記事タイトル:指導者研究室の左利きについて 


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お名前: Hide.    URL
To ひさ父さん

>私のたわいもないメールにお付き合いいただき
>ありがとうございました。

いえいえ、参考になりました。ありがとうございます(^^)

お名前: ひさ父さん   
To Hideさん
ご理解いただきありがとうございました。
基本では相手を倒すことを前提に練習
しますので当然前足を軸にして腰の入った
突きの練習をします。

試合では当ててはいけない、倒しては
いけない、ということでパワーよりスピードを
重視し、飛び込み突きのような技になって
しまうのです。矛盾してますよね。
これが寸止め空手のジレンマでしょう。

私のたわいもないメールにお付き合いいただき
ありがとうございました。

お名前: Hide.    URL
to ひさ父さん

ご説明ありがとうございました。
了解です(^^)

腰の入った突きの場合は、軸足は前足になるわけですよね??

お名前: ひさ父さん   
To Hideさん
説明不足で申し訳ありません。
もちろん腰の入った突きは存在します。

寸止空手の場合は剣道で言うところの
飛び込み技で1本取ることが多いのです。
競技としてフルコンタクトと違い相手を倒すこと
を目的としていないのでそういう技になるの
だと思います。

腕が竹刀の代わりといいましたのは
主に受けの時です。
上段受けは面打ちを受けるときの竹刀
の形ににてますよ。
他まだまだ似ているところがあります。

因みにあくまでも手わざに限ってですが・・・・

この辺でご理解いただけましたでしょうか?

お名前: Hide.    URL
to ひさ父さん

>多少半身ですけど。ようするに剣道の竹刀の代わりが腕と考えてもらえれば
>いいと思います。

へ〜、そういうから手があるのですか。腰のひねりを使った「突き」は存在しないのでし
ょうか??

お名前: ひさ父さん   
Toマックスさん
はじめまして、ひさ父さんといいます。
私は40年来のリバ剣親父です。

後ろ足が軸になる武道が剣道以外にありますよ。
空手です。ただし、昔からの寸止め空手です。

私は剣道は40ねんぶりですが、友達にさそわれて
20年はど空手をしてました。

剣道とそっくりですよ。構えは左右どちらでも
かまわないのですが、手は竹刀を持つ手と同じように
構えます多少上ですが。

足裁き、とびこみは剣道とまったく同じです。
飛び込んだ後すぐに後ろ足をひきつけ、
剣道の中段の構えと同じになります。多少半身ですけど。
ようするに剣道の竹刀の代わりが腕と考えてもらえれば
いいと思います。

空手道場にいたころ仲間うちでは剣道の経験者が
空手をはじめると上達が早いと言うことが
よく言われてました。
参考になりましたでしょうか?

お名前: マックス   
それ本当に新発見ですね!!

お名前: Hide.    URL
To kimiさん
>ダビングテープはありましたが、元テープが・・・?
>画質が相当悪いので、探しますね!
了解です。
急ぎませんので(^^;


To えーじさん
>(道場の左利きの方には、裏からの攻撃がかわされやすいように
>感じたものですから…)
おお、それは新発見ですね!
私も左利きの選手相手に、そんな点を意識してお稽古して見ましょう!
もしそれがわかりますと、「左利きは表のフェイント系に弱い」という逆も成り立つかもし
れませんし。
「利き目によって技を変化させる」っていうのは今までにない考えかただなぁ・・・(^0^)

お名前: えーじ   
表から攻められて、裏からの面・小手がよけにくいのは、
右手前だからというのもありますが、利き目のせいもあるかもしれません。
(道場の左利きの方には、裏からの攻撃がかわされやすいように
感じたものですから…)
だとすると、試合のときなどは、お相手の「利き目」という要素も
想定しなければならないかも(^^;
偶然ですかね?稽古すれば関係ないのでしょうけど
時間をかけて検証してみたいと思います。(^^)

お名前: kimi   
ユウタクさん
利き腕と得意技に何らかの関連が・・・と思いましたが、
利き目(別スレ)の影響が大きいのかな・・・?
検討してみて下さい。

Hide.さん
ダビングテープはありましたが、元テープが・・・?
画質が相当悪いので、探しますね!

お名前: ユウタク   
to kimiさん
ありがとうございます
私の得意技ですが、裏からの面、出小手、小手抜き面、面フェイント小手、面フェイント面ですが、これが左利きのためなのかは、わかりません
ちょっと研究してみたいと思います

お名前: Hide.    URL
to マックスさん

お役に立ちましたならうれしく存じます。
また、お気づきのことなど出てまいりましたら、ぜひぜひカキコをお待ち申し上げており
ます(^_-)〜☆

お名前: マックス    URL
Hide.さん
レスありがとうございます
寝不足でカキコしたので意味の良くわからない文章になってますね
とにもかくにもこういった機会にじっくり考えることができ
幸せを感じます。左利きが有利か?不利か?という問題は
一応私のなかで納得がいきました。ありがとう御座います

二足一刀はたしかにそうですね

お名前: Hide.    URL
to マックスさん

>それで右利きならば
>右足後ろも方が強く打てる
>すばやく打つなら左足後ろの方が速いということです。

ハイ。ゆえに戦前の先生方などは、基本の段階の者には「二足一刀の面打ち」を教えてく
ださいました。これは、
 1.遠間に構える
 2.左足を前に出して振りかぶり
 3.右足を踏み出して打突する
です。
いつのころからか、この二足一刀の打ち方は廃れてしまいました。現代剣道がスピードを
重視し、「一足一刀から足を動かさずに打突できることこそが大切」っていう考え方に変
化してきたためでしょう(^^;


