記事タイトル:「武士道」 


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To 語聖さん

カキコされる方の人徳ですかな(^^)

お名前: 語聖   
飛躍してますよ。どなたか拙者が藩校やら新選組の話をしたら脱線するなっ
て怒ってませんでした?!

お名前: Hide.    URL
to 語聖さん

>やっぱり武士道となると話が飛躍するんですよ。

ちっとも飛躍しておりませんよ。
あくまで関連するお話だと思いますが(^^)

お名前: 語聖   
小生以外でも新選組が取り上げられてるじゃないですか…此処は『新渡戸論』に
関しての話でしょ?! やっぱり武士道となると話が飛躍するんですよ。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

>やっぱり…武士道丈で此れ丈間尺が広くなるんですよ。

おっしゃる意味がよくわかりませんが(^^;
なにが「やっぱり」なんですか??

お名前: 語聖   
やっぱり…武士道丈で此れ丈間尺が広くなるんですよ。

お名前: Hide.    URL
to 武道初心者さん

>同じくクリスチャンである李登輝(全台湾総統)の「武士道解題」も、大変面白い本
>でした。

そうですか、こちらの方は知りませんでしたね。
今度探して、ぜひ読んでみたいと思います(^^)

お名前: 元立ちマシーン   
To 剣道初心者さん

このトビ立てさせて頂いた元立ちマシーンと申します。

自分はこの書を読ませて頂いたばかりなので偉そうな事は言えませんが
キリスト教徒だからこそ武士道との比喩が出来たのかも知れませんね。

本書の中で日本人がキリスト教を受け入れない理由を分析してる下りがありますが
結論として「宣教師が日本文化を理解せず、キリストの教えを吹き込むだけの作業に
従事する」には、
ならでは・・・と感心しました。

何にしても自分を含めた現代人でも武士道が息づいてる感覚が確認できた
貴重な「読書」でした。

「武士道解題」も近いうちに読んでみたいと思います。

お名前: 武道初心者   
「武士道」は名著です。
 新渡戸稲造は敬虔なクリスチャンなので、多少バイアスがかかっているのかもしれま
せんが、会津若松の子供達が切腹するエピソードには、本当に心を打たれました。
 自らの限りある生を超克する一つの体系が「武士道」として示されており、本当に感
動しました。

 同じくクリスチャンである李登輝(全台湾総統)の「武士道解題」も、大変面白い本
でした。李登輝は、戦前の日本で教育を受け、日本人として大東亜戦争を戦った人です
が、自分の我の強さを克服するため、剣道に打ち込んだという話も有名です。

 なお、「武士道」と「武道」の関係についてですが、明治時代に武徳会が設立された
際に、それまでの「武術」が「武道」と呼称するようになったとするのが一般的と思い
ます(剣術→剣道、柔術→柔道、その他の武術:合気、骨法、唐手等→古武道)。

 ところがこれとは別に、新撰組の土方歳三によって、
  武士道→武道
という考えが示されていたという話を読んだことがあります。
 ここではまさに、「主君なき武士道」が「武道」という新たな概念として提示された
ということでした。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

これから後期の授業なんでしょ?
あまりお疲れを残さない方がいいですぞ(^_-)~☆

お名前: 語聖   
はい、此の暑さで脳に血液が行きません。場合に因っちゃ落ちてるかもしれませ
んな…(笑)

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

だからぁ、小学生だって何かに気をとられてなきゃ、語聖さん並のことができるってこと
ですね(^^)
読解力、落ちてませんかぁ??(^_^ メ)

お名前: 語聖   
>>世の中には在る事を始める段になると人間が変わる人種が多う御座い
>>ますので…身共も其の一人なんですが…

>このレス、意味不明です(^^;

そう仰せになると思い、お出でになるのを待って居りました。此れはです
なあ、『普段はおちゃらけて居るが或事をする段になると引き締まって来
る』って言う意味です。別の意味に取る人も居るでしょうが…

