そうですねぇ、私もいわゆる「昔風の指導」で育ってきましたし、自身も高校で教師をし
ているころはそんなやり方でした。でも、ある時からそういう方法が通用しなくなってき
ていることに気がつきましてね。で、私の場合は指導の一線から身を引く決意をしました。

まぁ、「時代が変わった」といってしまえばそれまでなのかもしれません。
一部の特殊な大学以外は、「きつい稽古までして、上位を狙わなくても」という冷めた気
持ちがあるのはやむを得ないのではないでしょうか。
昔はどんな大学でも、「体育会の剣道部」といえば、それなりに鍛えられてきたものです。
「俺たちは同好会とは違う」という気骨をもっていたと思うんですね。
でも、どうやら昨今はそうでもないんじゃないでしょうか。

このあたりは、日ごろから学生と接しておられる稽古嫌い日本一さんの方が敏感に感じて
おられることと拝察いたします(^^;

管理人さんのありがたいお言葉、感謝します。
今の学生たちに対する接し方が良いのであれば、
それを続けていきたいと思います。

しかし、私が監督に就任した頃、二十年ほど前は
試合に勝ってきても私が納得しなければ、平気で
起こるし、次の試合には外す、ふがいない負け方
をすれば殴る、という一昔前風の指導でした。
でも部員達はそんな私についてきてくれ、「監督さん、
出張で近くまで行きますから、夜は空けておいて下さい」
というような連絡が卒業後の今でもあります。
しかし、数年前の新入部員で「剣道が強くなりたい」
ということで入部してきた一回生がいましたが、
一回生によくある道場の掃除や卒業生への連絡などが
嫌だったようで、「剣道以外のことで神経を使いたく
ありません」ということで、半年ぐらいで退部して
しまいました。

その頃ぐらいから厳しい稽古があると数日後には
「他にやりたいことがある」とか「昔別のスポーツ
をしていたので、そのスポーツをしたい」という理由で
退部していきます。

今時の学生、というひとくくりしては失礼だとは思いますが、
何か割りきれません。その学生の卒業高校も、割りと剣道の
有名校だったりします。

何か愚痴みたいになりましたが、いわゆる強豪校でなく
普通の大学の学生は、あまり熱くなれないのでしょうか。
それとも私の指導力不足なのでしょうか

管理人さん、申し訳ありません。こういう質問は別のところ
に書き込みすべきでした。

高い目標を掲げることは大切です。
とくに男子は、崇高な目的のために一心不乱に頑張ることができるものですので(笑)
学生たちにとって、稽古嫌い日本一さんは、程よい間合いをとって接しておられるように
見受けられます。これからも、その間合いを大切に監督業に励まれたらよろしいかと存じ
ます(^^)


＞「嬉しい言葉」も聞きましたが、「監督も年齢のせいか
＞めっきり酒が弱くなりましたね。年ですからほどほどに
＞して下さい。学生と同じ調子で飲んだらダメですよ」と
＞悲しい、いたわりの言葉も聞かせて頂きました。

アハハ、ご自宅で飲みますと、ついついピッチが上がりますからねぇ(^^;
まぁ、たしかにそれは仕方がないことですので、謹んで聞いておくのがよろしいでしょう。
この次お稽古する機会がありましたら、そのいたわりへの返答を竹刀に託しちゃってくだ
さい(^_-)~☆

早速お答え頂き、ありがとうございます。
あまり稽古をしていない監督が、「全日本」と
大きな目標を口にするのもあまりよくありませんね。

自分の力量も考えて、これからやっていきます。
でも、最初から大きな目標を持たず、「そこそこ」の
目標、十分今の力で到着するような目標を達成するだけで
満足するようなことにはしたくないつもりです。

達成できなくても、高い目標に向けて努力する、
その過程を大事にしていきたいと、自分自身ことも
含めて思っています。そういう気持ちがあったから
こそ、先日一緒に飲んだ卒業生や学生は「剣道部に
いて良かった」という言葉が出たのだと思います。