>左が大事、左で打つという発想は右利きの多い日本人に左を意識させるため
>誇張が生んだもののような気がしてきました。右手も左手も同様に大事です

おっしゃる通りです。
ただその「大事」の意味が違うんですね。
 ●右手:巧緻性のある動きを担当。竹刀コントロール&打突の要となる
 ●左手:左足と直結し、軸意識を保ち正中線を堅持する
となります。
左手の意識はとても大切ですから、右利きにとって意識しにくい左手を「動意識させる
か」っていうことが指導者の大いなる課題となってきたわけですね(^0^)

お名前: マックス    URL
ちょっと見ないうちに話が進んでますね

まず今までのことをもう一度
私は今までの流れといいますか文化・伝統を引き継ぐ為に
中段は今のままで・・と考えています

ユウタクさんの
>利き手の違いを優劣と考えずに個性と考え素直に向き合うことが大事だと思います
気持の持ち方も大事ですね

指導者はなやむところですが・・

さて私なりにもう少し考えてみました
野球など軸足は後ろというのが一般的ですが
そういった常識にとらわれずに考えてみましたので・・

まず左右はちょっと省いて説明しますね
構え、立ったときの軸足ですがこれはどんなスポーツも
後ろが軸足ではないでしょうか?
後ろ足でしっかり立ってこその投球、バッティングでしょう。
実はボクシングも後ろでは?と考えています
剣道も後ろです
が!!
野球と剣道でみてみますと
1、軸足に立って振りかぶる
2、打つ、投げるなどと同時に踏みこむもしくは踏み出す
ここまでは同じです
で3ですが
剣道は止め打ちでこのまま後ろ足を引いて(送り足なら)
動作が終わりもしくはすり足でぬけるですが
野球はこのあと前足に体重が移動しますよね
つまり体重を乗せる後ろ軸足から腰の回転をつかう前の回転軸足へと変わる
投げる、打つでも同じですよね
ここが違いでよね(野球はよくわかりませんが)

で、さらにボクシングはジャブは剣道と同じではありませんか?
踏み出してすばやく打つ。
ストレートや威力のあるパンチは踏み出した足を回転軸として
腰のひねりで体重を乗せて打つ。
当然ボクシングなどは両利きの方がいいでしょうが利き腕に威力を求めるケースが
多いですね。まれにスタイルだけ逆のひともいますが
(たしか元世界チャンプの渡辺選手とか?)
で一つの結論が私の中では出ました。

すばやい動きを出す為には前足と同じ手が有利(ジャブなど)
威力を出す為には後ろ足と違う側の手が有利(投手や打者)

それで右利きならば
右足後ろも方が強く打てる
すばやく打つなら左足後ろの方が速いということです。
つまり現代剣道は左足うしろで右手前です。
これはやはり、すばや、巧妙な技の多い現代剣道ではやはりやや右利き有利かと

左が大事、左で打つという発想は右利きの多い日本人に左を意識させるため
誇張が生んだもののような気がしてきました。右手も左手も同様に大事です

ただやはり努力しなくては右利きだろうが左利きだろうがうまくはなりませんし
利き手以外にも有利、不利な条件はたくさんあることでしょうしね

指導するときは個々の違いに気をつけたいと思います

お名前: Hide.    URL
To kimiさん

>確かに撮ったはずですから探してみますね。気長にお待ち下さい!

了解です。
左脇を逃がさなきゃ、そんな打ち方はできないと思われますので、コマ送りでしっかりと
研究したいと思います(笑)


>足の踏み替えや握り替えは、むしろ積極的に奨励されて然るべきかと存じます! 
>とは言え実現は難しそうですね!

私はバランス力や調整力のためには、むしろ、形稽古を推奨すべきと考えております。
全剣連がもっと、古流をバックアップする体制をとってもいいのではないでしょうか(^^)

お名前: むささび   
kimiさんの御指摘の〜生涯体育,の点こそが現代剣道が競技用技術
として収斂したのとひき換えに苦手化した部分でしょう.競技に特化
すれば必然的に身体の局部に負担がかかるのを避けられません.
 ですから若い内に夢中で競技に勤しむ時期を脱却した時,亦自ら
当初から生涯体育としての道を選択する為の体系として古流に基く
剣道も確立されるべきと信じます.一刀流に准じたものなら即剣道者
に対応しますし,先述しました別枠の競技があるなら古流全般にも道
が拓かれましょう.
 先に引き斬りの話が出ましたが,鉋に限らず雑巾がけの動作でも昔の
人なら肩口から掌までを固定したまま背骨背中がうねる事で表面を均一
に滑らかにかけたものです.これも胴体側を遣う意識が発達していた為
で四肢の筋力に頼る現代人の退化を示すものでしょう.
 丹田,肚も戦後亡失した結果,キレ易い我慢のない心理と共に四肢に頼
る傾向に拍車をかけたと思われます.この点に詳しい齋藤孝さんの共著〜
五感力を育てる(中公新書ラクレ)〜にはゲーム’太鼓の達人’に夢中で
取り組む子供達には次第次第に低重心化,肚の意識の発達が見られる!と
云うではありませんか.剣道に取り組むよりゲームの方が丹田育成効果が
あるとしたら〜あまりに情けないです(あくまで極論ですが)
 競技として発達するだけで充分とせず,体育としての教育効果に価値を
見い出す指導者の方が増え,古流に学ぶ傾向が益々高まれば,単に競技と
して以上に伝統文化として剣道を修め精神性や立ち居振る舞いの躾の美
しさでも感化出来る人が増えると信じます.
 古流並行の姿勢から進んで古流の真意,要諦がそのまま生かされる日の
近い事をと思います.どちらの腕や足をと云う前に肚からすーっと前に出
て打つ!という過日の剣遣いが再現されたら最高ではないでしょうか.
 

お名前: kimi   
Hide.さん
> 機会がありましたら、ぜひ拝見させてください。
> 後学のために参考にさせていただきたく存じます(^_-)~☆
確かに撮ったはずですから探してみますね。気長にお待ち下さい!

