかくとしても、そういう話が残る・・・個性溢れる先生方
が多くいらっしゃたんですね。
私の師匠は、現在60代の半ばで、戦前に修行された方ではないの
ですが、師匠が教えをこうた先生方はバリバリの戦前派・戦中派の方々で
それは、それは個性溢れる剣風を見てきたそうです。
先生が若かりし頃、当時地元では「鬼」と呼ばれた先生がいらしゃって
ある日、その先生が後に範士十段になられた先生に稽古をお願いすることが
あって、当時その先生はすでに高齢で、見ている先生たちからすれば、「嗚呼
あの爺様、鬼に足などかけられて転倒しなければいいが・・」と見ていたそうです。
しかしながら、稽古が始まってみれば、足をかけるどころか、鬼の剣はその老先生の
身体に触れることも、出来ずほとんど懸かり稽古だったということです。
師匠自身も後に、この老大家には、都合10回ほどは稽古をお願いしたそうですが
いつも切り返しを受けてもらって、ものの数分で息が上がり「ハイ、おしまい。」
だったそうです。得意の片手突きはどからでも、飛んできて、ポクッと頂くと、
「ハッ!。」と身体が動かなくなり、二三日。声が出しにくくなったそうです。
威圧感というよりは、全てを吸い込まれるような、大らかなオーラみたいなもの
を感じた、とおっしゃっておりました。
今日は、ここまで!!!
[2004/05/19 01:46:38]
お名前: Hide.
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管理人のHide.です。
昔の先生は皆さん何らかの武勇伝を持っておられるようですね(笑)
私の師匠の故渡辺敏雄範士も、若い頃はかなりの暴れん坊だったそうで。まぁ、お年を召
されてからもヤンチャな先生でいらっしゃいましたので、十分想像はできましたが(^^;
先生の武勇伝につきましては「師・人間・渡辺敏雄」という追悼文集に詳しいので、ここ
では省略させていただきますm( _ _ )m
[2004/05/18 08:08:34]
お名前: 太陽丸
先日私が子供の頃一時期教えを下さってた
とある先生(20年ほど前に御他界)の,若かりし修行時代のお話を伺う機会がありました。
昭和天皇と御同年の先生でしたので,かなり昔のお話でした。
先生は元近衛兵をなさっていたそうなのですが,
先生が不在の時に所属の道場に道場破りのような輩が来て,
やりたい放題の無茶な稽古(内容まで分かりません)をやっていったそうです。
それをお戻りに成ってから聞き,怒って相手の道場まで出向き,
一人で其の道場の練習生を皆相手にして敵を取ってきた。(まるで時代劇)
とか、
満鉄にお勤めの頃、もう一方(どなたか分かりませんが)と
「満鉄の大政,小政」等と異名を取っていた。(実際,戦前の全日本選手権の
出場者名簿には満州代表で載っておりました)
等です。
先生曰く「若気の至りで,まるで喧嘩のような稽古もしました」と仰っていたそうです。
現在私の所属している道場の会長先生もお若い頃に
其の先生には何度もお稽古頂いたそうですが,
「無構えでどんどんと間合いを詰めてこられ,仕方が無いので打って出ると
返し技を食らい,打つ手が無くなって突いて出ると突き返し付をされ,
ひっくり返ったところを,左右の胴をばちばちっ!!と打たれた。
息が止まるほどの胴打ちで,稽古終了時に胴を見たら,竹が二本折れていた。
恐ろしいほど強い先生だった」と仰られていました。
現在私達が行っている剣道とは,
かなりかけ離れたような稽古内容だった様に思えますが,
お話としてはかなり興味深く「凄い!」と思う話でした。
皆さんの中で,
昔(現在でも)の先生の「この話は凄い」、「この話は勉強になった」等の
武勇伝のようなお話を御存知の方,
お聞かせ願えないでしょうか?
[2004/05/17 16:09:58]
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