お名前: Hide.    URL
to 語聖さん

>世の中には在る事を始める段になると人間が変わる人種が多う御座い
>ますので…身共も其の一人なんですが…

このレス、意味不明です(^^;


>否。役に立ってますよ。御陰で突き指をしなくなりました。(笑)

な〜んだ、その程度なんですか(^_^ メ)

お名前: 語聖   
>あなただって、何に気をとられていれば、その能力を発揮出来ずに
>事故に巻き込まれますでしょ?(^^;

世の中には在る事を始める段になると人間が変わる人種が多う御座い
ますので…身共も其の一人なんですが…

>では、武道家の裏芸としての役には立っていないんですね?
>武道家の裏芸として役立つ何かをお持ちの上での先のご発言では
>なかったのですか??

否。役に立ってますよ。御陰で突き指をしなくなりました。(笑)

お名前: Hide.    URL
to 語聖さん

>如何ですか…小学生って遊びに夢中になってる時の飛び出し事故
>って結構多いんじゃないですか?!
あなただって、何に気をとられていれば、その能力を発揮で傷に事故に巻き込まれますで
しょ?(^^;

>ピアノに関しては既に現役を退いて居りまして…ですが、こうし
>てタイピングをするのには充分役立って居りますぞ。
では、武道家の裏芸としての役には立っていないんですね?
武道家の裏芸として役立つ何かをお持ちの上での先のご発言ではなかったのですか??

お名前: 元立ちマシーン   
To 語聖さん

残念ながら「葉隠」は読んでおりません。
佐賀藩の山本・・・忘れました。が書かれた書物と認識してますが、
読む機会に恵まれませんでした。
是非読んでみたいと思います。

>江戸期は将軍家や大名に対する忠義、明治期は天皇に対する忠義ってとこでしょうか・・・
江戸期に関してはその通りと思いますが明治期は(中期に限定されますが)日本国に対しての
忠義が本当かも知れませんね。
江戸期にあれだけ軽んじられた天皇がいきなり天皇に忠義を尽くせと
言っても無理がありますから。
むしろ日露戦争後天皇が神格化したと観るのが正しい見解と思います。
(あくまで自分の考えなので間違ってたらご指摘お願いします)

>恐らく其れは奇兵隊が多少の影響を与えて居るのでは?!
これは長州に限った感情なんじゃないですか。
それよりも幕末に欧州各国が日本を植民地にしようと重圧を掛けてきた事に
起因してるのではないかと・・・。

西南戦争は軍隊の重要性を認識させた内戦の意味合いが強いように思いますし、
同時期に九州北中部を中心にした一揆なども一因になったとは思いますが、最後は
植民地化への恐怖から生まれたのではないですかね。

私も異国人に奴隷のように扱われるのであれば立ち上がるしかありませんから。
太平洋戦争のように「欲しがりません勝つまでは」などの言葉を刷り込まなくても
国民全てが判ってたんだと思います。

やっと語聖さんとまともに会話できたかな(^^)

お名前: 語聖   
>新渡戸稲造著「武士道」には
>「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」を心得た者と定義づけて
>いますよ。この事に関しては自分も勉強中ですが、
>明治期においての国民意識は士農工商から女性、子供にまで浸透していた事が
>伺いしれます。

そうでしょうなあ…江戸期は将軍家や大名に対する忠義、明治期は天皇に対する
忠義ってとこでしょうか…日本がバラバラでしたから…因みに『葉隠』は読まれ
たんですか?!(笑) 『葉隠』の方が江戸時代に書かれた物なので、より正確な
のではないでしょうか。

>結果として「眠れる大国清」「専制大国ロシア」を打ち破った原動力と位置付け
>ている専門家は少なくありません。

恐らく其れは奇兵隊が多少の影響を与えて居るのでは?! 奇兵隊を使う事に因り、
農民以下でも戦う事が出来ると言う自信を得たんじゃないですか?! 西南戦争なん
かもそうでしたし…要は戦う機会を特定の身分のみに与えずに、全ての人民に与え
たと言う事は大きいと思います。伊賀者も伊賀組与力・同心になった時に在郷の物
よりも忍術のレヴェルが落ちたと言いますし…官僚化は良くないですな〜…