> 大人になり、価値観がしっかりしてきた方が、自らの意思でそうした境地を開拓
> されるのまでは止めませんが、指導者としては未成年者、あるいは初心の大人の
> 方にそれは教えられませんね(^^;
厳しい稽古をされて来た方は、多かれ少なかれ特定の場所に障害を抱えております。
最近、全剣連が盛んに強調する、健康増進・生涯スポーツとして捉えたなら、身体
の左右バランスを整え、スポーツ障害をなくす必要があります。
足の踏み替えや握り替えは、むしろ積極的に奨励されて然るべきかと存じます! 
とは言え実現は難しそうですね!

ユウタクさん
市民総体・優勝おめでとうございます!
ところで、左利きのユウタクさんはどのような技が得意なんでしょうか?

お名前: Hide.    URL
To kimiさん
>普段見慣れた逆胴のような引き切りではなく、飛び込み胴と同じ軌道からの見事な
>打突で、右脇を高速で抜けて行きました(ビデオには撮れていたはず?)。
機会がありましたら、ぜひ拝見させてください。
後学のために参考にさせていただきたく存じます(^_-)~☆

>剣道では、一足一刀からの打突を考慮すれば、右押し足の方が蹴り・引きつけの反
>応が速く到達距離も出そうです。
ここは意見の分かれるところですね(^^)

>左右への体捌きが増え、妙味ある剣道に変貌しそうですが!
大人になり、価値観がしっかりしてきた方が、自らの意思でそうした境地を開拓されるの
までは止めませんが、指導者としては未成年者、あるいは初心の大人の方にそれは教えら
れませんね(^^;


To ユウタクさん
お、トピ主さんの久々の登場ですね(^0^)

>中学以来25年ぶり9ヶ月稽古に励み先生、諸先輩方のご指導のおかげで
>市民総体一般段位別で優勝させていただきました
おめでとうございます。日ごろのご努力の賜物ですねヽ(^.^)ノ

>利き手の違いを優劣と考えずに個性と考え素直に向き合うことが大事だと思います
そういう見方もありましょう。
ただ、共通項があることを認識して指導にあたることは悪いことではないと考えておりま
す(^_-)~☆

お名前: ユウタク   
こんばんは Hideさん
みなさんの書き込みを左利きの自分に当てはめてみています
私は高校時代野球部に所属していて今でもやっているのですが、自分の経験談です
左打席に立った場合投手が投球動作に入ったところで左足に体重を掛けます
そしてスイングと共に前方に体重移動をしながら左足で地面を蹴ります
右足はインパクトの直前に左足で地面を蹴った力を腰の回転運動に変換するための壁(軸)となります
インパクトの瞬間とフォロースローの時は回転運動が前方へ逃げないように踏ん張ります
ここで右足の踏ん張りがないとボールにスイングスピードが乗らないためボールが飛びません
野球中継などでよく言われる「前に突っ込んだ打ち方」となります
因みに目は右目が重要になります
右目の方が投手に近いためです
投手の場合も左投げの場合足の運びはほぼ同じでスイングを腕の振りに変えるだけです
左足の蹴りに関しては左利きの方が剣道の左足に近いと思います(右足の使い方は全くちがいますが)
手の使い方は右手の操作性は重要に思います
22日に市民総体があったのですが稽古で右手を痛めていた竹刀を強く握ることが出来ずに細かい操作が出来ず空振りをしたときにスッポ抜けてしまい反則を取られてしまいました
剣道の左右の優劣についてはまだ良くわかりませんが、研究中の途中経過です

ただ左右の利き手に関係なく日々の努力と鍛錬が上達の早道だと思います
中学以来25年ぶり9ヶ月稽古に励み先生、諸先輩方のご指導のおかげで
市民総体一般段位別で優勝させていただきました
利き手の違いを優劣と考えずに個性と考え素直に向き合うことが大事だと思います
因みに私が左利きということは剣友会の方はご存じありません

お名前: kimi   
むささびさん
お話から、むささびさんの剣術(古流?)に対する思いが伝わって来ます!

> 自分は剣道は剣道として,別に古流全般に基準を広げた竹刀競技があっていい
> ように思えます.剣連下にそんな系列があればと夢に見ます.

これが実現できれば、現実味のある古流としてより多くの人に受け入れられそうです。
また、歴史的・文化的な面から考えても、申し分のない競技となりそうですね!
まずは、身近なところで実験されてみたら如何でしょうか?
その際には是非拝見させていただきたく存じます。

> 今日現実的に古流に学ぶとすれば,優れた身体の運用法を温故知新し,質の転換で
> 剣道競技で優位を得る事でしょうし,殊け一刀流の斬りが習得されるなら利き手
> を問わない次元に達すると思われます.

前にも書きましたが、馬場欽司先生のところでは、中段・上段・二刀・古流・他の
スポーツを、併行して学ばれていると聞き及んでおりますが、意味しているところ
は不明です・・・?

Hide.さん
> 逆胴は引き義理ですから、かなりアクロバティックな打ち方をしなければなりま
> せんね(^^; ちなみに、左脇を逃がした逆胴は、私は一本と認めておりませんが。

数年前の関東大会で素晴らしい逆抜き胴を拝見しましたが、3名の審判は躊躇なく
一本を挙げておりました(考えの分かれるところではありますが)。
この技を見たのはこれが最初で最後、以来一度も見ておりません。
普段見慣れた逆胴のような引き切りではなく、飛び込み胴と同じ軌道からの見事な
打突で、右脇を高速で抜けて行きました(ビデオには撮れていたはず?)。

>「右利きは右足の蹴りが強い」には異を唱えます。
> 右利きのけり足は、幅跳びでも高跳びでもほとんどの場合左足ですよ。

助走がある幅跳びの左足はつっかえ棒の役目で、右太股の引き付けが効果的となる
ため左踏切となっています。高跳びのベリーロールも似ていますが、背面跳びでは
悩むところですね。
剣道では、一足一刀からの打突を考慮すれば、右押し足の方が蹴り・引きつけの反
応が速く到達距離も出そうです。
実際に振ってみたところ、左前足の膝をうまく使えませんが、慣れてくれば同じよ
うに使えるでしょうね。

> ネットをはさむ競技なら、攻守交替の間に足を入れ替えることも可能でしょうが、
> 静から動へ瞬時に変化しかつ攻防一致の剣道においては難しいものと考えます(-_-)

古流を生かした使い方を、是非見てみたいものです!

