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お名前: けい
まささん、えーじさん
素晴らしいご意見をありがとうございます。とても感動しました。
私自身は剣道は全くやりませんが、剣道の心はとても大切であると
常に思っております。
やはりみなさんがおっしゃるように、お相手がいてはじめて自分が
いろいろなことを学べるということ、お相手を尊重することから
自分もまた尊重される。人は決して一人では生きていけない。
みな誰かのお世話になって、互いに良い所を誉め、悪いところが
あれば直し、そうやって切磋琢磨しながら共に向上していくという
ことが大切だと思います。
社会においてもそうですね。えーじさんのおっしゃるように、
競争心を向きだしにした社会はきっと破滅しますね。確かに
脱落してしまうものもいるかもしれませんが、根っこは競争で
はなく、良いものを作って互いに磨き合うことを大切にする
社会であって欲しいです。
私には子どもが三人おりますが、剣道を通してそういうことを
しっかり学んで欲しい。最近、勝ち負けは大切ではないと本当に
思うようになりました。
お名前: まさ
今、堀籠先生の「剣道の法則」をめくってみると、
「剣道の修行を通じて人間としての道を学ぶ。人間の道とは何かと言えば「当たり前の
ことを当たり前にする」ことである。これは「言うは易く行なうは難し」ことではある
が、人間として最も大切なことである。」
と記されていました。
剣道を通じて、人として当たり前のことができるようになる。
すばらしいですね。
お名前: まさ
皆さん、ご意見ありがとうございます。
自分でも整理ができていないのですが・・・・
「稽古を通じて心を高める」ということと「お相手に対する感謝の気持ち」が剣道の心
の核となる部分のような気がします。
とすれば、剣道の心で生活するということは、生活(での1つ1つの選択や行動)を通
じて心を高め、人に対する感謝の気持ちを持つということでしょうか。
もう少し考えてみます・・・・。
お名前: えーじ
まささんへ
>武道とスポーツの対比で考えると、今の社会のほとんどは勝ちを
>求めるスポーツなんですよね。
>学生は試験合格を目指して勉強し、企業は「勝ち組」になるべく
>争っています。
>他の人や組織に勝つことが目的になっています。
実は私の見方はちがっています。(^^)
大人社会は「競争社会」ではなく「協力社会」であるということです。
私も学生の頃は、「社会に出れば勝ち残らないと…。」
みたいなことを、吹き込まれて育ちました。
しかし、私は某食品メーカーに勤めていたとき
実際に私が感じたことは…。
○スーパーに商品を導入しようとしたときには
他社の商品を蹴落として自社商品をいれるのではなく
他社も尊重しながら、自社の商品を導入することにより
いかにスーパーの売上を増やすかを考えるのです。
それで、他社のメーカーとも相談して商品をいれる
棚のレイアウトをし、実際に商品の導入が決定すると
全メーカーの担当者がそのスーパーの全店を巡回し
棚を新しいレイアウトに協力して切り替えていくのです。
そこでは、自社一人勝の発想ではうまくいきません。
(だから、メーカー同士プライベートでも仲良かったです)
○新商品の開発のとき、他のチームと競争で企画を
練りましたが、実際に企画が決まると、チーム関係なく
開発に一丸となりました。
(お互いに力を認め合うことにより、さらに効率よく
物事がすすみました。)
○同じ課のなかでも、同期や先輩を蹴落とすというよりも
教えあったり、情報を共有化することにより
自分の幅もひろがり、ピンチの時には助けてもらえます。
(たとえば、決算期の数字がトラブルで達成が困難になったとき
普段から自分の担当店の情報を周囲に伝えていれば、
電話等でフォローが頼めたりします。)
例を出し始めるとキリがないのですが…(−−;
要するに敵を撃破し続けていっても、勝利はなく
味方をたくさんつくると仕事も楽しいということです。
現在は会社を経営する立場になりましたが、
「わが社だけが儲かるように…。」ではなく
「お客様に感動していただけるように…。」でなくては
商売もうまくいかない構造に社会はなっていると
思うのです。(≒お客様に真剣に立ち会う)
前置きが長くなってしまいましたが
だからこそ、お相手を思いやることができる
剣道って本当によいものだなと私は感じています(^^)。
お名前: えーじ