 

お名前: 元立ちマシーン   
To 語聖さん

新渡戸稲造著「武士道」には
「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」を心得た者と定義づけていますよ。
この事に関しては自分も勉強中ですが、
明治期においての国民意識は士農工商から女性、子供にまで浸透していた事が
伺いしれます。

結果として「眠れる大国清」「専制大国ロシア」を打ち破った原動力と
位置付けている専門家は少なくありません。

私自身はこの明治期の武士道精神は現在の剣道を学ぶ上でも
大事な事と思って関係書物を読みまくっている最中ですので
語聖さんの質問に答えられないかもしれませんがあしからず。

お名前: 語聖   
>アハハ、そのくらいのことは、小学生にだってできますよ(笑)

如何ですか…小学生って遊びに夢中になってる時の飛び出し事故
って結構多いんじゃないですか?!

>音楽はピアノか何かをされていたのですか?
それはかなりのレベルまで到達され、ご自身の剣道にお役に立っ
ているのでしょうか?(^^)

ピアノに関しては既に現役を退いて居りまして…ですが、こうし
てタイピングをするのには充分役立って居りますぞ。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

>自転車に乗ってて、車が横から来て居る音が聞こえて、その位置が解ると言う優れ物…

アハハ、そのくらいのことは、小学生にだってできますよ(笑)

音楽はピアノか何かをされていたのですか?
それはかなりのレベルまで到達され、ご自身の剣道にお役に立っているのでしょうか?(^^)

お名前: 語聖   
>アハハ、手厳しいお言葉ですね(^^;
>でも、理解できないからこそ、例えば書物などを読み勉強し理解しようと
>するのではありませんか。

まあそうでしょうね。んで、武士に就いて触れようと思うと藩校なんかも
当然触れなきゃならんと思う訳ですよ…心情的には…

あっ…そうだ…ピアノなんて指先の鍛錬に良いんじゃないですか?!

お名前: 語聖   
すんません。
『長音』では無く、『聴音』です。

お名前: 語聖   
>ちなみに、そうおっしゃる語聖さんは、何か芸術をたしなまれておられ
>るのですか? 体術は何か勉強されているやにどこかに書かれておられ
>ましたか(^^)

『居られる』と言うか『居られた』と過去形ですね。音楽ですよ。悪いけ
ど長音は得意なんで、絶対音感は在りますよ〜…自転車に乗ってて、車が
横から来て居る音が聞こえて、その位置が解ると言う優れ物…+自然の中
で生活して居る事が多かったので、より発達したのでは…と…宮本武蔵も
野性の中で生活してあの本能的な物を身に付けたとか…

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

>そもそも剣道を行ってる丈の狭い視点で武士道が理解出来る様になるとは思えない
>んですよね〜

アハハ、手厳しいお言葉ですね(^^;
でも、理解できないからこそ、例えば書物などを読み勉強し理解しようとするのではあり
ませんか。

ちなみに、そうおっしゃる語聖さんは、何か芸術をたしなまれておられるのですか?
体術は何か勉強されているやにどこかに書かれておられましたか(^^)

お名前: 語聖   
そもそも剣道を行ってる丈の狭い視点で武士道が理解出来る様になるとは思えない
んですよね〜宮本武蔵だって『広く深く』学んであれ丈の御仁になった様ですんで…
あっ…そうだ…『純剣道家』の方は御存じないかも知れませんが、武蔵って結構芸術
家だったんですよ。芸術の世界でも相当認められるとか…

お名前: 語聖   
共通点を手短にお話しただけです。

お名前: 元立ちマシーン   
語聖さんにしては随分短いレスですね。

明治は2行で語れちゃうんですか・・・。

お名前: 語聖   
To 元立ちマシーン殿

実質的には変わりませんよ。権威的な所がね…(笑)唯、江戸期は極端な鎖国政策、
明治期は極端な欧化政策ですよ。詰り、其の均衡化を図れば良いんですよ。

お名前: 元立ちマシーン   
To 語聖さん

「明治期も江戸期も一緒でしょ」みたいなこと仰ってますよね(笑)
語聖さんとしては分析力の無い幼稚な書き込みですね(^_^)