> 私は指導者として、たとえ生徒から希望があったとしても、そういう剣道は教え
> られませんね(^^; 私は拙サイトで常々「剣道はもっと自由度が高くあるべきだ」
> と述べておりますが、そこまではちょっと踏み出せません・・・。

左右への体捌きが増え、妙味ある剣道に変貌しそうですが!

お名前: Hide.    URL
to kimiさん

>逆抜き胴は左前方に開きながらの打突です(左拳は体軸の左に若干抜けますが)。

なるほど。逆胴は引き義理ですから、かなりアクロバティックな打ち方をしなければなり
ませんね(^^; ちなみに、左脇を逃がした逆胴は、私は一本と認めておりませんが。


>小手の場合(面でも可能か?)、右利きは基本的に右足の蹴りが強いので、左足前の
>まま踏み込みます。

「右利きは右足の蹴りが強い」には異を唱えます。
右利きのけり足は、幅跳びでも高跳びでもほとんどの場合左足ですよ。本当に右足の蹴り
が強いのなら、右で踏み切るべきでは???(^^;


>バトミントン選手なみに、足位置を自在に変えながら前後左右に動ければ、スピー
>ディな打突も可能かと思います。

ネットをはさむ競技なら、攻守交替の間に足を入れ替えることも可能でしょうが、静から
動へ瞬時に変化しかつ攻防一致の剣道においては難しいものと考えます(-_-)

>なお、文化論については流派や時代変遷もあり論ずるのは難しいところですが、左差
>し左手前は柄の握り位置で解決できますね!

私は指導者として、たとえ生徒から希望があったとしても、そういう剣道は教えられませ
んね(^^; 私は拙サイトで常々「剣道はもっと自由度が高くあるべきだ」と述べておりま
すが、そこまではちょっと踏み出せません・・・。

お名前: むささび   
kimiさんの仰るとおり広義で剣術を剣道にあてがうなら今日の
剣道の一本の基準は狭いと言えます.足や構え,袈裟の斬り手も
認められるに越した事はありません.
 しかし一方で明治以降に限っても剣道は剣道として収斂して
来た競技としての効能,合理性も否定できません.
 類似の問題は柔道や空手道にもみられ,柔道に於いては一本の
意味が比較的明確に定義出来ていますから今日は外国人の死に体
の見苦しい技くらいしか問題の俎上に上がりませんが,これは問
われれば〜相手に脇差しでとどめするに充分の姿勢的優位が由来
と説明出来るからでしょう.
 空手には構えも発力法も違う(所謂,広い足幅の前屈立ちの松濤
館系と,狭い内股の捻りで突き出す剛柔流系)ものの同居があり,
寸止めの試合である為どんどん一本の基準が曖昧,無実化してしま
い,外国人に至っては只のポイントの取り合いに堕し稚戯にも等しい
と嘆かれます.真に相手を悶絶させ得る突きの習得が困難になった為
伝統的な突きのスタイルを信用しない人が大半では無理からぬ現状
でしょう.しかし現に和道会の柳川先生や剛柔流なら宇城先生など一撃
必倒の浸透力のある突きの体現者も今日でもみられる様ですが.
 剣道では押し斬りだとて勿論致命傷に違いはありませんから空手に
みられる不信感の混乱はありませんが,歌舞伎や剣戟との違和感は一般
にありましょう.それ程新陰系と一刀流に摘流する剣道には身体の運用
に差異があります.しかしそこを俄かに剣道再編!としても拙速に思え
ます.
 自分は剣道は剣道として,別に古流全般に基準を広げた竹刀競技があっ
ていいように思えます.剣連下にそんな系列があればと夢に見ます.しっ
かり歴史的文化的な一本の基準のある競技でなくてはスポチャンと同じ
になってしまいますから.
 現行ルール内での足や構えの範囲の議論には門外漢の自分には及びま
せんのでHide.さんはじめ専門家のお力に頼るばかりです.
 今日現実的に古流に学ぶとすれば,優れた身体の運用法を温故知新し,
質の転換で剣道競技で優位を得る事でしょうし,殊け一刀流の斬りが習得
されるなら利き手を問わない次元に達すると思われます.

お名前: kimi   
むささびさん
新影流系では状況に応じて左右の足を自在に入れ替え、新馬庭念流ではどちらが前で
もないように構えるんですね!
剣道もかくあるべきと常々思っておりましたが、本当にあったのですね!
ボクサーのように小刻みなフットワークの選手は時折見かけますが、変幻自在な足捌
きの選手は見た事ないですね(もしや戦前には居たのかな・・・?)
その辺の理解が進めば(せめて上段や二刀程度に)、利き手の問題もある程度は解消
されるのですが・・・。

Hide.さん
> この場合の小手は「右足踏み込み」を想定してお話になっておられるのですか?
小手と逆抜き胴は左足前、体重移動による打突は右踏み込みを考えています。

逆抜き胴は左前方に開きながらの打突です(左拳は体軸の左に若干抜けますが)。
小手の場合(面でも可能か?)、右利きは基本的に右足の蹴りが強いので、左足前の
まま踏み込みます。
踏み替えによる打突は、ギクシャクした動きにならないため、自在な足捌きや左膝の
柔らかさ・右足の蹴りなどが重要となりそうです。
バトミントン選手なみに、足位置を自在に変えながら前後左右に動ければ、スピー
ディな打突も可能かと思います。
もしかしたら、馬場欽司先生のところではやっているかも知れません!

