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お名前: 大手
そらさんへ
手話をお勉強とのこと、
手話も地域により異なったり、残念ながら外国の手話もまったく違います。
手話だけでも全世界共通語になったらいいのにな? などと思いますがその国の言葉が
手話の基本となっているので難しいようです。
息子と会話をしているときは、剣道の充実した殺気のような鋭さを感じます。
息子の一番つらいときは、皆が笑っているのに一人わからない孤独を感じる時だそう
です。
コミュニケーションについては、携帯あるいはパソコンが聾者の世界を変えました。
息子の子供の頃は、ポケベルもしくはファックスが通信手段であり、電話の音声どこ
ろかベルの音さえ聞こえず、心配をしておりました。バイブレーション付きの携帯
のメール、映像送信による手話にてものすごく飛躍しております。
携帯の効用は聾者にとり最高の文明の利器です。
手話頑張ってください。聾者にとり手話のできる方は光のようなものですから
ありがとうございます。
お名前: Hide.
URL
To そらちゃん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます(^^)
お名前: そら
大手さんへ
真摯なお返事、ありがとうございました。
私は、今20歳です。小さい頃読んでもらった絵本や、
学校の国語の授業でヘレン・ケラーを知りました。
私は今、NHK教育テレビで手話を勉強中です。手話ができる
人が一人でも多く増えたら、聾者の人がより暮らしやすい世の中
になるんじゃないかと思って・・。それに手話は、それぞれの形に
意味や由来があり、魅力的です。手話の勉強、頑張ります。
大手さんの話は、とても参考になりました。ありがとうございました。
お名前: 大手
そらさんへ追申
息子はお相手が正面を向いている限り、唇の形と喉の動きで大体の言葉を聞き取って
います。
お名前: 大手
そらさんへ
おまけのレスです。
私の息子(26歳)はまったく耳が生まれつき聞こえません。そうですね自動車から1m離
れてのクラクションもまったく聞こえません。補聴器もつけてはいますが気休めです。
ヘレンケラーのように重複障害者とは違いますが参考になれば と思います。
聞こえないことは話せないことです。手話もありますが聾者同士の域を出ず一般には
通じません。
2歳のときより聾学校に入り、それこそ親子(主に母親でしたが)で死に物狂いで言葉を
教えました。ひとつの言葉を覚えるのに普通の子供の100倍は努力したと思います。
私どもは「手話はダメ、世の中で生きていくには口話ができなくては」の信念の元
教えました。発音にも限界があり聞き取りにくいところは多々ありますが、本人の
努力もあり現在は母校である聾学校の教師として頑張っているところです。
アン・サリバンではないですが息子もいろいろな方と出会っております。
小学部2・3年のときに口話で徹底的にお世話になった筑波より派遣されていた若い先生
と再び大学院で出会いました。なんと大学の助教授となっており息子の専攻する聾教育の
研究室の先生であり、再び今度は息子が聾教育の教師としての教育を徹底的にたたきこ
んでくれました。
今、世の中では先生の悪いところをあげつらっているように思えますが、息子が出会った
先生は本当に素晴らしかったです。
地元の中学の先生は放課後、なんと夜の9時、10時まで息子のために教えてくれ(授業は
聞こえないのでほとんどわからない)、高校の先生も同様、大学にいたっては特別に
要約筆記の係りをつけてくれました。大学院では前段書き込んだようにムチャクチャ
鍛えられ、またかわいがってくれました。
今でも聾学校には古参の先生の中に息子の先生がおられ、きびしく指導をして頂いて
おります。
友人に関しては、今でも聾学校時代の友達はもちろんのこと、小学時代の友達(特に
聾学校へ行っていた関係上、地元の友達は少年剣道をしていたときの友人)とも、中学
時代の友人、高校、大学、大学院とも楽しく付き合っています。
みなさん息子の難聴を知っており、口話が聞き取りにくくてもゼスチャー、雰囲気、目
その他を駆使して普通に笑ったりけんかをしたりしています。
親として一番困ったことは、息子が初めての相手とか通りすがりの人に声をかけられる。
それにまったく反応できない、「相手は無視されたと怒る」あるいは「聞こえない振りす
るな」と怒る、などでした。
「僕はどうして耳が聞こえないの?」「わけもわからずどうして皆怒るの?」といわれた
時は難しかったです。
そらさんはおいくつかな?
息子が小学6年生の時にタイミングをはかりへレンケラーの本を読ませました。
重複障害の厳しさを本人も感じ取り、確かに一冊の本で成長したように思います。
「多分世の中には自分よりもっと過酷な試練に立ち向かっている人もいる。耳が聞こえ
ないだけだ。」と本人も自覚したようです。
それから我々両親の殺し文句は、息子が泣き言を言うたびに「へレンケラーを見よ」で
した。
障害者はそれぞれ違った環境、障害の部位、程度が異なります。我が家の場合をレス
してみました。これからも息子には試練が待ち受けていると思います。
「いつまでもヘレンケラーのことを思いながら乗り切ってくれたらな」と思っています。
文章がへたですのでうまく伝えれませんが参考になればと思います。
お名前: Hide.
URL
To そらさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
命さえあれば、道は拓けます。
突然の事件や事故、病で、生きたいと思っている命が失われることが多い世の中です。
「生きている自分」に感謝しつつ、お互い毎日を精いっぱい生きましょうヽ(^.^)ノ
お名前: そら
おおすぎさん、ヒデさん、レス、ありがとう
ございました(^^)
お名前: Hide.
URL
To おおすぎさん
管理人のHide.です。
そうですね、人間には五感があるわけですから、ほかの手段でコミュニケーションを取る
ことも可能なのでしょうね(^^)
>なんか、剣道の合気と通じるような気がしますけどいかがでしょうか。
同じかどうかは不明ですが、合気はまさに第六感でしょうか。
お名前: おおすぎ
見えず、聞こえず。話せずであっても自分の感情は表現できますよね。
たとえば赤ちゃん、生まれたばかりの頃は目は見えませんし、口から出るのは
泣き声だけ。でも、感情は表現できますし、親はそれを感じ取れます。
ヘレンケラーも相手bの存在を他の感覚で感じ取り、コミュニケーションを
とっていたと思います。
なんか、剣道の合気と通じるような気がしますけどいかがでしょうか。
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
眼も見えない、耳も聞こえない…。
とてもそんな自分を想像できません。
でも、ある日突然、当たり前のようにあったそれらを失うことってあるんですよね(>_<)
そらさんのご質問からは離れてしまいますが、今ある自分に感謝しなければいけないと思
いますm(_ _)m
お名前: そら
ヘレン・ケラーは目も見えない・耳も聞こえない・
話もできないの三重苦の人でした。
アン・サリバン先生の尽力で、点字の本が読めるようになり、
大学も卒業して、話すこともできるようになりました。
私にはそんな世界、想像できないけど、もし自分がそういう
状況になったとしても、頑張って生きていけるような
人でありたいです。
でも目も見えない、耳も聞こえないでは、友達ってつくれるんでしょうか。
人とどうやってコミュニケーションをとっていたのでしょうか。
みなさんは、このことについて、どう思われますか。
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