記事タイトル:突き技について 


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お名前: 剣志郎   
はじめまして☆随分な、過去ログにレスってすいません。
最近私も若いパワフルな剣道が出来なくなってまいりまして(苦笑)。
剣線もへったくれもなく撃ち込んで来る現役大学生に押されっぱなしです(笑)。
一方で、そのような撃剣にも関わらず、ひょいとかわす高段者の先生方…恐れ入っていまします。
社会人になってからつくづく思った事は「突きの重要性」ですね!
どんなに激しい撃ちを見せても、中心線を獲った突きには敵いませんよ。
持田範士の正剣の持ち味は、そんな極意の上に成り立っていたのでは?と思います。
我々、稽古不足の凡人にはつかめない極意がその正剣に秘められており、高段者の方々が自身にも求め、門弟にも求める処なのでしょう。
とは言え、私は自由剣風主義ですが、みなさんとは若干こうした考えの上では意を異にします。
どんな技も使って悪いことはないと思いますが、至上の剣は正剣です。

「突きを使うと怒られる」という話ですが、私もそうした経験は何度もあります。
正剣主義の先生方にしてみれば「中心を奪われる」事は「恥辱」ですから、生意気と映ってしまうのでしょう(笑)。
自分の腕の未熟さを棚に上げて利合に合わない事を平気でいう輩は、その場は丁重に…後は無視です(爆)。
所詮、そのような先生の下で剣道を志しても得るものは少ないでしょう。
逆ギレして「突きを連発」してくる先生の場合は、良い稽古になります。
逆ギレだろうが、何だろうが、そこを耐え忍んで一本取れればいいわけですから(笑)。
撃ち返せない自分の未熟さを反省しつつ、突き技を研究できる訳です。
偉そうな事ばかりで、すいません…。
[2002/11/17 02:06:07]

お名前: Hide.   
To あつしさん

管理人のHide.です。登場が遅くなってしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m


>今は正剣というか、真っ直ぐ構えて、剣先をきかせてドカンと面打ちに出るのがよしとさ
>れていますよね。片手技、担ぎ技、巻き技etc
>いろいろな技を駆使し自在の剣風にあこがれます。

私もあつしさんとまったく同感ですね!ヽ(^.^)ノ
今の一般的な剣道観は持田盛二先生の剣道をベースに考えられているところがあるようで
す。確かに「昭和の剣聖」と称された先生ですので、その剣風は見事としかいいようがなく、
多くの剣道課の目標とするところだったのでしょう。しかし、剣道は、一人一人顔かたちや
性格が違うのと同じように、千差万別、さまざまなスタイルが会ってもいいと考えます。
持田先生は長身のすらっとした先生だったようですが、身長の低い私が同じような剣風を真
似しようと思っても無理があるに違いありません。

技にしてもしかりです。遠間から思い切って飛び込み面・・・たしかに理想ではありますが、
なかなか打ち切れるものではありません。「いかに間合いに入り込むか」、その間合いの攻防
が私の剣道の命綱です。そのためには、突きはもちろん、巻き技や片手技も駆使いたします。
それが私の「持ち味」だと信じるからです(^^)

ただ、お相手によって使い分ける必要はありますね。基本的には私も「上位者には突いてか
まわない」と考えておりますが、あまりにご高齢であったり、突きを突かれる事があまりに
無防備な方(多分、つきという技が念頭にない)などには突きません。それは「失礼なこと」
だと考えるからです(^^)
下位者の場合でも、四五段クラスの若手なら思いっきり突きますね(笑) 高校生でも、都道
府県でトップレベルなら突いてやってかまわないと思ってます。
まぁ、「人を見て法を説け」ってやつですね(^0^)

突きや片手技、巻き技などを「邪道」と考える方もおられるようですので、これらを使うとき
は、十分にお相手を観察する必要があると考えております(^_-)~☆
[2002/09/20 11:42:56]

お名前: あつし   
昔の剣士さん、こんばんわ。
私も同感で、突きがなくなったら当てっこの剣道になってしまうように思います。
しかし突きにこだわると稽古が小さくなるしバランスが難しいですよね。昔の先生
(私は関西なので武専の先生が多かった)はみなさん独特の剣風をもっておられて
素晴らしいと思います。今は正剣というか、真っ直ぐ構えて、剣先をきかせて
ドカンと面打ちに出るのがよしとされていますよね。片手技、担ぎ技、巻き技etc
いろいろな技を駆使し自在の剣風にあこがれます。
[2002/08/31 01:30:51]