> 右足前、左手前ではなく、左手左足前って私は拝見したことがないのですが、そう
> いう選手もいるそうですよ(^^;
> でも、指導者としては頭の痛いところですね。
> 現状では、審査においてはそうとう不利でしょうし、日本剣道形などは打てません。
> 文化的な問題も無視できませんし・・・(-_-)
多くの方に理解される事が先決でしょうね!
素晴らしい使い手が登場すれば、理解は進む(時代的には戻る)かも知れません?
日本剣道形については、現状では剣道の一バリエーションとして覚える以外にないで
しょうね。左右逆と言えども得るところは大きいと思います!
なお、文化論については流派や時代変遷もあり論ずるのは難しいところですが、左差
し左手前は柄の握り位置で解決できますね!

お名前: Hide.    URL
to kimiさん

>小手や逆抜き胴(普通ないが)に向き、上段の諸手技・ボクシングの利き腕パンチ・
>野球投手のように、体重移動による打突もやりやすそうです。

この場合の小手は「右足踏み込み」を想定してお話になっておられるのですか?
また、「逆抜き胴」とは自分の左後方に抜けながらお相手の逆胴(左胴)を打つというこ
とでしょうか??

左諸手上段から左足前のまま諸手で出小手を打つ技があります。右利きで左足が利き足の
選手ですとそんなに深く踏み込むことができませんので、出小手のようにお相手が出てき
てくれたところを打つことは可能です。
飛び込み小手ですとどうしても右足前で踏み込まざるを得ません。この際、前に出ている左足を追い越して右足を踏み込むため、どうしてもタイムラグが生まれますので、「フェ
イント」という形をとらざるを得なくなってきます(^^)


>左利きの場合、右足前・左手前に相当しますが、有利不利は別として、実際に使って
>はまずいんでしょうね・・・?

右足前、左手前ではなく、左手左足前って私は拝見したことがないのですが、そういう選
手もいるそうですよ(^^;
でも、指導者としては頭の痛いところですね。
現状では、審査においてはそうとう不利でしょうし、日本剣道形などは打てません。
文化的な問題も無視できませんし・・・(-_-)

お名前: むささび   
kimiさん,Hide.さんの議論は技術論,指導論に重点があり,マックスさんは
文化論にも力点がある様ですね.
先ず技術論的には,古流にも例えば馬庭念流の様に型に応じ技の多い処には
特にどちらが前でもないかに見えるものもありますが,新陰流系でも結局
はお相手次第,構え次第でどちらも前になります.免許皆伝の腕前になる迄
には皆利き腕,利き足,利き目は克服されているものの筈です.
本来脱力が発達すると身体に中心軸意識が発達し,左右四肢を自由にクロス
オーバー(襷掛け)に遣う感覚も育ち左右利きが同等になるものの様です.
目でも肩,首の脱力で遠目付けが利きますと視界も左右180度に開きその時
には利き目はないものでしょう.武道の身体を作るというのはそういう面も
あったと思われます.免許に至り猫まで斬れた人達にとって左右自在は当然
の前提であったでしょうから.(自分は歯磨きくらいが左手自在の程度です
が,視界は随分広くなった様で運転で多数の車線や歩道まで目が利きます)
袈裟に斬る流儀ではクロスの意識が手足に発達し,背骨も左右に遣う為
kimiさんも仰る引き斬りや鉋掛けに適した意識が発達するのに対し,一刀
流系では背骨も前後に弓なりに遣いますから,正対した構えのままに丹田
を作る意識が出るものと思われ,やはり中山博道先生の様にお腹を突き出
す姿勢が本来なのではないかと思います.膝も肩も脱力され丹田から前に
出るこの構えなら,四肢を各々その都度に筋力緊張をするのと違い利き側
を問う必要もないまま技が出るのではないでしょうか?
いずれにしても技が術に達するまでには,優れた脱力により四肢に局部的
に頼らない体幹部主導法の習得があり,それにより利き側も克服されるも
のと思います.
一方文化論としては,居合に至ってはもう右利きの作法の極致がみられま
すが,これにはお相手やその場への礼儀や敬意が表れているものでしょう.
流儀により差もありますが右利きではより手に執り,抜き難い位置に刀を
置くのがより丁寧な作法になり,殊詳(ことこま)かに刃の向き,刀の角度
までの手順が定められています.亦,最近では時代劇でも誤りがありますが
刀を鑑定したり手入れする際は左手に持ち右手で鞘を払います.これも作法
に礼儀が表れて敵愾心を示さない為です.やはり剣道が日本刀と不可分の武
道である限りこれらの作法は不変であると言えましょう.
茶道に較べても劣けをとらない剣道の作法文化を尊重するのも,偉大な先人
への義務だと心得ます.
でも左利きの方達の苦労に報るよりよい指導法の待たれるのも事実ですねぇ.

お名前: kimi   
マックスさん、Hide.さん、むささびさん
ちょっと話しを戻しますが、
左利きの人が右手前・右足前で構えるのは、右利きの人が左手前・左足前での構え
に匹敵します。即ち左手上段で手を入れ替えた状態です(もちろん中段ですが)。
実際に振ってみて分かりましたが、これをものにするには大変な努力を必要としそ
うですね。ものにされた多くの左利き剣士の方に敬意を表します!

一方、左上段は左足前・右手前です。
そのまま中段に構えてみますと案外収まりが良く、左腰が残る癖も殆ど気になりませ
ん(若干ギクシャクしますが・・・)
小手や逆抜き胴(普通ないが)に向き、上段の諸手技・ボクシングの利き腕パンチ・
野球投手のように、体重移動による打突もやりやすそうです。

左利きの場合、右足前・左手前に相当しますが、有利不利は別として、実際に使って
はまずいんでしょうね・・・?