しかし、夕方から飲み始めたので、私は途中でダウン
しましたが、卒業生や学生、そして奥さんは夜通し
盛り上がっていたようです。昔は一緒に付き合って夜通し
飲み明かしたものでしたが・・・。
「嬉しい言葉」も聞きましたが、「監督も年齢のせいか
めっきり酒が弱くなりましたね。年ですからほどほどに
して下さい。学生と同じ調子で飲んだらダメですよ」と
悲しい、いたわりの言葉も聞かせて頂きました。
トホホ・・・。

管理人のHide.です。

そうですか、それはよかったですね。
稽古嫌い日本一さんは、十分なことはできていないと思っておられたようですが、学生た
ちはそうではないいろいろな思いを抱いて剣道部生活を送っていたっていうことなんです
ね(^^)

こういっては失礼にあたるのかもしれませんが、必ずしも上位の成績を上げるだけが剣道
部の価値ではないってことなんじゃないですか。学生には、さまざまな考えがあり、様々
なレベルでの取り組みがある。稽古嫌い日本一さんの剣道部でも、身の丈に合った取り組
みがきちんとできているっていうことなんだと思います(^0^)

これからも、稽古嫌い日本一さんのお出来になる範囲で学生たちとかかわっていけばいい。
そういう答えが出たのではないかと拝察いたします。


＞先日、奥さんと三泊四日で温泉に行ってきました。

そうですか、素敵な時間をお過ごしになられたようでなによりです。
そういうイベントの後のアイロンかけは、思い出などもよみがえり、普段とは違った楽し
みもあったのではありませんか(^_-)~☆

以前、いろいろと書き込みをさせて頂いた
稽古嫌い日本一です。数日前の土日に教え子
というか、卒業生と現役学生が我が家に遊びに
来たときに、大変嬉しい言葉を言ってくれたので、
管理人さんにご報告と、何か剣道にやる気が出てきた
のでご報告させて頂きます。

全国学生に行けなかったので、ご苦労さん会も兼ねて、
試合に出た四回生と主将、そしてたまたま学生を誘った
当日に、稽古に来てくれていた卒業生に「泊まりで家に飲みに
おいで」と声をかけたところ、先日の土日に来てくれました。

夕食を食べながら、昔話や今の活動内容の話で盛り上がって
いたところ、大学の剣道部での一番の思い出は何かという話
になりました。私としては、試合結果もそうですが、大した
指導も出来なくて申し訳ないと思っていましたが、卒業生は
「しんどい稽古をしたので、仕事で辛くてもあの稽古に比べれば
楽なので、助かってます」とか「中学から剣道を始めましたが、
高校ではいろいろあって辞めていました。でも大学で再開した
僕が名門大学との試合で一本取れて、なおかつ負けなかったのは
大学で一生懸命稽古させてもらったおかげです」というような、
思わず泣いてしまう言葉を言ってくれました。学生たちも、「気持ち
よく監督は試合に送り出してくれました」と言ってくれました。

社交辞令と言ってしまえばそれまでですが、大変うれしかったです。
こんな単純な大学の監督ではいけないかとは思いますが、大変
嬉しくて、先日の悩みにお答え頂いた管理人さんを始めとする
方々にご報告すべきと思い、書き込みさせて頂きました。

甘いなぁ、と言われるとそれまでですが、何か元気を分けて
もらいました。後輩が頑張っているからには、先輩の私も
頑張らねば、という思いになりました。そういう意味では、
「同じ釜の飯」を食べた人との集まりは大切ですね。

後輩たちに何もできなかったことに、非常に後悔や懺悔の
念を抱いていた私にとっては、思いもよらない言葉で感激
した次第です。
私としても、仕事と家庭とで、どこまで監督ができるか
わかりませんが、学生たちにとって今後の人生に、何か
役に立てるよう頑張りたいと思います。
私のやっていることも、とりあえず無駄ではなかったようで、
とりあえずよかったのかな

管理人さんへ
先日、奥さんと三泊四日で温泉に行ってきました。とは
いっても一泊はお互いの仕事が終わった後、可能な限り
目的地に近いホテルに泊まりました。天気もよく、海岸線
を走っていると、大変喜んでもらえました。

ただ、旅行後の洗濯、アイロンがけがたいへんでしたが。