お名前: 昔の剣士   
こちらのコーナーには、初めて書き込みをさせていただきます。
私も、高校生の時から突きには非常に興味があり、又稽古もしてきました。
剣道には、面・小手・胴・突きの4つの部位しか有効打突になりません。
その中で、突きがいけないというのであれば、4分の1・75%で相手と
戦うことになってしまうと思います。
目下の人や初心者の人に対しての突き(特に迎え突き)は、良くないと思いますが、
目上の人(高段者)に対しては有効な技でもあり、良い攻めにもなると思います。
私も、マックさんが言うようにその八段の先生は、その時は突きではなくほかの打突を、
期待?していたのではないでしょうか。
東京の警視庁のN八段(全日本優勝者)に突きを突いた時、良い機会だ。と褒めて頂いた
ことがあります。(実際にははずれていたけど)
突きが無くなったら剣道の魅力が半減してしまうと私は思います。
前突・表突・裏突など突き技を研究していくと面白いですよ。
[2002/08/30 22:25:34]

お名前: あつし   
マックさんありがとうございます。
そうですね。確かに切れてくる人はおおいですね。試合でも突きをつくと、半分以上の
人が突き返してきますね。(そこを狙ったりするんですが^^)私が思うのは、別の攻め
をすべき機会であったなら「あそこは突きではなく、打たれることを恐れずに捨て身で
面を打つべきだよ」とかがあってもよいのではと思います。
私も突きを出したあと何倍も突き返されたことは数えきれないほどあります。
8段の先生でも突きをついて機会をとらえたのであれば「まいった」とおっしゃる先生
もおられます。また昔、ある先生に剣先をはずしてから突きにいったときに「今の突き
は暴力ですよ。突くなら真っ直ぐ突いてきなさい」と注意をうけたこともあります。
しかし、突きの正しい機会ってどういう機会なんでしょうか?
私は相手からの打ち気が見えず、出小手を狙っている相手には片手突き、攻めて間合い
に入ったときに剣先の下がるあいてに諸手突き、のパターンしかありません。
よい機会があれば教えてください。
[2002/08/30 09:00:18]

お名前: マック   
あつしさん 初めまして。
私は先日”恥ずかしい質問”のところで迎え突きについてカキコミました。
内容はトピを見て下さい。
本音を言えば突きとか逆胴は勘にさわる技かも知れません。私は突きはあまり
打ちませんが逆胴は左拳をあげて防御する選手には積極的に打ちます。
そうすると逆ギレする人もいます。
目上の人に対して突きの妥当性は正直なところわかりません。機会を捉えていれば
私は良いと思います。(迎え突きのように突っかけるようなことでなければ)
ただ、8段の先生ですから、もしかするとあつしさんが突きを放たれた状況で
もっとちがう攻めを期待していた事も考えられます。
私の周囲で8段の先生に突きを打ったら何倍にもなって返ってきた経験を
持っている人もいますよ。
あと下位のものには打つべきではないと思います。私自身そうでしたが高校生の
活きがいい選手でもけがと恐怖心で大変なことになります。
暴力的なのは別として理にかなっているなら良いと思います。
[2002/08/30 00:29:10]

お名前: あつし   
私は突き技が好きで、稽古でよくだします。師匠から上座の人には自分の力をすべて出し切ってぶつかれと言われています。下座の人には絶対に突きません。
しかし、最近、ある8段の先生(明治村大会で優勝もしている)に突きをだしたのですが、かなり怒られました。いきなりがむしゃらに突いたわけでなく、面をだしても返され、小手をだしても返され、先生からの打ち気を感じなかったので諸手突きにいきました。見事に命中したのですが、終わって挨拶にいくと「上座に突きは失礼だ」といわれました。それから私はいろいろな先生と稽古をするときに突き技をだすのに躊躇してしまします。
私は道場の高校、大学生にドンドン突いてこいと突きをうけています。上座に突けないで下座に突きをすると、恐怖感で飛び込み面が打てなくなるのではないか?と思います。上座に突きなし、下座に突きあり。おかしいとおもいませんか?
みなさんの意見をおねがいします。
[2002/08/29 15:25:06]

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