お名前: Hide.    URL
To むささびさん
>古流剣術そのものは左足前が大半です.
左足を軸足にして遠間から飛び込み力強く斬るためにそうしたわけですね。
しかし小野派一刀流の切落しは右足前。左足前で打ちかかってくるものを「あとから生じ
て先んじて勝つ」ためには右足前が具合がよかった。
軽い竹の棒を扱いさらにスピードが要求されるようになった剣道において、右足前が採用
されたのはむしろ自然の成り行きと愚考いたします(^^)


To マックスさん
>野球で投手の軸足は後ろだそうです。
投球に際して踏ん張っているのは左足ですよね。左足を軸足にして胎児区の捻転運動を
行なって力強い投球を作り出しています。ちょうど、八相の構え(左足前、このときの体
重は右足にかかっている)から左を軸足にして右足を出しながら踏み込み切り付けていく
のと同じです(^^)

>Hide.さんの左利き不利説もも少し伺いたく思います
不利説は、これまで語ってきた以上のことはありません(^^;
むしろ、有利説を伺ってみたいですね(^_-)~☆

>バッターの軸足も後ろ足
競技によって「軸足」の考え方にずれがあるようですが、力のかかるポイントが「軸足とど
のような関係にあるか」をよく考えて剣道との比較をしなければなりません(^^;

剣道は軸足である左足に力がかかっているときに打突動作が起きています。
野球は右利きの場合、右足から左足に体重が乗ってから打撃ではありませんか? 王選手
は一本足打法において右足一本のときにボールを捉えていたのでしょうか??(^_^ メ) 
ボクシングのストレートやフックも、後ろ足に体重がかかっているときにヒットするわけ
ではありません。このあたりを考慮して比較論を展開してくださいm(_ _)m

お名前: マックス   
さらに追加ですが

バッターの軸足も後ろ足
つまり右利きは右足だそうです。
一本足打法はその典型だそうで・・

ところが
ボクシングの軸足は右利きは左足だそうです。
この場合は前足が軸になって剣道とは逆ですね
タイソンが左膝を怪我して
軸足を使った威力のある右が出せないという記事もありました。

お名前: マックス   
それと
Hide.さんへ

さらに気になっていろいろ調べてみましたが
(もちろん私は野球をしないのでネットや野球人達の話ですが)
野球で投手の軸足は後ろだそうです。
右投は右足が軸足だそうです。
右足(軸足)一本でしっかり立って
このとき足の下から頭までを一直線にするそうです。
こうなると
剣道の左足一本でしっかり立って・・
と同じではないでしょうか?
やはり押し切りは左利き有利説を捨て切れないのですが
Hide.さんの左利き不利説もも少し伺いたく思います
もちろん
いや左利き有利だとお考えの方のご意見も参考にしたいと思います

なんだかとことん理解しないと納得しなくなってきました(笑)

お名前: マックス   
むささびさん
こんばんは

私も文化を大切にするという考えは大いに賛成です
右足前より左足前の方が強いから変更なんて短絡的な
発想はいけませんね。剣道は勝った負けたではないところが
武道ですから。
剣道を教えるのではなく、剣道で教える
この中に当然文化(躾、作法なども)も含まれるべきです

ただ現代剣道をする上で今の中段構え(右足右手前)のままで
左利きが有利なのか右利き有利なのか
まだよくわからないものでして・・・
できればもう少しいろいろなご意見を頂ければと考えております

お名前: むささび   
古流のむささびです.kimiさんやマックスさんから〜文化論として
優れた議論が挙げられましたので続きますと.
古流剣術そのものは左足前が大半です.しかし明確な右利き文化
の所産だと思います.ですから剣道が右足前である事と右利きの
文化とは亦た別の議論だと思います.
神道流や新陰流系が袈裟斬りであるのは得物を問わない戦国の時代の
所産である事もありましょう.肩の後ろに荷を担ぐ要領から振ります
ので薙刀,杖,大太刀でも自在です.同時に小刀もその要領で右手で扱
うもので自分は二刀でしか左に小刀を持ちません.一刀流の素肌剣術
との差が大きい処なのではと思います.
一方剣道も凡る藝道同様右利き文化のものですが,剣道が剣道であ
り続ける限りこれは譲れない点です.なんすれば武士が左に二刀を差
し左側通行で往来を歩いた歴史や,着物が左前に着ないのも躾,作法
ですから.着流しに二本差しでは逆にしますと着崩れてしまいますし
対抗者と鞘が当たる危険(即,果たし合いですよね)がありますから
往来も歩けません.最近では齋藤孝さんも書かれてますが躾,作法の
規定は寧ろ人間を練る効果が再評価されるべしとあります.戦後変化
した生活習慣がいかに多くの遺産の喪失であったかを見直す時期なの
ではないでしょうか.
自分の父も左利きを躾けられた口ですがお陰で野球でもサッカーでも
スイッチヒッターです.作法を美しくして恥をかかせない為と箸の作法
から我々兄弟にもやかましかったですが,齋藤さん曰くこれが日本人の
優秀性の土台であったと.
左利きの方々の矯正の御苦労は察するに余りありますが,文化の持つ人
間を向上させる規制の面も大切だと思います.

お名前: Hide.    URL
To kimiさん
>現在のように「押し切り」主体の競技として当初から始まったならば、左足前の可能
>性も決して捨て切れません。
う〜ん、左足前で踏み込んでみますと、骨盤のねじれによってスムーズな身体移動が不可
能なんですが(^^;


To マックスさん

>フェンシングは右利きが右手で持って戦うので
>より的を小さくするために半身になって右足前なのでは?