歴史は常に動いてます。
江戸期が止まってただけなんですよ。

語聖さん。明治期の「武士道」について語っていただければ幸いと存じます。

お名前: Hide.    URL
to 備中守さん
>藩校がどうのとか私塾がどうのとかはスレ違いのような・・・荒らすつもりはないですが
脱線は掲示板の醍醐味でもあります。
トピ主さんが継続してカキコしてくださらない場合、話がずれていくのは仕方のないこと
ではあるんですよ(^^;


to 元立ちマシーンさん
お戻りになっていただきましてホッといたしております(^_-)〜☆

お名前: 元立ちマシーン   
To 備中守さん

このトビ立てた元立ちマシーンと申します。
いささか話がずれていくので、どうレス付けようか悩んでおりました。
ヘタに割り込んでも話についていけそうもないし・・・。
ダンマリを決め込んでしまってました。

そもそもこの「武士道」なる書物は、宗教感のない日本で何故あれだけの秩序を
生み出せたかを海外の思想を例に出しながら「日本」の倫理観を解ってもらう為の書物
だったと認識できるようになりました。

結果的にこの書物が日露戦争を終結させた貴重な要因になったわけですから、
感慨深く読ませて頂いてる最中です。

備中守さん有難うございます(^_^)

お名前: 備中守   
武士道とは死ぬことだと思いけり・・とか

>元々新渡戸稲造が海外に「武士道」の心を知って貰おうと・・・
高位人格的規範としての西洋の「騎士道」に対する日本の「武士道」を対比紹介したものだったと思いましたが
レスを読ませていただくといつのまにか「武士」の社会的立場を論ずる方向にすり替わってますね
浪人してようが仕官してようが「武士は食わねど高楊枝」やせ我慢の精神が武士道の根本
である・・と論断する人も居ます

藩校がどうのとか私塾がどうのとかはスレ違いのような・・・荒らすつもりはないですが

このテーマについての発言をどうぞ ←

お名前: 語聖   
『では、藩校と私塾では「士道」を教えていたのですね?(^^;』

当にそうでしょう。(笑:藩校に関しては飽く迄も『武士道』ですが。)

『「士道」とは好戦的なもので、そういうことを教えていたのですね?』

『好戦的』と言うと鳥渡語弊が在りますが、此方から仕掛けない迄も、向うが
仕掛けて来たら完膚無き迄に叩きのめす。学者なんか、そうですよね。そうし
ないと、自説が立たない訳ですから。(笑)勿論武芸に勤しんでは居りません
から、『矛を止める』事は出来ないのでしょうが。武芸者の場合は、『士』の
志が加わる事に因り、学者よりも簡単に武士になれる事請け合いです。武士に
なれば、弱者を労わると言う当に『武士道』に書かれて居る様な事が出来る訳
でして。因みに英語の”martial arts"(アメリカで発祥の格闘術)が日本の
武道に相当すると思って居る人も多いでしょうが、チャンチャラ可笑しい。
”Martial”は、『好戦的な』と言う意味で、既に武道精神とは掛離れた殺戮
を目的とした物なんですよね。銃社会のアメリカらしい考え方ですが。(笑)

お名前: Hide.    URL
to 語聖さん

>う〜ん…『武士道』と言うか…学者の場合、厳密に言うと『士道』なんですけどね…

では、藩校と私塾では「士道」を教えていたのですね?(^^;
「士道」とは好戦的なもので、そういうことを教えていたのですね?