こんにちは、まささん。
おもしろいトピですね(^^)
私は今小さいながらも、会社を経営しておりますし、
そのまえはサラリーマンでしたが、ずっと「剣道の心」
を心がけてきました。(出来てるかどうかは別ですが…(^^;)
それで、「剣業の一致」をモットーに稽古できないときには
仕事を一所懸命する。ようにしています。
そして、それが両方を伸ばすと信じています。
現在の私は食品の製造&販売をおこなっております。
製造のとき
剣道…素振りや打ち込みのときは一心不乱に行う。
ただし、常に基本をチェックする。
製造…仕込みや、袋詰は集中しておこなう。
ただし、常に効率化や衛生面をチェックする。
といった具合に、精神状態には共通点があると
考えています。
さらに、営業については得意先との商談と立会いについては
剣道…
1)着装に注意し、緊張感をほぐす。
2)試合の立ち上がりの展開をイメージ。
3)お相手に礼を尽くし、蹲踞。
4)たちあがり気合をこめる。
5)攻めてみる。
6)反応をみて打突。
営業…
1)着装に注意し、緊張感をほぐす。
2)商談前の雑談ネタをイメージ。
3)しっかり挨拶をして、社内にお邪魔する。
4)名刺を渡し、会社を印象つける。
5)お相手の意向をさぐる。
6)反応をみて、商談をすすめる。
といった具合に…共通してません(^^;?
でも、その心づもりでいくと
商談決定率高いです。(^o^)/
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
まささん、すてきなトピを立ててくださいましてありがとうございます(^o^)
私は高校生達に指導する場合、「返事、あいさつ、行動」という努力目標を掲げ、ここを
まずキチンとさせていきます。それもただやるのではなく「一流の返事、一流のあいさ
つ、一流の行動」ということですヽ(^.^)ノ
「返事」というのは名前を呼ばれたときの返事だけではなく、お相手との会話の受け答え
も含まれます。TPOに沿った受け答えができるようにするということですね。
「あいさつ」は日常のあいさつはもちろん、何か意見を求められたときの返答までも含み
ます。
「行動」はTPOに沿った素早く適切な行動です。「考えた」だけで「行動しない」のは
「考えなかった」のと同じ。考えたことを行動に移すといった実行力も含まれます(^^)
その他、「お相手の痛みを知る」ことができる競技性ですから、Yoshiさんもおっしゃって
おられる通りお相手をいたわる心や他人を思いやる気持ちも育つことでしょう。
ちなみにまささん、合格発表でのガッツポーズは、他人との勝ち負けではなく自分との勝
負に勝った喜びだと思いますので、競技におけるそれとは違うと考えますが(^^;
お名前: Yoshi
まささん、はじめまして。
私は、親子3人で剣道を楽しんでます41歳中年です。
私はあまり「剣道の心で生活」と言った風に難しくは考えていませんが、
人に対する、気配り・思いやりと言ったことは日々気を付けるようにしています。
勝敗がある以上は子供たちは、勝てば嬉しいですし、負ければ悔しいです。
頑張った結果として素直に喜べば良いかなとも思っています。
しかしお相手のことを考えるとガッツポーズはやはり控えるべき!と考えます。
お相手がいないと剣道は出来ません。
私は剣道に限らずお相手のことを考えるように努力しています。
お名前: まさ
URL
世界柔道についてのトビでの議論でいろいろと考えました。
(実は「男は丸刈り」のHNでカキコしていました。)
武道とスポーツの対比で考えると、今の社会のほとんどは勝ちを求めるスポーツなんで
すよね。
学生は試験合格を目指して勉強し、企業は「勝ち組」になるべく争っています。
他の人や組織に勝つことが目的になっています。
(剣道の試合ではガッツポーズがでなくても、合格発表ではガッツポーズがでるのでは
ないでしょうか。)
「勝負に勝つ」ためではなく「自分を高めるための稽古」
「勝ってガッツポーズ」ではなく「打って反省。打たれて感謝。」
といった剣道の心をいかに実生活にいかしてゆくのか。
剣道の心で生活したら、生活がかわるのだろうか。
剣道の心で経営したら(そんな人おられるから・・)、会社のあり方もかわるのだろうか。
ということを思いました。
皆さんは、剣道の心をどのように実生活にいかされておらるでしょうか。
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