小太刀も半身になることによって立ちの攻撃を受ける範囲を最小限にとどめておりますね(^^)
フェンシングの場合も剣先に毒を塗って戦っておりましたので、とにかく「傷つければ
勝ち」という剣技でしたから、攻撃を受ける範囲を狭くするっていう考え方には間違いな
いと思います(^_-)~☆

お名前: マックス    URL
kimiさん
はじめまして。そのようなご意見をおまちしていました。
私も押し切りならば右利きは左足前のほうがいいのでは?
つまり現在の中段は左利き有利では?と考えていました。
しかし、フェンシングは右足前で右手前、というより
右手一本ですが・・・
Hide.さんの書き込みなどにより今なお
このことについて考えております。
実際にやったこともないので何ともいえませんが
考えとして
フェンシングは右利きが右手で持って戦うので
より的を小さくするために半身になって右足前なのでは?
と考えています。剣道の引き切りからはじまったものとは
結果的に似ている?もしくは同じになったもので
その過程がちがうような気がします。
また
kimiさんのような右利き左足前説の方がいらっしゃれば
ご意見をいただきたいですね。

お名前: kimi   
Hideさん、すっかりご無沙汰しました。

さて、国内における作業道具は、所謂「引き切り文化」と言われるように、手前に
引くものが数多く見受けられます。
代表格として「クワ・カマ」など上げられますが、「ノコギリ」は欧米の「押し切
り」に対して日本の「引き切り」と、同じ道具でありながら全く逆の使われ方とし
て知られています。

これらの中で剣術により近い動きの道具としてクワが上げられます。
戦国(小田信長以前)の武士は農業の合間に戦をしていたと言われますので、クワ
は鍛錬の道具として機能していたと推察されます。
クワで溝を切る作業は右足前に構え、下がりながら、引いた柄を身体の左側に逃が
しますので、袈裟切りに近い動きと思われます。
作業の精度向上などから、足の運びは必然的に送り足となります。
これらの事からみて、クワによる農作業が剣術の基礎になったと考えても、あなが
ち的外れではないように思えます。

剣道は剣術の稽古として始まりましたので、右足前を踏襲しておりますが、現在の
ように「押し切り」主体の競技として当初から始まったならば、左足前の可能性も
決して捨て切れません。
フェンシングやボクシングのジャブのように小さく速い打ちを求めた場合、利き手
側前足の打突が、大きく強い打ちを求めた場合は利き手側後ろ足の打突が有利とな
ります。
右手前や右足前が様式化(中段の場合)していなければ、はるかに多くの剣風が存
在し、利き腕云々もなく切磋琢磨していたでしょうね! もったいない限りです。

お名前: Hide.    URL
To マックスさん

>ほかに後ろ足軸足のものはありませんか?

フェンシングなども後ろ足が軸足でしょうか。
あれは完全半身ですから、軸足がかなり重要になって来るでしょうね(^^)


おっしゃるとおり剣道の動きは極めて特殊です。
正対していながら右半身を保って移動しなければならない。これは、さらに両腕を前に突
き出した状態で、体軸に沿って竹刀を振り回さなければならない。胴や逆胴など一部の打
突を除いて「捻転」の動作を必要としません。それゆえ、「まず足」なんですね(^^)

お名前: マックス   
レスありがとうございます
軸足ですか・・
初心者が左足が右足を追いこしてしまうのは
ピッチャーの投げ方の方が自然だからですかね?
剣道が特殊なのですね
ほかに後ろ足軸足のものはありませんか?

お名前: Hide.    URL
to マックスさん

>右足前、右手前はボクシング(前にでて打つ)は左利きですよね?

軸足が右足だからですよ(^^)
利き腕(左腕)のストレートやフックを打つ場合には、右足が軸になってるんですね。

野球のピッチャーの投球フォームをごらんください。左投手は右半身でしょ? あれは、
軸足が右足だからです。骨盤を中心に体軸に対してねじれの運動を使う競技においては、
左利きは右足前の構えを取るんです(^_-)〜☆

野球・ゴルフなどもフォロースルーを行うときの軸になるのは前足です。
剣道の場合は後ろ足が軸足ですから特殊なんです(^^;

お名前: マックス   
ひろすけさん
こんばんは、そうですね。文化として右手前の中段というのは
大切にすべきと私も考えています。

しかし本当に左利きは剣道に不利なのでしょうか?
ボクシングはどうでしょう?
右利きは左足前、右手後ろですね
そして
左利きは右足前の左手後ろで剣道の中段と同じです
とうぜん右足で踏み込んで、左が破壊力のあるストレートです。
綱引きはどうでしょう?
たぶん右利きの人は右足まえ右手前で綱を引きませんか?

私の想像ですが
剣術として引き切りは右利きは右手前、右足前の方が都合がよく
当然左足前だと自分の足を切りかねないし。
その文化を引き継いで剣道は右手前、右足前なのではないでしょうか?

そしてここからが私的考えですが
現代剣道は主として押し切りなので
どうも
構えからすると左利きの方が有利なようなきがするのですが?
右足前、右手前はボクシング(前にでて打つ)は左利きですよね?

みなさんどうでしょうか?

お名前: ひろすけ   
マックスさんへ
「左手前の中段」を早速読みました。左利きの生徒がいた場合に「右手前」に矯正
しなくてはいけないのだろうか?という疑問から書かせていただいたのですが、色
々と皆さんの意見を聞かせていただいた結果、矯正してあげたほうが良さそうです
ね。そのためには、指導者自身が左利きに対して相応の知識を持ち理解をして対応
しなければならないことがよくわかりました。

また、左手前の中段は、確かに左利きの方にとっては自然体なのかもしれませんが、
周りの練習相手のほとんどは右手前でしょうから、その構えは周りの人のも自分に
とっても得策とはいえないような気がします。

お名前: マックス   
こんばんは
横レスですみません

まずは
ひろすけさんへ
>余談ですが、昔読んだ本に左小手を打ってもいい条件は「胸よりも左甲手があがってい>る状態のとき」そして「左右反対の構えをとる相手に対して」といったことが書いてあ>ったのを覚えています。
>実際に左右反対の構えをとる人はいるのでしょうか?
私は実際に見ましたよQ&Aで左手前の中段というトピがあります
ただこの構えは昇段審査では不利の様な気がしますが
どうなんでしょうか?