>2番目の『武士』と言うのを『武家』と言う風に訂正したいと思います。

ごていねいにありがとうございます(^_-)〜☆

お名前: 語聖   
To Hideさん

『ちなみに、武士道を教えていたのは藩校と私塾と考えてよろしいのでしょうか?(^^)』

う〜ん…『武士道』と言うか…学者の場合、厳密に言うと『士道』なんですけどね…『士』
って訓読みだと『さむらい』って読みますから。意味は、『立派な人物で本来は男子を表す』
と言う物で、上級學校に於ける『準學士』『學士』『修士』『博士』って言うのは当に是です
よね。其れから剣道や空手に於ける『錬士』『教士』『範士』も同様ですね。『武』と言う字
の由来に関しては、武道界では良く『矛を止める』って言われて居ますが、そうなると、『武
士道』って言う熟語を直訳すると、『矛を止める士の道』と言う風になりますよね。で、『矛
』って言うのを暴力と捉えるならば、学者って言うのは当然其の術を有って無い訳でして、然
しながら自分の知識に関しては相当の自負を有って居る事を考えると『士道』と言う辞が相応
しいのでは無いかと―。『武道』と言う熟語の中間にに入る丈で何と無く『心』が練磨された
印象を受けるのは私丈でしょうか。『武芸者』・『武道家』と言うのは芸道を追求しては居ま
すが、如何も個人レヴェルでの話で、其れを集団に活かせてないケースが多々在ると思われます。『士道』と来た場合、新選組の刀法に見られる様に、好戦的で在って差し支え無い訳です。
然しながら、『武』と言う辞が先頭に来る事に因り、限定詞的な役割を持って、精神状態をコントロール出来る究極形態として居る訳では無いでしょうか。私は、自他をバランス良くコントロール出来る事を望んだのが『武士道』だと思います。

因みに済みません。一つ訂正が在ります。
To 語聖さん

『>武芸者の内、仕官して、武士になり、周りの事に気を
>配れる人が真の武士なのではないでしょうか。

なるほど。勉強になりますね(^^)』

此処で、夫々『武』に関する辞が3つ書かれて居りますが、2番目の
『武士』と言うのを『武家』と言う風に訂正したいと思います。何故
なら、此の段階だと確かに昇格はして居るのですが、如何も弱いと言
うか…最後の『真の武士』と言うのは即ち、主君に対して諫言をも厭
わないレヴェルの事です。然し、浪人武芸者では客分とはならない限
り、諫言なんて権限上叶いませんから実質上難しいのではと思います。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

>一応、武士道に関して触れるなら、此の辺りは重要かと思いましたので、掲載してみ
>ました。

ありがとうございます。
ちなみに、武士道を教えていたのは藩校と私塾と考えてよろしいのでしょうか?(^^)

お名前: 語聖   
感覚としてこんな物だと思います。

* 藩校:藩が建て、藩臣(幕府から見たら陪臣)の子弟が入る為、学区制在り
    と見て、公立学校。武士(凡そ、禄を食む者)の子弟が学ぶ。現在の
    公立学校の様に、官僚となる為の帝王学・武芸を教養として学ぶ。藩
    臣=地方公務員。若し専門性を深めるのならば、私塾の方が良い。
* 私塾:凡そ私立学校や塾の類。準武士的人間を養成する。武士では無いが、
    上昇志向の高い人が学ぶ。此の場合、剣術等の道場も私塾に入れて
    も良いかと。専門性が在る。私塾で学んだ人々は、彼等より高い皇
    族・公家・武士でも一目置く事が在り、弟子入りする事も在る。指
    南役に抜擢される事も多い。又、一部公卿でも私塾を開く者も在っ
    た。(西園寺公望=立命館大學)
* 寺子屋:町の人間が学ぶ。私塾程高度で専門性に富んだ学問は学ばず、精々
      読み書き程度。

問題は学区制が無く、武士のみに入門を許可した所謂国立に相当する物なの
ですが、是は開成所等を統合した様な物が国立学校になるのではないかと思
います。幕臣=国家公務員に相当するのかと。一応、武士道に関して触れる
なら、此の辺りは重要かと思いましたので、掲載してみました。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん

>武芸者の内、仕官して、武士になり、周りの事に気を
>配れる人が真の武士なのではないでしょうか。

なるほど。勉強になりますね(^^)