それと
みんさん結構左利き不利の意見が多いようですが
左利きの方が有利だという意見があればお聞きしたいのですが
また左利きの人は起用だったり
天才肌の人が多いとも言われますし
手が左利きでも軸足(利き足)が左の人もいるでしょうから

本当に左利きが不利なのか考えているうちに
どこに書き込んでいいのかわからなくなり
ここに書き込ませて頂きましたがよろしいでしょうか?

お名前: Hide.    URL
to ユウタクさん

左利きの選手は右脳が発達してますので、右利きにはないひらめきがあるようです。
我々右利きの指導者が、そういったよさを見落とすことがないよう、私も今後とも勉強し
ていきたいと思っています。

互いに頑張りましょうね(^^)

お名前: ユウタク   
to Hideさん
さっそくの書き込みありがとうございます
Hideさんの左利きに対する考え方、指導方法を自分に当てはめてよく考えて見たいと思います
これからは普段の稽古で左利きの剣道を研究してみたいと思います
ありがとうございました

お名前: Hide.    URL
To ユウタクさん

管理人のHide.です。

私のカキコの言葉足らずでご不快な思いをさせてしまいましたことにつきましては陳謝い
たしますm(_ _)m
しかし私の真意がそうではなく、左利きの子に対しても愛情厚く真剣に指導に取り組んで
まいりました現状につきましてはご理解いただけましたでしょうか?(^^)


実はこの間、合宿&遠征に行った高校で、1学年4人の中に3人の左利きを抱えております。
彼女たちに「左利きは剣道には向かない。右利き以上の努力が必要なんだ!」と日々いい
続けているもので、冒頭の「向かない」発言がスッと出てきてしまったものです(^^;

言い訳になりますが、そのカキコの最後には、愚息を引き合いに出し、
 >そのくらい小さい内から根気よく教えていけば、「左利きのハンデ」もほとんど影響
 >なくなるものと思われますしね(^_-)~☆
とフォローも入れてるつもりですが、頭に血が上っておられたようですから、そこまで
はお読みいただけませんでしたでしょうか?(^^;


いちに会スタッフの中にも左利きがおりまして、「やはり、剣道には向かない」と自分でも
申しておりました。むろん彼(中段)も、右利き以上に努力して立派な剣を使う指導者で
す。いかんせん、日本剣道形の小太刀は壊滅的にへたくそですが(苦笑)

ちなみに、私は高校時代の指導者に上段を教えられたとき、「日常生活で左手を使うよ
う」指導されました。左手の意識を高め、左手の巧緻性を上げるためです。だから、お箸
も左で使えますし、字も書けますよ(^_-)~☆

指導者となりまして右利きの子を上段に育てる場合は同じように左手を使わせましたし、
左利きの中段の子には、右手で日常生活を送るよう指導しています。何事にも努力って必
要なんです(^^)

左利きが「剣道に向かない」っていう事実をしっかり認識して取り組めば、克服することは
可能です。それよりも心配なのは、「左が大事なので、左利きが剣道に向いている」ってい
う盲信でしょうか(^_^ メ) 
あ、でも、「向かない」っていうのはあくまでも私の意見ですので、「向いている」とする意
見があってもそれは一向に構わないわけですが(^_-)~☆


>申し訳ありませんがやはりHideさんの書き込みには納得出来ません

私もいくら謝罪されてもこうした掲示板で呼び捨てにされたり、けんか腰で言葉汚く「最
低だよ」なんて言われましたら納得はいきませんし、好意的には受け取れませんよ(^^)
あなたのは間違いなく「言葉の暴力」ですから。


>Hideさんも左利きの気持ちもご理解下さい

了解いたしました。
ご忠告、真摯に受け止めさせていただきます。


>それと左利きを「ぎっちょ」と言う言い方は公共の場では差別用語として禁止されてい
>ます

おお、そうだったんですか。ぞれはうっかりいたしました。
該当個所を伏字にしておきましたm(_ _)m

お名前: ユウタク   
剣道指導者研究室でこれ以上左利きについて書くのは
最初にトビを書かれた方の質問から離れてしまいますので
こちらに書かせて頂きます
申し訳ありませんがやはりHideさんの書き込みには納得出来ません
Hideさんが最初から二度目の書き込みに書かれたような具体的な
左利きが剣道に向かない理由、指導方法を書かれていればこんなことには
ならなかったのではありませんか
一度目の内容では左利きの人や左利きを子供に持つ親からしてみれば
「よびすてで絡んでくる方(私ですが)、管理人としての資質にまで言及される方、
親として我が子の将来を悲観される方」がいてもおかしくないと思います
Hideさんは剣道の指導書の著者でもあるし直接的ではないにしても多くの方の
指導をしているのと同じなのですから発言はよく考えてからされたほうが良いと思います
私は左利きですが剣道が上手くなりたくてほぼ毎日稽古に励んでいます
左利きのお子さんに一生懸命指導されている指導者や親も沢山いらっしゃいます
私は偶然このHPにたどり着くまでHideさんのことは存じ上げませんでしたし
著書についても拝読させていただいたこともありません
ですから他の方のようにHideさんの今回の書き込みについては好意的には受け取れません
指導者研究室では左利きとしての私の気持ちを書かせていただきました
しかし私の一度目の書き込みではエチケットに反する書き込みかたをしてしまいました
失礼な書き込み方をしました  
申し訳ありませんでした
 
Hideさんも左利きの気持ちもご理解下さい
それと左利きを「ぎっちょ」と言う言い方は公共の場では差別用語として禁止されています

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