お名前: 語聖   
実際、武芸者は禄を食んで居ないと(即ち指南役なんかになって居ないと)武士
とは認められて無かったようですから…勿論、二本差では在りましたけどね…扱
いとしては浪人となりますね。浪人って言うのは、町奉行所が裁く権限が在りま
したが、武士は町奉行所では裁けませんでしたので。戦なんかになった時、やは
りチームワークが必要な訳でして、そうなった時、一匹狼の武芸者は損をするの
ではと思います。実際、どんなに傑出して居ても、戦に勝つのは難しい訳で…。
よく、『烏合の衆』と言う詞を聞きますが、此の辞なんかも、数が多くても専門
家が居ないから軽蔑の意味で作ったのではと思います。会社の社長を殿様とする
ならば、社員は武士。武士になるとどんなに傑出して居ても其れ丈では駄目で、
チームワークが大事になって来るのでしょう。其れでは単なる専門家(武芸者)
に成り下がって終います。武芸者の内、仕官して、武士になり、周りの事に気を
配れる人が真の武士なのではないでしょうか。

お名前: Hide.    URL
To 語聖さん
>武士道=官吏としての道。団体主義。
>武道=戦士としての道。個人主義。
う〜ん、武道が「個人主義」っていうのはあまり考えたことがありませんでしたね。
はて、どうなんでしょ?
少し腰を据えて考えてみようかな(^^)


To 元立ちマシーンさん
>倫理、思想などに疎い元立ちマシーンには、最大の強敵となって立ちはだかっています。
あの時代の武家の人たちは「論語」の素読なんていうのをあたりまえのようにしていたで
しょうから、哲学手にな部分に関する知識も、現代人よりも膨大なものがあったものと思
われます。
そこから考えますと、今の教育っていったい??? ってな感じですな。
「如何に生きるべきか」を教育せずして、何が教育なんでしょ?(^_^ メ)

お名前: 元立ちマシーン   
To 語聖さん

武道とは一言も言ってないんですが・・・。

とはいえこの「武士道」読んでると一概に個人・団体などの言葉では、
語れない共通認識があるように思えますね。

To Hideさん

以前から読みたい書物の一つだったんですが、駅売店に置いてあったのが
驚きで、「武士道」ゲ〜ット!!!!!。と喜びに勇んで読み始めたのは良いんですが、
孔子、孟子、ニーチェなど豪華絢爛な人物思想のオンパレード。
倫理、思想などに疎い元立ちマシーンには、最大の強敵となって立ちはだかっています。

剣道のため、日本人の秩序ある時代に思いを馳せ、お馬鹿な自分に鞭打ち読破するぞ〜。

お名前: 語聖   
因みに武士道って、武道とは違うんじゃないですか?! 

武士道=官吏としての道。団体主義。
武道=戦士としての道。個人主義。

て言うのを何処かで読んだ覚えが在ります。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

「武士道」は必読の書ですね。
もう何度も翻訳版は出ているはずですが(^^)

お名前: よう   
σ(・_・)も「五輪書」関連とか気になるものは多いんですが、是非とも読んでおきたい1冊ですね。

なかなか書物離れが酷くて活字を見ると眠くなるぅ・・・駄目ですねw

お名前: 元立ちマシーン   
本日駅のキオスクで何気なく文庫本を眺めていたら、
「武士道」新渡戸稲造著、岬龍一郎訳を発見、かなり薄い文庫本だったので、
出張帰りの新幹線で読破する積もりで購入、結果難し過ぎて15ページ程しか
読めませんでした。

元々新渡戸稲造が海外に「武士道」の心を知って貰おうと明治32年に
英語で書き下ろした書物ですが、今年8月17日に翻訳版として発刊されたそうです。

内容が深すぎて何度も読み返しやっと「こんな事言ってるんじゃなかろうか?」
程度の理解がやっとです。
新渡戸稲造て頭良かったんだなあと感心。

発刊元はPHP出版です。

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